仮想通貨取引所は複数開設すべき?メリット・デメリットを徹底解説!
仮想通貨市場は、年々世界で拡大を見せ、2021年11月には約2兆3,000億USDと、史上過去最高額を記録しました。
この拡大の要因の1つとして、仮想通貨取引所の存在は欠かせません。
アメリカのビジネス誌フォーブスによると、2023年7月時点で、世界に600もの中央集権取引所が存在すると述べており、日本でも、2022年9月時点で28もの取引所が金融庁の認可を受けています。
このように仮想通貨取引所の数が増える中、以下のような疑問が浮かんでくるのではないでしょうか。
- 利用する仮想通貨取引所は1つで良いのか
- 複数の取引所を利用したほうが良いのか
- 取引所のアカウントを、複数持つデメリットは無いのか
今回は、そんな疑問を解決するような内容を解説していきます。
- 仮想通貨取引所を複数利用するメリット
- 仮想通貨取引所を複数利用するデメリット
- 複数口座開設に人気の仮想通貨取引所
この記事を読めば、「仮想通貨取引所を複数利用した方が良いのか」という悩みについて、メリットとデメリットの両方をよく理解することができ、自分で決断する時の手助けになります。
もし「仮想通貨取引所を複数利用したい」と思われた方は、3つ目「複数口座でのおすすめ仮想通貨取引所」の章にて、オススメの取引所を紹介していますので、併せてご覧ください。
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仮想通貨取引所を複数利用するメリット
まずは、仮想通貨取引所を複数利用するメリットを見ていきましょう。
- 様々なアルトコインを取引できる
- 新規上場のタイミングで、素早く取引ができる
- より手数料が安い取引所を選べる
- 各取引所の、独自サービスを利用できる
- キャンペーンの総取りができる
- システム障害リスクを避けられる
- 取引所のハッキングリスクを分散できる
様々なアルトコインを取引できる
仮想通貨取引所を複数利用することで、様々なアルトコインを取引できます。
各取引所は、他の取引所と差別化することで、より多くのユーザーに継続利用してもらう努力をしています。
その1つが取り扱うコインの種類で、各取引所によって種類と数が異なります。
取引したい通貨が、アカウントを持っている取引所に上場されていない、と分かった時には、別な取引所に一から本人確認をする手間が発生してしまいます。
また、今取引をしたい通貨と、将来取引したい通貨は変わる可能性もあります。
複数の取引所アカウントを持っていれば、多様なアルトコインを取引する機会を広げられる、という事が1つ目のメリットです。
新規上場のタイミングで素早く取引ができる
複数の仮想通貨取引所にアカウントを開くと、コインの新規上場のタイミングで、素早く取引することもできます。
「今まで海外取引所でしか上場されていなかった銘柄が、新たにある国内取引所に上場する」というタイミングで、事前に複数の取引所のアカウントを持っておけば、上場のタイミングですぐに取引が実行できるのです。
新規上場のタイミングは予想が難しく、もしアカウントを持っていなければ、新規上場のニュースを仕入れた後、一から登録と本人確認作業をすることになります。
即日で本人確認を終える取引所も出てきていますが、想定外に時間がかかるケースや、新規上場のニュースにより申請数が急増し、完了まで時間がかかる、というケースもあり得るでしょう。
本人確認を待っていたら、上場のタイミングを逃して価格が上がってしまった、という事にならないためにも、事前に複数の取引所のアカウントを開いておくと良いでしょう。
より手数料が安い取引所を選べる
より手数料が安い取引所を選べることも、メリットの1つです。
例えば、板取引で入手した仮想通貨が値上がりしたので、日本円で出金したい、というケースを想定してみます。
板取引とは、取引所形式とも呼ばれる、買い手と売り手のマッチングを、取引所のプラットフォームが仲介する方法です。
手元にある日本円で仮想通貨を入手してから、日本円で出金するまで、税金を除くと以下4つの手数料が掛かります。
- 日本円の入金手数料
- 仮想通貨の取引手数料
- 仮想通貨のスプレッド(取引所が任意に設定する、市場価格と入手・売却価格の差)
- 日本円での出金手数料
各手数料は取引所によって異なっており、板取引ではなく販売所形式だと、上記の取引手数料+スプレッドよりも高い手数料の支払いが求められるでしょう。
ユーザーを惹きつけるために、手数料を無料にしている取引所もあります。
各取引所の手数料は公開されていますので、もし複数の仮想通貨取引所にアカウントを開設しておけば、より手数料が抑えられる場所を選んだうえで取引ができるでしょう。
各取引所の独自サービスを利用できる
メリットの4つ目は、各取引所の独自サービスを利用できることです。
仮想通貨の取引以外にも、以下の例のように、ユーザーにメリットのある多様なサービスが登場しています。
- ステーキング(仮想通貨を取引所にロックすることで、利率に応じて枚数を増やせる)
- レンディング(他のユーザーと、仮想通貨の貸し借りができる)
- 積立(日本円口座から、事前に決めた金額分の仮想通貨を、自動で入手する)
- NFT(Non-Fungible Tokenと呼ばれる、非代替性トークンの入手)
これらのサービスの有無や、ステーキングやレンディングなどの利率は、各取引所によって異なります。
複数の取引所を活用すれば、自分にあったサービスを、より良い利率で利用することができるでしょう。
キャンペーンの総取りができる
キャンペーンを総取りできる点も複数口座を開設するメリットです。
仮想通貨取引所では各社で様々なキャンペーンを実施しています。
会社によっては新規口座開設でビットコインや取引用の資金が貰えるキャンペーンなど、ノーリスクで通貨を購入できるものも多いです。
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また、bitPointでも豊富なキャンペーンを実施しています。
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システム障害リスクを避けられる
次のメリットは、システム障害リスクを避けられることです。
仮想通貨取引所は、ブロックチェーン、売り手と買い手をマッチングさせるシステムやアルゴリズム、セキュリティ対策など、高度で複雑な技術が、いくつも活用されて出来上がっています。
よって、突然システム障害が起こり、取引ができなくなることもあります。
たとえ障害が発生しなくても、定期的なシステムのメンテナンスにより、一定の時間、取引ができなくなる事もあります。
取引所としては、ユーザー離れにつながるため、障害が起こらないための企業努力をしている一方、突然のシステムエラーが起こる可能性は0とは言えません。
ある仮想通貨を入手したいと思った時に、取引所にアクセスができなかった、という事態を防ぐためにも、複数の取引所にアカウントを保有しておくのが良いでしょう。
取引所のハッキングリスクを分散できる
取引所のハッキングリスクを分散できることもメリットです。
前述した通り、仮想通貨取引所は、高度なシステムを運営するため、日々努力をしています。
一方、取引所も仮想通貨もプログラミングで出来上がっていることから、どんなに高度なセキュリティ対策をしていても、外部からのハッキングのリスクが付きまといます。
日本では2011年のマウント・ゴックス社、2018年のコインチェックが有名ですが、世界でも多くの取引所でハッキング被害は起きています。
ハッキングとは、主に取引所の、インターネットに接続されたホットウォレット内の保有財産を狙ったものなので、「仮想通貨取引所内の、自分のウォレットに入っている仮想通貨がハッキングされなければ、問題ないのではないか」と思われる方もいるでしょう。
ただ、ほとんどの仮想通貨取引所はIOU(I owe you) Basisと呼ばれる原理を用いているため、ユーザーの保有額を全額仮想通貨や法定通貨で持たなくても良いのです。
よって、仮想通貨取引所の保有資産がハッキングにより失われた場合、ユーザーの資産が引き出せなくなる可能性もあるのです。
日本では、2018年1月のコインチェックからのNEM流出事件から、仮想通貨取引所(暗号資産交換業者)の自己資本比率に対する規制が厳しくなりました。
とは言え、取引所のハッキングによる引き出し不能の事態を防ぐためにも、複数の取引所でアカウントを開設するリスク分散が有効と言えるでしょう。
以上6つが、仮想通貨取引所を複数利用するメリットでした。
最初に仮想通貨取引所を保有する際は、DMM Bitcoinが最適です。
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仮想通貨取引所を複数利用するデメリット
ここから、仮想通貨取引所を複数利用する4つのデメリットについて、見ていきます。
- 資産管理の手間が増える
- パスワード管理の手間が増える
- 個人情報の流出リスクが上がる
- 税金計算の手間が増える
資産管理の手間が増える
1つ目は資産管理の手間が増えることです。
もし1つの仮想通貨取引所アカウントのみ利用していれば、ウォレットさえ開けば、自分が保有している全ての仮想通貨の種類と金額がひと目で分かります。
ただ、もし複数アカウントを持っていれば、「どの取引所のウォレットに」、「どの銘柄を」、「いくら保有しているか」、自身で管理することが求められます。
パスワード管理の手間が増える
2つ目のデメリットは、パスワード管理の手間が増えることです。
仮想通貨取引所でのアカウント作成の時には、セキュリティ対策から、どの取引所でもパスワードの設定が求められます。
1つのパスワードで複数の仮想通貨取引所のアカウントを設定することもできますが、当然、安全性は低下します。
すると、アカウントを開く仮想通貨取引所の数が増えるほど、パスワードの数も増えるので、どの取引所にどういったパスワードを使っているかの記録と管理が求められます。
クラウド等オンラインストレージを利用すれば、パソコンとスマートフォン、両方からもアクセスできて便利ですが、仮想通貨取引所同様、ハッキングやデータ流出が起これば、取引所に保有している全ての仮想通貨を盗まれかねません。
このように、仮想通貨取引所のアカウントの数に比例して、パスワード管理の手間は増大します。
個人情報の流出リスクが上がる
個人情報の漏えいリスクが上がることも、デメリットの1つです。
仮想通貨取引所でアカウントを開設する際、KYC(Know Your Customer)と呼ばれる、本人確認が求められるケースがほとんどです。
その際、自身の氏名や電話番号、メールアドレスのみならず、住所や免許証・パスポートのデータも取引所に公開することが求められます。
もちろん、本人確認の回数は、取引所でのアカウント数に伴い増えますので、複数の仮想通貨取引所でのアカウント開設は、自身のプライベートな情報を多く晒すことになります。
税金計算の手間が増える
複数の仮想通貨取引所を利用するデメリットの4つ目は、税金計算の手間が増えることです。
仮想通貨の売買で発生した利益は、「雑所得」という、国税庁が定める10種類の所得区分の内の1つに分類され、仮想通貨同士の交換や日本円への交換などを行った際に得た利益は、他の所得と合計した金額に課される、所得税が掛かります。
詳しい計算の方法は、国税庁が発行する資料に記載がありますが、仮想通貨と日本円のレートや、枚数、金額などを用いて、1回1回の取引を記録し所得税を計算することが求められます。
1つの取引所アカウントのみ利用していれば参照は簡単ですが、複数アカウントを持てば過去の取引情報を探し出すだけでも一苦労となります。
もちろん毎回の取引毎に記録をすることがベストですが、計算が面倒な方・取引回数が多い方などは、自動計算ソフトやサービスなどを利用することでこのデメリットは和らげることができるでしょう。
以上4つが、仮想通貨取引所を複数利用するデメリットでした。
ここまで読まれた方には、「複数の仮想取引所にアカウントを開くのは面倒だし、リスクが大きい」と思われる方もいれば、「メリットは大きいし、デメリットは対策次第で和らげられるので、複数開設したい」と思われる方もいるかと思います。
次の章では、複数の取引所を利用されたいと考えられた方向けに、複数口座でのおすすめの仮想通貨取引所を4つ紹介します。
複数口座でのおすすめ仮想通貨取引所
複数の口座を開く時におすすめ仮想通貨取引所は、以下の通りです。
DMM Bitcoin
現物取引(銘柄数) | 28銘柄 |
レバレッジ取引(銘柄数) | ○(34銘柄) |
最小発注数量(ビットコインの場合) | 販売所形式:0.0001BTC レバレッジ取引:0.01BTC |
取引手数料(ビットコインの場合) | 販売所形式:無料(スプレッドあり) レバレッジ取引:無料(スプレッド、レバレッジ手数料あり) ※BitMatch注文を除く |
取引ツール | パソコン・ネットブラウザ:○ スマホアプリ:○ |
その他のサービス | BitMatch注文 |
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運営元であるDMMグループは、DMM証券やDMMFXも手掛けている、金融取引において実績のある会社です。
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また、取扱通貨も27種類(レバレッジ取引含む)と国内最多規模、かつ取引時に、取引所に支払う手数料の多くが0円に設定されているため、頻繁に取引を行う方、レバレッジ取引を行う方など、中上級者には最適な取引所と言えるでしょう。
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Zaif
2つ目はZaifです。
Zaifは、株式会社カイカエクスチェンジが運営する国内の大手仮想通貨取引所で、今回紹介しているZaifトークンを含む「トークン」を豊富に取り扱っています。
販売所形式で合計17銘柄、取引所形式で合計22銘柄の仮想通貨を取引することができます。
スプレッド(売価と買価の差のこと)の幅が広いことや送金手数料が高いことが難点ですが、ソーシャルチップやZaica(位置情報を利用した仮想通貨発行支援)のような独自サービスを展開している点やが評価されています。
また、Zaifトークンやフィスココインなど当取引所でしか取引できない希少なトークンを取り扱っている点が好評で、多くのユーザーを獲得しています。
仮想通貨取引初心者の方へのサポートも充実しているので、はじめての口座としても利用しやすい仮想通貨取引所です。
詳しくは、Zaif公式サイトをチェックしてみてください。
LINE BITMAX
名称 | LINE BITMAX |
暗号資産数 | 7種類 |
最低取引金額 | 0.00000001 BTC |
売買手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | LINE Pay:110円(税込) 銀行口座:400円(税込) |
提供サービス | 販売所 暗号資産貸出サービス NFTマーケットβ |
レンディング | 最大利率8%(業界最高水準) |
独自仮想通貨 | リンク(LN) |
レバレッジ取引 | 最大2倍(売りのみ) |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判 |
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仮想通貨取引所の複数利用まとめ
今回は、仮想通貨取引所を複数利用する場合のメリットとデメリット、オススメの取引所を紹介してきました。
- 仮想通貨取引所を複数利用するメリットは6つ
- 様々なアルトコインを取引できる
- 新規上場のタイミングで、素早く取引ができる
- より手数料が安い取引所を選べる
- 各取引所の、独自サービスを利用できる
- システム障害リスクを避けられる
- 取引所のハッキングリスクを分散できる
- 一方、複数利用するデメリットは4つ
- 資産管理の手間が増える
- パスワード管理の手間が増える
- 個人情報の流出リスクが上がる
- 税金計算の手間が増える
- 複数の口座を開設したい時は、DMM Bitcoin、Zaif、LINE BITMAX
今回の記事を通して、複数の取引所でアカウント作成する時の迷いが、少しでも解決すれば嬉しいです。
仮想通貨取引をしてみよう、と思われた方は、DMM Bitcoin、Zaif、LINE BITMAXの各公式サイトのどれかを覗いてみて下さい。
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