ロボアドバイザーのおすすめ比較ランキング|初心者に最適なサービスは?
ロボアドバイザーとは、証券会社が行っているAIを活用したサービスのことで、アドバイス型と投資一任型に分かれます。
投資家に最適な資産配分などを助言するだけのものがアドバイス型で、助言に基づいた運用まで行うのが投資一任型です。
今回はロボアドバイザーの比較やおすすめランキング、比較する際のポイント、ロボアドバイザーのメリット・デメリット、ロボアドバイザーの始め方などについてまとめます。
- ロボアドバイザーには投資一任型とアドバイス型(助言型)がある
- ロボアドバイザーのコストは投資一任型で1%前後、アドバイス型で0.3%前後
- 利用するメリットは、時間が無くても投資できることや少額からスタートできること、感情に左右されない資産運用ができること、分散投資や最適なリバランスをしてくれること
- デメリットは手数料がやや高いことと元本割れする可能性があること、短期的な利益を見込みにくいことなど
- 一覧表を見ながら、自分に合ったロボアドバイザーを選ぶべき
有名なロボアドバイザーのサービスに「FOLIO ROBO PRO」があります。
FOLIO ROBO PROは全自動で分散投資をしてくれますので、資金さえ投入しておけば全自動で資産運用をしてくれます。
興味がある方は、FOLIO ROBO PROの公式サイトをご確認ください。
ロボアドバイザーのおすすめ比較表
今回紹介するロボアドバイザーについて6つの観点で比較しました。
FOLIO ROBO PRO | 投信工房 | SUSTEN | Wealth Wing | THEO+docomo | 楽ラップ | マネックスアドバイザー | SMBCロボアドバイザー | ザ・ハイブリッド | WealthNavi(ウェルスナビ) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | 投資一任型 | アドバイス型 | 投資一任型 | 投資一任型 | アドバイス型 | 投資一任型 | アドバイス型 | アドバイス型 | 投資一任型 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 100,000円 | 100円 | 100,000 | 150,000円 | 10,000円 | 100,000円 | 50,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
運用コスト | 0.55%~1.1% ※1 | 0.35% | 1.1%/6~1.1%/9 ※2 | 0.99% ※3 | 0.715%~1.1% | 0.75% ※4 | 0.33% | 1.007% | 0.92~0.98% | 0.55%~1.1% ※1 |
自動積立金額 | 10,000円から | 100円から | 10,000円から | 10,000円から | 10,000円~50,000円 | 10,000円から | 10,000円から | 1,000円から | 1,000円から | 10,000円から |
投資対象 | 海外ETF | 投資信託 | 投資信託(SUSTENファンド) | 日本株 | 海外ETF | 投資信託 | 国内ETF | 投資信託 | 投資信託 | 海外ETF |
NISA対応 | なし | あり | なし | なし | なし | なし | なし | あり | なし | あり |
公式サイト | FOLIO ROBO PRO | 投信工房 | SUSTEN | Wealth Wing | THEO+docomo | 楽ラップ | マネックスアドバイザー | SMBCロボアドバイザー | ザ・ハイブリッド | WealthNavi(ウェルスナビ) |
※1 3,000万円以上は年率0.55%
※2 利益が出たときだけ手数料が発生
※3 別途、情報利用料330円と売却手数料1.0%が発生
※4 成果報酬型なら0.605%+運用益の5.5%
ロボアドバイザーの中で高い知名度を誇るサービスがFOLIO ROBO PROです。
FOLIO ROBO PROはAIで金融市場を先読みするサービスであるため、資産運用の知識がない方でも安心して始められます。
2020年1月の公開から2023年11月末の実績は約64.15%と高いパフォーマンスも魅力です。
詳しく知りたい方は、FOLIO ROBO PROの公式サイトをご覧ください。
ロボアドバイザーのおすすめランキング
おすすめのロボアドバイザーをランキング形式で紹介します。
- FOLIO ROBO PRO
- 投資工房
- SUSTEN
- Wealth Wing
- THEO+docomo
- 楽ラップ
- マネックスアドバイザー
- SMBCロボアドバイザー
- ザ・ハイブリッド
- WealthNavi(ウェルスナビ)
FOLIO ROBO PRO
サービス名 | FOLIO ROBO PRO |
運営会社 | 株式会社FOLIO |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 100,000円 |
運用コスト | 預かり資産×年率1.1% (税込) 3,000万円を超える部分は年率0.55%(税込) |
投資対象 | 海外ETF |
自動積立金額 | 10,000円から |
NISA口座への対応 | 非対応 |
公式サイト | FOLIO ROBO PROの公式サイト |
FOLIO ROBO PROは株式会社FOLIOが提供するロボアドバイザーサービスです。
2020年1月からサービスを開始しましたが、コロナショックによる混乱も乗り越え、2023年11月末段階で+64.15%の実績を達成しました。
FOLIO ROBO PROのAIは景気循環や危機の事前予測、金融市場の予測などに対応するべく、常に運用の改善をし続けています。
FOLIO ROBO PROの投資対象や運営実績、手数料などについて詳しく知りたい方はFOLIO ROBO PROの公式サイトをご確認ください。
投信工房
サービス名 | 投信工房 |
運営会社 | 松井証券 |
ロボアドバイザーの種類 | アドバイス型 |
最低投資金額 | 100円 |
運用コスト | 0.35%(税込) |
投資対象 | 投資信託 |
自動積立金額 | 100円から |
NISA口座への対応 | あり |
公式サイト | 投資工房の公式サイト |
投信工房はネット専業の証券会社である松井証券が提供するロボアドバイザーサービスです。
「投資を始めてみたいものの、どうやってやればよいかよくわからない」といった悩みにこたえるためのサービスといってよいでしょう。
投信工房は運用コストが非常に安く、最低投資金額も100円からと比較的手軽に始めることができます。
ただし、あくまでもアドバイスがメインですので投資一任型のような資産のリバランスは行ってくれませんので注意しましょう。
投信工房のサービス内容についてもっと知りたい方は、松井証券のサイト内にある投資工房の公式サイトをご確認ください。
SUSTEN
サービス名 | SUSTEN |
運営会社 | 株式会社sustenキャピタル・マネジメント |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 100,000円 |
運用コスト | 1.1%/6~1.1%/9(税込) |
投資対象 | 投資信託(SUSTENファンド) |
自動積立金額 | 10,000円~ |
NISA口座への対応 | なし |
公式サイト | SUSTENの公式サイト |
SUSTENは株式会社sustenキャピタル・マネジメントが運営する投資一任型のサービスです。
SUSTENのメリットは、運用コストが成功報酬型であることです。
運用で利益が出たときだけ、成功報酬としてコストが差し引かれるため、マイナス運用時にはコストが発生しない仕組みです。
投資対象は独自でくみ上げた「SUSTENファンド」という投資信託です。
自社で編成した投資信託を利用するため、リバランス時の取引コストを抑えられます。
手数料の仕組みやSUSTENファンドの詳細について知りたい方は、SUSTENの公式サイトをご確認ください。
Wealth Wing
サービス名 | Wealth Wing |
運営会社 | 株式会社スマートプラス |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 150,000円 |
運用コスト | 0.99%(税込)+情報利用料330円 売却手数料1.0% |
投資対象 | 日本株 |
自動積立金額 | 10,000円から |
NISA口座への対応 | なし |
公式サイト | Wealth Wingの公式サイト |
Wealth Wingは、株式会社スマートプラスが運営する投資一任型のロボアドバイザーサービスです。
Wealth Wingは一般的なロボアドバイザーよりも「攻め」の運用をします。
日本株の個別株だけにしぼった大胆なアクティブ運用で市場平均を上回るパフォーマンスを目指しています。
ETFでは狙いにくい高いパフォーマンスを目指すのであれば、検討する価値があるサービスではないでしょうか。
運用方法や投資対象となっている銘柄について知りたい方は、Wealth Wingの公式サイトをご参照ください。
楽ラップ
サービス名 | 楽ラップ |
運営会社 | 楽天証券 |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 100,000円 |
運用コスト | 固定報酬型:0.75%(税込) 成功報酬併用型:0.605%+運用益の5.5%(税込) |
投資対象 | 投資信託 |
自動積立金額 | 10,000円から |
NISA口座への対応 | なし |
公式サイト | 楽ラップの公式サイト |
楽ラップは楽天証券が運用する投資一任型のロボアドバイザーサービスで、長期的で価値ある資産運用をベースに考えて作られた仕組みです。
注目するべき機能は「下落ショック軽減機能(DRC)」です。
資産運用を続けていると、価格変動などにより特定資産の割合が高くなってしまうことがあります。
そうなると、割合の高い資産が下落した時に大きな損失を被ってしまうかもしれません。
楽ラップではそうしたリスクを回避するため、株式のボラティリティが高くなったら、自動的に比較的安全とされる債権を増やすといったリスク回避のリバランスを行います。
相場が落ち着いたら、もとの配分に戻されます。
楽ラップの内容や下落ショック軽減機能について知りたい方は、楽ラップの公式サイトをご確認ください。
マネックスアドバイザー
サービス名 | マネックスアドバイザー |
運営会社 | マネックス証券 |
ロボアドバイザーの種類 | アドバイス型 |
最低投資金額 | 50,000円 |
運用コスト | 0.33%(税込) |
投資対象 | 国内ETF |
自動積立金額 | 10,000円から |
NISA口座への対応 | なし |
公式サイト | マネックスアドバイザー |
マネックスアドバイザーはマネックス証券が提供するアドバイス型のロボアドバイザーサービスです。
マネックスアドバイザーの特徴は、世界に分散投資できることや世界水準の低コスト、スマート積立機能があることです。
購入する国内ETFやリバランスの提案をしてくれるのでリスク回避に役立ちます。
また、毎月積み立てを行っていると、資産を売却せずともリバランスが行われるので節税効果も得られます。
マネックスアドバイザーの特徴について知りたい方は、マネックス証券のサイト内にあるマネックスアドバイザーの公式サイトをご確認ください。
SMBCロボアドバイザー
サービス名 | SMBCロボアドバイザー |
運営会社 | 三井住友銀行 |
ロボアドバイザーの種類 | アドバイス型 |
最低投資金額 | 10,000円 |
運用コスト | 1.007% |
投資対象 | 投資信託 |
自動積立金額 | 1,000円から |
NISA口座への対応 | あり |
公式サイト | SMBCロボアドバイザーの公式サイト |
SMBCロボアドバイザーは三井住友銀行が提供するアドバイス型のロボアドバイザーサービスです。
SMBCロボアドバイザーのメリットは、分散投資で安定した運用ができることです。
たとえば、2018年の米国長期金利上昇時や2020年の新型コロナウイルスのパンデミック、2022年のウクライナ戦争直前の相場の急変といった相場激変期であっても、S&P500より資産減少割合を小さくする運用ができています。
こうした運用ができるのは、プロである三井住友DSアセットマネジメントが、投資コンサルであるイボットソン・アソシエイツ・ジャパン株式会社の助言を得て運用しているからです。
また、NISA口座にも対応しているため節税面でも優れたサービスとなっています。
SMBCロボアドバイザーの詳しい内容について知りたい方は、SMBCロボアドバイザーの公式サイトをご覧ください。
THEO+docomo
サービス名 | THEO+docomo |
運営会社 | 株式会社お金のデザイン Money Design Co., Ltd. |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 100,000円 |
運用コスト | 0.715%~1.1%(税込) |
投資対象 | 海外ETF |
自動積立金額 | 10,000円から |
NISA口座への対応 | 非対応 |
公式サイト | THEO+docomo |
THEO+docomoは、株式会社お金のデザインが運営する投資一任型のロボアドバイザーです。
このサービスの最大の特徴はdポイントがたまることです。
運用資産額に応じてdポイントが付与され、ドコモ回線を利用していると付与されるポイントが1.5倍になります。
積立を利用して資産を増やすだけではなく、dポイントも貯められ、ポイント分の買い物ができるというのは魅力的です。
また、THEOグリーンモードを選択すると、ESG関連株式のETFをポートフォリオに組み込むこともできます。
ザ・ハイブリッド
サービス名 | ザ・ハイブリッド |
運営会社 | フィデリティ証券 |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 10,000円 |
運用コスト | 0.92~0.98%(税込) |
投資対象 | 投資信託 |
自動積立金額 | 1,000円から |
NISA口座への対応 | なし |
公式サイト | ザ・ハイブリッドの公式サイト |
ザ・ハイブリッドはフィデリティ証券が提供する投資一任型のロボアドバイザーサービスです。
ザ・ハイブリッドの特徴は全部で4つあります。
1つ目の特徴はニーズに合わせた2つのコースがあることで、アドバイス担当付きのコースとネット完結コースの2種類があります。
そのうち、後者のネット完結コースが一般的なロボアドバイザーサービスと考えるとよいでしょう。
2つ目の特徴は資産運用のプロとシステマチックなアルゴリズムを併用している点で、定期的なリバランスでリスクを回避しつつ利益を狙います。
3つ目の特徴はブラックロックやJPモルガンのような世界一流のファンドを利用した投資が可能なことです。
そして、4つ目の特徴は安心のサポート体制です。
これらのサービスの詳細について知りたい方は、ザ・ハイブリッドの公式サイトをご確認ください。
WealthNavi(ウェルスナビ)
サービス名 | WealthNavi(ウェルスナビ) |
運営会社 | ウェルスナビ株式会社 |
ロボアドバイザーの種類 | 投資一任型 |
最低投資金額 | 100,000円 |
運用コスト | 0.55%~1.1%(税込み) |
投資対象 | 海外ETF |
自動積立金額 | 10,000円から |
NISA口座への対応 | 対応 |
公式サイト | WealthNavi(ウェルスナビ)の公式サイト |
WealthNavi(ウェルスナビ)は投資一任型のロボアドバイザーです。
最低投資金額が100,000円で、ある程度まとまった資金が必要ですが、それ以後は毎月10,000円ずつの積み立てが可能です。
海外ETFを利用しており、分散投資しやすいのが特徴です。
また、資産バランスが崩れたときには自動的にリバランスもしてくれるので、投資の初心者でも取り組みやすいサービスとなっています。
さらに、NISA口座にも対応しているため、WealthNavi内でNISA口座の投資も一括で行うことが可能です。
ロボアドバイザーの比較点
ロボアドバイザーを比較するとき、何に着目すればよいのでしょうか。
比較点を6つ取り上げます。
- ロボアドバイザーの種類
- 最低投資金額
- 運用コスト
- 投資対象
- 自動積立の有無や金額
- NISA口座への対応
ロボアドバイザーの種類
1つ目の比較点はロボアドバイザーの種類です。
投資一任型はAIが投資対象の選定や購入・運用・リバランスまですべて自動的に行ってくれるサービスです。
手間がほとんどかからない代わりに、手数料が高めというデメリットもあります。
アドバイス型は「提案」だけをしてくれるロボアドバイザーサービスで助言型ともいわれます。
AIが提案する投資を実行するか否かは投資家にゆだねられ、手数料は投資一任型よりも低くなっています。
初心者や忙しい人は投資一任型を、ある程度投資経験を積んだ人であればアドバイス型を利用したほうがよいといわれますが、自分の状況を踏まえ、どちらが望ましいか判断するべきでしょう。
最低投資金額
2つ目の比較点は最低投資金額です。
ロボアドバイザーの最低投資金額は100,000円以上のサービスと10,000円からスタートできるサービスに大別できます。
ある程度の資金を用意でき、かつ、投資一任型で運用するのであれば100,000円以上の予算を用意したほうがよいでしょ。
アドバイス型は低予算でスタートできることが多いので、少額からスタートできます。
運用コスト
3つ目の比較点は運用コストです。
一般的に、投資一任型のほうがアドバイス型よりも運用コストが高くなります。
投資一任型の運用コストの相場は1.0%前後で、FOLIO ROBO PROなどのように資産が増えると手数料が減少するサービスもあります。
アドバイス型の場合は0.3%前後が多いです。
NISA口座への対応
4つ目の比較点はNISA口座への対応です。
NISAに対応しているのは、WealthNavi(ウェルスナビ)と投信工房、SMBCロボアドバイザーの3つです。
そのうち、投信工房とSMBCロボアドバイザーはアドバイス型ですので、投資一任型でNISAに対応しているのはWealthNavi(ウェルスナビ)だけです。
WealthNavi(ウェルスナビ)の「おまかせNISA」は日本初のNISA口座を利用した自動資産運用です。
NISA口座を利用しているので節税効果が抜群です。
また、幅広い金融商品に対応している投資信託もロボアドバイザーの対象商品として優れています。
ただ、ETFや投資信託は長期投資でこそメリットを発揮しますので、短期間で大きな利益を上げにくい金融商品です。
リスクをとっても、大きなリターンを狙いたいのであれば個別株の銘柄を扱っているロボアドバイザーを選んでもよいでしょう。
自動積立の有無や金額
5つ目の比較点は自動積立の有無や金額です。
今回取り上げたロボアドバイザーは、すべて自動売買に対応していますので、比較するのは積立金額です。
アドバイス型の投信工房は、松井証券が運用する通常の投資信託を利用するため、100円から積み立て可能です。
1,000円から積み立て可能なのはSMBCロボアドバイザーとザ・ハイブリッドで、これら以外の自動積立金額は10,000円からとなっています。
概ね、10,000円あればロボアドバイザーによる自動積立投資ができるといえます。
投資対象
6つ目の比較点は投資対象です。
ロボアドバイザーの主な投資対象は以下のとおりです。
- 海外ETF
- 国内ETF
- 投資信託
- 個別株
世界に分散投資をしたいのであれば、海外ETFに投資しているロボアドバイザーがおすすめです。
アメリカなどで上場されている海外ETFは、地域や取扱商品の幅が広いため、分散投資をする上で非常に利便性が高いものですので、これらを用いるロボアドバイザーは分散投資に優れているといえます。
日本でも世界中に投資している国内ETFを扱っていますので、そちらを購入することも可能です。
FOLIO ROBO PROは、海外ETFを中心とした豊富な銘柄にAIが自動で資産を配分します。
高い収益性が見込めるほか、投資初心者の方でも優れた銘柄の選定が可能です。
ロボアドバイザーを検討している方は、まずFOLIO ROBO PROの公式サイトをチェックしてみましょう。
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーを利用するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットを4点紹介します。
- 時間が無くても投資ができる
- 少額からスタートできる
- 感情に左右されない資産運用ができる
- 分散投資や最適な資産配分をしてくれる
時間が無くても投資ができる
1つ目のメリットは時間が無くても投資ができることです。
資産運用には様々な知識が必要で、かなり勉強しなくてはなりません。
加えて、実行する内容も多岐にわたります。
投資一任型のロボアドバイザーであれば、金融商品の選定・購入・購入金額・NISA活用・資産のリバランス、税金の最適化などを全自動で行ってくれます。
投資の初心者や忙しくて投資に時間を割けない人におすすめのシステムといえます。
少額からスタートできる
2つ目のメリットは少額からスタートできることです。
一般的なロボアドバイザーは月10,000円から積立を受け付けています。
なかには、投信工房の100円以上やSMBCロボアドバイザー・ザ・ハイブリッドの1,000以上など、10,000円以下で始められるロボアドバイザーもあります。
少額の積み立てを少しずつ行うことで、無理なく資産形成ができます。
感情に左右されない資産運用ができる
3つ目のメリットは感情に左右されない資産運用ができることです。
投資家が自分の判断で金融資産を売買することを裁量取引といいますが、状況の変化に対応できるメリットがある半面、その場の感情で取引してしまいがちという弱点を有しています。
ロボアドバイザーを利用すれば、売買の判断はAIが判断するため、感情の入り込むすきがありません。
分散投資や最適な資産配分をしてくれる
4つ目のメリットは分散投資や最適な資産配分をしてくれることです。
リスクを分散させることで、資産価値の急落を防ぐことができます。
最適な資産配分(リバランス)もロボアドバイザーの得意とするところです。
資産運用を続けていると、資産価格の変化により当初決めたバランスが崩れることが多々あります。
そんなときには金額が大きくなりすぎた資産を売り、別の資産を購入してバランスを取らなければなりません。
個人で保有資産のリバランスをするのはとても大変ですが、ロボアドバイザーなら自動的に最適な資産配分に戻してくれます。
リバランスのメリットはリスクの増大を解消することとパフォーマンスの改善にあります。
FOLIO ROBO PROでは、積立や追加入金の際に行うリバランスや定期的なリバランス、価格の急変などにより大きく崩れたバランスを取り戻すためのリバランスなどを行っています。
こうすることで、投資家の資産をリスクから守っています。
リバランスの仕組みや購入している資産について知りたい方は、FOLIO ROBO PROの公式サイトをご覧ください。
ロボアドバイザーのデメリット
ロボアドバイザーにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットを4点取り上げます。
- 投資経験を積めない
- 元本割れする可能性がある
- 短期的な利益が見込みにくい
- 自分で投資するよりも手数料が高め
投資経験を積めない
1つ目のデメリットは投資経験を積めないことです。
本来、投資には様々な知識や経験が必要です。
代表的なものだけでも、アセットクラス(資産クラスや性質)・投資商品の知識・売買ルール・投資理論・市況や市場で発表される経済指標などの意味・税に関する知識などがあります。
ロボアドバイザーは、これらの全てを代行してくれるため、投資家が知識を蓄えたり、経験を得たりする機会が失われてしまいます。
元本割れする可能性がある
2つ目のデメリットは元本割れする可能性があることです。
ロボアドバイザーの投資対象はETFや投資信託、債券、個別株などですが、これらは元本保証商品ではありません。
そのため、売却時の相場状況により元本割れしてしまうリスクがあります。
特に、海外ETFで運用している場合、急激に為替が変動すると為替差損が発生するかもしれませんので売却のタイミングに注意しましょう。
短期的な利益が見込みにくい
3つ目のデメリットは短期的な利益が見込みにくいことです。
基本的に、ロボアドバイザーは長期積立投資が得意な取引システムです。
上のグラフは、S&P500指数の年率リターンをまとめたものですが、運用期間が短いほど、損失を出す確率が高くなります。
短期間でも利益を上げられますが、そのためには比較的大きな資金を短期間で投入しなければならず、場合によっては手数料負けしてしまう可能性もあります。
短期で利益を出すのであれば、個別株やFXなどの裁量取引を行った方がよいでしょう。
自分で投資するよりも手数料が高め
4つ目のデメリットは自分で投資するよりも手数料が高めになることです。
投資一任型のロボアドバイザーのコストは投資金額のおよそ1%程度です。
かつては、投資コストが2~3%に及ぶ投資信託も多数あったため、それよりも割安感がありましたが、手数料低下の流れにより、投資信託やETFのコストは1%以下になりつつあります。
近年は、0.1%台のコストしかかからないインデックスファンドも多数あるため、コストを抑制したいのであれば、そちらを積み立て購入するという選択肢もあります。
しかし、手数料の割高感以上の利用価値がロボアドバイザーにはあります。
それは、購入からリバランスまで一貫して自動で投資してくれることです。
投資の悩みの一つは、どの金融資産を購入するか判断しなければならないことですが、FOLIO ROBO PROのような投資一任型のロボアドバイザーなら、全自動で任せられます。
その分の労力を考えると、1%前後の手数料は決して高い買い物ではないでしょう。
あまり労力をかけず、資産運用をしてみたいと考えている方はFOLIO ROBO PROの公式サイトをご参照ください。
ロボアドバイザーの始め方
ロボアドバイザーを始めるにはどうすればよいのでしょうか。
FOLIO ROBO PROを例としてロボアドバイザーの始め方を解説します。
- 口座開設
- 口座に入金
- ROBOPROの購入
口座開設
はじめに、FOLIO証券総合口座の開設を行います。
FOLIO ROBO PROの公式サイトから口座開設の申し込みを行いましょう。
アカウント登録、プロフィール登録の手順に沿って口座開設手続きを行いましょう。
口座開設では、個人情報の入力に加え、以下のような書類の提出が必要となります。
本人確認書類の提出と出金口座の登録を行って、証券口座の登録をしましょう。
口座に入金
口座開設が完了したら、入金を行っていきます。
マイページの入金画面より手続きを行いましょう。
リアルタイム入金または銀行振込で入金可能ですが、リアルタイム入金は即時反映されるので便利です。
なお、入金する際は生活に必要な資金まで入金をせず、余剰資金の入金を行いましょう。
ROBOPROの購入
口座開設と入金が完了したら、早速ROBOPROの購入をして運用を行います。
初回購入額を指定し、投資一任契約に同意すると運用が開始される流れです。
上記手順で簡単に運用ができるので、資産運用をしてみたいと考えている方はFOLIO ROBO PROの公式サイトをチェックしてみてください。
ロボアドバイザーに関するよくある質問
ロボアドバイザーに関するよくある質問を5点取り上げます。
- ロボアドバイザーと投資信託は何が違うの?
- 運用会社が倒産したら預けた資産はどうなりますか?
- ロボアドバイザーの利益は課税対象になりますか?
- ロボアドバイザーで失敗しない方法はありますか?
- ロボアドバイザーで特定口座は利用できますか?
ロボアドバイザーと投資信託は何が違うの?
ロボアドバイザーはAIが投資家に代わって購入から資産のリバランスまで全自動で資産運用してくれるサービスです。
一方、投資信託は投資家から集めた資金を一つのファンドに集めて運用する投資商品のことで、運用は投資の専門家が行っています。
どちらとも、投資家にかわって資産運用してくれる点では同じですが、投資信託は投資家自身で投資対象を選択・購入・売却しなければなりません。
投資信託を含む金融商品を自動で選択して購入するロボアドバイザーと、投資対象である投資信託は全く異なるものだといってよいでしょう。
運用会社が倒産したら預けた資産はどうなりますか?
運用会社が倒産しても、預けた資産は戻ってきます。
金融商品取引法により、会社の資産と投資家の資産は別個に管理することが義務付けられているからです。
万一、資産の分別管理に不備があったとしても、日本投資者保護基金が1,000万円まで補償をおこないます。
ロボアドバイザーの利益は課税対象になりますか?
ロボアドバイザーによる投資で得た利益には20.315%(所得税15%・地方税5%・復興特別所得税0.315)の税が課せられます。
税金に関する取扱いや最適化は、ロボアドバイザーによって異なりますので、詳しい内容は取引を予定しているロボアドバイザーの運営会社にお問い合わせください。
ロボアドバイザーで失敗しない方法はありますか?
絶対失敗しない方法はありませんが、以下の3点に注意してロボアドバイザーを選択すると、失敗する確率を減らせます。
- 自分に合ったロボアドバイザーを選ぶ
- 長期運用を想定する
- 積立投資を活用する
自分に合ったロボアドバイザーを選ぶ
1つ目のポイントは、自分に合ったロボアドバイザーを選ぶことです。
ロボアドバイザーの投資方針や投資対象となる資産について調べ、自分の考えにあったロボアドバイザーを選びましょう。
長期運用を想定する
2つ目のポイントは長期運用を想定することです。
大半のロボアドバイザーは長期運用を前提として設計されています。
投資の王道は長期積立投資であり、短期間の価格変動で一時的にマイナスになったとしても、長期運用すればプラスに転じる確率が高まります。
積立投資を活用する
3つ目のポイントは積立投資を活用することです。
同じ金融商品を、同じ金額だけ購入するとした場合、一度にまとめて購入するよりも時期をずらして購入するほうが、購入単価の引き下げにつながりやすいといえます。
長期にわたって積立投資を行い、時期をずらして購入することで最高値で買ってしまう「高値つかみ」を防止できます。
ロボアドバイザーでも、一括購入と積み立て購入を選択できるものが多いですが、失敗する確率を減らしたいのであれば積み立て購入を選択したほうがよいでしょう。
ロボアドバイザーで特定口座は利用できますか?
利用できます。
特定口座を利用すると、年間の損益計算や税金の納付も証券会社が代行してくれるので負担を減らせます。
おすすめロボアドバイザーのまとめ
今回はロボアドバイザーについてまとめました。
- ロボアドバイザーには投資一任型とアドバイス型(助言型)がある
- ロボアドバイザーのコストは投資一任型で1%前後、アドバイス型で0.3%前後
- 利用するメリットは、時間が無くても投資できることや少額からスタートできること、感情に左右されない資産運用ができること、分散投資や最適なリバランスをしてくれること
- デメリットは手数料がやや高いことと元本割れする可能性があること、短期的な利益を見込みにくいことなど
- 一覧表を見ながら、自分に合ったロボアドバイザーを選ぶべき
2010年代後半から、いろいろなロボアドバイザーが登場しました。
中でも注目されるのは、資産の購入からリバランスまで一貫して全自動で投資を代行してくれる投資一任型のロボアドバイザーでした。
手数料は1%前後と自分でトレードするよりも高くなりますが、手間暇がほとんどかかりません。
その一方で、コストを抑えたアドバイス型のロボアドバイザーも活用されており、運用は自分でやりたいが参考意見が欲しいといったニーズにも対応しています。
今後、AIが投資経験を積み重ねることでロボアドバイザーが成長し、市場平均を大きく上回るロボアドバイザーが登場するかもしれません。
ロボアドバイザーの中で、着実に実績を積み重ねてきたのがFOLIO ROBO PROです。
投資に関するほとんどすべてのことを自動で行ってくれるサービスは画期的なものといえるでしょう。
投資内容や積立金額などについて詳しく知りたい方は、FOLIO ROBO PROの公式サイトをご確認ください。