コモディティ投資とは?種類やメリット・デメリットについて徹底解説
コモディティとは、金や原油などの商品全般を指す言葉であり、コモディティ投資とはそれらの商品への投資を意味します。
コモディティの価格は経済に大きな影響を及ぼしています。
今回はコモディティ投資とは何か、コモディティ投資の特徴、メリット・デメリット、コモディティ投資の方法、コモディティ投資におすすめの証券会社、よくある質問などについてまとめます。
- コモディティとは商品全般を指す言葉である
- コモディティにはハードコモディティとソフトコモディティがある
- コモディティ価格は需給関係や地政学的リスク、世界経済の動向、為替レートなどによって決まる
- メリットはインフレ対策になることや分散投資が可能なこと、リスクヘッジとして機能すること
- デメリットはインカムゲインがないことや価格変動が激しいこと
- コモディティは現物取引・先物取引・投資信託やETF・CFD取引などの方法で取引可能
コモディティ投資で真っ先に思い浮かべるのはGMOクリック証券です。
GMOクリック証券は原油や天然ガスといったエネルギー資源をはじめ、金・銀などの貴金属、大豆などの農作物まで、豊富な商品ラインアップで知られています。
詳しくは、GMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。
Marketαでは公式LINEで仮想通貨(暗号資産)に関する情報を随時配信しています。
最新情報やキャンペーンを発信していますので、ぜひ登録しておいて見て下さい。
コモディティ投資とは
コモディティ投資とはどのようなものなのでしょうか。
コモディティ投資についてまとめます。
- コモディティとは何か
- コモディティのカテゴリー
コモディティとは何か
コモディティとは、エネルギー資源や貴金属、農作部といった商品全般を指す言葉で、世界各地の商品市場で取引されています。
直接取引も可能ですが、個人投資家は先物取引やCFD取引を活用してコモディティに投資します。
後ほど詳しく説明しますが、投資信託やETFの中にもコモディティを扱ったものが多数あります。
コモディティのカテゴリー
コモディティには以下の2つのカテゴリーがあります。
- ハードコモディティ
- ソフトコモディティ
ハードコモディティとは、採掘された金属やエネルギー資源を指す言葉で、原油や天然ガス、金・銀・銅とったものが該当します。
中でも金は古くからリスクヘッジの手段として売買されてきました。
もう一つのソフトコモディティとは、農産物や畜産物を指す言葉で、小麦やトウモロコシ・大豆・コーヒー豆・砂糖・肉類(牛肉・豚肉など)などがあてはまります。
コモディティは需要と供給の関係で価格が決まり、戦争や世界経済の影響を強く受け、価格が激しく上下します。
GMOクリック証券では、豊富な銘柄のCFD取引ができるため、下落局面でも利益が見込めます。
詳しくは、GMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。
コモディティ投資の特徴
コモディティ投資の特徴とはどのようなものなのでしょうか。
特徴についてまとめます。
- 株式などと逆の値動きをしやすい
- コモディティごとに変動要因が異なる
株式などと逆の値動きをしやすい
1つ目の特徴は株式などと逆の値動きをしやすいことです。
コモディティの値動きは各商品の需給関係が中心で決定しますので、株式が値上がりしてもそれに連動しにくいのです。
とくに有名なのが株式と金の関係です。
株式が上昇すると金価格が下落し、株式が値下がりするといった価格変動をよく見かけます。
これは、株式とコモディティの逆相関性といい、どちらかが値上がりするとどちらかが下落します。
ただし、この逆相関性は常に成り立つわけではなく、株高とコモディティ高が同時に来ることもありますので注意しましょう。
コモディティごとに変動要因が異なる
2つ目の特徴はコモディティごとに変動要因が異なることです。
たとえば、原油では世界経済が好調であれば需要が伸びて価格も上昇しますが、景気が悪化すれば需要が減り価格も下落します。
このことに加え、産油国が紛争に巻き込まれるといった地政学的リスクが発生すると価格が高騰しやすくなります。
農作物であれば天候により取れ高に差が生まれ、価格も大きく変動します。
つまり、コモディティを全体としてとらえるのは困難であり、一つひとつの商品の変動要因を把握して取引しなければなりません。
コモディティの数だけ、変動要因が異なるということはメリットにもなります。
異なる価格変動要因の商品を組み合わせることで、リスクヘッジができるからです。
GMOクリック証券のCFD取引では豊富な商品銘柄を取り扱っていますので、組み合わせによって投資リスクを軽減できます。
詳しくは、GMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。
コモディティ投資のメリット
コモディティ投資にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
メリットを3点取り上げます。
- インフレ対策として有効
- 分散投資が可能
- リスクヘッジとして機能
インフレ対策として有効
1つ目のメリットはインフレ対策として有効なことです。
インフレが発生すると物価が上昇するため、商品であるコモディティ価格も上昇します。
つまり、インフレが起こった時にコモディティも同時に上昇してくれるので、資産価値が目減りしにくく、インフレ対策として有効だといえます。
分散投資が可能
2つ目のメリットは分散投資が可能であることです。
コモディティ価格は画一的に動くものではなく、商品ごとの需要と供給や天候、生産量、為替レート、地政学的リスクなどにより多様な変化を見せます。
たとえば、金と小麦では価格決定のメカニズムが異なっているため、両方に投資しておけばリスクを分散させることが可能です。
リスクヘッジとして機能
3つ目のメリットはリスクヘッジとして機能することです。
リスクヘッジとは、リスクを予想してリスクに対する備えをすることです。
景気が好調なとき、株価は大きく値上がりするので株式に投資すると大きなリターンを得られます。
しかし、景気がいつまでも好調とは限りません。
景気減速というリスクをヘッジ(リスクに備える)には、景気減速時や有事に強い金を購入しておくとよいでしょう。
このように、コモディティは株式や債券が下落した時のリスクヘッジとして利用できるのです。
コモディティをリスクヘッジとして機能させるには、商品の情報やレートについてすぐに調べられる態勢を整えることが大切です。
GMOクリック証券は金や銀、原油といったメジャーな商品だけではなく、コーンや大豆といった比較的マイナーなコモディティの価格もすぐに調べられます。
もちろん、商品取引についての情報提供や仕組みの解説などもしてくれていますので、初心者でも安心して取引できる環境を整えています。
詳しくは、GMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。
コモディティ投資のデメリット
コモディティ投資にはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
デメリットを2点取り上げます。
- インカムゲインがない
- 価格変動が激しい
インカムゲインがない
1つ目のデメリットはインカムゲインがないことです。
インカムゲインとは株式の配当金や債券の利払い、不動産の賃貸収入のように金融資産を保有していると自動的に手に入る定期的な収入のことです。
金にせよ、他の商品にせよ、それらを保有しているだけではインカムゲインは得られません。
価格変動が激しい
2つ目のデメリットは価格変動が激しいことです。
農畜産物を中心とするソフトコモディティは天候の影響を強く受けますので、天候不順時に極端に供給量が減るといった事態も起こり得ます。
そうなると、通常の変動以上の価格急騰が発生してしまいます。
反対に、気候条件が良すぎたり、世界的な景気が悪かったりするとコモディティ価格が下落してしまいます。
加えて、ウクライナでの戦争のような地政学的リスクが発生すれば、その地域に関連するコモディティが急騰することもおこります。
中東戦争やイラン革命が原因で発生した2度の石油ショックは地政学的リスクのわかりやすい例といえるでしょう。
このように、コモディティは様々な要因が絡み合うと激しい価格変動が起きてしまうのです。
コモディティ投資の方法
コモディティに投資するにはどのようにすればよいのでしょうか。
投資方法をまとめます。
- 現物取引
- 先物取引
- 投資信託・ETFの売買
- CFD取引
現物取引
現物取引とは、文字通り、コモディティの現物を売買する取引のことです。
手元に現物を置くことになるため、管理コストや盗難・紛失のリスクに注意しなければなりません。
また、取引単位が大きい場合、個人で扱うのはかなり困難です。
先物取引
先物取引とは、一定期間後の売買についてあらかじめ現時点で約束する取引のことです。
価格が不安定なコモディティでよく行われる取引形態で、これにより価格変動リスクを抑えられます。
将来の買取価格を最初から決めていますので、値上がりしても値下がりしても、約束した金額で取引しなければなりません。
投資信託・ETF(上場投資信託)の売買
投資信託やETFでもコモディティは扱っています。
投資信託もETFも、投資家から資金を募りプロがまとめて運用している点では同じです。
商品に対する知識や売買タイミングなどをあまり考えなくてよいため、初心者向きの金融商品です。
CFD取引
CFDとは差金決済取引の略称で、現物のやり取りを伴わず、利益や損失の差額のみをやり取りします。
少額資金で取引可能なのもCFDの魅力の一つです。
とはいっても、CFDは一般的にはなじみが薄い金融商品であり、よくわからない方も多いでしょう。
そこで見ていただきたいのがIG証券の公式サイトです。
GMOクリック証券は豊富なCFD銘柄を取り扱っており、CFDに関する豊富な経験と実績を有しています。
今回取り上げているコモディティとかかわる商品CFDに限っても豊富なため、分散投資がしやすいといえます。
詳しくは、GMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。
コモディティ投資におすすめの証券会社
コモディティ投資におすすめの証券会社を紹介します。
- GMOクリック証券
- IG証券
- LINE CFD
GMOクリック証券
銘柄種類 | 株価指数CFD 商品CFD バラエティCFD 株式CFD |
レバレッジ | 株価指数CFD:10倍 商品CFD:20倍 バラエティCFD:5倍 株式CFD:5倍 |
取引手数料 | 無料 |
公式ページ | GMOクリック証券の公式ページ |
GMOクリック証券はGMOフィナンシャルグループに属するに属する証券会社です。
IG証券と同様、商品CFDや株価指数CFD・株式CFDなど多数の金融商品を取り扱っています。
ほかにも、株式の現物取引や債券投資など幅広く金融商品を扱っています。
GMOクリック証券が取り扱っている金融商品やCFDの詳細について知りたい方は、GMOクリック証券の公式サイトをご確認ください。
IG証券
銘柄種類 | ・株式CFD ・株価指数CFD ・商品CFD ・債券先物CFD |
レバレッジ | ・株式CFD:5倍 ・株価指数CFD:10倍 ・商品CFD:20倍 ・債券先物CFD:50倍 |
取引手数料 | ・株式CFD(日本株):最低110円 ・株式CFD(米国株):最低16.50ドル ・株価指数CFD:無料 ・商品CFD:無料 ・債券先物CFD:無料 |
公式ページ | IG証券の公式ページ |
IG証券はロンドンに本拠地を構える国際的な証券会社で、世界15か国にオフィスを展開しています。
取り扱っている商品は多種多様で、商品CFDはもとより、株式や株価指数、債券のCFDも取り扱っています。
しかも、CFDを利用すれば通常は100株単位でしか取引できない日本株であっても、1株からトレード可能です。
現在は新規口座開設キャンペーンも実施中です。
商品CFDの詳細や株式CFDの取扱銘柄などについて知りたい方は、IG証券の公式サイトをご覧ください。
\最大50,000円もらえるキャンペーン中!/
LINE CFD
銘柄種類 | 指数CFD バラエティCFD 商品CFD 株式CFD |
レバレッジ | 指数CFD:10倍 バラエティCFD:5倍 商品CFD:20倍 株式CFD:5倍 |
取引手数料 | 無料 |
公式ページ | LINE CFDの公式ページ |
LINE CFDはメッセージアプリLINEの関連会社が運営するCFDサービスです。
他の金融機関よりも歴史が浅いですが、原油・天然ガス・ガソリン・金・銀のCFDを取り扱っています。
さらに、日経平均やダウ平均、ナスダック、中国株、ドイツ株など様々な国や地域の株価指数CFDも取り扱っています。
LINE CFDの取扱商品や取引ルール、手数料などについて知りたい方は、LINE CFDの公式サイトをご確認ください。
コモディティ投資に関するよくある質問
コモディティ投資に関するよくある質問を3点取り上げます。
- コモディティ投資の利益は課税対象となりますか?
- コモディティ・デリバティブとは何ですか?
- 流動性リスクとは何ですか?
コモディティ投資の利益は課税対象となりますか?
コモディティ投資の利益は課税対象となります。
投資した商品により、金額や課税方法が異なります。
税金に関しては最寄りの税務署、国税庁または税理士にお問い合わせください。
コモディティ・デリバティブとは何ですか?
コモディティ・デリバティブとは商品を原資産とした金融商品のことです。
先物取引やオプション取引が代表的なデリバティブであり、CFDもデリバティブ取引の一つです。
流動性リスクとは何ですか?
流動性リスクとは、いろいろな理由で売買が極端に少なくなり、取引が成立しないリスクのことです。
そのため、売りたいときに売れないといった事態が発生してしまいます。
たとえば、上場廃止が発表された株式に売り注文が殺到し、購入希望者がほとんどいなくなってしまうと、売りたくても売れなくなってしまうのです。
コモディティ投資
今回はコモディティ投資についてまとめました。
- コモディティとは商品全般を指す言葉である
- コモディティにはハードコモディティとソフトコモディティがある
- コモディティ価格は需給関係や地政学的リスク、世界経済の動向、為替レートなどによって決まる
- メリットはインフレ対策になることや分散投資が可能なこと、リスクヘッジとして機能すること
- デメリットはインカムゲインがないことや価格変動が激しいこと
- コモディティは現物取引・先物取引・投資信託やETF・CFD取引などの方法で取引可能
コモディティは株式や債券などと異なった値動きをするので、リスクヘッジ商品として重宝されてきましたが、相対的に市場規模が小さいことから値動きが荒く、難しい金融商品でもあります。
世界経済の動向や需給関係、地政学的リスクを織り込んで取引するのは経験者でも難しいからです。
しかし、価格の変動をうまく利用すると大きな利益を上げることも可能です。
資金が少ない場合はCFD取引を利用するのも一つの方法でしょう。
CFDについて知りたいのであればGMOクリック証券の公式サイトがとても参考になります。
詳しくは、GMOクリック証券公式サイトをチェックしてみてください。