SocialFi(ソーシャルファイ)とは?仕組みと始め方・稼ぎ方を解説
SocialFi(ソーシャルファイ)とは、ブロックチェーン技術を活用した次世代型SNSです。
SNSに金融の要素が加わることで、「SNSの活動が収益を生み出す」といった仕組みが実現します。
普段からSNSを利用している人は、今回の記事を読んで、稼げるSNS「SocialFi」を始めてみてください。
今回の記事では、SocialFiについて解説します。
- SocialFiとは、SNSと金融を組み合わせた次世代プラットフォーム
- 従来のSNSでは、情報の透明性やデータの所有権などが問題視されてきた
- ユーザー主導で運営するSocialFiには、Web2型SNSが抱える問題の解決が期待される
- SocialFiにおける取引は透明性が高く、信頼できる
従来のSNSにおいては、中央集権的な組織がユーザーの個人情報などのあらゆるデータを一元管理している点が問題視されてきました。
Web3技術を活用したSocialFiには、Web2型SNSが抱える様々な問題の解決が期待されています。
なお、仮想通貨投資やWeb関連銘柄への投資を始めるなら国内取引所の「ビットポイント」が良いでしょう。
まだ登録していない方は、ぜひこの機会に公式サイトをチェックしてみてください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
SofcialFi(ソーシャルファイ)とは?
SocialFiとは、Web3技術を活用してSNSで収益を得る仕組みを指します。
SocialFiの「Social」と「Fi」とは、それぞれ「Social Networking Service(SNS)」と「Finance(金融)」を意味しています。
SNSと分散型金融(DeFi)の仕組みを組み合わせることで、SNS上での活動により収益を生み出すことが可能になります。
Web2の従来型SNSにおいては、情報の透明性やユーザーのデータの所有権などの観点において、いくつかの問題が議論されてきました。
Web3のSocialFiにおいては、これらの問題を解決するユーザー主導型SNSサービスの普及が期待されています。
SocialFiの仕組み
SocialFiの仕組みについて、詳しく説明します。
ユーザー自身がコンテンツを管理する
SocialFiネットワークは、ブロックチェーン技術を活用した分散型のSNSプラットフォームであり、中央集権的な組織により管理されず、ユーザー自身がコンテンツを制御することができます。
この仕組みのため、間に中央集権的な組織を媒介せずにユーザー間で直接取引をすることができます。
SocialFiプラットフォームにおいて重要なのは、分散型自律組織(DAO)とソーシャルトークンです。
DAOは、SocialFiプラットフォームにおいて、中央集権的な機関がネットワーク上のユーザーを制御しないようにする役割を持ちます。
その他にも、開発者などがプラットフォームに勝手に変更を加えることなどを防ぐ機能もあります。
SocialFiのガバナンス機能は完全にDAOに委ねられ、プラットフォーム運営に関するすべての意思決定を行います。
そうして運営されるプラットフォームで発生した収益は、ソーシャルトークン(プラットフォーム上のネイティブトークンなど)にもとづいて計算されます。
プラットフォーム上の活動により収益が得られる
SocialFiでは、ブロックチェーン技術を活用したSNS上の活動により、収益を得ることができます。
Web2型のSNSでは、広告収入などの一部の機能を除いて、基本的にはSNS上の活動(投稿や「いいね」など)が収益を生み出すことはありません。
SocialFiにおいては、ネットワーク上で生み出された収益がコンテンツの作成者に還元されます。
プラットフォーム上のあらゆる取引はブロックチェーンに記録されており、活動することでトークンを獲得できる場合があります。
通常のSNSと同じように利用して、情報収集をしたり他のユーザーと交流したりしながらトークンを稼ぐことができます。
SocialFiが注目されている理由
SocialFiは、主に以下のような理由で注目されています。
個人情報をユーザー自身が管理できる
従来のSNSにおいては、ユーザーの個人情報は中央集権的な組織によって収集・管理されてきました。
Web2型SNSにおいては、ユーザーは運営機関に個人情報を提供し、運営機関はユーザーの個人情報を管理します。
そのため、運営機関による適切な個人情報管理が求められ、ユーザーは自分の個人情報を自分で管理できないことが問題視されてきました。
SocialFiでは、ブロックチェーン技術を活用することで、ユーザーのデータをユーザー自身が管理できるようになります。
発言内容に制限が無い
Web2型SNSにおいて、運営機関の方針によってSNS上の発言内容が制限される場合があります。
運営機関の方針と異なる内容を発信した場合、運営機関により投稿が削除されたり、アカウントが停止・削除されたりする場合があります。
この仕組みは、SNS上のコミュニティで発生する多くの問題を防ぐことができるというメリットがある一方で、個人の発言の自由度を下げてしまうというデメリットもあります。
個人の発言の自由が奪われてしまうと、運営機関が政治的・社会的に重要な意見などを操作してしまうことなどが可能になってしまうかもしれません。
SocialFiでは、ユーザーが発言内容を制約されず、より自由に発信できる環境の実現が期待されています。
透明性の高い取引が行われる
SocialFiでは、Web2型SNSと比較して、より透明性の高い取引ができるようになります。
ブロックチェーン技術を用いることで、取引は他のユーザーからが監視できる状態になり、不正な取引が発生しにくくなります。
不正な取引を完全に防ぐことができるとは限りませんが、取引の透明性が高まることで、ある程度の不正を未然に防ぐことが期待されています。
SocialFi上の活動で収益が発生した場合に支払われる報酬などの取引もブロックチェーン上に記録されるようになるため、公平で信頼できる取引が可能になります。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
SocialFiの主要サービス
人気のSocialFiサービスをいくつか紹介します。
friend.tech
サービス名称 | friend.tech(フレンドテック) |
トークン規格 | ERC-20 |
トークン名称 | Keys |
ブロックチェーン | Base(ベース)チェーン |
リリース時期 | 2023年8月10日 |
公式サイト | friend.tech公式サイト |
friend.techとは、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンであり、アメリカのコインベース社によって開発された、Baseチェーン上のSNSです。
プラットフォーム内で使用されるKeysトークンは、ユーザーの影響力や人気度を表しています。
ユーザーは自分の人気度をトークン化してKeysトークンを発行し、販売します。
ユーザーの人気度がKeysトークンの価値に反映されるため、Keysトークンを販売して収益を得ることができます。
また、Keysトークンを購入したユーザーは、その後、Keysトークンの価格上昇により稼ぐこともできます。
Arbitrumチェーンではfriend.techのフォークの「post.tech」ベータ版がローンチされるなど、friend.techの類似プロジェクトが次々と登場しています。
CyberConnect
サービス名称 | CyberConnect(サイバーコネクト) |
トークン規格 | ERC-721 |
トークン名称 | CYBER |
ブロックチェーン | Ethereum(イーサリアム)チェーン BNB Chain Optimism(オプティミズム)チェーン Polygon(ポリゴン)チェーン など |
リリース時期 | 2023年8月15日 |
公式サイト | CyberConnect公式サイト |
関連記事 | CyberConnect(サイバーコネクト)とは? |
CyberConnectでは、独自のトークンCYBERが使用されています。
2023年5月、海外仮想通貨取引所のCoinList(コインリスト)にて実施されたトークンセールにおいては、人気のあまりCYBERトークンは即日完売となりました。
CyberConnectプロジェクトの目的は、Web2型SNSとは異なり中央集権的な組織が介入せず、自分のデジタルルーツを所有できるようにすること、また、コミュニティとのつながりを所有できるようにすることです。
また、CyberConnectプロトコルの特徴的な点は、単一のブロックチェーンに依存しない点です。
単一のブロックチェーンに結び付かず、どこからでも接続可能な「オムニチェーン」エコシステムにおけるSNSであり、ユーザーはチェーンやプラットフォームにとらわれずに自身のアイデンティティを所有できます。
SocialFiで稼ぐ仕組み
SocialFiで稼ぐ仕組みについて解説します。
良いコンテンツを提供する
SocialFiにおいて、ユーザーが発信・共有した内容(コンテンツ)に応じて報酬が発生する場合があります。
ユーザーの発言内容や動画・写真、音楽やイラストなどの様々なコンテンツに対して、報酬を獲得できます。
報酬は、他のユーザーがコンテンツを購入することや、評価の高いコンテンツについてプラットフォームから受けるインセンティブなどにより発生します。
質が高く、他のユーザーから注目されるようなコンテンツを提供することで、SocialFiで稼ぐことが可能になります。
広告収入
自分のSocialFiのページ上に広告を掲載することで、広告収入を得られる場合があります。
他のユーザーがコンテンツに掲載された広告を閲覧した場合や、広告を通じて商品を購入した場合などに広告収入が発生します。
発生した収益はSocialFiプラットフォームもしくはユーザーに向けて直接還元され、公平に分配されます。
この他にも、SocialFiプラットフォーム内における通信、NFTミント、ゲーム、プラットフォームのガバナンスへの参加などの様々な活動により収益が発生する場合があります。
SocialFiの始め方
SocialFiの始め方について解説します。
この記事では、friend.techのArbitrum版「post.tech」の始め方を例に紹介します。
多くのSocialFiサービスの場合も同様の手順で始められますので、参考にしてみてください。
post.techは次の手順にて始められます。
公式サイトにアクセス
まずはpost.tech公式サイトにアクセスし、会員登録をします。
Googleのアカウント、もしくはX(旧Twitter)のアカウントで登録が可能です。
Xのアカウントで登録する場合は、post.techのアカウントと連携させて利用することができます。
登録完了後、ログインすると、Xのトップページと同じようなSNS画面が表示されます。
ウォレットアプリと連携
次に、メタマスクなどのウォレットアプリと連携します。
SocialFiでは仮想通貨が使われているため、仮想通貨を入出金できるようにするためにウォレットアプリを準備します。
post.techの場合は、メタマスクを通じてArbitrum Oneネットワークにてイーサリアム(Ethereum / ETH)を入金します。
なお、post.techではメタマスク以外の入金方法にも対応しており、以下の方法での入金が可能です。
- ウォレットから入金
メタマスク(MetaMask)、トラストウォレット(Trust Wallet)など - 中央集権型取引所(CEX)から入金
Binance、Bybit、OKXなど
「Arbitrum One」のネットワークが選択されていることを確認して、入金をします。
※異なるネットワークが選択されている場合は正しく送金されないため、必ず確認しましょう。
入金が完了したら、SocialFiでの活動を始めましょう。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
SocialFiでより稼ぐ方法
SocialFiで効率的に稼ぐには、他のユーザーから人気を集め、影響力を高めることが重要です。
post.techやfriend.techなどの各種SocialFiおよびWeb2型SNSにおけるインフルエンサーのMiles Deutscher(マイルズ・ドイッチャー)は、自身のYouTubeチャンネルにて、SocialFiで稼いだ方法を公開しています。
Miles Deutscherとは、36.3万人のXフォロワーと3.68万人のYouTubeチャンネル登録者を抱える仮想通貨投資家兼アナリストです。
彼が2023年8月22日に公開したYoutube動画「How I made $8,147 in 24 hours using Friend.Tech (Full Guide + Airdrop Tutorial)」によると、friend.techにてたった一日(24時間)で、8,147USDを稼ぐことに成功しました。
2023年10月28日時点のレートで換算すると、なんと122万円です。
彼によれば、このような大きな金額を一日で稼ぐには、次に述べる2つの重要なポイントがあります。
Web2型SNSでフォロワーを増やしておく
1つ目のポイントは、まずは従来のWeb2型SNSで多くのフォロワーを獲得しておくことです。
36万人のXフォロワーを持つMilesは、これにより「平均的なユーザーよりも少し有利にfriend.techのスタートを切ることができた」と述べています。
Milesは、Xのフォロワーに向けてfriend.techのアカウントを宣伝したことによる効果が大きかったと推測しています。
これにより、Milesのフォロワーはfriend.techでも彼のアカウントをフォローするようになります。
また、トークンがユーザーの人気度を示すfriend.techでは、Milesの純粋なファンだけでなく、投資目的で取引するユーザーも多数いたことが推測されます。
friend.techでは、トークンが取引されるたびにMilesおよびプラットフォームに取引手数料が入るようになっています。
Miles本人はfriend.techのアカウントを開設したこと以外はほとんど何も宣伝していないにもかかわらず、一日で8,000ドル以上を稼ぐことに成功したとのことです。
MilesがXを宣伝に使ったように、自分自身を宣伝する方法を見つけることができれば、彼のように、取引手数料によってお金を稼ぐことができるでしょう。
SocialFiでの活動量を増やす
2つ目のポイントは、SocialFiプラットフォーム上でたくさん活動することです。
1つ目のポイントの「XなどのSNSでフォロワーを増やす」は、人によってはどんなに努力しても結果が出ない場合があり、再現性が低いかもしれません。
一方、SocialFi上の活動量(取引量)を増やすことは、特別な能力や運は不要で、誰でも挑戦できます。
活動量を増やすことで期待できるのが、「エアドロップ」のシステムです。
エアドロップでは、プロジェクトの認知度を高め、ユーザーを増やすことを目的に、無料でトークンが配布されます。
すべてのSocialFiでエアドロップが実施されているとは限りませんが、少なくともfriend.techではエアドロップの導入が発表されました。
friend.techでは、毎週金曜日に、それまでの一週間の活動量によりユーザーがランク付けされます。
ランキングの結果が良ければエアドロップによる報酬ポイントが獲得できるようになっており、エアドロップに対するユーザーの期待値が高まっています。
Milesによれば、再現性が高く誰でもできる稼げる方法としては、SocialFi上での活動量を増やしてエアドロップを狙うと良いようです。
SocialFiに関するQ&A
SocialFiに関して、よくある質問を紹介します。
SocialFiにはどのような問題がありますか?
従来型のSNSにおける問題点の解決が期待されるSocialFiにも、独自の課題があります。
そのひとつが、イーサリアムなどのブロックチェーンが抱えるスケーラビリティ問題です。
スケーラビリティ問題とは、多くのユーザーがプラットフォームに参入することにより、取引の遅延やそれに伴う手数料の高騰を指します。
今後、SocialFiが普及して取引量が増えると、SocialFiプラットフォームのパフォーマンスが低下することが懸念されています。
処理性能の低いブロックチェーン上に構築されたSocialFiプラットフォームでは、スケーラビリティ問題に直面するでしょう。
処理性能の高いブロックチェーンを採用することで、比較的多くの取引を迅速に処理できるようになります。
今後、Web2型SNSは衰退しますか?
今後は、Web3型のSocialFiの普及が進み、世間のスタンダードになっていくかもしれません。
そうなった場合は、Web2型のSNSは衰退していく可能性もあります。
ただし、現在のWeb2を運営する大手企業各社は、徐々にWeb3の形態を取り入れる試みを進めています。
たとえば、Meta社が提供するFacebookやX社が提供するXでは、ユーザーはプロフィールアイコンとしてNFTを設定することができるようになっています。
また、Google社が運営するYouTubeでは、クリエイターが作成したコンテンツを収益化し、NFTとして販売する機能を取り入れました。
大企業が運営するWeb2形態のサービスという点は依然変わっていませんが、従来型のSNSも、次世代に向けて徐々に形を変えていくかもしれません。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
SocialFiまとめ
今回の記事では、SocialFiについて解説しました。
- SocialFiでは、Web3技術を活用することでSNS上の活動で収益が得られる
- SocialFiにはガバナンス機能があり、ユーザー自身が運営に関わることができる
- 従来のSNSでは、ユーザーの個人情報は中央集権的な組織に管理されている
- SocialFiではユーザーの発信する内容に制限が無く、自由に発言できる
今後は、ユーザーのデータをユーザー自身が管理し、ユーザー主導で運営するSocialFiの需要が高まっていくかもしれません。
今のうちに、SocialFiを始めてみてはいかがでしょうか。
ぜひこの機会にビットポイントの公式サイトをチェックしてみてください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/