債券・社債が取引可能なおすすめ証券会社を7社紹介【2024年版】

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債券・社債は低リスクで資産運用できるとして、株式と並んで人気の投資方法です。

国内の証券会社から投資を始められますが、取り扱い種類や本数は証券会社によっても異なります。

そのため、「どの証券会社を利用して購入すればいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事ではこれから債券・社債投資を検討している方に向けて、おすすめの証券会社や選び方のコツを紹介します。

この記事でわかること
  • 債券・社債の投資におすすめの証券会社
  • 債券・社債に投資するメリット・デメリット
  • 債券・社債に投資できる証券会社を選ぶコツ

記事を読み終わる頃には、証券会社を一覧比較した上で選択し、債券・社債への投資を進められるでしょう。

これから債券・社債投資を始める方は、投資初心者でも利用しやすい「楽天証券」を検討してみてはいかがでしょうか。

楽天証券なら外国債券をメインに200種類以上取り扱っており、楽天ポイントを活用した投資を進めることも可能です。

興味のある方は、ぜひ楽天証券公式サイトから詳細をチェックしてみてください。

目次

債券・社債が購入できる証券会社一覧

債券・社債は株式と同様、国内で展開している証券会社から購入できます。

以下は幅広い種類の債券・社債に対応しており、投資家からの人気の高い証券会社の一覧表です。

スクロールできます
証券会社対応債券の種類入出金手数料(外貨)為替手数料債券・社債専用キャンペーン
楽天証券個人向け国債
普通社債(円建)
外国債
1,000円
(※SMBC信託銀行・楽天証券外貨送金サービス利用時)
25銭なし
SBI証券個人向け国債
自社社債
普通社債(円建)
外国債
外貨建社債
無料
(※住信SBIネット銀行利用時)
25銭あり
マネックス証券個人向け国債
自社社債
普通社債(円建)
外国債
外貨建社債
入金:無料
出金:330円(税込)
25銭なし
SMBC日興証券個人向け国債
自社社債
普通社債(円建)
外国債
外貨建社債
無料50銭あり
GMOクリック証券普通社債(円建)
自社社債
外国債
無料
(※振込手数料は別途負担)
25銭なし
Siiibo証券普通社債(円建)無料
(※振込手数料は別途負担)
なし
auカブコム証券外国債無料20銭なし

一覧表からもわかる通り、扱う債券・社債の種類や数は証券会社によっても大きく違いがあることがわかります。

そんな中でも「楽天証券」は、幅広い外国債に投資できると投資家間でも評判の高い証券会社です。

外国債券への投資が不安な方は、個人向け国債による堅実な資産運用を進めることも可能です。

興味のある方はぜひ、楽天証券公式サイトから債券・社債情報をチェックしてみてください。

債券・社債が購入できるおすすめ証券会社

上記の一覧表で紹介した証券会社について、特徴やキャンペーン情報を詳しく解説します。

それぞれの証券会社で特徴が異なるので、ぜひ今後の債券・社債投資の参考にしてみてください。

債券・社債が購入できるおすすめ証券会社
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • SMBC日興証券
  • GMOクリック証券
  • Siiibo証券
  • auカブコム証券

楽天証券

楽天証券
引用:楽天証券
個人向け国債あり
自社債券なし
普通社債(円建)あり
外国債あり
外貨建社債なし
入出金手数料1,000円(※SMBC信託銀行を利用時)
為替手数料25銭

楽天証券の特徴

楽天証券のおすすめポイント
  • 200種類を超える豊富な外国債券の取り扱い
  • 個人向け国債は1万円からと少額から投資可能
  • Fundsとの提携で間接的に上場企業へ投資可能

楽天証券は外国債券の取り扱いに強みを持ち、投資初心者からも人気の高い証券会社です。

「債券マルシェ」と名されたサービスでは、アップルやディズニーなど世界的な大企業の既発債券に対応。

新発債券の取り扱いも定期的に行われており、直近では米ドル建による「みずほ銀行社債」の販売がスタートしています。

国内債券については個人向け国債のみとの提供となりますが、買付手数料がかからない点が大きな魅力です。

また利回り投資サービスと提携しており、1円という極少額から上場企業への投資を進められるのもポイント。

債券・社債の投資とあわせて、1〜2%の利率からコツコツ資産形成を目指すことも可能です。

開催中のキャンペーン

引用:楽天証券

楽天証券では債券・社債のキャンペーンは開催されていませんが、国内外の株式に力を入れているのがポイント。

国内株式では移管(入庫)で全員200ポイントプレゼントキャンペーンを開催中です。

米国株手数料無料キャンペーン
引用:楽天証券

さらに外国株式では、口座開設から2か月間の間は取引手数料が無料になるキャンペーンも開催中です。

債券・社債とあわせて株取引を行いたい方にとっては、かなり魅力的なキャンペーンといえるでしょう。

SBI証券

SBI証券Top
引用:SBI証券
個人向け国債あり
自社債券あり
普通社債(円建)あり
外国債あり
外貨建社債あり
入出金手数料無料(※住信SBIネット銀行利用時)
為替手数料25銭

SBI証券の特徴

SBI証券のおすすめポイント
  • 取り扱っている債券種類が多種多様
  • 短期・高利率の自社債券取り扱いあり
  • 最大13の通貨建外国債に対応

SBI証券は業界トップクラスの証券会社で、債券のバリエーションが豊かな点がポイントです。

商品種類はもちろんのこと本数も多く、円建・外貨それぞれ目的に応じた柔軟な投資を進められます。

外貨建債券はメジャーな米ドルのほか、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利を実現する通貨建にも対応。

また自社社債を定期的に販売しており、債券販売のタイミングでは現金がもらえるキャンペーンも開催されています。

住信SBIネット銀行の利用で入出金手数料が無料となるため、コストを抑えてリターン目指せるのも特徴です。

開催中のキャンペーン

個人向け国債デビューキャンペーン
引用:SBI証券

SBI証券が提供する個人向け国債では、購入合計金額に応じたキャッシュバックキャンペーンが開催中です。

エントリー不要で最大10,000円分のキャッシュバックを受けられます。

個人向け国債で安定的に資産形成したい方は、ぜひキャンペーンを活用してお得に国債投資を進めましょう。

マネックス証券

マネックス証券Top
引用:マネックス証券
個人向け国債あり
自社債券あり
普通社債(円建)あり
外国債あり
外貨建社債あり
入出金手数料入金:無料(※振込手数料負担が必要)
出金:330円(※即時出金サービス利用時)
為替手数料25銭

マネックス証券の特徴

マネックス証券のおすすめポイント
  • 先進国から新興国まで幅広い通貨建債券に対応
  • 株価指数に連動する「仕組債」の取り扱いあり
  • 米ドル建債券の円購入によって為替手数料が無料

マネックス証券では、高金利の円貨建債券をメインに扱っているのが特徴です。

特に国内社債の取扱履歴や実績が豊富で、メルカリやシャープといった国内大手企業への投資を進められます。

現在では株価指数に連動する「第一生命保険HD」の新発債券といった、投資上級者向けの商品も提供されています。

また外貨決済サービスにも対応しているので、債券の利益や償還金をそのまま外貨で預け入れておくことも可能です。

外貨を円に換金するタイミングで為替差益を狙えるほか、為替手数料を節約した投資を進められます。

開催中のキャンペーン

【ドコモ提携記念】マネックスで新NISAスタートキャンペーン
引用:マネックス証券

債券・社債のキャンペーンは開催されていませんが、NISAキャンペーンに力を入れています。

キャンペーン期間中にクイズに正解&新規口座開設等すべての条件達成でもれなくdポイント4,200ptをプレゼントされます。

キャンペーン期間中のエントリーが必須なので、興味を持っている方はぜひ参加しておきましょう。

SMBC日興証券

SMBC日興証券
引用:SMBC日興証券
個人向け国債あり
自社債券あり
普通社債(円建)あり
外国債あり
外貨建社債あり
入出金手数料無料
為替手数料50銭

SMBC日興証券の特徴

SMBC日興証券のおすすめポイント
  • 南アフリカ・トルコなど9カ国の通貨建債券に対応
  • 「債券シミュレーション」で為替の損益分岐点をチェック可能
  • スマホアプリからの手軽なオンライントレードに対応

SMBC日興証券は、高利回りが魅力の先進国通貨建債券が数多くピックアップされているのが特徴です。

既発外国債の買付ランキングが公式サイト上で公開されており、利率や償還日などが見やすくまとめられています。

また初めて債券に触れる方でも安心できるよう、ネットセミナーから債券を学べる環境が用意されているのもポイント。

外部機関からの評価が高い公式サポートでは、債券投資に関する疑問を電話やチャット上で解消できます。

米ドルの為替手数料が高めですが、入出金手数料がかからない点でカバーされているのが魅力です。

開催中のキャンペーン

開催中のキャンペーン
引用:SMBC日興証券

SMBC日興証券では現在、個人向け国債キャンペーンが開催中です。

キャンペーン期間中に、変動10年債を購入した方に最大16万円の現金をプレゼントします。

GMOクリック証券

GMOクリック証券
引用:GMOクリック証券
個人向け国債なし
自社債券あり
普通社債(円建)あり
外国債あり
外貨建社債あり
入出金手数料無料(※振込手数料負担が必要)
為替手数料25銭

GMOクリック証券の特徴

GMOクリック証券のおすすめポイント
  • 外国債券をメインとした取り扱い
  • 6%を超える高利回り債券の取り扱いあり
  • 債券・社債の取引手数料が無料

GMOクリック証券では、高金利通貨建の外国債券を数多く提供しているのが特徴です。

既発債券ではメキシコペソを扱っており、他の外貨建債券と比べても高い利回りを実現。

過去には、ブラジルレアルやトルコリラなどの高金利通貨建債券の取り扱い実績もあります。

また発行体はすべて政府・公的金融機関のため、取り扱い債券に対しての信頼性が高い点もポイントです。

手数料が安価に設定されているので、即時入金や出金などのコストをかけずに債券・社債投資を進められます。

開催中の特典

GMOクリック証券キャンペーン5
引用:GMOクリック証券

GMOクリック証券は自社の強みとなるFXの専用キャンペーン・特典を数多く開催しています。

初めてFX口座を開設&取引するユーザーに対して、最大55万円キャッシュバックを用意。

債券投資と合わせてFXでの資産形成を狙っている方は、ぜひGMOクリック証券の特典の利用を検討してみてください。

Siiibo証券

Siiibo証券
引用:Siiibo証券
個人向け国債なし
自社債券なし
普通社債(円建)あり
外国債なし
外貨建社債なし
入出金手数料入金:投資家が負担
出金:証券会社が負担
為替手数料

Siiibo証券の特徴

Siiibo証券のおすすめポイント
  • 少数の私募社債に特化した証券会社
  • 社債購入・償還時の手数料が無料
  • 3分で口座開設申請、最短当日から投資可能

Siiibo証券は50名程の少数による私募社債でサービス提供しているのが特徴。

投資家は公式サイト上から気になる企業を検索し、金額や金利など条件設定することで社債の購入希望を提出。

企業と投資家のマッチングが成功すると、購入希望を提出した投資家に社債購入が割り当てられる仕組みです。

知識や経験のある投資家に対しては、償還時に債券を株式に交換できる「転換社債」の購入チャンスが与えられます。

1口あたり最低50万円の資金が必要なため、ある程度資金力のある投資家におすすめな証券会社です。

開催中のキャンペーン

引用:Siiibo証券

Siiibo証券では現在、紹介プログラムによる報酬制度を用意しています。

被紹介者が実際に社債を購入すると、紹介したユーザー1人につき10,000円がプレゼントされます。

5人までの紹介が可能なため、最大で50,000円をキャンペーン報酬として受け取り可能です。

また被紹介者も10,000円がもらえるため、お互いがWin-Winになれるキャンペーンとなっています。

auカブコム証券

auカブコム証券4
引用:auカブコム証券
個人向け国債なし
自社債券なし
普通社債(円建)なし
外国債あり
外貨建社債なし
入出金手数料無料
為替手数料20銭

auカブコム証券の特徴

auカブコム証券のおすすめポイント
  • 既発の外国債券の取り扱いがメイン
  • 大口投資で購入金額が最大0.07%割引
  • 「債券シミュレーター」の利用が無料

auカブコム証券では、償還金の受け取り方法を3種類から選択できるのが特徴です。

債券購入時と償還時の2つのタイミングから、「外貨・円貨・外貨建MMF」での受け取りを選択できます。

また10,000通貨以上の債券購入で、最大0.07%割引されるユニークな仕組みも魅力です。

米ドル建・豪ドル建の債権が対象となり、大口で投資したい方にとっては購入額を抑えられる大きなメリットといえます。

為替手数料が20銭と安価なため、他の証券会社よりもコストを抑えた外国債券投資を進められるでしょう。

開催中のキャンペーン

auカブコム証券キャンペーン
引用:auカブコム証券

債券・社債専用のキャンペーンはありませんが、FXでは豪華キャンペーンを複数開催中です。

FX口座の新規開設&取引によって、最大50,000円のキャッシュバックを現金で受け取れます。

またFXの取引数量に応じて、毎月最大100万円のキャッシュバックキャンペーンも開催されています。

共にエントリー不要のキャンペーンになるので、債券・社債投資とあわせてFXでの資産形成も検討してみてください。

債券・社債に投資するメリット

債券・社債に投資するメリットは以下のとおりです。

債券・社債に投資するメリット
  • ローリスクで運用できる
  • 定期預金よりも利率が高い
  • 株式投資のリスクヘッジになる

ローリスクで運用できる

債券・社債は株式投資よりもリスクを抑えた運用ができる点がメリットです。

株式は需要と供給で価格変動するため、比較的リスクの大きな投資商品といえます。

元本が保証されているわけではないので、株価の暴落によって大損する可能性も少なくありません。

その点、債券・社債は満期が前もって決まっているので、元本割れするリスクは限りなく低いといえます。

また利率もあらかじめわかるので、株式と比べても収益の見通しが立てやすい点もメリットでしょう。

定期預金よりも利率が高い

債券・社債は定期預金よりも高い利率を実現している点もメリットです。

金融機関によっても定期預金の利率は異なりますが、一般的に0.1〜0.3%前後で設定されています。

仮に100万円を1年間運用した場合、受け取れる利息はわずか1,000〜3,000円程度でしょう。

しかし債券・社債の場合は利率が1%を超える商品が多く、定期預金よりも10倍近いリターンが期待できます。

人気の高い「ソフトバンク債」は?

2023年7月に発行された「第23回無担保社債」では、利率1.3%で10年間の資産運用が可能です。

ソフトバンク債の利率は毎年高まっており、販売後すぐに完売するケースも珍しくありません。

参考:ソフトバンク公式サイト

仮にソフトバンク債で100万円を1年間運用した場合、受け取れる利息は13,000円となります。

眠っている資産に働いてもらいたい場合は、同じ期間・同じ資金額でも利率の高い債券・社債に投資する方がお得です。

株式投資のリスクヘッジになる

株価と債券価格は逆の値動きをする傾向にあるので、株式投資の際のリスクヘッジになる点もメリットです。

株価下落を見越して資産を債券・社債に移動させておけば、相場から受けるダメージを最小限に抑えられます。

また債券価格は金利とも逆の相関性にあり、金利が下がると債券価格は上昇しやすい特徴を持っています。

景気後退によって金利が下がった場合でも、債券・社債であれば株式よりも安定的な運用を目指せるでしょう。

予測不能なリスクに対処するためにも、実際に多くの投資家が債券・社債をポートフォリオに組み込んでいます。

債券・社債に投資するデメリット

債券・社債に投資するデメリットは以下のとおりです。

債券・社債に投資するデメリット
  • 発行体が倒産するリスクがある
  • 中途売買時には元本割れするリスクがある
  • 必ず売却につながるとは限らない

発行体が倒産するリスクがある

債券・社債は満期時の償還が約束されているとはいえ、確実性があると言い切れません。

発行体が倒産・破綻してしまうことで、満期時の償還金や利息を受け取れないリスクがあります。

特に社債は発行体が公的機関でなく一企業となるため、国債・地方債と比べると安全性が低い商品といえます。

投資先の将来性・信頼性を加味した上で、実際に社債への投資を進めていく必要があるでしょう。

中途売買時には元本割れするリスクがある

中途売買が可能な転換社債・ワラント債の場合、元本割れするリスクがあります。

債券価格が市場価格によって決まるため、売却時に購入価格を下回る可能性はゼロではありません。

株式と同様に世界情勢や地政学リスクなど、ファンダメンタルズ的な要因が債券価格に大きく影響してくるでしょう。

仮に債券の中途売買を考えている場合は、債券価格の変動や市場動向を日頃から注視しておくことが重要です。

必ず売却につながるとは限らない

債券・社債を中途売買する際は、必ずしも売却につながるとは限りません。

債券・社債の市場規模は小さく、中途売買での流動性は株式と比べても低いのが現状です。

市場での需要が低い債券・社債の場合、すぐに売却して現金化することは難しいでしょう。

利益や自由な売却を求めるなら、債券や社債ではく株式投資をメインに扱うことを検討してみてください。

債券・社債を扱う証券会社の選び方のコツ

債券・社債を扱う証券会社はさまざまですが、それぞれで強みやウィークポイントが異なります。

証券会社を選ぶ際は、まずは「自分の投資スタイル・考え方を実現できそうか」といった視点が重要です。

その他にも証券会社を選ぶコツがいくつかあるので、債券・社債の投資を検討している方はチェックしておきましょう。

債券・社債を扱う証券会社の選び方のコツ
  • 取り扱う債券・社債が豊富か
  • 信頼性の高い債券・社債を扱っているか
  • 低コストで債券・社債に投資できるか

取り扱う債券・社債が豊富か

債券・社債の取り扱いの豊富さは、自身の投資における選択肢の広さに繋がります。

投資先の選択肢が広がることで自分にあった債券・社債を選びやすくなり、無理のない投資を進められます。

また投資先を複数に分散できるようになるので、より安全・堅実な資産運用も可能でしょう。

どこがどんな債券・社債に対応しているかは、証券会社の公式サイト上からチェックできます。

利用する証券会社を選ぶ前には、複数の証券会社の公式サイトをチェックして対応する債券・社債を比較してみてください。

信頼性の高い債券・社債を扱っているか

信頼性の高い債券・社債であるほど、安定した利率でリスクを抑えた資産運用が可能です。

債券・社債の信頼性は民間の格付け機関により、アルファベット表記でそれぞれ格付けされています。

格付けの例
格付けの例

投資家に資金を返済できるかをはかる指標になり、一般的に「BBB」以上の債券・社債は投資適格格付と判断されます。

格付けが低い債券は利率が高いですが、その分債務不履行のリスクや投機性が高まるので注意が必要です。

証券会社の公式サイト上をチェックする際は、それぞれの債券・社債の格付けも必ずチェックしておきましょう。

低コストで債券・社債に投資できるか

証券会社が扱う債券・社債の利率だけでなく、「低コストに投資を進められるか」も重要です。

コストが高い証券会社で投資を進めてしまうと、せっかく得た利益が大きく目減りする可能性があります。

証券会社で必要になるコスト
  • 証券会社への入出金手数料
  • 債券の購入・売却時の手数料
  • 外貨への両替手数料

特に外貨建債券を扱う場合は証券会社への入出金のほか、外貨の為替手数料にも注意が必要です。

片道での両替で手数料が発生するので、両替回数が多くなるとコストがかさんでしまいます。

証券会社によってもコスト体系が異なるので、債券種類同様に複数の証券会社を事前に比較しておきましょう。

債券・社債が購入できる証券会社に関するよくある質問

最後に、債券・社債が購入できる証券会社でよくある質問について回答します。

新発債券と既発債券の違いは何ですか?

新発債券と既発債券の違いは以下のとおりです。

新発債券既発債券
購入価格発行された価格で購入市場での時価で購入
利回り最終的な利回りは固定最終的な利回りは変動する
購入しやすさ数が限定されて購入しにくい種類が豊富で購入しやすい

新発債券は利回りが固定で将来的な収益が明確なので、安定的な運用を目指す人におすすめです。

アクティブに投資を進めたい人は、利回りが変動する既発債券を検討してみてください。

外国債券と国内債券はどちらがおすすめですか?

自身の投資スタイルによって、運用する債券を選ぶのがおすすめです。

基本的に外国債券の方が利回りが大きいため、国内債券よりも得られるリターンに期待できます。

また外貨での償還金受け取りによって、円換金のタイミングで為替差益を狙うことも可能です。

より積極的な運用なら外国債券、安定を求める方は国内債券を検討してみてください。

証券会社が破綻した際に購入した債券・社債はどうなる?

仮に証券会社が破綻した場合でも、預けてある資金は投資家にしっかり返金されます。

というのも、投資家の資金は証券会社の資金と分離して管理するよう法律で定められているためです。

万が一資産が返ってこない場合でも、日本投資者保護基金により1,000万円までの補償を受けられます。

債券・社債以外でのおすすめの資産運用方法は?

投資歴が浅い方は、以下のような投資での資産運用を検討してみてください。

初心者にもおすすめな資産運用方法
  • NISA・つみたてNISA
  • 投資信託・ETF
  • iDeco
  • ロボアドバイザー
  • ミニ株

上記の資産運用方法は、それぞれで特徴や始め方が大きく異なります。

まずは「資産運用のおすすめランキング」を参考に、自分にどんな投資があっているのかをチェックしてみてください。

債券・社債が購入できる証券会社まとめ

債券・社債の基本情報やおすすめの証券会社について解説しました。

この記事のまとめ
  • 利用する証券会社によって債券・社債の種類や本数は異なる
  • 投資したい債券やコスト面を重視して利用する証券会社を選ぶ
  • 債券・社債はローリスク運用、株式のリスクヘッジになるのがメリット
  • 発行体の倒産リスクや元本割れのリスクがある点がデメリット
  • 豊富な外国債券に強みを持つ「楽天証券」は投資初心者でも利用しやすい

債券・社債は株式と比べても安定的にリスクを抑えて運用できるのが強みです。

しかし現在では、外貨建債券や転換債券などリスクをとってリターンを目指すような債券も増えてきています。

まずは自分の投資スタイルや許容リスクをしっかり認識した上で、投資する債券・社債を選んでいきましょう。

積極的な投資スタイルが好みな方は、ぜひ200種類以上の外国債券を扱う「楽天証券」を検討してみてください。

監修者

Market α 編集部です。仮想通貨・為替・株式投資などの多岐に渡る金融情報を、初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができるように配信しています。

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