仮想通貨Kin(KIN)とは?価格動向や今後の見通し・将来性を徹底解説
KIN(キン)は、カナダ発のメッセージアプリ「Kik」上で使用される仮想通貨です。
Kikは日本ではあまり広く知られていませんが、アメリカではユーザー数が2億人を超えるほどの人気を誇っています。
2010年にKikのアプリがリリースされましたが、リリースからたったの15日でユーザー数が100万人を達しました。
今回紹介させていただくKINは、Kikのアプリ内で使われる仮想通貨ですが、投げ銭やKik内のコンテンツを入手する際に用いられます。
今回は、そんなKINの特徴や価格動向、取引についてまとめて紹介します。
KINは2017年にICOを行い、110億円もの資金調達に成功しています。
2023年11月現在、KINは日本の取引所では取り扱いがありません。
そのため、KINを取り扱っている海外取引所のアカウント作成が必要です。
そして、海外の取引所へ送金するためには、日本の取引所でKINの元手通貨(ビットコインやイーサリアム)を入手しないといけません。
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Kin(KIN)とは?
では、Kin(KIN)とはいったいどのような仮想通貨なのかをご紹介させていただきます。
下記の表にKINの情報をわかりやすくまとめております。
名称 | Kin(キン) |
シンボル | KIN |
現在の価格(2023年11月現在) | ¥0.002184 |
時価総額(2023年11月現在) | ¥6,418,946,715 |
時価総額ランキング(2023年11月現在) | 477位 |
入手できる取引所 | Gate.io、KuCoin、Kraken、MEXC |
詳細 | 公式サイト |
KINは、カナダで開発されたメッセージアプリ「Kik」上で使われるために作られた仮想通貨です。
日本で人気のメッセージアプリ「LINE」で例えると、LINEコインがKINとよく似ています。
LINEのアプリのなかで、LINEスタンプや着せかえを入手する際はLINEコインを使います。
つまり、日本円をLINE専用のコインに変換してからLINEスタンプなどを入手するという流れです。
LINEコインは仮想通貨ではありませんが、KINは「LINEコインの仮想通貨版」だと考えていただければ分かりやすいです。
KINもLINEコインと同じで、Kik上でアイテムを入手したり投げ銭をするときに用いられます。
そんなKINですが、海外の取引所でしか取り扱いがないため、国内取引所のアカウントを作成しないといけません。
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Kin(KIN)の特徴
続いて、KINの特徴を順番に紹介していきたいと思います。
今回は3つの特徴を紹介させていただきます。
KINを入手する際にはぜひ参考にしてみてください。
- メッセージアプリ「Kik」上で使われる仮想通貨
- Kin Rewards Engineというアルゴリズムを採用している
- KINは現在Solanaのブロックチェーンに移行している
メッセージアプリ「Kik」上で使われる仮想通貨
KIN最大の特徴はメッセージアプリ「Kik」上で使うために開発されたという点です。
Kikはカナダで2010年に開発され、現在アメリカではユーザー数が2億人を超えるメッセージアプリにまで成長しています。
参考までに、LINEの日本のユーザー数は約9200万人なので、LINEユーザー数の約2倍です。
Kikがアメリカでどれだけ広まっているのかがよく分かります。
また、KINはKik以外のアプリでも使うことができます。
現在、ゲームやフィットネスなど計11種類のアプリでKINが使用可能です。
さまざまなアプリでKINを使えるので、需要も高いと言えるでしょう。
Kin Rewards Engineというアルゴリズムを採用している
KINは「Kin Rewards Engine」というアルゴリズムを採用しています。
Kin Rewards Engineとは、メッセージアプリKikなどのユーザー向けの機能であり、アプリ内での活動の評価によりKinを報酬としてもらえる仕組みのことです。
例えば、Twitterの場合は「いいね」や「リツイート」という機能がありますが、いいね数やリツイート数を多く獲得したユーザーに報酬を渡すといった仕組みです。
現在は、Twitterに報酬を与える機能はありませんが、KikなどのアプリケーションではKINを報酬としてもらえます。
そのため、Kikのユーザーはより評価を得やすい画像などを投稿するので、Kik全体のサービスの質も上がります。
そうなると、新規ユーザーも「Kikを始めてみたい」となるので、Kikの認知度も上がるという仕組みです。
また、Kin Rewards Engineでは報酬の仕組みがはっきりと決まっています。
どうすればどのくらい報酬をもらえるかが決まっているので、報酬の仕組みがわかりやすいです。
公平な判断のもとで報酬が決まるため、ユーザーも納得して安心に利用することができます。
KINは現在Solanaのブロックチェーンに移行している
KINは、これまで様々なブロックチェーンを採用してきました。
KINの開発当初は、イーサリアムベースのブロックチェーン技術が採用されていましたが、その後はステラのブロックチェーンや、KIN独自のブロックチェーンに移行されました。
そして、2020年12月からはSolanaのブロックチェーンへと移行し、現在もこのブロックチェーンを採用しています。
こうしたブロックチェーンの移行を行う理由は、手数料を少なくしたり、取引にかかる時間を短くするためです。
手数料が高かったり、売買の取引にかかる時間が長いと、ユーザーはその仮想通貨の取引をしなくなります。
そのため、KINはユーザーにとってもメリットが大きいSolanaのブロックチェーンへと移行しました。
Solanaブロックチェーンの特徴は、処理速度が非常に速く取引をすぐに完了できる点です。
Solanaのトランザクションの処理速度は、ビットコインやイーサリアムの3000倍〜7000倍の速さを誇ります。
このように、KINはブロックチェーンの見直しも含めて、以前より機能面も改良されています。
そんなKINを入手するためには、まずは国内取引所のアカウント作成が必須です。
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Kin(KIN)の現在の価格動向
ここまで、KINの特徴を紹介しました。
では、KINの現在の価格はどのようになっているのでしょうか。
気になるKINの価格動向について見ていきたいと思います。
直近のKINのチャートが下記です。
直近のチャートをご覧いただくとわかるように、KINの価格はだんだん上昇しています。
2022年5月からは仮想通貨全体の価格が下落していますので、それに伴ってKINの価格も下落しました。
また11月のFTX破綻騒動も影響して下落が続いています。
しかし、2023年から大きく上昇しており、安値圏からの転換を見せています。
Kin(KIN)のこれまでの価格動向
直近3ヶ月のKINの価格はかなり下落していることがわかりました。
では、過去のKINの価格動向はどのように推移していたでしょうか。
実際に、過去3年間のKINの価格動向をみていきましょう。
過去3年間のチャートを1年間ごとに区切って解説していきます。
- 2019年6月〜2020年5月の価格動向
- 2020年6月〜2021年5月の価格動向
- 2021年6月〜2022年11月の価格動向
2019年6月〜2020年5月の価格動向
上記のチャートをご覧いただくと、2019年8月〜9月にかけて値動きがかなり激しいことがわかります。
2019年8月中旬に一気に価格が3倍以上になり、その後すぐに元の価格まで急落しています。
これほど値動きが激しいことは珍しいです。
一気に価格が上がったことで、売り圧力が強くなり、利益を確定する方が多かったと予想できます。
しかし、2019年9月〜2020年5月においては、価格の値動きはほぼありませんでした。
2020年6月〜2021年5月の価格動向
2020年6月〜2020年10月は、値動きはほぼありませんでした。
ただ、2020年11月頃から価格が上がっていき、2020年12月末には約5倍の価格となっていることがわかります。
さらに、2021年4月まで価格が急上昇しており、2020年6月の頃と比べると、その差は驚愕の40倍です。
例えば、2020年6月に10万円分のKINを入手していた場合、2021年4月には400万円分のKINを保有していることになります。
そのため、2020年6月にKINを入手できた方は、かなりの利益を得たと考えられます。
ただ、2021年4月以降は価格が急落しているので、最高値でKINを売ることはかなり難しかったでしょう。
2022年1月〜2022年11月の価格動向
2021年8月〜10月においては、かなり値動きが激しいです。
2021年8月〜9月にかけて価格が5倍ほどまで上昇していますが、その後すぐに価格が急落しています。
このように価格が急上昇した後は、急落することが多いです。
そのため、価格が急上昇した時は「価格が2倍や3倍になったら売る」とあらかじめ決めておくことが大切です。
欲張りすぎると、価格が急下落し結局利益を得られない可能性があります。
2021年12月以降は徐々に価格が下がっています。
ただ、2023年現在は上昇していることを考えると、今後の価格高騰も充分にあり得るポテンシャルを秘めた通貨と言えるでしょう。
KINは海外の取引所でしか入手ができません。
そのため、国内取引所であるBITPOINTのアカウント作成が必要です。
BITPointの公式サイトや公式ブログではお得な情報を見ることができるので、ぜひご確認ください。
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Kin(KIN)の今後の見通し・予想
これまでのKINの価格動向を見てきましたが、今後のKINの価格はどのようになっていくでしょうか。
これまでの価格動向をもとに、KINの今後の見通しや予想について解説していきます。
- Kikやその他のアプリが普及する
- KINのNFTゲームのユーザー数が増える
- 日本の取引所に上場する
Kikやその他のアプリが普及する
まず、KINを用いるKikやその他のアプリが普及し価値が上昇すると予想されています。
KINはKikだけでなく、そのほか様々なアプリで使用可能です。
現在KINが使用できるアプリは、13種類あります。
ですので、これらのアプリユーザー数が増えれば、KINの需要は上がっていくと考えられています。
また、今後新たなアプリが出てくる可能性もあります。
KINの使い道が増えることは、今後のKINの価値上昇においてかなり重要です。
KINのNFTゲームのユーザー数が増える
KINは現在、NFTゲームの分野にも参入しています。
NFTとは「非代替性トークン」という意味です。
言い換えると、唯一無二の価値があるということです。
つまり、所有者が誰なのかを明確にすることができるので、著作権の問題が起こらなくなります。
NFTは現在、デジタルアートやゲーム、不動産、音楽などさまざまな分野で活用されていますが、現在特に流行っているのがNFTゲームです。
代表的なのは「STEPN」というNFTゲームで、歩くだけで仮想通貨を稼げます。
ユーザーのなかには1日で10万円以上稼ぐ方もいると話題になっています。
KINもNFTゲームの分野に参入し、現在5種類のNFTゲームをリリース中です。
これらのNFTゲームの利用者が増え、KINの需要が上がれば価値も今後上昇すると考えられます。
日本の取引所に上場
KINは現在日本の取引所には上場していません。
今後、コインチェックやビットフライヤーなどの国内取引所に上場すれば、価値が上昇する可能性があります。
これまでの事例から、取引所に新規上場した仮想通貨の価格は上がりやすいです。
例えば、エンジンコイン(ENJ)は、2020年1月にコインチェックに1ENJ=約13円で上場し、2020年4月には1ENJ=約380円まで価格が上昇しました。
たった3ヶ月で約30倍の金額です。
このように、国内の取引所に上場した仮想通貨は注目度が上がるため、価格も上昇しやすい傾向にあります。
KINの価値上昇に期待する方は、ぜひBITPointの公式サイトを確認してみてください。
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Kin(KIN)の買い方
では、実際にKINを入手するためにはどうすればよいのでしょうか。
KINを入手するまでの手順を順番に解説していきます。
KINは下記の手順で入手可能です。
- 国内取引所(BITPointの公式サイト)のアカウントを作成し元手通貨を入手
- 海外取引所へ送金しKINと交換
国内取引所(BITPoint)のアカウントを作成し元手通貨を入手
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担あり |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BITPointの評判 |
ビットポイントは、仮想通貨取引の初心者から上級者まで幅広く利用されている国内取引所です。
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海外取引所へ送金しKINと交換
国内の取引所でビットコインを入手したら、その後に海外取引所へビットコインを送金する必要があります。
ここで注意するべきなのは、その海外取引所がKINを取り扱っているかどうかです。
KINの取扱がないとKINを入手することはできません。
現時点で、KINを取り扱っている海外の取引所は下記です。
- Gate.io
- KuCoin
- Kraken
- MEXC
上記の取引所であればKINを入手することができます。
KINの取引高が一番多いのはGate.ioですので、仮想通貨が初心者の方でも安心です。
ただし、海外の取引所は金融庁の認可を受けておらず、法整備も不十分なケースが多いので自己責任で利用しましょう。
上記の海外取引所で、国内取引所から送金したビットコインをKINに交換することで入手できます。
Kin(KIN)に関するQ&A
ここまでKINの特徴や価格動向について説明してきました。
続いては、KINに関してのQ&Aを紹介します。
ぜひ今後の参考にご覧ください。
- KINの最新情報はどこで見れますか?
- KINのNFTゲームの始め方を教えてください
- Kikは日本人でも使えますか?
KINの最新情報はどこで見れますか?
KINの最新情報は下記からご覧いただけます。
また、KINなどの仮想通貨の現在の価格は、コインマーケットキャップやTrading Viewなどで確認できます。
KINのNFTゲームの始め方を教えてください
KINのNFTゲームの始め方は公式サイトでご確認いただけます。
公式サイトで各ゲームごとにページが設けられているので、そこからゲームを始めることが可能です。
Kikは日本人でも使えますか?
Kikは日本語にも対応しているので日本人でも利用可能です。
AndroidとiPhoneの両方に対応しています。
アプリのダウンロードは下記から可能です。
iPhoneの方はこちら。
Androidの方はこちら。
アメリカやカナダの方と連絡を取る機会があれば、LINEよりもKikの方がユーザー数が多いので、連絡がしやすいでしょう。
Kin(KIN)のまとめ
今回は、KINの特徴や価格動向、取引方法などについて解説しました。
KINの価格は下落傾向ですが、今流行りのNFTゲームに参入するなど、今後も伸び代のある仮想通貨だと考えられます。
- KINはメッセージアプリ「Kik」のなかで使用される仮想通貨
- Kikのユーザー数はアメリカで2億人を超えている
- KINの価格は過去3年間を見ると下落傾向
- KINは海外の取引所でしか入手できない
- KINはNFTの分野にも参入しており様々なNFTゲームで使用可能
KINを入手する際は、まず国内取引所のアカウント作成が必須です。
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