仮想通貨EOS(イオス)とは?特徴と今後の見通し・将来性を徹底解説
EOS(イオス)は、2017年にBlock.One社によって開発された仮想通貨です。
EOSを一躍有名にしたのが、2017年〜2018年におこなったICO(新規通貨の公開)です。
ICOにおいて、史上最高額となる約4400億円の資金調達に成功したことでEOSは有名になりました。
今回は、そんなEOSにはどんな特徴があるのか、将来性や買い方について説明していきます。
- EOSはICOで史上最高額の資金調達をおこなった
- 現在EOSは時価総額ランキング49位である
- EOSは2023年9月にBitTradeへ上場
- EOSは取引手数料が無料
EOSは2023年9月より、国内取引所BitTradeに上場しました。
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EOS(イオス)とは?
まずは、EOSとはどんな仮想通貨なのかについて説明していきます。
EOSの基本的な情報を下記にまとめました。
名称 | EOS(イオス) |
シンボル | EOS |
現在の価格(2023年11月現在) | ¥107.52 |
時価総額(2023年11月現在) | ¥115,485,801,138 |
時価総額ランキング(2023年11月現在) | 64位 |
入手できる取引所 | 国内取引所:BitTrade |
詳細 | 公式サイト |
EOSは、簡単に分散型アプリケーション(DApps)を開発するために作られた仮想通貨です。
EOSのおかげで、分散型アプリを作るプログラマーがブロックチェーン技術を簡単に使用できます。
また、EOSは「イーサリアムキラー」とも呼ばれています。
イーサリアムと言えば、時価総額第2位の仮想通貨です。
そして、このイーサリアムはスマートコントラクトの機能を備えていますが、EOSもこのスマートコントラクト機能を備えています。
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上での契約を自動化する仕組みのことです。
EOSは、スマートコントラクトの機能を備えながらも、イーサリアムを超える機能を持っているので「イーサリアムキラー」と呼ばれています。
EOSは2023年9月より、国内取引所BitTradeに上場しました。
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EOS(イオス)の特徴
では、EOSにはどんな特徴があるのでしょうか。
EOSの特徴やメリットを順番に3つ紹介していきます。
- EOSは取引手数料が無料
- 取引の処理速度が速い
- DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用している
取引手数料が無料
まず1つ目の特徴は、取引手数料が無料という点です。
ビットコインなどの仮想通貨を取引する際、通常は取引手数料がかかります。
なぜこのような手数料がかかるのかというと、手数料をマイニングの報酬にあてているからです。
ビットコインなどを取引するユーザーから手数料を取って、その手数料をビットコインのマイナー(発掘者)に払っているというわけです。
EOSの場合、運営が所持しているトークンからマイニング報酬を支払うため、EOSを取引するユーザーからは手数料を取りません。
このように、EOSは手数料が無料なのでユーザーは積極的にEOSを取引できます。
取引の処理速度が速い
2つ目のEOSの特徴は、取引の処理速度が速いという点です。
どれだけ処理速度が速いのか、時価総額1位のビットコインと時価総額2位のイーサリアムと比較してみます。
トランザクション(仮想通貨のデータの取引)の処理速度が、ビットコインは1秒間に5~6件、イーサリアムが1秒間に15件です。
これらに対し、EOSのトランザクションの処理速度は1秒間に100万件の処理速度となっています。
ビットコインの約20万倍の処理速度です。
DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用している
最後3点目のEOSの特徴は、DPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用している点です。
ブロックチェーンは非中央集権ですので、ユーザー同士が合意をすることでブロックが生成されます。
この仕組みをコンセンサスアルゴリズムといいます。
コンセンサスアルゴリズムには多くの種類が存在しており、主なコンセンサスアルゴリズムは下記です。
・PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
・PoS(プルーフ・オブ・ステーク)
・PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)
・PoC(プルーフ・オブ・コンセンサス)
・DPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)
ビットコインやイーサリアムは、PoWのアルゴリズムを採用しています。
長年使用されてきたアルゴリズムなので、一番ベーシックです。
では、EOSが採用しているDPoSというアルゴリズムはどのような特徴があるのでしょうか。
DPoSはPoSの進化型のアルゴリズムで、通貨を大量に保有している方のみが投票を行い、ブロック生成者を決定することができます。
また、DPoSのメリットは、電力消費が少ない点と超高速な処理速度です。
PoSよりも高速にトランザクション処理を行うことができます。
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EOS(イオス)の現在の価格動向
これまではEOSの特徴をご紹介しましたが、現在の価格動向はどのようになっているのでしょうか。
実際に現在のEOSの価格動向を見ていきましょう。
直近約2年間のEOSのチャートが下記です。
チャートをご覧いただくとわかるように、2022年3月の中頃から4月の頭にかけて価格が上昇しています。
2022年3月の中は中旬には1EOSが約2USDT(約260円)でしたが、4月の頭には1EOSが約3USDT(約390円)となっています。
ですので、約15日間でおよそ1.5倍です。
ですが、その後は徐々に価格が下がり、2023年11月現在は1EOSが約0.716USDT(¥107.67)となっています。
2022年4月と比べるとマイナス4倍ほど価格が下落しています。
2022年5月は仮想通貨全体の価格が下落しているので、それに伴ってEOSの価格も下がったと予想できます。
202311月現在にかけては徐々に上昇中ですが、まだ長期チャートで見ると安値圏で反発していると言えるでしょう。
今このタイミングでEOSを入手するためには、まずは日本の取引所のアカウント作成が必要です。
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EOS(イオス)のこれまでの価格動向
続いては、EOSのこれまでの価格動向を見ていきます。
今回は、2019年6月〜2022年5月までの3年間の価格動向を、1年ごとに分けて紹介します。
- 2019年6月〜2020年5月までの価格動向
- 2020年6月〜2021年5月までの価格動向
- 2021年6月〜2022年5月までの価格動向
2019年6月〜2020年5月まで
2019年6月は、この期間のなかでの最高値を更新しています。
1EOSが約8.5USDT(約1100円)となっていましたが、その後年末にかけて価格が下落しています。
2020年に入ってから価格が上昇しましたが、2020年2月以降は価格が下落トレンドです。
この1年間を通してみると、EOSの価格は約3分の1にまで下がっています。
2020年6月〜2021年5月まで
2020年6月〜2021年2月までは、価格のチャートは平行線になっています。
ただ、2021年4月から一気に価格が上がっており、5月にピークを迎えましたが、6月に急下落しています。
2019年6月〜2020年5月の1年間もそうでしたが、この1年間も値動きがかなり激しいです。
特に後半は、価格の変動が激しいので売買のタイミングがかなり難しかったと言えるでしょう。
2021年10月〜2022年5月まで
2021年6月〜2022年5月にかけては、緩やかに価格が下落しています。
ただ、EOSのチャートの値動きはかなり激しいので、今後短期間で大きく変動する可能性も考えられます。
現在の価格が低いときに、EOSを入手できれば今後利益を得やすいとも言えます。
EOSをいち早く手に入れたい方は、BitTrade公式サイトをご覧ください。
EOS(イオス)の今後の見通し・予想
EOSのこれまでの価格動向をご紹介しましたが、今後のEOSの見通しや予想についてもご説明させていただきます。
今後、EOSを入手しようと考えている方はぜひ参考にご覧ください。
- 日本の取引所に上場すれば価格が上昇する
- EOSの実用化が進むと価格が上昇する
- 格付け機関での評価が高くなれば価格も上昇する
日本の取引所に上場すれば価格が上昇する
現在EOSは、日本の取引所でBitTradeのみ上場しています。
今後、他の日本の取引所に上場した場合、日本人の取引者が増え、価格が上昇することもあります。
これまで日本の取引所に新規で上場した仮想通貨は、上場から数日以内に価格が上昇しているケースが多いです。
これまでの例を挙げると、IOSTやエンジンコイン(ENJ)などがコインチェックに上場後、価格が急上昇していました。
EOSの実用化が進むと価格が上昇する
EOS上で、DApps(分散型アプリケーション)の開発が今後進むと、今よりもっとEOSが広まっていくと考えられます。
現在は主にイーサリアム上でDAppsの開発がされています。
EOSはイーサリアムキラーとも呼ばれているので、DAppsの開発がEOS上でされることになれば今後EOSの実用化が進むでしょう。
実際に、2019年1月のEOSの公式ブログでは、EOSを用いたDAppsが260個以上を超えたと発表していました。
EOSの実用化が進めば、それに伴って価格も上昇するかもしれません。
格付け機関での評価が高くなれば価格も上昇する
仮想通貨の格付け機関での評価が高くなれば期待値が高まり、価格が上昇することもあります。
実際に2019年2月には、中国政府傘下の組織が仮想通貨の格付けを行なった際、EOSはランキング第1位となっていました。
ちなみに、現在時価総額1位のビットコインは13位でした。
EOSはかなり期待されていた仮想通貨だったので、2019年2月〜6月にかけて価格も約3倍に上がっていました。
今後、運営側のマーケティング次第でEOSの価格も上昇することもあるでしょう。。
このように、今後格付け機関での評価が高くなれば、価格の上昇も期待できます。
EOS(イオス)の買い方
それでは、実際にEOSを買うまでの流れをご紹介していきます。
EOSを入手するまでの流れは下記です。
- 国内取引所(BitTrade)で口座を作成
- 入金を済ませ取引画面からEOSを購入
国内取引所(BitTrade)で口座を作成
このようなHuobi Groupの日本法人であるBitTradeについてまとめました。
運営会社 | ビットトレード株式会社(BitTrade Inc.) |
設立年月 | 2016年9月 |
登録番号 | 関東財務局長 第00007号(暗号資産交換業者) 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第3295号 |
取り扱い仮想通貨 | BTC、ETH、XRP、BSV、DEP、ASTR、COT、JASMY、LTC、FLR、HT、ADA、ETC、DOT、ENJ、IOST、XYM、BCH、TRX、XTZ、QTUM、OMG、BOBA、BAT、XLM、XEM、LSK、ONT、PLT、MONA、ATOM |
取り扱い銘柄ペア(販売所) | ・JPY建 BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、BSV/JPY、DEP/JPY、ASTR/JPY、COT/JPY、JASMY/JPY、LTC/JPY、FLR/JPY、HT/JPY、ADA/JPY、ETC/JPY、DOT/JPY、ENJ/JPY、IOST/JPY、XYM/JPY、BCH/JPY、TRX/JPY、XTZ/JPY、QTUM/JPY、OMG/JPY、BOBA/JPY、BAT/JPY、XLM/JPY、XEM/JPY、LSK/JPY、ONT/JPY、ATOM/JPY ・BTC建 ETH/BTC、XRP/BTC、BSV/BTC、BCH/BTC、LTC/BTC |
取り扱い銘柄ペア(取引所) | ・JPY建 BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY、BSV/JPY、ASTR/JPY、DEP/JPY、COT/JPY、PLT/JPY、JASMY/JPY、LTC/JPY、HT/JPY、BCH/JPY、ENJ/JPY、IOST/JPY、XLM/JPY、XEM/JPY、DOT/JPY、ADA/JPY、TRX/JPY、XTZ/JPY、QTUM/JPY、OMG/JPY、BAT/JPY、ONT/JPY、LSK/JPY、XYM/JPY、MONA/JPY ・BTC建 ETH/BTC、XRP/BTC、BCH/BTC、BSV/BTC、LTC/BTC |
詳細 | BitTrade公式サイト |
2016年9月に設立したBitTradeは、日本の暗号資産交換業者として金融庁に登録されています。
販売所で全34銘柄ペア扱っており国内トップクラスです。
これまでEOSは海外取引所経由でしか取引できませんでしたが、2023年9月にBitTradeでの上場しているので、国内取引所から手間なく取引できるようになります。
詳しくは、BitTrade公式サイトをチェックしてみましょう。
入金を済ませ取引画面からEOSを購入
BitTradeの口座作成ができたら、日本円を入金しておきましょう。
入金後に取引画面へ進むと、EOSの取引が可能です。
なお、取り扱い開始は9月中旬が予定されているので、事前に口座を保有して準備しておくと良いでしょう。
EOS(イオス)に関するQ&A
次に、EOSに関してよくある質問をまとめていきます。
今後の情報としてぜひ参考にしてみてください。
- EOSの最新情報はどこで入手できる?
- EOSのデメリットを教えて欲しい
- Block.one(ブロックワン)はどんな企業?
EOSの最新情報はどこで入手できる?
EOSの最新情報は下記で入手できます。
・コインマーケットキャップ
・EOS公式サイト
・公式Twitter
・公式YouTube
EOSを今後入手していきたい方や、現在EOSを保有中の方は上記の各サイトから最新情報をご覧ください。
最新情報をいち早く入手することで、EOSの価格が今後どうなっていくのか予想することもできます。
EOSのデメリットを教えて欲しい
EOSのメリットだけではなく、デメリットについても紹介していきます。
・EOS自体には価値がない
・ICO後に不正の疑いがあった
・ハッキングなどの詐欺が起こっていた
まず、EOS自体に価値がない点がデメリットだといえます。
EOSのトークン自体には使い道はないので、今後の価格が上がる保証はありません。
技術的には高い評価を得ていますが、EOSを超える機能を持つ仮想通貨も増えてきています。
またICO後には、テキサス大学のグリフィン教授らが公開したレポートで不正の疑いがありました。
ICOで得た資金を、開発の目的以外で使っていたのではないかと疑いをかけられていました。
他にもEOSに関する悪いニュースは多く、信用を失ってしまっていることも、価格が伸び悩んでいる理由の1つだと言えます。
また、ハッキングの事件も多数起きています。
EOSのDAppsを狙ったハッキング被害も報告されており、専用ウォレットやDefiでの詐欺も発覚しました。
こういった詐欺の被害が多く、セキュリティ面で不安に感じているユーザーが増えているのもEOSのデメリットといえるでしょう。
Block.one(ブロックワン)はどんな企業?
EOSの開発企業であるBlock.one(ブロックワン)はどんな企業なのかについてご紹介します。
ブロックワンは、2017年にDaniel Larimer氏とBrendan Blumer氏によって設立されました。
Blumer氏がCEO(最高経営責任者)を務めており、Larimer氏はCTO(最高技術責任者)を務めていました。
EOSは、プログラマーであるLarimer氏によって開発されましたが、Larimer氏は2020年12月にブロックワンのCTOを辞任しています。
明確には決まっていないそうですが、今後は新しいプロジェクトを始めるとのことです。
新しい仮想通貨を開発する可能性もありますので、今後Larimer氏がどのようなプロジェクトをしていくのか気になります。
EOS(イオス)のまとめ
今回は、ICOで一躍有名になったEOSについて紹介させていただきました。
技術は素晴らしい仮想通貨ではありますが、ネガティブなニュースが多いです。
そのため、信用を取り戻していかないと、今後のEOSの価値上昇も見込めないでしょう。
ただ、現在のEOSの価格は下落しているので、今後価格が上がっていく可能性も考えられます。
- EOSはICOで過去最高額を調達し有名になった。
- EOSは分散型アプリケーション(DApps)を開発するために作られた
- EOSはDPoSというコンセンサスアルゴリズムを採用している
- EOSはネガティブなニュースが多く信用を失ってしまっている
- EOSは2023年9月よりBitTradeで上場
EOSは2023年9月より、国内取引所BitTradeに上場しました。
EOSの取引を検討している方は、ぜひこの機会にBitTrade公式サイトをチェックしてみてください。