Osmosis(OSMO)とは?特徴・今後の見通しを徹底解説|将来性や購入方法は?
Osmosisは、Cosmos(ATOM)ブロックチェーン上のDEX(分散型取引所)です。
クロスチェーン技術への注目からCosmosのニーズが高まっており、それに連動する形でOsmosisの利用者も増加傾向にあります。
また、Osmosisは独自トークンの「OSMO」を発行しています。
今回は、Osmosis(OSMO)について、特徴や価格動向、今後の見通し、購入方法など詳しく解説します。
- Osmosisは、Cosmosブロックチェーン基盤のDEX(分散型取引所)
- Osmosisは、一度に複数のステーキングが可能
- Osmosisは、クロスチェーンに対応
- OSMOトークンは、海外取引所のみ取引可能
Osmosisは2021年にリリースされたばかりですが、一時はUniswap、PancakeSwapに次ぐ取引量になるほどの人気のDEXになっています。
Osmosisが発行するOSMOトークンは、国内取引所での扱いがなく、海外取引所にペア通貨を送金して取引する必要があります。
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Osmosis(OSMO)とは?
まず、Osmosis(OSMO)について解説します。
名称 | Osmosis(オズモシス) |
シンボル | OSMO |
現在の価格(2023年現在) | ¥97.55 |
時価総額(2023年現在) | ¥51,367,357,611 |
時価総額ランキング(2023年現在) | 117位 |
購入できる取引所 | MEXC(国内取引所の扱いなし) |
詳細 | 公式サイト |
Osmosisは、2021年6月にサービスを開始したCosmosブロックチェーン上のDEX(分散型取引所)です。
自動マーケットメーカー(AMM)を導入しており、自動で取引ができます。
大手のベンチャーキャピタルParadigmなどが主導したプレセールでは、約24億円を調達するなど、勢いに乗っているDEXの1つです。
DEXでの取引量も、Uniswap、PancakeSwapに次ぐ3位まで上昇しました。
Osmosisは、独自トークンの「OSMO」を発行しており、Osmosisの利用時に使用します。
人気上昇中のOsmosisですが、国内の仮想通貨取引所での取り扱いがなく、海外取引所を利用する必要があります。
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Osmosis(OSMO)の特徴
Osmosis(OSMO)の特徴は次の3つです。
- 超流動的ステーキングの提供
- クロスチェーンに対応
- DEX利用時の手数料
順番に解説します。
超流動的ステーキングの提供
Osmosisは、Superfluid Staking(超流動的ステーキング)を提供しています。
超流動的ステーキングが通常のステーキングと異なる点は、Osmosisのユーザーが複数の方法でステーキングを行えることです。
たとえば、OSMOトークンの保有者は、DEXの流動性プールにOSMOを預けると同時に、セキュリティの確保にもOSMOを預けることができます。
これにより、ユーザーは1度に2つのステーキング報酬を獲得できます。
1つのDEXでさまざまな報酬経路があることは、ユーザーにとっても大きなメリットと言えます。
クロスチェーンに対応
Osmosisは、クロスチェーンに対応しています。
通常、ビットコインブロックチェーンとイーサリアムブロックチェーンのように、異なるブロックチェーン基盤の通貨は直接取引することができません。
しかし、Osmosisの場合は、Cosmosのクロスチェーン技術を採用することで、異なるブロックチェーン基盤の通貨取引を可能にしています。
これにより、Osmosisの利便性が向上し、ユーザーが使いやすいDEXになっています。
DEX利用時の手数料
Osmosisが発行するOSMOトークンは、DEXを利用する際のガス代(手数料)として使用します。
OSMOトークンを流動性プールに預けると、報酬としてOSMOトークンを獲得できるので、手数料に使えるように残しておくと良いでしょう。
初めてOsmosisを利用する場合は、ガス代をゼロにしてステーキングすることもできますので、ステーキング手順を調べて取引に挑戦してみてください。
また、OSMOトークンを取引所で取引することもできます。
その場合は、国内取引所からペア通貨を送金して、海外取引所で取引することになります。
送金のための国内取引所は、取扱通貨が豊富なBITPointが利用しやすいです。
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Osmosis(OSMO)の現在の価格動向
Osmosis(OSMO)の価格動向を見てましょう。
2022年11月から2023年10月にかけての、Tether(USDT)に対する、Osmosis(OSMO)の価格チャートです。
Tetherは、米ドルに準拠するステーブルコインですので、米ドルに対するOsmosisの価格と思って問題ありません。
2022年からの下降トレンドは止まらず、2023年も右肩下がりの相場になりました。
2023年10月後半からはビットコインの現物ETF承認期待から上昇し、現在は0.64ドルまで上昇しています。
Osmosisの価格上昇に期待している方は、取引のチャンスと捉える方が多いです。
そんなOsmosisですが、国内取引所での扱いがないため、海外取引所での取引が必要となります。
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Osmosis(OSMO)のこれまでの価格動向
Osmosis(OSMO)のローンチからこれまでの価格動向を見てみましょう。
Osmosis(OSMO)は2021年11月にローンチされたばかりの比較的新しい仮想通貨です。
2021年12月からの、Tether(USDT)に対する、Osmosis(OSMO)の価格チャートです。
Tetherは、米ドルに準拠にステーブルコインですので、米ドルに対するOsmosisの価格と思って問題ありません。
Osmosisの価格は、ローンチから徐々に値上がりし、2022年1月には最大で19ドルまで価格が高騰しました。
価格高騰の要因は、Osmosisが利用するブロックチェーンのCosmos(ATOM)の需要の増加が考えられます。
また、仮想通貨全体での高騰も後押しして、OSMO価格も連動した高騰を見せた形です。
同時期にCosmosへ注目が集まり価格が上昇しており、このタイミングでOsmosisのユーザーが増加したと予想されます。
その後、価格上昇の反動や、注目を集めるニュースもないため徐々に価格が下がっている状況です。
価格高騰は一瞬でしたが、過去の高騰率はかなり大きなものであったため、高いポテンシャルを秘めた通貨と言われています。
価格高騰を狙って、Osmosisに投資する方は今後の動向に注意が必要です。
Osmosisは国内取引所での扱いがなく、海外取引所を利用する必要があります。
海外取引所は法律が未整備で安全性が担保されていない場合もありますので、取引は自己責任で行なって下さい。
Osmosis(OSMO)の今後の見通し・予想
Osmosis(OSMO)の将来への影響として、次の3点が考えられます。
- Cosmos(ATOM)の動向
- DeFi市場の動向
- 取引所への新規上場
順番に解説します。
Cosmos(ATOM)の動向
1つ目のポイントは、Cosmos(ATOM)の動向です。
Osmosisは、Cosmosのブロックチェーン上のDEXであり、Cosmosのステーキングをメインに利用されます。
つまり、Cosmosの需要が高まるほど、Osmosisユーザーの増加が期待されます。
さらに、Osmosisのユーザーが増えることで取引所での流動性が高まり、Osmosisの注目度が上昇する可能性もあります。
したがって、Cosmosの動向はOsmosisに影響します。
DeFi市場の動向
2つ目のポイントは、DeFi市場の動向です。
OsmosisはDEXであるため、DeFi市場の影響を受けやすいと言えます。
現在Osmosisは、Uniswap、PancakeSwapに次ぐ、人気のDEXになっています。
今後、DeFiの需要が拡大し利用者が増えると、利用するDEXとしてOsmosisを選ぶ人も増える可能性があります。
したがって、DeFi市場の動向もOsmosisに影響します。
2022年5月は、ステーブルコインへの不信感によるDeFi市場にも懸念が広がっていますが、今後信頼感を取り戻すことがあれば2021年以上の盛り上がりを見せるのではないかと言われています。
取引所への新規上場
3つ目のポイントは、取引所への新規上場です。
現在Osmosisを取り扱っている仮想通貨取引所は、MEXCのみです。
他の通貨では、大手の取引所に新規上場した際に価格が高騰した事例がいくつもあります。
今後、OsmosisがBinanceなどの取引所に上場することがあれば、価格が変動する可能性があると言えます。
Osmosis(OSMO)に関するQ&A
Osomosis(OSMO)に関する質問に回答します。
- 仮想通貨取引所(MEXC)以外でOSMOトークンを入手する方法はありますか?
- Osmosisが他のDEXと異なる点(強み)は何ですか?
- Osmosisで使えるウォレットは何ですか?
仮想通貨取引所(MEXC)以外でOSMOトークンを入手する方法はありますか?
Osmosisで、OSMOを流動性プールにステーキングした際の報酬として入手できます。
ただし、DEXのシステムは仮想通貨取引所で取引するよりも複雑なので、取引方法やステーキングの仕組みなどを事前にリサーチして挑戦することをおすすめします。
また、Osmosisは日本語対応していないので、英語に自信がない方はご注意ください。
翻訳サイトなどを用いて情報を収集しましょう。
Osmosisが他のDEXと異なる点(強み)は何ですか?
Osmosisが他のDEFXと異なる点(強み)は、Osmosisの特徴でも紹介した、超流動的ステーキングとクロスチェーン機能の2点です。
この強みを活かしてユーザーを獲得しています。
特にクロスチェーン機能は、Cosmosプラットフォームの特徴でもあり、現在注目されている技術ですので、今後のユーザー獲得に繋がると言われています。(参考:インターチェーン時代の幕開けか、Cosmosでクロスチェーンのトークン転送が可能に)
Osmosisで使えるウォレットは何ですか?
Osmosisでは、「Keplr(ケプラー)」というウォレットの使用を推奨しています。
ウォレットで有名なメタマスクと同じように、Google Chromeの拡張で使用できます。
Osmosisでステーキングする際は、Keplrを接続して取引を行います。
Osmosis(OSMO)のまとめ
今回はOsmosis(OSMO)について解説しました。
- Osmosisは、Cosmosブロックチェーン基盤のDEX(分散型取引所)
- Osmosisは、一度に複数のステーキングが可能
- Osmosisは、クロスチェーンに対応
- OSMOトークンは、海外取引所のMEXCでのみ取引可能
現在、Osmosisの価格は減少傾向ですが、将来性に期待できる銘柄の一つです。
興味がある方は、ぜひ取引に挑戦してみてください。
なお、2023年現在、Osmosisを扱っている国内仮想通貨取引所はないため、海外取引所へ送金してから取引をすることで入手することができます。
送金のための取引所は、取引ツールが使いやすいBITPointが便利ですので、気になる方はこの機会に公式サイトをチェックしてみて下さい。
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