株取引の手数料が安い証券会社を比較&ランキングで紹介|手数料の仕組みを徹底解説

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この記事では、ネット証券のなかで手数料の低い証券会社をランキング形式に紹介していきます。

また、株取引で手数料が発生するポイントや店舗証券との違いも併せて解説していくので、興味のある方はぜひチェックしてください。

この記事からわかること
  • 株取引の手数料とは取引の仲介手数料である
  • 取引手数料は売買するたびに発生する
  • ネット証券は店舗証券よりも手数料が安い
  • SBI証券の手数料はネット証券のなかでも最安クラス
  • 手数料についてよくある質問

SBI証券は、国内株式(現物)、米国株式・米国ETF手数料が0円になるプログラム・キャンペーンを実施中です

対象となるのは25歳以下の方、または新規口座開設から2ヶ月以内の方など一定の条件があるので、興味のある方はSBI証券の公式サイトにて詳細をご確認ください。

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目次

株の手数料とは

株の取引時に発生する手数料とは、証券会社へ支払う仲介手数料に相当するお金です。

株を売買する場合、証券取引所に売買の注文を出さなければいけませんが、個人投資家が直接注文をすることはできないので、証券会社が仲介をして売買を行なっています。

この仲介業務に対して手数料が発生しており、株の売買をするたびに支払う仕組みとなっています。

約定しなければ手数料は発生しない

株取引では投資家が注文を行い、その注文が約定(売買が成立)したときのみ手数料が発生します。

注文しただけでは手数料は発生せず、売買が成立したときのみ発生するので、約定前に注文を取り消した場合は手数料は発生しません。

また、売買によって発生した手数料は、証券口座から直接引き落とされ損益に反映されるので、自分で手数料の支払いなどをする手間もありません。

SBI証券は、新規口座開設から2ヶ月間、米国株の取引手数料が無料となるキャンペーンを実施中です。

手数料が無料となる期間などは公式サイトに公開されているので、興味のある方はSBI証券の公式サイトをご確認ください。

ネット証券と店舗型証券の手数料の違い

ネット証券は店舗型証券より手数料が安い

ネット証券は、店舗型の証券会社よりも手数料が低く設定されているのが特徴です。

店舗型の証券会社では、店頭で働く人の人件費や店舗を建設維持するのに費用がかかりますが、ネット証券ではその費用がほとんどかかりません。

そのため、株の売買にかかる手数料や入出金にかかる手数料などが安くなっています。

SBI証券では、インターネット注文をすることで指定されたETFを手数料無料で売買できるので、ETFの購入を検討されている方は、SBI証券の公式サイトから取引可能な銘柄などをご確認ください。

ネット証券の手数料ランキング

人気ネット証券のなかでも手数料の安い証券会社を4社を紹介していきます。

手数料の低いネット証券4選

SBI証券

SBI証券Top
名称SBI証券
取扱銘柄国内株式
外国株式(米国など9か国)
投資信託
FX
債券
金・プラチナ
先物オプション取引 など
投資信託取り扱い数2691本
最低取引株数1株(S株)
取引手数料(現物)・スタンダートコース:55円〜1,070円
・アクティブプラン:0円~(※1日の約定代金が100万円以内の場合
入出金手数料入金:無料(※銀行振込手数料はお客様負担)
出金:無料
スマホアプリあり
公式サイトSBI証券の公式サイト

大手ネット証券なかでもひときわ取引手数料が安く設定されているのがSBI証券です。

1日の約定合計金額が100万円以下の場合、アクティブを選択して取引すると手数料0円で取引できるので、少額しか取引しない方は手数料を支払わず取引ができます。

1日の約定代金合計SBI
アクティブプラン
楽天
いちにち定額コース
auカブコム
一日定額手数料
松井
ボックスレート
手数料
マネックス
1日定額
手数料コース
50万円まで0 0円0円0円550円
100万円まで1,100円
200万円まで1,238円2,200円2,200円2,200円2,750円
300万円まで1,691円3,300円3,300円3,300円
以降100万円
増加ごとに
+295円+1,100円+1,100円+1,100円+2,750円
引用元:SBI証券※(2022/5/31時点 各社公表資料等よりSBI証券調べ)

また、1日の約定合計金額が100万円を超えてしまった場合でも、他社の手数料と比較して半分程度しかないので、取引コストを抑えて利用したい方におすすめです。

手数料の詳細が気になる方は、SBI証券の公式サイトからご確認ください。

楽天証券

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名称楽天証券
取扱銘柄国内株式
外国株式
投資信託
FX
債券
金・プラチナ
先物オプション取引
CFD など
投資信託取り扱い数2,641本
最低取引株数100株
取引手数料(現物)スタンダートプラン:55円〜1070円
定額プラン:0円~(※1日の約定代金が100万円以内の場合
入出金手数料入金:無料(※銀行振込手数料はお客様負担)
出金:無料
スマホアプリあり
公式サイト楽天証券公式サイト

楽天証券は、手数料の低さとお得なポイントプログラムが魅力の証券会社です。

国内最安クラスの手数料に加えて、取引手数料の1〜2%をポイントとして還元される「ポイントバック」システムがあるので、取引量が増えた場合でもお得に売買できます。

また、家族プログラムや大口優遇を使うと最大で3%の手数料がポイントバックされるので、家族で投資を始める方や大口で投資をする方におすすめです。

現物取引手数料

約定代金取引手数料(税込)
5万円まで55円(税込)
10万円まで99円(税込)
20万円まで115円(税込)
50万円まで275円(税込)
100万円まで535円(税込)
150万円まで640円(税込)
3,000万円まで1,013円(税込)
3,000万円超1,070円(税込)

楽天証券にはこのほかにも、手数料0円のETFやデイトレード割引などたくさんの特典や割引があるので、興味のある方は楽天証券の公式サイトで確認してください。

LINE証券

LINE証券-top
名称LINE証券
取扱銘柄国内株式
投資信託
FX
CFD
投資信託取り扱い数33本
最低取引株数1株
取引手数料(現物)スタンダートプラン:55円〜1070円
入出金手数料入金:無料(※銀行振込手数料はお客様負担)
出金:無料
スマホアプリあり
公式サイトLINE証券の公式サイト

LINE証券は、株の保有残高に応じて現物取引の手数料が割引になる「手数料優遇プログラム」が用意されています。

毎月の株残高が300万円以上で10%の割引株残高が1,000万円以上ある場合は手数料が20%も割引になるので非常にお得です。

取引回数や取引高に関係なく割引が適用されるので、300万円以上の資産を運用する方はLINE証券がおすすめです。

信用取引売買手数料の比較

約定代金/会社名LINE証券SBI証券楽天証券
〜10万円0円99円99円
〜20万円0円148円148円
〜50万円0円198円198円
〜50万円超0円385円385円
引用元:LINE証券

また、信用取引の手数料は国内最大手のSBI証券や楽天証券よりも安くなっているので、興味のある方はLINE証券の公式サイトから詳細をご確認ください。

松井証券

証券会社 手数料
証券会社名松井証券
取扱銘柄現物取引
単元未満株
信用取引
米国株取引
投資信託
先物OP
投資信託取扱数1600本
最低取引株数100株
取引手数料(現物)現物取引:0円~
入出金手数料入金:無料(※銀行振込手数料はお客様負担)
出金:無料(※即時出金する場合のみ330円(税込))
スマホアプリあり
公式サイト松井証券の公式サイト

松井証券で現物取引する場合、25歳以下(未成年も含む)の方は取引高や取引回数に関係なく手数料0円で取引ができます。

25歳以下であればどの証券会社よりも安く取引ができるので、25歳以下の方は松井証券が最適と言えるでしょう。

また、26歳上であっても1日の約定合計金額が50万円未満であれば手数料は0円なので、少額の取引しかない方にも向いています。

現物取引の定額料金体系

約定代金合計26歳以上25歳以下
50万円まで0 円無料
100万円まで1,000円(税込1,100円)
200万円まで2,000円(税込2,200円)
100万円増えるごとに1,100円(税込)加算
1億円超100,000円
(税込110,000円)(上限)
引用元:松井証券

さらに、他社からの乗り換え費用(保有株式の移行など)がある場合、松井証券が乗り換え費用を負担してくれるため、費用を気にせず乗り換えができます。

新規口座開設や他社からの乗り換えに興味のある方は、松井証券の公式サイトから詳細をご確認ください。

ネット証券の各サービス毎の手数料比較

先ほど紹介した4社の各サービスごとの手数料を比較していきます。

取引金額などによって最適な証券会社は異なるので、選ぶ際の参考にしてください。

取引手数料(スタンダード)

ネット証券会社SBI証券楽天証券LINE証券松井証券
10万円まで99円99円99円0円
50万円まで275円275円275円0円
100万円まで535円535円535円1100円
150万円まで640円640円640円2200円
3000万円まで1013円1013円1013円+100万ごとに1100円追加
3000万円以上1070円1070円1070円*1億円超で110,000円

株式の現物取引をする場合は、SBI証券・楽天証券・LINE証券の取引手数料が安くなっています。3社の手数料は業界でも最安クラスなので、手数料を抑えたい方におすすめです。

ただし、25歳以下という条件を満たす場合は松井証券の取引手数料が最安となるので、利用年齢などに合わせて利用する証券会社を選んでください。

取引手数料 定額コース

ネット証券会社SBI証券楽天証券
〜50万円0円0円
〜100万円0円0円
〜200万円1238円2200円(税込)
〜300万円1691円3300円
+100万円ごとに295円+100万円ごとに1100円

現物取引の定額コースがあるのはSBI証券と楽天証券の2社で、手数料はSBI証券の方が低く設定されています。

SBI証券の定額コースは現物取引に加えて信用取引も利用でき、100万円未満の場合は手数料0円で取引できます。

一方の楽天証券は、手数料こそ高くなっていますが、最大3%のポイントバックシステムなどがあるため、うまく活用すれば手数料を抑えて取引ができます。

また、楽天証券には手数料0円のETF(条件なし)などがあるので、購入する銘柄に応じて利用する証券会社を選んでください。

ポイントバックプログラムやETFの銘柄には条件などがあるので、詳しい内容は楽天証券の公式サイトで確認してください。

入出金手数料

ネット証券会社SBI証券楽天証券LINE証券松井証券
銀行振込入金0円銀行側の入金手数料はお客様負担)0円(※銀行側の入金手数料はお客様負担)0円(※銀行側の入金手数料はお客様負担)0円(※銀行側の入金手数料はお客様負担)
ネット振込0円0円0円0円
出金0円0円0円0円(即時出金のみ330円(税込))

入手出金手数料に関しては4社とも原則無料で取引できます。ただし、松井証券で即時出金する場合は330円の手数料がかかるため注意が必要です。

スクロールできます
入金方法出金方法
SBI証券・銀行振込入金
・即時入金(ネット振込)
・ゆうちょ銀行振替入金
・リアルタイム入金
・銀行引き落とし入金
・ネット出金
楽天証券・自動入金(スイーブ)
・リアルタイム入金(ネット振込)
・自動出金(スイーブ)
・ラクラク出金(即時出金)
・指定日出金
LINE証券・銀行振込入金
・LINE Pay入金
・クイック入金(ネット振込)
・LINE証券口座から振替(FX口座など)
・出金口座へ振込
・LINE Payへの出金
・LINE証券口座へ振替出金(FX口座など)
松井証券・銀行振込入金
・ネットリンク入金(指定銀行のみ利用可)
・ラクラク振替入金(ネット振込)
・銀行振込(ネット出金)

入出金方法に関しては、SBI証券とLINE証券が豊富な入出金方法に対応しています。

一方で、楽天証券や松井証券は指定された銀行のみしか利用できないサービスが一部あるので、口座開設前に確認するようにしてください。

SBI証券は、日本円だけでなく外貨での入金にも対応しています。通常の入金に加えて定期積立にも対応しているので、興味のある方はSBI証券の公式サイトから詳細をご確認ください。

証券会社 手数料のよくある質問

ここでは、手数料についてよくある質問を紹介していくので見ていきましょう。

証券会社 手数料のよくある質問
  • 手数料はいつ支払うの?
  • 口座開設・維持に手数料はかかりますか?
  • 手数料プランの変更はすぐにできますか?
  • 通常コースと定額コースはどちらがお得ですか?

手数料はいつ支払うの?

株取引の際に発生する手数料は、売買注文を出しその注文が約定したときに支払います。

ただ、支払うといっても証券口座から自動的に支払われるので自分で支払い手続きをする必要はありません。

また、手数料は原則約定の度に発生し、購入時と売却時の計2回かかることを覚えておいてください。

売買回数が増えればそれだけ手数料がかさむので、少額取引をする際は取引回数を減らし手数料負けしないようにしましょう。

口座開設・維持に手数料はかかりますか?

口座開設や口座の維持にかかる費用や手数料などは基本的に無料となっています。

どの証券会社も無料で口座開設と維持を行なってくれるので、初期費用などを支払うことなく株式投資を始められます。

ただし、売買証明証の発行や株式の移行などをする場合は手数料がかかる証券会社があるので、利用前に確認しておきましょう。

手数料プランの変更はすぐにできますか?

手数料プランは、申し込みをすればすぐに変更可能です。

例えば、楽天証券は、15時までに変更手続きをすることで翌日から新しい手数料プランで取引ができるようになります。

また、SBI証券は23時29分まで変更手続きを受け付けており、時間内に手続きをすると翌0時には新しいプランが反映されるようになっています。

基本どの会社もプラン変更に柔軟に対応してくれるので、プランが決まらない方は投資を始めてからプランを決めるのも良いでしょう。

通常コースと定額コースはどちらがお得ですか?

取引コースは、取引額や取引回数に応じてプランを選ぶ必要があります。

通常コースは、取引回数と1約定ごとの金額によって手数料が決まるため、取引回数が少なく1取引あたりの金額が多くない人が向いています。

反対に、定額コースは1日の約定合計金額によって手数料が決まるので、1日に何度も取引を繰り返す人または、1日の約定合計金額がそれほど多くない人におすすめです。

手数料プラン通常コース定額コース
向いている人・1日の取引回数が少ない人(1回〜3回ほど)
・1日に複数回の取引をする人
・1度の取引額が少ない人(100万円以下)
相性の良い取引・長期保有・デイトレード

証券会社 手数料まとめ

証券会社の手数料について解説しました。

この記事のまとめ
  • 株取引の手数料とは取引の仲介手数料に相当するお金である
  • 取引手数料は売買するたびに発生する
  • ネット証券は店舗証券よりも手数料が安い
  • SBI証券の手数料はネット証券のなかでも最安クラス
  • 手数料コースは取引スタイルに応じて選ぶ必要がある

株取引で利益を最大化させるには手数料をできるだけ抑えることが非常に重要です。

特に、資金の少ないうちは利益が出ても手数料で相殺され結果としてマイナス収支になる場合もよくあるので、手数料の低い証券会社を選ぶようにしてください。

また、取引スタイルによって証券会社を使い分けることで手数料を抑えられることもあるので、状況に応じて口座を使い分けるのもおすすめです。

SBI証券では、支払った手数料のうち1.1%をポイントとして還元してくれます。他社と比較しても還元率が高いので手数料を抑えたい方におすすめです。

手数料に関する情報は、SBI証券の公式サイトからご確認ください。

監修者

Market α 編集部です。仮想通貨・為替・株式投資などの多岐に渡る金融情報を、初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができるように配信しています。

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