株式投資とは?株の買い方や始め方、少額から始める方法を徹底解説
「株式投資に興味がある」
「株式投資はどうやって始めるの?」
株式投資とは株式を購入することで企業に投資し、その見返りとして配当金や株主優待の特典などを得ることです。
購入した株式が値上がりすれば、保有する株式を売って差額を利益とすることもできます。
今回は株式投資とは何か、株式投資の始め方、株式投資のメリット・デメリット、おすすめの証券会社、よくある質問などについてまとめます。
- 株式投資で得られる利益は売買益であるキャピタルゲインと配当金などのインカムゲイン、株主優待などである
- 株式投資を始めるには証券会社を選択し、アカウントを作成しなければならない
- 購入した株式を売却することで、はじめて、利益・損失が確定する
- メリットは売却益を得られることや副収入が得られること、企業の意思決定に参加できること
- デメリットは元本保証がないことや流動性リスク・上場廃止リスクがあること
はじめて株式投資をする人は、選択肢が多い大手ネット証券から調べたほうがよいでしょう。
例えばSBI証券は国内株式や米国株などの外国株式、投資信託、債券、CFDと多様な金融商品を取り扱っている大手ネット証券です。
クレジットカードによる積立投資も可能ですので、初心者からしても利用しやすい証券会社だといえます。
SBI証券について詳しく知りたい方は、SBI証券の公式サイトをご確認ください。
Marketαでは公式LINEで仮想通貨(暗号資産)に関する情報を随時配信しています。
最新情報やキャンペーンを発信していますので、ぜひ登録しておいて見て下さい。
株式投資とは?
株式投資とはどのようなものなのでしょうか。
株式投資の内容や得られる利益などについてまとめます。
- 株式投資とは何か
- キャピタルゲインとインカムゲイン
- 株主優待
株式投資とは何か
株式投資とは、投資家が証券取引所で株式を購入することで株式会社に投資し、その見返りとして配当金や株主優待の特典を得ることです。
株式を購入することで、投資家は会社の権利の一部を得たことになります。
また、投資した会社の業績が向上するなどして株式の価値が上昇したら、売却して差額分を利益とすることができます。
キャピタルゲインとインカムゲイン
株式投資で得られる利益はキャピタルゲインとインカムゲインに分けられます。
キャピタルゲインとは株価の値上がりなどによって得られる利益(売却益)のことです。
※信用取引などでは株価が下がっても利益を得られます。
購入した株式が値上がりしていれば、それを売却した時に得られる利益がキャピタルゲインだといえます。
その一方、インカムゲインとは株式を保有していることによって得られる利益のことで、配当金がこれにあたります。
日本株の場合は年2回、米国株の場合は年4回の配当金を得られることが多いです。
株主優待
株主優待とは株式を保有していることで得られる特典のことです。
代表的な株主優待はクオカード、自社商品、カタログギフトなどです。
ただし、株主優待は日本株でよくみられるものであり、米国株を含む外国株ではほとんど見られません。
これは、外国では配当の現金を重視する考え方が強いからです。
SBI証券のアカウントを持っていると専用サイトで株主優待についての検索ができます。
優待内容が写真で見られるので非常にわかりやすく、欲しい優待を一目で見つけられます。
詳しい内容についてはSBI証券の公式サイトをご確認ください。
株式投資の始め方
株式投資を始めるにはどのようにすればよいのでしょうか。
株式投資の始め方についてまとめます。
- 証券会社を選択する
- アカウントを登録する
- 株式を購入する
- 購入した株式を売却する
証券会社を選択する
最初に証券会社を選択します。
国内株式を扱っている証券会社であればどこでも株式投資を開始できますが、最初は選択肢が多い大手ネット証券を選ぶとよいでしょう。
大手ネット証券は手数料が安く、取引しやすいからです。
アカウントを登録する
取引する証券会社を決めたらアカウントを登録します。
ここでは、SBI証券を例に挙げてアカウントの登録方法を解説します。
公式サイトにアクセスしたら「口座開設」をクリックし、必要事項を入力します。
その後、本人確認書類を提出します。
本人確認書類として認められるのは以下の書類です。
- 写真付きマイナンバーカード
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳(写真付き)
- 住民票の写し
どの書類を本人確認書類として認めるかは証券会社によって若干差異があるので、それぞれの公式サイトで確認したほうがよいでしょう。
提出された書類を証券会社がチェックし、その後、メールまたは郵送で口座開設完了通知が送られます。
口座に入金すると株式の購入が可能となります。
株式を購入する
次に株式の購入に移ります。
各証券会社の公式サイトにログインすると専用の画面に移り、そこで購入したい株を選択、購入数や希望価格を入力します。
取引が成立(約定)すると、代金が支払われ株式を自分のものとできます。
購入した株式を売却する
大きな利益を狙うには株価が高くなったタイミングで売却しなければなりません。
たとえば、10万円で購入した株が8万円に値下がりしていれば2万円の損失ですが、売却しなければ損失は確定しません。
この状態を「含み損」といいます。
同じように、10万円で購入した株が15万円に値上がりしていれば5万円の利益ですが、売却しなければ利益が確定しません。
この状態が「含み益」です。
損失であれ利益であれ、「売却」することで初めて確定するのです。
もし、10万円の株価が8万円に下落しても売却せず、15万円になっても「まだ上がるかもしれない」と考えて売却しなかったとしましょう。
そして、そのあとに株価が下落し13万円になった時に売却したとしたら、確定した利益は3万円となります。
以前は、証券会社のアカウント作成に1週間前後の期間がかかっていました。
しかし、スマートフォンの普及により以前よりも作成までの期間が短くなりつつあります。
SBI証券でアカウントを作成する際、スマートフォンで必要書類を提出すると最短で翌日には取引が可能となります。
アカウント作成の流れについて知りたい方はSBI証券の公式サイトをご確認ください。
株式投資のメリット
株式投資のメリットとは何でしょうか。
メリットを3点まとめます。
- 売却益を得られる
- 定期的な副収入が得られる
- 企業の意思決定に参加できる
売却益を得られる
1つ目のメリットは売却益を得られることです。
株取引で大きな利益を得ようと考えたら、株価が安いときに購入し高値が付いたときに売却するとよいのです。
株価が上昇しやすいと考えられるのは、本来の企業価値よりも低い株価になっている「バリュー株」や高い成長が見込まれる「グロース株」です。
ただ、初心者がバリュー株やグロース株を見分けるのは難しいかもしれません。
そんな時は複数の銘柄がパッケージされた「ETF」を購入するのも一つの方法です。
たとえば、日経平均に連動するETFを購入すると、日経平均を構成している225社に同時に投資したのと同じ効果が得られます。
いずれにせよ、購入時よりも価格が上昇した時に売却するのが最も大きな利益を得られるタイミングだといえます。
定期的な副収入が得られる
2つ目のメリットは定期的な副収入が得られることです。
配当金が得られる銘柄の場合、定期的に働かなくても得られる副収入、いわゆる不労所得が得られます。
安定した収益基盤を持ち、株主に対する還元傾向が強い企業の株式を保有していると安定して配当が得られます。
しかし、グロース株のようにこれから成長したい企業の株式の場合は、配当がすくないか無配当であることも珍しくありませんので購入前に確認しておきましょう。
企業の意思決定に参加できる
3つ目のメリットは企業の意思決定に参加できることです。
企業の重要な意思決定の場は株主総会であり、株式を保有していれば株主総会で投票する権利(議決権)を行使できます。
株式を多く保有していればいるほど、企業の意思決定に深く関与できるのです。
株式投資で注意するべきポイントの一つが取引手数料です。
取引手数料が大きすぎると取引コストがかかりすぎ、売却益が少なくなってしまいます。
対面型の証券会社に比べ、ネット証券は手数料が大幅に引き下げられ利用しやすくなりました。
たとえば、SBI証券ではスタンダードプランで1回あたり55円から、国内株式アクティブプランであれば100万円以内の取引は手数料が無料となっています。
手数料や取引ルールについて知りたい方は、SBI証券の公式サイトをご確認ください。
株式投資のデメリット
株式投資にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットを3点まとめます。
- 元本保証ではない
- 流動性リスクがある
- 上場廃止リスクがある
元本保証ではない
1つ目のデメリットは元本保証でないことです。
銀行預金や郵便貯金の場合、元本が保証される預金保険制度があるため銀行が破綻しても1,000万円までの元本が保証されます。
しかし、株式の場合、元本保証されていませんので株価が購入時より値下がりすると、その分が損失となってしまいます。
とはいえ、株が値上がりすると大きな利益を得られる可能性もあるので一概に株の方がダメだとは言えません。
流動性リスクがある
2つ目のデメリットは流動性リスクがあることです。
流動性リスクとは、株の取引量にかかわるリスクのことです。
取引量が多く売買が活発な銘柄(流動性が高い銘柄)は売りたい人も買いたい人も多いため取引が成立しやすくなります。
しかし、取引量が少ない銘柄(流動性が低い銘柄)は売買が成立しない可能性があるのです。
そのため、売買したいタイミングで売買できないといったことが発生してしまいます。
上場廃止リスクがある
3つ目のデメリットは上場廃止リスクがあることです。
株を発行している会社の経営が急速に悪化すると株価は暴落します。
それだけで済まず、会社の経営が立て直せなかった場合、株式市場から退場を余儀なくされる「上場廃止」になってしまうかもしれません。
といっても、いきなり上場廃止になるわけではありません。
証券取引所は対象となる会社に改善を求める改善期間を設け、それでもだめだった時には管理銘柄に移行します。
ここで改善できず、基準に達しなかった場合は上場廃止が決められ整理銘柄に指定され、1か月後に上場廃止されます。
そうなると、保有している株式はほぼ無価値になってしまうのです。
株式投資において情報収集はとても重要で、上場廃止につながるような情報に接したらできるだけ早く売却するなどの手を打たなければなりません。
SBI証券の場合、トップページに最新情報やランキング、キャンペーンの情報がまとめられていますので、そちらを参考にしながら情報収集できます。
さらに「投資情報メディア」では専門家による分析などが掲載されているため、投資の判断材料として利用できます。
SBI証券で掲載されている情報や「投資情報メディア」について知りたい方はSBI証券の公式サイトをご確認ください。
株式投資を始めるのにおすすめの証券会社
株式投資を始めるのにおすすめの証券会社を3社紹介します。
- SBI証券
- 楽天証券
- LINE証券
SBI証券
名称 | SBI証券 |
取扱銘柄 | 国内株式 外国株式(米国など9か国) 投資信託 FX 債券 金・プラチナ 先物オプション取引 CFD など |
最低取引株数 | 1株(S株) |
取引手数料 | 0円~(1日の約定代金が100万円以内の場合) |
スマホアプリ | あり |
公式サイト | SBI証券公式サイト |
SBI証券はSBIホールディングスに属する証券会社で、大手ネット証券として幅広く知られた存在です。
国内株式はもとより米国株をはじめとする9か国の外国株式や多数の投資信託を取り扱っています。
初心者から熟練した投資家まで、幅広い顧客のニーズにこたえられる総合的な証券会社だといえるでしょう。
SBI証券の取扱金融商品や取引ルール、手数料などについて興味がある方はSBI証券の公式サイトをご参照ください。
楽天証券
名称 | 楽天証券 |
取扱銘柄 | 国内株式 外国株式 投資信託 FX 債券 金・プラチナ 先物オプション取引 CFD など |
最低取引株数 | 100株 |
取引手数料 | 0円~(1日の約定代金が100万円以内の場合) |
スマホアプリ | あり |
公式サイト | 楽天証券公式サイト |
楽天証券はSBI証券と並ぶ大手ネット証券で、2022年6月には口座開設数が800万口座を超えました。
国内株式や米国株などの外国株式、多数の投資信託、金・プラチナ、CFDなど幅広い金融商品がある点でもSBI証券に引けを取りません。
ただ、SBI証券にある単元未満株の扱いがないため、少額投資という点ではSBI証券に分があるでしょう。
楽天証券の取引ルールや取扱商品などについて知りたい方は、楽天証券の公式サイトをご参照ください。
LINE証券
名称 | LINE証券 |
取扱銘柄 | 国内株式 投資信託 FX CFD |
最低取引株数 | 1株 |
取引手数料 | 55円~ |
スマホアプリ | あり |
公式サイト | LINE証券公式サイト |
LINE証券はメッセージアプリLINEの関連会社が運営する証券会社です。
LINEポイントやLINEPayを利用して投資ができることや1株から買えることなどで人気がある証券会社です。
また、スマートフォンでの取引を前提としているのでPCが無くても取引にほとんど支障がありません。
ただし、外国株についてはまだ取り扱っていませんので米国株に投資するのであれば他の証券会社を選んだほうがよいでしょう。
詳しくはLINE証券の公式サイトをご参照ください。
株式投資の始め方に関するよくある質問
株式投資の始め方に関するよくある質問をまとめます。
- 株式投資を始めるのにどのくらいの資金が必要ですか?
- 単元株とは何ですか?
- 株式投資にはどのような税金がかかりますか?
株式投資を始めるのにどのくらいの資金が必要ですか?
株式投資は少額からでも始められますので、購入する銘柄によっては数万~数十万円あれば十分取引可能です。
特に、SBI証券のような1株から購入できる証券会社の場合、トヨタやソフトバンクといった有名企業の株式でも、数千円から購入可能です。
ただし、株式投資は元本が保証されているわけではないので、失っても生活に支障のない余剰資金で投資するべきでしょう。
単元株とは何ですか?
単元株とは、証券取引所で株式を購入するときに必要な最低株数のことです。
トヨタ自動車の株価が2,000円で単元株数が100株だとすると、トヨタの株式を購入するには2,000円×100株=200,000円の資金が必要となります。
東京証券取引所に上場しているほとんどの株式は単元株数を100株と設定しているため、株価×100円の資金が必要だといえます。
米国株の場合、ほとんどの株が1株から購入可能です。
株式投資にはどのような税金がかかりますか?
株式投資で得られた利益(配当・売却益)は課税対象とされます。
具体的には所得税として15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%の合計20.315%の税が課せられます。
こうした利益については原則、確定申告が必要となりますが、特定口座で「源泉徴収あり」と設定しておくと証券会社が納税してくれるため、確定申告の必要がありません。
多額の資金を用意できない人にとって便利な仕組みなのが「S株」などの単元未満株購入の仕組みです。
100株未満の株を単元未満株といいますが、SBI証券では「S株」と名付けて単元数未満の株式でも売買を受け付けています。
しかも買付手数料が0円ですので利用しやすいといえますが、売却時には55円の手数料が必要となるので注意しましょう。
S株の内容についてもっと詳しく知りたい方はSBI証券の公式サイトをご覧ください。
株式投資の始め方のまとめ
今回は株式投資の始め方についてまとめました。
- 株式投資で得られる利益は売買益であるキャピタルゲインと配当金などのインカムゲイン、株主優待などである
- 株式投資を始めるには証券会社を選択し、アカウントを作成しなければならない
- 購入した株式を売却することで、はじめて、利益・損失が確定する
- メリットは売却益を得られることや副収入が得られること、企業の意思決定に参加できること
- デメリットは元本保証がないことや流動性リスク・上場廃止リスクがあること
株式投資をすると、売買によって利益が得られるほか配当金や株主優待など様々な利益が得られます。
こうした利益を得るには証券会社でアカウントを作成し、株を売買できる環境を整えなければなりません。
株取引はおおきなメリットがある半面、元本保証ではないため相場の状況によっては大きな損失を被る可能性があります。
そのリスクを踏まえると、株式投資は当面使わない「余剰資金」で行い、損失が出ても生活に困らないような資金を作ってから取引するとよいでしょう。
初心者が株式投資するときは、なるべく多くの金融商品を取り扱い、かつ、取引手数料の低い証券会社を選ぶのが理想的です。
こうした条件を備えているのはSBI証券や楽天証券、LINE証券といったネット証券です。
なかでもSBI証券は取扱商品や手数料、単元未満株の取扱といった点でとても優れています。
投資情報についてもふんだんに提供していますので、アカウントを作成していなくても閲覧する価値があるでしょう。
SBI証券についてもっと詳しく知りたい方はSBI証券の公式サイトをご確認ください。