マネーパートナーズの口コミ・評判|メリット・デメリットやおすすめな人は?
マネーパートナーズは株式会社マネーパートナーズグループの100%子会社で、FX(外国為替証拠金取引)やCFD(差金決済取引)を行っている証券会社です。
マネーパートナーズのFX取引にはどのような特徴や利点があるのでしょうか。
今回はマネーパートナーズの概要やメリット・デメリット、よくある質問などについてまとめます。
- マネーパートナーズではパートナーズFXとパートナーズFX nanoの2種類のサービスを提供している
- メリットはパートナーズFXでは代用有価証券サービスを利用できること、パートナーズFX nanoでは少額取引できることやスプレッドが小さいことなど
- デメリットはHyperSpeedNEXTというPCアプリでパートナーズFX nanoの取引ができないこと
- 少額からFXを始めたい人や狭いスプレッドで取引したい人、代用有価証券サービスを利用したい人に向いている
- スワップポイント狙いの人は不向き
- 少額から低コストで取引したい人はパートナーズFXnanoの公式サイトをチェック!!
マネーパートナーズは10,000通貨単位の取引である「パートナーズFX」と100通貨単位の取引である「パートナーズFX nano」があります。
トレーダーのニーズによってどちらを選択するのも自由です。
取引ルールや取扱通貨などはマネーパートナーズの公式サイトをご確認ください。
マネーパートナーズとは?
スプレッド(米ドル/円) | パートナーズFX:0.2銭~4.0銭(時間帯によって異なる) パートナーズFX nano:0.0銭(1万通貨まで) |
スワップポイント(トルコリラ/円) | パートナーズFX:9円(10,000通貨) パートナーズFX nano:6円(10,000通貨) ※2023年7月20日時点 |
通貨ペア数 | パートナーズFX:24通貨ペア パートナーズFX nano:18通貨ペア |
キャンペーン | 新規口座開設+条件達成で最大50万5,000円キャッシュバック(2023年9月時点) |
最小取引単位 | パートナーズFX:10,000通貨 パートナーズFX nano:100通貨 |
公式ページ | マネーパートナーズの公式サイト |
マネーパートナーズは2005年6月に創業した証券会社です。
現在、FXでは「パートナーズFX」と「パートナーズFX nano」の2つのサービスを展開しています。
2つのサービスで取引ルールが異なるため、公式サイトで違いについて理解してから申し込むべきでしょう。
両者の詳細について知りたい方は、マネーパートナーズの公式サイトをご確認ください。
マネーパートナーズのメリット
マネーパートナーズにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットを4点取り上げます。
- パートナーズFX nanoのスプレッドが小さい
- パートナーズFX nanoは100通貨から始められる
- パートナーズFXではロスカットになる証拠金維持率を、40%~100%の間(20%刻み)で設定可能
- パートナーズFXで代用有価証券サービスが利用できる
パートナーズFX nanoのスプレッドが小さい
1つ目のメリットはパートナーズFX nanoのスプレッドが小さいことです。
米ドル/円の場合、10,000通貨まではスプレッドが0.0銭、10,100通貨以上では0.1銭~4.0銭と設定されています。
これは、他のFXサービスと比べてもかなりの格安水準であるといえます。
パートナーズFX nanoは100通貨から始められる
2つ目のメリットはパートナーズFX nanoが100通貨から始められることです。
最低取引単位は10,000通貨あるいは1,000通貨としているFX業者が多い中、100通貨はかなり少ない取引数量です。
100通貨で取引するということは、数百円で日本でもっともメジャーな通貨ペアであるドル/円取引ができることを意味します。
少額取引をしたい人にとって非常にうれしい仕組みだといえるでしょう。
パートナーズFXのロスカットになる証拠金維持率を40%~100%の間(20%刻み)で設定可能
3つ目のメリットはパートナーズFXのロスカットになる証拠金維持率を40%~100%の間(20%刻み)で設定可能であることです。
ロスカットとは、純資産が必要証拠金の一定水準を割り込んだときに建玉を強制的に決済されてしまう仕組みのことです。
ロスカットになる「一定水準」はFX業者ごとで異なりますが、割合が低ければ低いほど、強制ロスカットされにくいといえます。
パートナーズFX nanoの場合は証拠金維持率100%を下回るとロスカットされます。
しかし、パートナーズFXの場合はロスカットになる証拠金維持率を、40%~100%の間(20%刻み)で設定可能です。
パートナーズFXで代用有価証券サービスが利用できる
4つ目のメリットは、パートナーズFXで代用有価証券サービスが利用できることです。
代用有価証券は、保有している株式などの金融資産をFXの証拠金に組み入れられるサービスのことです。
代用有価証券サービスを利用すると、株式があれば現金がなくてもFX取引が可能となります。
この仕組みを利用すれば、長期保有の株式や一度値下がりして売るに売れずに保有している株式をFXの資金に充てられます。
マネーパートナーズのデメリット
マネーパートナーズのデメリットは何でしょうか。
デメリットを2点取り上げます。
- PCでパートナーズFX nanoの取引ができない
- デモトレードができない
HyperSpeedNEXTというPCアプリでパートナーズFX nanoの取引ができない
1つ目のデメリットは、HyperSpeedNEXTというPCアプリでパートナーズFX nanoの取引ができないことです。
パートナーズFX nanoはPC(クイック発注ボードというWEBブラウザツール)、スマートフォンのアプリやタブレットに対応している「HyperSpeed Touch」で取引可能です。
とはいえ、「HyperSpeed Touch」には取引に必要な機能がすべて備わっているので、取引で困ることはあまりないでしょう。
デモトレードができない
2つ目のデメリットはデモトレードができないことです。
アカウント作成前に取引ツールの使い心地について確認したいトレーダーは少なからずいると思いますが、パートナーズFXに関してはデモトレードがないため事前にチェックできません。
マネーパートナーズが向いている人
マネーパートナーズでの取引が向いているのはどのような人でしょうか。
向いている3つのタイプを紹介します。
- 少額からFXを始めたい人
- 狭いスプレッドで取引した人
- 保有している金融資産を証拠金として使いたい人(パートナーズFX)
少額からFXを始めたい人
少額からFXを始めたい人は、マネーパートナーズでのFX取引に向いています。
100通貨単位の取引ができるパートナーズFX nanoは少ない資金からFXを開始できるので、いきなり大きな取引をするのは不安だという人にとっても安心できる仕組みです。
また、手数料が無料なので少ない資金を有効に使ってFXを始められるのも魅力的です。
ただし、パートナーズFXでは10,000通貨からの取引となるので、100通貨から取引可能なパートナーズFX nanoで取引するようにしましょう。
狭いスプレッドで取引した人
狭いスプレッドで取引したい人もマネーパートナーズでの取引が向いています。
スプレッドが狭ければ狭いほど、取引コストを低減できるため短期取引で利益を上げたい人にとって有利なFX会社です。
こちらも、パートナーズFX nanoの方がスプレッドが狭いので、そちらを選択して取引しましょう。
保有している金融資産を証拠金として使いたい人
保有している金融資産を証拠金として使いたい人も向いています。
パートナーズFXでは、保有している株式の評価額をFXの証拠金とできます。
配当目的で長期保有している株式や、株価の下落などで塩漬け状態になっている株式を証拠金に充てることも可能です。
長期保有資産の有効活用法の一つとして検討してもよいでしょう。
詳しくは、マネーパートナーズ公式サイトをチェックしてみてください。
マネーパートナーズが向いていない人
マネーパートナーズでの取引が向いていないのはどのような人でしょうか。
向いていない2つのタイプを紹介します
- スキャルピングをしたい人
- スワップポイント狙いの取引をしたい人
スキャルピングをしたい人
スキャルピングをしたい人はマネーパートナーズでの取引が向いていません。
スキャルピングとは数十秒から数分といった超短時間での取引を反復することで利益を上げる取引手法のことです。
スキャルピングはシステムに大きな負荷をかけることから禁止しているFX業者もいます。
マネーパートナーズでは取引ルールの一つである「外国為替証拠金取引約款 (契約約款)」の第29条で「十数秒以内に複数回の注文を行う行為」を禁じています。
つまり、パートナーズFXおよびパートナーズFX nanoでスキャルピングを行うと取引を停止される可能性があるので注意しましょう。
スワップポイント狙いの取引をしたい人
スワップポイント狙いの取引をしたい人にとってもマネーパートナーズでの取引は不向きです。
2023年6月22日現在の米ドル/円のスワップポイントを見ると、10,000通貨の買いで+100円、売りで-242円のスワップポイントがつきます。
他のFX業者と比較してもスワップポイントが少ないですので、スワップ狙いなら他の業者を検討してもよいでしょう。
マネーパートナーズの口座開設手順
ここからはマネーパートナーズでのアカウント作成手順について説明します。
- 必要事項の記入
- マイナンバーカードや本人確認書類を送信
- 取引開始
必要事項の記入
マネーパートナーズでアカウントを作成するには、フォームに必要事項を記入しなければなりません。
画面の指示に従って、必要事項を記入し確認書類に目を通しましょう。
マイナンバーカードや本人確認書類を送信
次に、マイナンバーカードや本人確認書類を送信します。
上記の書類を用意したら、郵送または送信で本人確認書類をマネーパートナーズに送ります。
データを送信する「スマホでクイック審査」のほうが短時間で審査が終わるのでお勧めです。
取引開始
マネーパートナーズでの審査が終わると、パスワード等を設定するためのメールが送られてきます。
メールの指示に従い、パスワード等を設定して必要な資金を入金すると取引を始められます。
マネーパートナーズの評判/口コミ
マネーパートナーズについてどのような評判があるのでしょうか。
Twitter上で見かけた良い評判と悪い評判を紹介します。
マネーパートナーズの良い評判/口コミ
SBI FX全然使えないじゃないですかw
逆指値注文が現在値から3pips離して注文入れないとダメだとか、酷すぎる・・
色んな業者を使ってきた方は多いと思いますがツールの便利さと機能ではマネパが1番だと思います
しかし、スプレッド、スワップは本当に改善してほしい・・・
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マネーパートナーズnanoという証券会社がおすすめです。今はドル円とメキシコペソのスプレッドが狭いのと、追証がないです。100通貨から取引できます。ここまでで何か分からない事があればまた聞いてください😄
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マネパの口座開設キャンペーン5000円しか貰えないが条件が楽なのでやってみた。あと、 スプが狭いのも、、どうなんだろ?通貨制限もちっちゃく書いてあったが、、最近は便利ツールなどや勉強コンテンツもチェックや!
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システムや約定力に関してプラスの評価がみられました。
ただ、スプレッドやスワップに関する要望も同時に見られますので、その点は要改善といったところです。
マネーパートナーズの悪い評判/口コミ
マネパのスワップ酷いね😅
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なんでマネパはスプレッドこんなに酷いことになってんだ???
この会社はたまにやるよね スワップも悪いしな~
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マネパのマイナススワップが高いのでクリック証券にお引越し。。
久しぶりに口座を空にするなあ。
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スワップポイントの悪さやスプレッドが一時的に広がる点などについての不満がみられます。
パートナーズFXを利用する場合、スワップポイント、特にマイナススワップに注意が必要です。
マネーパートナーズのよくある質問
マネーパートナーズのよくある質問をまとめました。
- 1,000通貨単位の取引はできますか?
- 日本の祝祭日でも取引できますか?
- 連続予約注文をするときに手数料は発生しますか?
1,000通貨での取引はできますか?
パートナーズFXは10,000通貨単位ですので、1,000通貨単位の取引はできません。
しかし、パートナーズFX nanoは100通貨単位の取引ですので、こちらであれば1,000通貨での取引も可能です。
日本の祝日や祭日でもFXの取引はできますか?
可能です。
原則、平日(月曜~金曜日)まで取引できます。
ただし、メンテナンス時間は取引不能ですので注意してください。
連続予約注文をするときに手数料は発生しますか?
連続予約注文でも手数料は発生しません。
連続予約注文は、複数回の決済を繰り返す注文方法のことです。
自動売買システムを採用しているFX会社の中には発注するたびに取引手数料が発生するところもありますが、パートナーズFXの連続予約注文では手数料が発生しません。
そのため、数多くの注文をあらかじめ出しておき、自動売買のような取引をしたとしても手数料コストはかかりません。
マネーパートナーズの評判/口コミまとめ
今回はマネーパートナーズが提供しているパートナーズFXとパートナーズFX nanoについてまとめました。
- マネーパートナーズではパートナーズFXとパートナーズFX nanoの2種類のサービスを提供している
- メリットは少額取引できることやスプレッドが小さいこと、代用有価証券サービスを利用できることなど
- デメリットはPCでパートナーズFX nanoの取引ができないことやデモトレードができないこと
- 少額からFXを始めたい人や狭いスプレッドで取引したい人、代用有価証券サービスを利用したい人に向いている
- スキャルピングをしたい人やスワップポイント狙いの人は不向き
- 少額から低コストで取引したい人はパートナーズFXの公式サイトをチェック!!
パートナーズFXは10,000通貨単位の取引で金額が大きくなりますが、代用有価証券サービスが魅力的です。
一方、パートナーズFX nanoは100通貨単位から始められ、スプレッドも狭いので初心者向きです。
ただし、スキャルピングをしすぎると取引停止になる可能性もありますので注意しましょう。
低コストで少額から取引したいと考えている人は、ぜひ、パートナーズFXの公式サイトをご確認ください。