FX自動売買おすすめツールランキング9選!手数料やスプレッドから徹底比較

FXの取引手法の一つに自動売買があります。
トレーダーが自ら売買を支持する裁量トレードと異なり、一定のプログラムにしたがって取引を反復する手法が自動売買です。
今回は、FX自動売買を採用しているFX会社の比較やランキング、比較のポイント、おすすめのFX自動売買ツール、FX自動売買の注意点などについてまとめます。
現在注目しているのはエージェントを育成し、FX自動売買の精度を上げることで利益を上げるマイメイトです。
マイメイトは自動売買サービスに強みを持つインヴァスト証券が提供するしくみです。
まだまだ発展途上ですが、今後に期待できるシステムですので興味を抱いた方はマイメイトの公式サイトをご覧になってください。
FXの自動売買とは

FX自動売買とは、プログラムにしたがって自動的に売買を繰り返す仕組みのことです。
各FX会社が提供するツールやMT4などの無料ツールを利用することで自動売買が可能となります。
プログラムが目論見通りに機能すると、トレーダーが指示しなくても自動で利益を積み上げてくれます。
しかし、適宜修正が必要でメンテナンスを怠ると大きな損失を出す恐れもあります。
FXのおすすめ自動売買比較表
FX自動売買を実施しているFX会社8社の特徴についてまとめました。
自動売買名 | マイメイト | iサイクル2取引 | みんなのシストレ | ちょいトレFX | 松井証券のFX自動売買 | トラッキングトレード | 楽天FX MT4(ツールは別途用意) | ループイフダン | トラリピ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
FX会社名 | インヴァスト証券 | 外為オンライン | トレイダーズ証券 | FXプライムbyGMO | 松井証券のFX | FXブロードネット | 楽天FX | アイネット証券 | マネースクエア |
手数料 | 無料 | 片道20銭 | 無料 | 無料 | 無料 | 片道20銭 | 無料 | 無料 | 無料 |
通貨ペア数 | 16種類 | 26種類 | 31種類 | 14種類 | 20種類 | 24種類 | 28種類 | 20種類 | 16種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 変動スプレッド | 0.9銭 | 非公開 | 0.3銭~ | 0.2〜1.2銭 | 0.2銭 | 0.5銭 | 2.0銭 | 非公開 |
最小取引単位 | 5,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
強制ロスカット | 100% | 20% または 100% | 100% | 100% | 50%~90% ※初期設定は50% | 100% | 20~95%[5%刻みの任意設定] | 100% | 100% |
公式サイト | マイメイト | 外為オンライン | みんなのシストレ | FXプライムbyGMO | 松井証券のFX | FXブロードネット | 楽天FX | アイネット証券 | マネースクエア |
FXの自動売買おすすめランキング
自動売買ができるFX会社の詳細についてランキング形式で紹介します。
- マイメイト
- iサイクル2取引
- みんなのシストレ
- ちょいトレFX
- 松井証券のFX自動売買
- トラッキングトレード
- 楽天FX
- ループイフダン
- トラリピ
マイメイト

FX会社名 | インヴァスト証券 |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 16種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 変動スプレッド |
最小取引単位 | 5,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | マイメイトの公式サイト |
関連記事 | マイメイトの評判 |
第1位はインヴァスト証券が提供する「マイメイト」です。
マイメイトはインヴァスト証券が提供するAIによる自動売買です。
エージェントとよばれるキャラクター化されたAIにトレードの全てをゆだねる斬新な仕組みです。
エージェントはトレードを繰り返すたびに成長し取引ロジックを成長させますので、運用が長期になればなるほど強力なトレーダーに成長するとされています。
さらに、複数のエージェントを育成できますので様々なパターンを試すことも可能です。
マイメイトに関する情報はマイメイト専用のブログで調べられますので、情報提供という点でも非常に優れています。
ただし、スプレッドが変動である点や最小取引単位が5,000通貨である点など注意すべき点もあります。
とはいっても、非常に斬新なシステムですので今後の成長に期待できるのではないでしょうか。
iサイクル2取引

FX会社名 | 外為オンライン |
取引手数料 | 片道20銭 |
通貨ペア数 | 26種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 0.9銭 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | L25コース・L25miniコース:20% L25Rコース・L25Rminiコース:100%※ |
公式ページ | 外為オンラインの公式サイト |
関連記事 | 外為オンラインの評判 |
第2位は外為オンラインが提供する「iサイクル2取引」です。
iサイクル2取引は外為オンラインが提供する自動売買システムです。
iサイクル2取引の長所は、相場の変動にしたがって想定変動幅を変えて対応する点です。

従来のサイクル2取引では、最初に設定した変動幅内でのみ取引していましたが、iサイクル2取引では変動幅自体が相場の動きに追随するためチャンスロスが少なくなります。
しかも、無料のデモ取引ができるので使い勝手を確認してから申し込めます。
また、アカウント登録後90日間は手数料無料となるキャンペーンも実施しています。
気になる方は外為オンラインの公式サイトをご確認ください。
みんなのシストレ

FX会社名 | トレイダーズ証券 |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 34種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 非公開 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | みんなのシストレの公式サイト |
関連記事 | みんなのシストレの評判 |
第3位はトレイダーズ証券が提供する「みんなのシストレ」です。
みんなのFXの自動売買版といったところで、通貨ペア数が29種類もあるのが特徴で、自動売買専門のツールであるシステムトレーダーを利用できます。

初心者用の選択型はすでに用意されている取引ルールを使用するもので、数百にも及ぶ自動売買プログラムから自分に合ったものを選択できます。
自動売買システムはランキング形式で紹介されていますので、FX初心者からしても一目瞭然です。

自動売買システムの選択はとても簡単で、検索・選択・取引開始の3ステップで終了します。
あとは、自動売買の結果を待つだけですので時間がない人でもFXの取引に参加できます。
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松井証券のFX自動売買

FX会社名 | 松井証券のFX |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 20種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2〜1.2銭 |
最小取引単位 | 1通貨 |
強制ロスカット基準 | 50%~90% ※初期設定は50% |
公式ページ | 松井証券のFXの公式サイト |
関連記事 | 松井証券のFXの評判 |
松井証券のFXでは、2023年より新たに自動売買のサービスを提供しています。
人気のFX会社が提供するサービスとして、既に多くの方が利用している自動売買です。

最大の魅力は、取引単位が1通貨の少額で行える点です。
ドル円が100円の場合であれば、1通貨の100円から取引ができます。
自動売買の利用手数料も無料なので、余計なコストをかけることもありません。
数ある自動売買サービスの中で最も少額での稼動に適したサービスと言えるでしょう。
通貨別のスプレッドも狭いので、気になる方はぜひこの機会に松井証券のFXの公式サイトをチェックしてみてください。
トラッキングトレード

FX会社名 | FXブロードネット |
取引手数料 | 片道20銭 |
通貨ペア数 | 24種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2銭 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | FXブロードネットの公式サイト |
関連記事 | FXブロードネットの評判 |
第4位はFXブロードバンドが提供するトラッキングトレードです。

上昇トレンドであっても、下降トレンドであっても、横ばいのレンジ相場であっても利益を上げられるようプログラミングされた自動売買システムで、反復して取引することで利益を確保します。
非常にシンプルな仕組みですので、FXの経験が浅い人でも上手に利用できます。
ただし、取引回数が多くなるほど手数料がかさむので、手数料負けにならないようプログラムを調整しなければなりません。
また、1,000通貨から売買できるため少額からFX取引を始められるというメリットもあります。
楽天FX

FX会社名 | 楽天FX |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 28種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 広告表示適用対象外 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 20~95%[5%刻みの任意設定] |
公式ページ | 楽天FXの公式サイト |
第5位は楽天FXです。
楽天FXでは、エキスパートアドバイザー(EA)を使った自動売買取引が公認されています。

楽天証券では、取引ツールとしてMT4の利用ができるので、MT4対応の自動売買ツールであれば全て利用可能です。
また、自動売買取引に必要不可欠なバックテスト機能を搭載しており、過去の値動きから自動売買ツールの戦績や利益率を把握できます。
ただし、他社とは違って自動売買のツールが提供されているわけでなく、ツール自体は自身で用意する必要があるので注意してください。
高い約定力と低スプレッドの環境で自動売買ツールが稼動できるので、まずは一度公式サイトをチェックしてみてください。
ループイフダン

FX会社名 | アイネット証券 |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 20種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 2.0銭 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | アイネット証券の公式サイト |
関連記事 | アイネット証券の評判 |
第6位はアイネット証券が提供するループイフダンです。

エントリータイミングを自分で測り売買を指示する裁量トレードに比べると、ループイフダンの売買回数は圧倒的です。
ループイフダンは1度の売買利益が小さくとも裁量トレードの百数十倍という圧倒的なスピードで裁量トレード以上の利益を上げてきました。
手数料が無料で、1,000通貨という少額から始められるのもループイフダンの魅力です。
しかし、スプレッドが非常に大きいという弱点もあります。
米ドル/円での比較ですが、2.0銭のスプレッドがかかるため他の自動売買サービスよりもコストが高くなってしまいます。
取引回数の設定に注意し、スプレッド負けにならないよう気を付けなければなりません。
トラリピ

FX会社名 | マネースクエア |
取引手数料 | 無料 |
通貨ペア数 | 16種類 |
スプレッド(米ドル/円) | 非公開 |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | マネースクエアの公式サイト |
第7位はマネースクエアが提供する「トラリピ」です。
トラリピは「トラップリピートイフダン」の略で、設定した価格で自動的に売買を繰り返す仕組みです。

トラリピは相場が上がるか下がるかを予想するというより、値動きの範囲を予想するものです。
そのため、予測が大まかでよくFX取引に時間を取られずに済みます。
予想範囲を大きめに設定すると、乱高下する相場であっても利益を上げられます。
しかし、スプレッドが不透明である点や予想範囲を大きくすればするほど多くの資金を必要とするため、ある程度の資金を用意してトレードしたほうが良いでしょう。
FX自動売買のメリット
FXの自動売買にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットを5点取り上げます。
- トレードに時間を取られない
- 感情に左右されないトレードができる
- 24時間取引し続けてくれる
- 高度な知識が無くても取引できる
- 自動売買アルゴリズムを利用できる
トレードに時間を取られない
1つ目のメリットはトレードに時間を取られないことです。
一般的なトレード(裁量トレード)では、相場の変化を見逃さないため画面と長時間向きあうことがよくあります。
特に、スキャルピングのようなごく短期間の取引では、画面から目を離せません。
しかし、自動売買であれば最初に設定したあとは自動で取引を継続するため、トレードに時間を取られずに済みます。
副業でFXをしようと考えているのであれば、自動売買の方が向いているといえます。
感情に左右されないトレードができる
2つ目のメリットは感情に左右されないトレードができることです。
自動売買ではなく投資家が自ら判断するトレード(裁量トレード)では、売買の判断に自分の感情が混じってしまいます。
「もう少し様子を見たら上がるのではないか」
「ここで決済して利益を確定させたい」
そういった感情に突き動かされ、法則性がないトレードをしてしまうと利益が小さくなったり、大きな損失を被ったりします。
自動売買はそういった感情に左右されたトレードを防いでくれるのです。
24時間取引し続けてくれる
3つ目のメリットは24時間取引してくれることです。
FX市場は月曜日から金曜日まで24時間稼働しています。

FX取引が最も活発に行われるのはロンドン市場とニューヨーク市場が重なる日本時間の夜9時から翌朝3時くらいまでです。
サラリーマンなどにとってはできるだけ休息をとりたい時間帯であり、この時間に集中してトレードするのは肉体的にも精神的にも負荷がかかります。
自動売買であれば、投資家が寝ている間でも勝手にトレードし続けてくれるのでチャンスを逃しません。
高度な知識が無くても取引できる
4つ目のメリットは高度な知識が無くても取引できることです。
FXの裁量トレードをするには各国の経済情勢や為替に関する知識、通貨の流通量、チャートの読み方(ファンダメンタルズ分析)などたくさんの知識が必要です。
しかし、自動売買であれば最初の設定さえしてしまえば、FXの知識が無くてもトレードできます。
自動売買アルゴリズムを利用できる
5つ目のメリットは自動売買アルゴリズムを利用できることです。
FX会社によっては成果が高かったトレードをモデルにしたアルゴリズムを提供しています。
投資家はFX会社から提示されたアルゴリズムの中から自分の好みに合ったものを選択するだけで、自動売買を開始できます。
FX自動売買のデメリット
FX自動売買にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットを4点取り上げます。
- 相場の急変に対応しにくい
- 手数料が高くなりがち
- アルゴリズムによって成果がまちまち
- 絶えずメンテナンスが必要
相場の急変に対応しにくい
1つ目のデメリットは相場の急変に対応しにくいことです。
たとえば、2022年で最も注目されている経済指標の一つである米国CPIの発表ではドル円相場が大きく変動しました。
中期的に見れば、2022年3月から10月にかけてドル円は35円も急上昇しています。
このような相場の変動に対し、自動売買は対応が難しいという弱点があるのです。
手数料が高くなりがち
2つ目のデメリットは手数料が高くなりがちなことです。
2022年現在、多くのFX会社では手数料が無料となっています。
しかし、自動売買を導入しているFX会社では、自動売買執行時に手数料が発生するケースが見られます。
そうなると、取引を重ねる都度、スプレッドと手数料を支払うことになり、場合によっては手数料負けしてしまう可能性があります。
アルゴリズムによって成果がまちまち
3つ目のデメリットはアルゴリズムによって成果がまちまちであることです。
アルゴリズムはあくまでも過去の成功例をもとに作られているため、現在の状況にそぐわない可能性があるからです。
今の状況にあったアルゴリズムを選ぶのは、初心者では難しいかもしれません。
絶えずメンテナンスが必要
4つ目のデメリットは絶えずメンテナンスが必要であることです。
自動売買というと、一度設定したら自動的に稼ぎ続けてくれるといったイメージを持たれがちですが、現実には絶えずメンテナンスを必要とします。
2022年1月から3月は、比較的相場の値動きが小さい時期でした。
こうした時期に有効なのはレンジ相場に強い自動売買プログラムです。
しかし、2022年3月下旬以降、ドル円相場が急速にドルだけに傾く強いトレンド相場が形成されます。
そうすると、自動売買プログラムの内容を修正しトレンド相場を見越したものに変更しなければならないのです。
FX自動売買の比較ポイント
FX自動売買を比較する際、何を重点的に見ればよいのでしょうか。
ここでは手数料、スプレッド、通貨ペア、最小取引単位、強制ロスカット基準の各項目で比較します。
- 手数料比較
- スプレッド比較
- 通貨ペア数比較
- 最小取引単位比較
- 強制ロスカット基準
手数料比較
1点目は各社の手数料比較です。
手数料は有料のFX会社と無料のFX会社に分かれました。
有料としているのは外為オンラインのiサイクル2取引、FXブロードネットのトラッキングトレードの2サービスでともに片道20銭、往復で40銭の手数料がかかります。
では、この2社のみが割高かというと必ずしもそうとは言えません。
事実上の手数料であるスプレッドも併せて比較する必要があるからです。
スプレッドについては後ほど説明します。
スプレッド比較

2点目はスプレッドの比較です。
スプレッドとは買値と売値の差額のことで、スプレッドが広くなればなるほどトレーダーの負担が増します。
少しでもコストを抑えて有利に取引しようと考えたら、スプレッドが狭いFX会社を選んだほうが良いでしょう。
スプレッドが最も狭いのはトラッキングトレードの0.2銭で、最も広いのはループイフダンの2.0銭でした。
トラッキングトレードは往復40銭の手数料がかかり、ループイフダンの手数料は無料であるため、どちらが格安であるといい難い状況です。
また、マイメイトは変動スプレッド制、みんなのシストレとトラリピは非公開ですので、アカウントを作成してみないとわからないという点にも注意が必要です。
通貨ペア数比較
最多の通貨ペアを扱っているのはiサイクル2取引の29種類です。
一方、最小の通貨ペア数取り扱いはちょいトレの14種類でした。
米ドル/円やユーロ/円、ポンド/円といったメジャーな通貨ペアはどのFX会社でも取り扱っていますのであまり心配しなくても大丈夫でしょう。
スワップポイント狙いで高金利通貨を取引したい場合は注意が必要です。
しかし、自動売買はスワップポイント狙いの長期保有にあまり向いていないことを考えれば、必要以上に高金利通貨を意識する必要もないでしょう。
最小取引単位比較
最小取引単位は、マイメイトが5,000通貨であるほか、全て1,000通貨です。
最小取引単位が小さいほど、少額取引がしやすいです。
しかし、自動売買を円滑に進めるにはある程度まとまった資金があった方が有利ですので、5,000通貨からしか取引できないことが大きなデメリットとなるとは考えにくいでしょう。
強制ロスカット基準

強制ロスカット基準は全てのFX会社で原則、証拠金維持率100%としています。
ロスカットは損失の拡大を防ぐために行われますが、証拠金維持率が一定の水準を割り込むと保有しているポジションが強制的に決済され損失が確定しますので注意しましょう。
手数料無料の自動売買の中で異彩を放っているのがマイメイトです。
マイメイトはエージェントとよばれる取引AIを育成させるという今までにない仕組みを採用しています。
最低入金単位こそ5,000通貨と大きめですが、エージェントを選べばよいだけなので気軽に投資に参加できます。
エージェントの種類や選び方、マイメイトの仕組みなどについて知りたい方はマイメイトの公式サイトをご確認ください。
種類別おすすめFX自動売買ツール
自動売買にはどのような種類があるのでしょうか。
ここでは、自動売買の種類やおすすめの自動売買ツールについて紹介します。
- リピート型
- 選択型
- 開発・設定型
リピート型
リピート型自動売買は、あらかじめ決められた範囲の中で売買を繰り返すタイプの自動売買です。
最初に設定した値幅の中で、上昇であれ下落であれ、一定の値動きが発生すると売買注文を実行します。
リピート型は自動売買の仕組みの中では最もシンプルなもので、初心者でも理解しやすいというメリットがあります。
リピート型の代表例は外為オンラインの「iサイクル2取引」です。

相場の変動に合わせて自動修正するリピート型自動売買で、相場が大きく動いても対応できるようになっています。
また、1,000通貨から取引可能で設定も比較的容易であることから、初心者でも利用しやすいというメリットもあります。
iサイクル2取引について知りたい方は、外為オンラインの公式サイトをご確認ください。
選択型
選択型はFX会社が用意した自動売買プログラムの中から利用したいプログラムを選んで始める自動売買です。
あらかじめ用意されたプログラムから選ぶだけですので、知識や経験は不要です。

みんなのシストレでは、みんなのFXで実際に取引しているトレーダーの成績を公表し、優秀なトレーダーを選ぶだけでその人と同じような取引を自動で行ってくれます。
また、セレクターランキングというトレーダーの利益ランキングを参照することができますので、トレーダー選びの参考にできるでしょう。
みんなのシストレの自動取引について知りたい方は、みんなのシストレの公式サイトをご覧ください。
\フォローするだけで簡単!/
開発・設定型
開発・設定型はMT4などのシステムツールを使った自動売買です。
自分自身でプログラムを設定し、カスタマイズしながらシステムを育てていくのが開発・設定型の醍醐味です。
開発・設定型を使いこなすにはプログラミングの知識やFXに関する専門知識が必要なため、かなり勉強しなければなりません。
しかし、インヴァスト証券のマイメイトならエージェントとよばれるAIに取引を実行させるため、プログラミングの知識は不要です。
エージェントの作り方はとても簡単で、たった4つの質問に答えるだけです。
また、エージェントはトレーダーの方針に従って育成されるため、経験を積めば積むほど精度がアップします。
他の人が育成したエージェントをまねて自分のエージェントを育てることができますので、マイメイトは選択型の側面も持ちます。
マイメイトの仕様など詳しい情報が知りたい方はマイメイトの公式サイトをご確認ください。
FX自動売買の専門用語
FX自動売買で用いられる専門用語を10個取り上げます。
- ストラテジー
- 裁量トレード
- 勝率
- イフダン
- 期待値
- ドローダウン
- ペイオフレシオ(平均損益比)
- スリッページ
- レンジ
- バックテスト
ストラテジー
ストラテジーとは自動売買の基本ルールのことで、EAや自動売買システム、自動売買プログラムなどと呼ばれます。
FX会社によってはストラテジーを成績順に並べ、投資家が選びやすいようにしているところもあります。
また、設定により既存のストラテジーしか使えないFX会社もあれば、自分で組んだストラテジーを使えるFX会社もあります。
裁量トレード
自動売買と対比的に用いられる言葉で、投資家自身の判断で売買することです。
自動売買に比べると情勢変化に強く、瞬間的な判断をしやすいのが特徴です。
しかし、感情に流されやすく、成果を出すためにはある程度の経験が必要なトレード方法です。
勝率
FXにおける勝率とは、一定期間内のトレード回数のうち、利益が出た回数がどの程度あったかを示すものです。
「勝ったトレードの回数÷全トレード数×100」の計算式で求められ、自動売買プログラムを選ぶときの基準の一つとなります。
ただし、勝率が高くても負けた時の金額が大きければ利益がなくなってしまいますので勝率だけに注目するのはリスクがあります。
期待値
一般的に、期待値とは確率を考慮した平均を意味する言葉ですが、FXの自動売買では、自動売買プログラムが1回の取引で得られる損益の平均値のことです。
期待値がプラスであれば、長期的に利益を上げやすい自動売買プログラムであり、期待値がマイナスであれば損失を出す自動売買プログラムだといえます。
期待値は、期待値 = 勝率 × 平均利益 − 負率 × 平均損失で割り出せます。
もし、自分が利用している自動売買プログラムの期待値がマイナスになっているのであれば設定を変更するか別の自動売買プログラムに変更したほうがよいでしょう。
イフダン
IFD注文とは「If done」を略したもので、裁量トレード・自動売買どちらでも活用されています。
特に自動売買ではイフダン注文を積み重ねることにより利益を確保します。
ドローダウン
ドローダウンとは保有資産が過去最高値からどのくらい下落したかという下落率のことです。
特定期間に発生したドローダウンでもっとも数値が大きいものを最大ドローダウンといい、自動売買プログラムを選択するときの目安の一つとなります。
自動売買する際には、稼働中のプログラムがドローダウンしていないかどうか、していればどの程度の下落率なのかを確認しておきましょう。
ペイオフレシオ(平均損益比)
ペイオフレシオとは、平均利益÷平均損失で求められる損益率の値のことで、日本語では平均損益比といいます。
リスクリワードレシオとも呼ばれます。
数値が大きいほど投資効率がよいと判断されます。
スリッページ
スリッページとは、注文レートと約定レートの差のことです。
相場が変動すると、自分が注文したレートとずれて約定してしまうことがあります。
スリッページは自動売買でも裁量トレードでも発生します。
設定によっては全く発生させないこともできますが、そうなると、約定する確率が減少してしまうのである程度のスリッページは許容するべきでしょう。
レンジ
FXにおけるレンジとは値幅のことであり、一定の値幅で価格が推移することをレンジ相場といいます。
自動売買プログラムの中には、プログラムを稼働させる値幅(レンジ)を設定できるものもあります。
特にリピート系の注文ではレンジ設定が非常に重要です。
バックテスト
バックテストとは、過去のチャートを参考にして自動売買プログラムの有効性を検証する作業のことです。
バックテストによってある程度有効性を図れますが、あくまでも過去の結果に照らし合わせているだけであり、今後の成果を保証するものではありません。
FX自動売買の注意点
FXの自動売買を利用するときの注意点は何でしょうか。
注意点を3点取り上げます。
- 相場の急変に対応できない可能性がある
- 手数料やスプレッドが高めである
- 強制ロスカットの可能性がある
相場の急変に対応できないことがある
1つ目の注意点は相場の急変に対応できない可能性があることです。
2022年6月16日から18日にかけて、ドル/円相場が大きく変動しました。
特に6月16日午後から6月17日午前にかけて変動は極めて大きく、3円の円安から一転して3円の円高となりました。
このような相場急変の際には、自動売買の修正が間に合わず、大きな損失を出す可能性があります。
手数料やスプレッドが高めである
2つ目の注意点は手数料やスプレッドが高めである点です。
裁量トレード中心のFX会社の場合、手数料が無料でスプレッドが低く抑えられている会社も珍しくありません。
しかし、自動売買のFX会社は手数料やスプレッドが高めに設定されていることがあります。
また、会社によってはスプレッドが非公表となっていますので注意が必要です。
強制ロスカットの可能性がある
3つ目の注意点は強制ロスカットの可能性があることです。
もし、証拠金維持率が100%ぎりぎりの状態で相場が急変してしまうと、強制ロスカットされてしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためには余裕をもって資金を管理しなければなりません。
FX自動売買の注意点
FXの自動売買を利用するときの注意点は何でしょうか。
注意点を3点取り上げます。
- 相場の急変に対応できない可能性がある
- 手数料やスプレッドが高めである
- 強制ロスカットの可能性がある
相場の急変に対応できないことがある
1つ目の注意点は相場の急変に対応できない可能性があることです。

2022年6月16日から18日にかけて、ドル/円相場が大きく変動しました。
特に6月16日午後から6月17日午前にかけて変動は極めて大きく、3円の円安から一転して3円の円高となりました。
このような相場急変の際には、自動売買の修正が間に合わず、大きな損失を出す可能性があります。
手数料やスプレッドが高めである
2つ目の注意点は手数料やスプレッドが高めである点です。
裁量トレード中心のFX会社の場合、手数料が無料でスプレッドが低く抑えられている会社も珍しくありません。
しかし、自動売買のFX会社は手数料やスプレッドが高めに設定されていることがあります。
また、会社によってはスプレッドが非公表となっていますので注意が必要です。
強制ロスカットの可能性がある
3つ目の注意点は強制ロスカットの可能性があることです。
もし、証拠金維持率が100%ぎりぎりの状態で相場が急変してしまうと、強制ロスカットされてしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためには余裕をもって資金を管理しなければなりません。
FX自動売買に関するQ&A
FXの自動売買に関する質問を3点取り上げます。
- 自動売買で発注と約定がずれてしまうことはありますか?
- 自動売買で得た収益は課税されますか?
- 自動売買は途中で停止できますか?
自動売買で発注と約定がずれてしまうことはありますか?
あります。
裁量トレードでも自動売買でも発注と約定がずれることは珍しくありません。

発注と約定のずれのことをスリップページといいます。
どのFX会社でも基本的にスリップページが設定されていて、ある程度のずれは許容されます。
もし、スリップページを0に設定した場合、条件が合わないトレードは全て不成立となり約定確率が大きく減少します。
約定不成立が多くなりすぎれば、自動売買に意味をなさないため発注と約定にある程度のずれがあるのはやむを得ないといえるでしょう。
自動売買で得た収益は課税されますか?
課税されます。
FXで得た利益は雑所得に区分され、申告分離課税の対象となります。
申告分離課税とは、他の所得と分離しFXの収益だけを対象として課税されるという意味で、税率は20.315%とされています。

また、FXで得た所得が20万円を超えた場合は確定申告も必要です。
自動売買は途中で停止できますか?
途中で停止できます。
停止の方法は各FX会社によって異なりますが、相場の急変などリスクが大きくなりすぎる場合には手動で停止することが可能です。
一時停止の方法については、各FX会社にお問い合わせください。
FXの自動売買おすすめランキングのまとめ
今回はFXの自動売買おすすめランキングと題してランキング形式で紹介しました。
自動売買プログラムを提供しているFX7社のうち、AIを前面に押し出しているのが1位のマイメイトです。
エージェントを育成するという異色の自動売買ですが実績十分です。
今後、エージェントの有効性が証明されればさらにサービスが拡大するのではないかと期待しています。
2位は外為オンラインのiサイクル2取引で、シンプルなリピート型の自動売買で、相場が変動しても追随して利益を上げられるのが強みです。
3位のみんなのシストレはみんなのFXで得たトレーダーの取引パターンを組み込んだストラテジーを利用できる点で初心者向きです。
4位以下のサービスもそれぞれ特色があるので、気になった方は各FX会社の公式サイトをご確認ください。
もし、FX初心者で何をしてよいかわからないという場合はほぼすべてお任せにできるマイメイトを最初に見たほうが良いかもしれません。
FXを始めてみたい方は、ぜひマイメイトの公式サイトをご確認ください。