仮想通貨FTXトークン(FTT)とは?特徴や見通し・将来性と購入方法を徹底解説!
FTXトークン(FTT)とは、海外の仮想通貨取引所「FTX」が独自に発行しているトークンです。
常日頃から仮想通貨に触れている人であれば、耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
この記事ではFTXトークン(FTT)の特徴から将来性についてわかりやすく解説します。
- FTXは大手のデリバティブ取引所
- 独自の仕組みであるレバレッジトークンの取引が可能
- 通貨のバーンにより希少性や価値を担保
- FTTはFTX内で発行される独自トークン
- FTXの破綻により暴落
- 安全な取引所で取引したいならBITPointが便利
FTXトークン(FTT)は一時$80程の価格をつけ、発行時に比べると大きく価格上昇した通貨です。
海外ではすでに多くのユーザーから注目されており、ポートフォリオにも積極的に組み込まれていました。
しかし、2022年11月のFTX破綻騒動が大きく影響してFTTトークンも大きく暴落しています。
現在のFTTトークン保有は懸念の方が多いですが、安全な取引所で仮想通貨取引をしたいのであればBITPointが人気です。
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FTXトークン(FTT)とは?
ここではFTXトークン(FTT)について詳しく見ていきましょう。
名称 | FTXトークン |
シンボル | FTT |
現在の価格(2023年11月現在) | ¥184.00 |
時価総額(2023年11月現在) | ¥60,517,300,080 |
時価総額ランキング(2023年11月現在) | 219位 |
購入できる取引所 | Binance、 Huobi Global |
詳細 | 公式サイトはこちら |
FTXトークン(FTT)は仮想通貨取引所「FTX」が独自で発行するトークンです。
発行元であるFTXはデリバティブ取引所としてスタートし、先物取引といった他の取引所にはない商品を豊富に扱っています。
また、レバレッジがすでにかかっている「レバレッジトークン」の取り扱いがあり、取引を行うことで効率よく資産形成が行えるのもFTXの魅力でしょう。
さらにFTXは、テニスプレイヤーの大坂なおみ選手やメジャーリーガーの大谷翔平選手と提携していることでも話題を集めており、一般層への知名度や存在感を高めていました。
しかし、2022年11月のFTX破綻騒動が大きく影響し、FTTの価格が大きく暴落しています。
FTXは再建の動きを図っていますが、仮想通貨市場全体の不信感を募ったことから存続の危うさを危惧する声も多いです。
そんなFTXトークン(FTT)は国内で唯一FTX Japanにて取り扱っていましたが、破綻の影響で現在新規口座受付をしていません。
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FTXトークン(FTT)の特徴
FTXトークン(FTT)や発行元であるFTXが持つ特徴は以下の3つです。
- 高レバレッジ取引に対応している
- ステーキングが行える
- 通貨のバーンで希少価値を高めている
高レバレッジ取引に対応している
FTXでは101倍の高レバレッジに対応しているのが特徴です。
少ない資金で実際の金額よりも大きな取引を行える仕組み。
元手が少ない場合でも、大きな利益を狙える可能性があります。
レバレッジ取引は国内取引所でも導入が進んでいるサービスです。
しかし、仮想通貨取引に対する法規制のため、国内でのレバレッジは最大2倍までとなっています。
その点FTXでは、101倍と国内取引所と比べても圧倒的に高倍率で取引が行えるのが魅力です。
また、レバレッジトークンの取引を行うことで、他の取引所と比べてもハイリスク・ハイリターンな取引が行えます。
2023年11月現在は、新規口座受付が停止中のため、まだレバレッジ取引はできない状態です。
ステーキングが行える
FTXではステーキングに対応しており、FTXトークン(FTT)を保有しておくことで報酬が得られます。
対象となる仮想通貨を保有して、ブロックチェーンネットワークに参加する対価として報酬が支払われる仕組みです。
現在は多くの仮想通貨取引所で一般的なサービスとなっています。
FTXでステーキングを行うメリットは次のとおりです。
- 手数料の割引や還元が受けられる
- FTXが運営するDEX「Seram」の独自トークンがもらえる
- イーサリアム系のトークンの出金手数料が無料になる
これらのメリットはステーキング量によって変化する仕組みとなっており、他の仮想通貨取引所と比べてもお得に取引できます。
しかし、ステーキング直後に預けたFTXトークン(FTT)を引き出す場合は10%の手数料がかかる点に注意です。
手数料が無料となるのは、ステーキング解除して2週間後となります。
2023年現在は、新規口座受付が停止中のため、ステーキングをするのはリスクがあるので注意してください。
通貨のバーンで希少価値を高めている
FTXトークン(FTT)はバーンを行って通貨の希少価値を高めています。
仮想通貨の発行元がすでに流通している通貨を使えなくすること。
通貨のバーンによって市場の流通量を調整し、通貨の希少性を高める役割があります。
FTXでは、手数料収入の1/3のFTXトークン(FTT)をすでに流通している中から買い戻し、バーンに充てています。
バーンはFTXトークン(FTT)の供給量が半分になるまで実施されるように計画されているため、通貨の希少性や価値が向上しやすい仕組みになっています。
しかし、FTXは2022年11月に破綻したことをきっかけで、FTTトークンは大きく下落し価値を下げました。
そんなFTXトークン(FTT)は国内で唯一FTX Japanにて取り扱っていましたが、破綻の影響で現在新規口座受付をしていません。
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FTXトークン(FTT)の現在の価格動向
FTXトークン(FTT)ですが、価格はどのように推移しているのでしょうか。
以下はFTXトークン(FTT)の2023年現在までのチャートです。
2022年年内は$22〜52程度で推移していました。
年初は一旦価格が落ちるものの、1月後半から2月にかけて価格が上昇し、$48の価格をつけました。
その後は大きな変動がなく、比較的穏やかに推移しています。
同年3月の中頃からは再度価格が上昇し、27日には年内最高額となる$52までの上昇を見せました。
しかし、2022年4月に入ると価格は一気に下落傾向に入ります。
その要因としては、米国のインフレやFRBの利上げ発表による影響が仮想通貨市場全体に及んだことが考えられるでしょう。
現在はFTXトークン(FTT)のみならず、主要通貨のほとんどが価格を落としている状況です。
また、そんな中でバイナンスによるFTT大量売とFTXの破綻騒動が大きな暴落の要因となりました。
そのため、2023年11月現在は$1.21程を推移することとなっています。
そんなFTXトークン(FTT)は国内で唯一FTX Japanにて取り扱っていましたが、破綻の影響で現在新規口座受付をしていません。
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FTXトークン(FTT)のこれまでの価格動向
現在価格の下落が続いているFTXトークン(FTT)ですが、これまでの価格動向はどうなっているのでしょうか。
ここでは以下の2つの期間に区切って、これまでの価格動向をチェックしましょう。
- 2019年7月29〜2020年12月31日
- 2021年1月1日〜2021年12月31日
2019年7月29日〜2020年12月31日
FTXトークン(FTT)は2019年7月29日にFTXで新規上場後、$1〜3程を推移しています。
2019年〜2020年では大きな動きは見られないものの、2020年9月には$4に到達し少しずつ価格の上昇が続きました。
そして、2020年11月に入ると価格は勢いよく上昇を始め、今後のさらなる値上がりが期待できそうな流れとなっています。
2021年1月1日〜2021年12月31日
2021年は再度仮想通貨の人気に火がついたことから、FTXトークン(FTT)は他の通貨と共に大きく価格上昇しました。
年初から5月の初めまでは一気に上昇トレンドで駆け抜け、$61程まで価格が高騰しています。
その後、売りの圧力によって$22程まで価格が大きく下落し、7月の中頃まで横ばい状態が続きます。
しかし、7月の後半からは再度価格上昇を見せ、9月9日には$80に迫るほどの急成長を見せています。
その後は再度価格が下落しましたが、昨年と比べても40倍近く成長していることもあり、注目を集めた通貨といえるでしょう。
FTXトークン(FTT)は国内で唯一FTX Japanにて取り扱っていましたが、破綻の影響で現在新規口座受付をしていません。
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FTXトークン(FTT)の今後の見通し・予想
FTXトークン(FTT)は現在価格が落ちているものの、FTXのサービスの利便性や取引高からも、今後の価格上昇が期待できる通貨であるといえるでしょう。
また、今後FTXトークン(FTT)の価値が上昇するかについては、以下のポイントがカギとなってきます。
- FTX破綻騒動の行方
- FTX関連銘柄の価値が向上していくか
- 日本からの新規ユーザー獲得を再開するのか
FTX破綻騒動の行方
2022年11月には、最大手の仮想通貨取引所バイナンスによるFTTの大量売却が話題となりました。
バイナンスの創設者兼CEOであるCZ氏がFTTの売却を行っていくとTwitterで公表したのです。
- Alameda Reserch(FTXの親会社)は、146億ドルの資産、80億ドルの負債を有していると報道されていた
- Alameda Reserchの資産の多くがFTXが発行するFTTトークンであることが問題視された
- 上記の報道を受けて、機関投資家のような高額な資金を動かす投資家が約2300万FTT(約780億円)をバイナンスへ送金
- Alameda ReserchのCEOが賃借対照表に判定されていない資産が100億以上あると公表
上記の出来事から、バイナンス CEOのCZ氏がバイナンスで保有するFTTの売却を決めた流れになります。
そして、FTX CEO サム・バンクマン・フリード氏は一連の騒動を受けて次のような声明を出していました。
“「根拠のない噂がたくさん流されているが、FTXは監査済みの財務を保持しており、プロダクトについては高度に規制されています。本日何十億ドルの入出金を処理しており、大量のUSD⇆ステーブルコインの変換が行われています。自分の好きなところで取引をすればいいです。残ってくれた人たちに感謝し、この事態が収まれば他の人たちを歓迎します。(一部要約)」”
引用:Crypto Times
FTX側からすれば、一連の騒動は根拠のない噂に過ぎないとの認識です。
しかし、この声明を出した直後にFTXは破産申請をして、サム・バンクマン・フリード氏の退任が決定しました。
結果FTTの暴落を招く結果となり、仮想通貨市場全体で不信感を募る大事件となっています。
また、FTXの日本法人であるFTXJapanは事業会社や金融機関など40~50社が売却について関心を示していましたが、2023年7月に売却の見送りが決定しました。
FTX関連銘柄の価値が向上していくか
FTX関連銘柄の価格向上も、FTXトークン(FTT)の将来性に影響を与えます。
例えば、Seramという分散型取引所の独自トークンである「SRM」やSeramの基盤となるSolanaの独自トークン「SOL」などがFTX関連銘柄として代表的です。
特定の管理者が存在せず、ユーザー間同士で仮想通貨の貸し借り等が行えるプラットフォーム。
これらのトークンはそれぞれが価格変動に影響を及ぼしており、ひとつの通貨が価格上昇するとつられて他の通貨も引っ張られて上昇する傾向にあります。
今後FTX関連銘柄やその基盤となるサービスが注目されることで、FTXトークン(FTT)の価格向上が見込めます。
2022年6月には、230か国以上に宿泊施設を持つ旅行会社Travalaは230か国以上に宿泊施設と提携をしており、FTTトークンでの決済が利用できるようになりました。
ただし、2022年11月の破綻騒動も影響してくる可能性があるため、直近では徐々に提携業者が少なくなる見通しです。
日本からの新規ユーザー獲得を再開するのか
FTXが日本からの新規ユーザー獲得を再開するのかもポイントになるでしょう。
現在FTXは日本でFTXJapanを設立し、国内でも自由に取引できるようになりました。
世界規模の大手取引所「Binance」は過去に警告を受けていますが、FTXはこれまで一度も警告を受けていませんでした。
現在、FTX Japanは新規受け付けを停止していることもあり、どのような形で再開されるかに注目が集まります。
FTXトークン(FTT)の買い方
FTXトークン(FTT)はFTX Japanで入手できましたが、現在は新規口座受付を停止しています。
そのため国内取引所から海外取引所へ送金してからの入手が必要です。
入手手順は以下の流れになります。
- 国内取引所でアカウント作成
- 作成したアカウントに入金
- FTXトークン(FTT)の入手
1.国内取引所でアカウント作成
FTXトークン(FTT)を海外取引所で入手するため、まずは国内取引所BITPointでアカウント作成を行いましょう。
BITPoint
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BItPointの評判 |
BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
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マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。
現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
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2.BITPoint に入金
アカウントが作成できたら、日本円での入金を行いましょう。
FTXトークン(FTT)の入金方法は以下の通りです。
- 日本円入金
- 暗号資産入金
自身の好きな入金方法を選択して、FTXトークン保有用の金額を入金しておきましょう。
また、その後送金用のビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を入手します。
3.海外取引所へ送金してFTTトークンの入手
準備した仮想通貨を海外取引所へ送金してFTXトークン(FTT)を入手します。
自身が保有したい通貨量を入力し、送金した仮想通貨と交換しましょう。
交換後の通貨量は交換元となる仮想通貨によっても異なってくるため、「保有している通貨でどのくらいの通貨量になるかを把握しておくとよいでしょう。
FTXトークン(FTT)に関するQ&A
ここではFTXトークン(FTT)に関するよくある質問について解説します。
これからFTXトークン(FTT)の取引を考えている方は、ぜひチェックしておきましょう。
- 既存の国内FTXユーザーは継続して取引できるの?
- FTXトークン(FTT)は今後エアドロップが行われる可能性はある?
- 既存の国内FTXユーザーは継続して取引できるの?
-
現在、FTXはサービスを停止しているので、既存、新規に関わらず取引はできません。
再開時期は未定とされています。
- FTXトークン(FTT)は今後エアドロップが行われる可能性はある?
-
現在公式からエアドロップの情報は公表されていません。
エアドロップとは?特定の通貨を保有しておくことで、無料で新規発行された仮想通貨を受け取れるイベント。
しかし、今後エアドロップが実施される可能性は少なくないでしょう。
過去にはFTXにてFTTを保有しているユーザーに対してエアドロップを行っています。
具体的には500FTT以上保有しているユーザーを対象とし、500FTTにつき毎週2SRMを受け取れるといった内容でした。
ですが、FTXの利用が前提となっているのであれば、FTXへ新規登録のできない国内ユーザーのエアドロップ参加は難しいでしょう。
FTXトークン(FTT)のまとめ
この記事ではFTXトークン(FTT)の特徴や具体的な入手方法について解説しました。
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- FTXは大手のデリバティブ取引所
- 独自の仕組みであるレバレッジトークンの取引が可能
- 通貨のバーンにより希少性や価値を担保
- FTTはFTX内で発行される独自トークン
- FTXの破綻により暴落
- 安全な取引所で取引したいならBITPointが便利
FTXトークン(FTT)はこれまで$80程と大きく価格を伸ばしてきており、今後が期待されていた通貨でした。
発行元であるFTXは、プロスポーツ選手との提携やユーザーの利益を追求したサービス展開によって、仮想通貨取引所としての知名度や存在感を表してきました。
しかし、2022年11月にFTX破綻騒動が影響して価格は暴落しています。
今後は、FTXの再建や信頼回復が重要となるので、続報に注目していきましょう。
安全な取引所で取引したいならBITPointが便利なので、この機会にBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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