カナダドル円(CAD/JPY)の今後の見通し・予想は?チャートや推移を徹底解説!

カナダドル円
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カナダは、アメリカ合衆国の北にある国で南のメキシコとともにアメリカ経済の影響を強く受けています。

それと同時に、カナダは原油産出国であるためカナダドルは資源国通貨としての性格も持っています。

今回はカナダドルの現在のレートや変動要因、過去の変動とその原因、カナダドルの今後の見通しなどについてまとめます。

今回の記事でわかること
  • カナダドルはアメリカドルと連動性がある通貨で資源国通貨としての特徴を併せ持つ
  • 為替変動要因はアメリカ経済、原油価格、カナダの政策金利の変化
  • 世界的に景気が拡大して原油価格が上昇すると円安カナダドル高に、アメリカ経済が弱まったり世界的に原油の需要量が減少したりすると円高カナダドル安になりやすい
  • 今後は原油価格やアメリカ経済、政策金利などの動向次第で為替レートが変動する可能性がある

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目次

カナダドル円(CAD/JPY)の現在のレート

カナダドル円(CAD/JPY)の現在のレート
引用:Trading View

2022年はカナダを含む各国で利上げが進む中、日銀がマイナス金利を維持したことで急速な円安水準となり、CADJPYも相対的に上昇しました。

2022年10月から2023年4月まではカナダの利上げ縮小懸念や円安の落ち着きにより下落しています。

カナダでは経済悪化懸念や利上げペースの鈍化といった好材料がなかったため、現在までの上昇は円での売りが強い影響と言えるでしょう。

また、クロス円通貨ということで円安の勢いも強くなっていることが上昇の背景です。

2023年12月段階では1カナダドル=108円前後で取引されています。

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カナダドル円(CAD/JPY)のレートの変動要因

カナダドル円のレートはどのような理由で変動するのでしょうか。

主な変動要因を3点とりあげます。

カナダドル円のレートの変動要因
  • 米経済に連動
  • 原油価格
  • 政策金利
  • 豪・NZ・中国の動向

アメリカ経済の影響

1つ目の変動要因はアメリカ経済の影響です。

カナダは隣国アメリカやメキシコとUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)を結び、域内関税をゼロとしています。

そのため、カナダの最大貿易相手国はアメリカであり、輸出の約75%、輸入の約50%をアメリカが占めているため、アメリカ経済が悪化するとカナダ経済にも大きな悪影響を及ぼすのです。

完全に一致とまではいきませんが、米ドル円が下落するとカナダドル円も下落するというように二国の通貨にはある程度の連動性が見られますので、為替変動予測の参考にできます。

原油価格

2つ目の変動要因は原油価格です。

カナダは木材などのイメージが強いかもしれませんが、産油国でもあり、カナダドルは原油価格の影響を強く受けます。

原油価格
引用:Trading View

2020年4月、新型コロナウイルスの感染急拡大の影響を受け原油価格が急落、カナダドルも連動して大きく値を下げました。

政策金利

3つ目の変動要因はカナダの政策金利です。

政策金利
https://www.sbibim.co.jp/education/education_01.html

政策金利とは、各国の中央銀行が一般の銀行(市中銀行)に資金を貸し出すときの利子率のことです。

政策金利が上がると、銀行が個人や会社に貸し出す際の利子率も上昇し、資金の借り入れが抑制されます。

その結果、経済活動のスピードが鈍り、過熱した景気を冷やす効果をもたらします。

その反対に政策金利が下がると、銀行が貸し出す際の利子率も下落するため資金が借りやすくなり、経済活動が加速しやすくなります。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、カナダは政策金利を0.25%まで引き下げ、景気の落ち込みを食い止めようとしました。

しかし、流行が一段落するとインフレ懸念が高まり、景気の過熱感を抑えるため金利引き上げに転じ、2023年12月段階では5.00%となっています。

政策金利を-0.10%に据え置いている日本との金利差が大きくなったため、カナダドル円レートが上昇し、円安カナダドル高となりました。

豪・NZ・中国の動向

4つ目の変動要因は、豪・NZ・中国の動向です。

カナダはアメリカだけでなく、経済でオーストラリア、ニュージーランド、中国と密接な関係にある国です。

カナダの政策金利といった注目度の高い指標発表時は、同時に豪ドルやNZドルも大きく変動する傾向にあります。

また、中国経済の動向がカナダに与える影響も大きいです。

カナダドルの分析をする際は、各関連通貨の動向にも目を向けるべきであると言えるでしょう。

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カナダドル円(CAD/JPY)のこれまでの変動とその原因

カナダドル円はこれまでどのように変動してきたのでしょうか。

順を追って変動と原因について解説します。

カナダドル円のこれまでの変動とその原因
  • 2001年~2007年:世界的な景気拡大
  • 2008年~2009年:リーマンショック
  • 2009年~2019年:原油価格の変動
  • 2020年:コロナショック

2001年~2007年:世界的な景気拡大

2001年~2007年:世界的な景気拡大
引用:Tradingview

ITバブル崩壊後、世界経済は徐々に持ち直し2000年代中ごろから世界的な景気拡大が見られました。

一方、日本ではバブル崩壊の後遺症ともいえる不良債権問題などから、経済状況が他国と比べると今一つといった状況です。

そのため、カナダドル円のレートは円安カナダドル高で推移します。

2008年~2009年:リーマンショック

2008年~2009年:リーマンショック
引用:Tradingview

2008年9月、アメリカの大手投資銀行の一つであるリーマンブラザーズ社が破綻し、それをきっかけに世界的な株価下落が発生しました。

いわゆる、リーマンショックの始まりです。

リーマンショクが発生すると米ドル円は大きく下落、円高米ドル安となり、カナダドル円のレートも円高カナダドル安となりました。

しかし、2011年まで下落が続く米ドル円と比べると、カナダドル円の下落はそこまでではなく、2009年後半には落ち着きを取り戻しました。

2009年~2019年:原油価格の変動

2009年~2019年:原油価格の変動
引用:Tradingview

2009年から2019年まで、カナダドル円と原油価格はある程度の相関性を示します。

2009年~2019年:原油価格の変動
引用:Tradingview

2014年まで原油価格は比較的高い水準で推移し、カナダドル円も2015年まで同じような推移を示しています。

しかし、2014年末から2015年にかけて原油価格が下落すると、後追いするようにカナダドル円も2015年から2016年にかけて下落しています。

2020年:コロナショック

2020年:コロナショック
引用:Tradingview

2020年3月、新型コロナウイルスが欧米で急速に拡大した時、世界経済は大きな危機に見舞われました。

原油価格は急落し、それに連動してカナダドル円のレートも円高カナダドル安の方向に動き、一時は1カナダドル=74円を下回ります。

しかし、世界経済が混乱から回復し原油価格が上昇するとそれにともなってカナダドルの価格も回復しました。

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カナダドル円(CAD/JPY)の今後の見通し・予想

カナダドル円は今後どのように推移するのでしょうか。

カナダドル円の動向に影響を与える事柄についてまとめます。

カナダドル円の今後の見通し・予想
  • 原油価格の動向
  • アメリカ経済の動向
  • カナダの政策金利の動向

原油価格の動向

1つ目のポイントは原油価格の動向です。

資源国通貨であるカナダドルは「カナダドル円のこれまでの変動とその原因」の項目でふれたとおり、原油価格とある程度の相関性を有しています。

2020年3月から4月のように原油価格が急落すればカナダドル円は円高カナダドル安の方向に動き、世界経済が好調で拡大期に入れば円安カナダドル高の方向に動きます。

アメリカ経済の動向

2つ目のポイントはアメリカ経済の動向です。

カナダはアメリカやメキシコと貿易協定を結んでおり、カナダの輸出の75%はアメリカが占めています。

重要な貿易パートナーであるアメリカの経済が悪化すれば、カナダ経済にも悪影響が出ます。

また、アメリカとカナダの関係は極めて密接なため、ドル円とカナダドル円には比較的強い相関性が見られるので、カナダドル円を取引する際はアメリカ経済動向から目が離せません。

カナダの政策金利の動向

3つ目のポイントはカナダの政策金利の動向です。

一般に、世界を流通しているお金は金利が低い国から高い国に移動します。

ということは、政策金利が低い日本のような国の通貨を売って金利が高い国の通貨を買う動きが見られるのです。

アメリカやカナダのような比較的経済が安定している国が金利を引き上げると、それらの国の通貨を保有し利子を得る方が安全・確実に資金を増やせるため、資金が移動しやすいといえます。

したがって、カナダが現在の5.00%以上に金利を引き上げた場合、カナダドル円の相場は円安カナダドル高になる可能性があります。

スワップポイント
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日本円のような低金利通貨を「売り」、金利が上がっているカナダドルのような通貨を「買う」と、金利の差額分をスワップポイントとして受け取れます。

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カナダドル円(CAD/JPY)を取引する上でおすすめのFX会社

カナダドル円取引をするうえでおすすめのFX会社を3社紹介します。

カナダ円を取引する上でおすすめのFX会社
  • GMOクリック証券
  • LINE FX
  • GMO外貨

GMOクリック証券

取引手数料無料
スプレッド(カナダドル/円)0.6銭原則固定
スワップポイント(カナダドル/円)151円
※2023年12月時点
通貨ペア数20通貨
特典最大550,000円キャッシュバック特典など
最小取引単位1,000通貨(※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位)
強制ロスカット基準100%
公式ページGMOクリック証券の公式サイト

GMOクリック証券は、GMOグループに属するFX会社です。

通貨ペア数は20とLINE FXより少ないですが、最大550,000円キャッシュバック特典を実施している点ではひけを取りません。

カナダドル円以外にも、高金利通貨を取り扱っているのでスワップポイント狙いの取引にも適しています。

操作性の高いスマホアプリでは、登録不要でデモ口座が使える点や、同一口座でバイナリーオプション取引ができる点も魅力です。

また、GMOクリック証券では全ての取引商品での収益がランキング化される独自イベント「トレードアイランド」を開催しています。

トレードアイランド

詳しい内容はGMOクリック証券の公式サイトをご覧ください。

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LINE FX

LINE-FXトップ
取引手数料無料
スプレッド(カナダドル/円)0.7銭
スワップポイント(カナダドル/円)156円
※2023年12月時点
通貨ペア数23通貨
キャンペーン最大300,000円キャッシュバックキャンペーン
最小取引単位1,000通貨
強制ロスカット基準100%
公式ページLINE FXの公式サイト

LINE FXは、メッセージアプリ大手のLINEの関連会社が運営しているFX会社です。

取扱通貨ペアは23通貨あり、今回取り上げたカナダドル円も取り扱っています。

最小取引単位が1,000通貨ですので、比較的少額からカナダドル円の取引を行えます。

2023年12月現在、最大で305,000円キャッシュバックされるキャンペーンが開催されていますので、カナダドル円の取引に興味がある方は、LINE FXの公式サイトをチェックしてみてください。

GMO外貨

外貨ex-byGMO
取引手数料無料
スプレッド(カナダドル/円)1.7銭原則固定
スワップポイント(トルコリラ/円)152円
※2023年12月時点
通貨ペア数24通貨
キャンペーン最大550,000円キャッシュバックキャンペーンなど
最小取引単位1,000通貨
強制ロスカット基準50%
公式ページ外貨ex byGMOの公式サイト

GMO外貨もGMOインターネットグループのFX会社です。

今回紹介している3つのFX会社の中で最も多い24通貨ペアを取り扱っています。

同じ系列のGMOクリック証券と異なり、1,000通貨から取引できるのが特徴です。

サポート体制が非常に充実していて、平日・祝日 午前7:00~午後10:00(土日休み)に応じてくれるのでわからないことが多い初心者でも安心して取引できます。

サポート体制や取引ルールなどは、GMO外貨の公式サイトでご確認ください。

また上記以外にもさまざまなFX会社がありますのでぜひFXおすすめ会社ランキングの記事を確認してみてください。

カナダドル円(CAD/JPY)の予想・見通しまとめ

今回はカナダドル円の予想や見通しについてまとめました。

今回の記事のまとめ
  • カナダドルはアメリカドルと連動性がある通貨で資源国通貨としての特徴を併せ持つ
  • 為替変動要因はアメリカ経済、原油価格、カナダの政策金利の変化
  • 世界的に景気が拡大して原油価格が上昇すると円安カナダドル高に、アメリカ経済が弱まったり世界的に原油の需要量が減少したりすると円高カナダドル安になりやすい
  • 今後は原油価格やアメリカ経済、政策金利などの動向しだいで為替レートが変動する可能性が高い

カナダドルはアメリカドルと連動性が高く、原油価格とも密接にリンクした通貨です。

好景気の時や原油高の時にはカナダドルが上昇しやすく、原油安やアメリカ経済が弱まっているときにはカナダドルは下落しやすいという傾向が見られます。

2023年以降は、世界的に金利が上昇する中、世界経済が成長を続けられるかがカギとなります。

世界経済が強くなり、原油消費量が増加すればカナダドル円のレートは円安カナダドル高になる可能性が高いのではないでしょうか。

GMOクリック証券では、カナダドルと同じく資源国通貨であるオーストラリアドル(豪ドル)円も取り扱っています。

こちらは鉄鉱石や石炭を算出する国で、カナダドルと似た性質を持ちます。

今回紹介したカナダドル以外の通貨にも興味がある方はGMOクリック証券公式サイトで取り扱っている通貨ペアを見てみてはいかがでしょうか。

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監修者

Market α 編集部です。仮想通貨・為替・株式投資などの多岐に渡る金融情報を、初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができるように配信しています。

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