Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴/手数料や使い方・始め方を徹底解説

※この記事はLINE BITMAXの広告を含みます。
仮想通貨を取引する場合、国内外にある仮想通貨取引所でアカウントを作成しなければいけません。
国内であればDMM BitcoinやCoincheck(コインチェック)、海外だとBinance(バイナンス)やCoinbase(コインベース)などが主要な仮想通貨取引所として知られています。
最近では、これらの取引所に加えて、中央管理者の存在しない「分散型取引所(DEX)」に注目が集まっていることをご存知でしょうか。
今回は、イーサリアムブロックチェーン上で開発された分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」について紹介していきます。
- ユニスワップは、ERC-20トークンを自由に交換できる分散型取引所(DEX)
- 上場審査が存在しないため、どんなERC-20トークンでも自由に上場させることができる
- ユニスワップの独自トークン「UNI」は、BINANCEなど海外の大手取引所に上場している
- 仮想通貨のスワップ(交換)以外に、流動性マイニングなどの方法で資産を増やすことができる
ユニスワップでの取引に興味がある方は、まずは国内取引所でスワップに必要なイーサリアムを保有する必要があります。
国内取引所の1つBITPointでは、スマホアプリから手軽にイーサリアムを取引可能です。
詳しくはBITPointの公式サイト をチェックしてみてください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
Uniswap(ユニスワップ)とは
はじめに、分散型取引所「Uniswap(ユニスワップ)」の概要について紹介していきます。

ユニスワップは、2018年にリリースされたDeFi(分散型金融)アプリケーションのひとつです。
イーサリアムという仮想通貨のブロックチェーン上で開発されており、中央管理者が存在しない「分散型取引所(DEX)」として運営がおこなわれています。
ユニスワップでは、自身が保有している仮想通貨を交換または預け入れることで取引にチャレンジすることができます。
Uniswap(ユニスワップ)の仕組み・特徴
ユニスワップの主な特徴は以下の3つです。
- スマートコントラクト機能を利用した「AMM型」のDEX
- 仮想通貨の上場審査が存在しない
- 独自トークン「UNI」を発行している
それでは、ひとつずつ解説していきます。
スマートコントラクト機能を利用した「AMM型」のDEX
ユニスワップは、イーサリアムブロックチェーンのスマートコントラクト機能を利用した「AMM型」の分散型取引所(DEX)です。
一定のルールに従って、自動的に取引を実行するシステムのこと。
市場が自律的に流動性を提供してくれるため、中央管理者のいないDEXでも円滑に取引を行うことができます。
ここ数年、分散型取引所の数は増えてきたとはいえど、まだまだユーザー数はBainanceやCoinbaseのような大手取引所には遠く及びません。
ユーザー数の少ないDEXでは本来、中央管理者の仲介がなければ自由に仮想通貨をやり取りすることは難しいのですが、AMMというシステムを取引に取り入れることで、スムーズに仮想通貨をやり取りできるようになりました。
仮想通貨の上場審査が存在しない
ユニスワップでは、仮想通貨の上場に必要となる審査そのものが存在しません。
そのため、イーサリアムの「ERC-20規格」を利用して発行されたトークンであれば、どんな通貨でもユニスワップに上場させることができます。
ユーザーにとってはマイナー通貨を多く入手できるチャンスである反面、将来性の低いトークンや個人情報を盗む「詐欺コイン」が出回っているリスクもあるため、注意が必要です。
独自トークン「UNI」を発行している
ユニスワップでは、アプリケーション内で利用できる独自トークン「UNI」を発行しています。

名称 | ユニスワップ |
シンボル | UNI |
現在の価格(2023年11月現在) | ¥774.63 |
時価総額(2023年11月現在) | ¥455,586,134,074 |
時価総額ランキング(2023年11月現在) | 26位 |
購入できる取引所 | Bainance Coinbase など |
詳細 | 公式サイト |
UNIはユニスワップ内の「ガバナンストークン」として発行されており、アプリケーションのさまざまな決め事の投票時に利用可能です。
2022年8月には、ユニスワップのコミュニティメンバーがユニスワップ財団の設立を提案しており、今後コミュニティで議論が行われるとされています。(参考:Uniswapコミュニティ、「ユニスワップ財団」の設立を提案)
もしも設立されれば、現状の課題であるガバナンスの摩擦が改善されると期待が高いです。
さらに、Binanceなど大手の取引所に上場しているため、取引所での取引もしくは後述する「流動性マイニング」の報酬として受け取ることができます。
このようなサービスを利用するためには、まず国内取引所が必要なのでBITPointの公式サイト をチェックしてみてください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
トークンUNIの価格動向
ここでは、ユニスワップが発行している独自トークン「UNI」の価格動向について、TradingViewのチャート図を用いながら解説していきます。
UNIに興味がある方は、過去の価格動向を参考に今後の価格予想をしてみてはいかがでしょうか。

UNIが大手取引所Binanceに上場したのは2020年9月のことです。
上場直後はUNIの価格も安定していましたが、2021年に入り大ブレイク。
仮想通貨市場の高騰の影響を受けて、UNIの価格も一時は40ドルを記録しました。
その後は小さな浮き沈みを繰り返しながら下落していますが、直近の急落は仮想通貨全体での下落に連動したと言えるでしょう。
2022年5月にはステーブルコインUSTのディペッグ騒動、2022年11月には仮想通貨大手取引所FTXの破綻騒動などが影響していますが、UNIそのもののネガティブニュースが招いた下落ではありません。
2023年11月現在は5.22ドル前後(約¥774.57)を推移しています。
Uniswap(ユニスワップ)の機能・サービス
続いて、ユニスワップが提供している主な機能とサービスについて紹介していきます。
2023年11月現在、ユニスワップで利用できる機能・サービスは以下の2つです。
- 仮想通貨同士のスワップ(交換)
- 流動性マイニング
仮想通貨同士のスワップ(交換)

ユニスワップでは、仮想通貨同士のスワップ(交換)をすることができます。
上場しているトークンはすべてイーサリアムの「ERC-20規格」を利用して開発されており、ユーザーは1,500種類以上の仮想通貨を売買可能です。
ちなみに、中央管理者のいる仮想通貨取引所と異なり、法定通貨は利用することができません。
事前に国内取引所でイーサリアムを入手しておく必要があるので、注意してください。
国内取引所であれば、スマホアプリから手軽に取引ができるBITPointの公式サイト をチェックしてみてください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
流動性マイニング

流動性マイニングとは、保有している仮想通貨を「プール」という場に預け入れることで市場の流動性を提供し、利息と取引所が独自発行しているガバナンストークンをインセンティブとして受け取ることができるサービスです。
ユニスワップでは、ガバナンストークン「UNI」が流動性マイニングの報酬として配布されています。
保有している通貨を失うことなく手数料収入を得ることができるため、リスクの少ない投資方法として近年多くのユーザーがこのサービスを利用している傾向にあります。
Uniswap(ユニスワップ)の注意点
仮想通貨取引において便利なUniswapですが、利用のさいに注意すべき点も抑えておきましょう。
詐欺コインがある
取引銘柄の中には詐欺コインも存在し、スキャムコインと呼ばれます。
上場審査がないためマイナーコインも取り扱っているなど取引銘柄が豊富な一方で、スキャムコインは紛れていることもあります。
投資をする際は細心の注意を払いつつ、自己責任で投資しましょう。
虚偽の情報流出に注意
2023年7月にユニスワップの創設者であるヘイデン・アダムス氏のTwitterがアカウントの乗っ取りに合いました。
アカウントの不正利用による虚偽情報の流出に注意喚起を促しています。
詐欺ツイートが続々と投稿されており、しばらくはツイートの削除がされず多くのユーザーが閲覧できる状態が続いていました。
ソーシャルメディアを通じてユニスワップから法定通貨や仮想通貨を悪用する行為が懸念されていますが、虚偽情報流出による搾取の動きには警戒が必要です。
法定通貨の取引に未対応
Uniswapを利用する際は、円建てで取引することができないだけではなく、他の法定通貨でも取引することができません。
したがって、Uniswapw利用する際にはイーサリムなどの通貨を事前に用意する必要がある点に注意しておきましょう。
注意点がいくつかありますが、上手に使うことができれば、非常に便利です。
この機会にBITPointの公式サイトを確認して、Uniswap利用の準備を進めましょう。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
Uniswap(ユニスワップ)の将来性・見通し
この項目では、ユニスワップの将来性や見通しについてまとめています。
どのDEXで取引しようか迷っている方や独自トークン「UNI」に興味があるという方は、事前にチェックしておくことをおすすめします。
- DeFi・DEX市場の拡大
- 取り扱い銘柄数の増加
- イーサリアムの「スケーラビリティ問題」
DeFi・DEX市場の拡大

日本経済新聞によると、ブロックチェーン技術を駆使することで金融機関の仲介を避ける金融サービス「DeFi」の市場規模は2021年段階で1000億ドルを突破し、現在もとてつもない勢いで拡大しています。
現在、市場で提供されているDeFiアプリケーションのほとんどは、ユニスワップと同じ「イーサリアム」という仮想通貨のブロックチェーンを利用して開発されています。
DeFi・DEX市場が拡大すれば、開発に利用されたイーサリアムの人気も上昇し、イーサリアムを使っているサービスやアプリケーションの注目度も徐々に高まっていくと考えられています。
Uniswapの開発企業がNFT電子市場アグリゲーターGenieを買収しており、Genieの機能がUniswapのウェブアプリに導入されると公表されています。
これまでのDeFiやDEX市場だけでなく、NFT市場にまで幅広く活動の幅を拡大させることから、大きな期待が寄せられている現状です。
取り扱い銘柄数の増加
仮想通貨取引所は、取り扱っている銘柄数に応じてユーザー数が増加する傾向にあります。
ユニスワップの場合はすでに1,500を超えるトークンを取り扱っていますが、さらに多くのトークンを上場させることで、他の取引所に差をつけることができると期待されているのです。
イーサリアムの「スケーラビリティ問題」

先ほど紹介したとおり、ユニスワップをはじめとするDeFi・DEX関連サービスはイーサリアムというブロックチェーンに依存しています。
イーサリアムは、ユーザー数の増加によってガス代(手数料のこと)が高騰してしまう「スケーラビリティ問題」に悩まされており、この問題がイーサリアムと関連サービスの状況を大きく変えてしまうおそれがあります。
イーサリアムは、この問題を解決するために2023年は「イーサリアム2.0」に移行していますが、今後の動きに関しては不透明な点も多く、引き続き警戒が必要です。
また、Uniswapは現在BNBチェーンで稼動が開始されており、今後の動向に注目が集まっています。
Uniswap(ユニスワップ)を利用する方法
ここまで、ユニスワップの特徴や将来性について解説してきました。
ここでは、ユニスワップで取引を始める方向けに、ユニスワップの簡単な利用方法について触れています。
- 国内取引所でイーサリアムを入手
- ウェブウォレットを用意しユニスワップと同期する
- ユニスワップで好みのトークンと交換する
国内取引所でイーサリアムを入手
ユニスワップで仮想通貨を交換するには、国内取引所で仮想通貨を入手する必要があります。
今回紹介する2社は、スマホアプリで手軽に取引ができる国内取引所です。
BITPoint

取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BItPointの評判 |
BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。
マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。
現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
興味がある人はBITPointの公式サイトにてご確認ください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/
LINE BITMAX

名称 | LINE BITMAX |
暗号資産数 | 7種類 |
最低取引金額 | 0.00000001 BTC |
売買手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | LINE Pay:110円(税込) 銀行口座:400円(税込) |
提供サービス | 販売所 暗号資産貸出サービス NFTマーケットβ |
レンディング | 最大利率8%(業界最高水準) |
独自仮想通貨 | フィンシア(FNSA) |
レバレッジ取引 | 最大2倍(売りのみ) |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判 |
LINE BITMAXはLINEの関連企業であるLVC株式会社が手掛ける仮想通貨取引所で、2019年9月から本格的に稼働を開始しました。
取扱通貨は、ビットコインやイーサリアム、リップルなど7種類で、その中にはLINEグループが発行するオリジナルの仮想通貨フィンシア(FNSA)も含まれています。
LINEアプリを使って手軽に通過の取引ができるほか、レンディングやレバレッジ取引などの各種機能が備わっています。
特にレンディングは、最大利率8%と業界最高水準となっています。
LINE BITMAXでアカウント作成が済んだら、ユニスワップで使用する通貨として「イーサリアム」を入手しましょう。
\LINEでどこでも簡単取引!/
ウェブウォレットを用意しユニスワップと同期する
国内取引所でイーサリアムを入手したら、ユニスワップに通貨を送金するウェブウォレットを用意します。
今回紹介するのは、ウェブウォレット最大手の「メタマスク」です。

メタマスクは、複数通貨を一括管理できるなど操作方法が非常にシンプルなため、誰でも簡単に利用することができます。
日本語サービスに対応しているため、英語が苦手な方でも安心です。
なお、メタマスクはGoogle chromeの拡張機能から入手することができます。
メタマスクなどの準備ができたら、ユニスワップの公式サイトに自身のウォレットを接続してください。
ユニスワップで好みのトークンと交換する
ウェブウォレットとユニスワップの接続が完了したら、事前準備は完了です。
ユニスワップアプリから好みのトークンを選んで、イーサリアムと交換しましょう。

こちらは、ユニスワップの取引画面です。
スワップに使う通貨と金額を設定するだけの非常にシンプルなデザインとなっており、初心者でも簡単に取引ができる仕様になっています。
Uniswap(ユニスワップ)に関するQ&A
最後に、ユニスワップに関するQ&Aについてまとめました。
ユニスワップで仮想通貨取引にチャレンジしてみたいという方は、事前に確認しておくと良いでしょう。
- ユニスワップで仮想通貨を取引する際のリスクは?
- ユニスワップはスマートフォンでも取引可能?
- ユニスワップで仮想通貨を取引する際のリスクは?
-
ユニスワップは中央管理者不在の分散型組織のため、セキュリティ体制はかなり強固なものとなっています。
しかし、ユニスワップは2020年に仮想通貨の盗難被害に遭っており、ハッキングのリスクはゼロではありません。
さらに、ユニスワップはイーサリアムブロックチェーン上でサービスを運用しているため、取引時に「ガス代」と呼ばれる手数料が発生します。
ガス代は、ネットワークを利用するユーザー数が増加するほど高騰する仕組みをとっており、DeFi市場が拡大している現在、大きな問題となっています。
また、ユニスワップは審査を経ずに仮想通貨を上場させることができるため、「詐欺トークン」が出回っているおそれも。
詐欺トークンを一度購入してしまうと、個人情報を盗まれてしまうリスクもあるので、細心の注意を払って取引を行うようにしましょう。
- ユニスワップはスマートフォンでも取引可能?
-
ユニスワップはスマートフォンアプリを提供していませんが、スマートフォンのブラウザから取引が可能です。
ただし、スマートフォンで利用できるウェブウォレットが必要になるので、自分の使っているウェブウォレットがスマートフォンに対応しているかどうかは、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
ちなみに、今回紹介しているウェブウォレット「メタマスク」はモバイルアプリが提供されているため、利用することが可能です。
Uniswap(ユニスワップ)のまとめ
今回は、イーサリアムブロックチェーン上で開発された分散型取引所(DEX)「Uniswap(ユニスワップ)」について紹介しました。
- ユニスワップは、ERC-20トークンを自由に交換できる分散型取引所(DEX)
- 上場審査が存在しないため、どんなERC-20トークンでも自由に上場させることができる
- ユニスワップの独自トークン「UNI」は、BINANCEなど海外の大手取引所に上場している
- 仮想通貨のスワップ(交換)以外に、流動性マイニングなどの方法で資産を増やすことができる
ユニスワップで取引を始める場合は、国内取引所であらかじめイーサリアムを入手しておく必要があります。
国内取引所のひとつBITPointは、スマホアプリから手軽に仮想通貨が入手できる国内取引所です。
ユニスワップを入手したい方は、まずBITPointの公式サイトを確認してみてください。
\2,000円分のBTCがもらえる!/