sudoswapとは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

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分散型マーケットプレイスのsudoswapをご存じですか?

sudoswapは、OpenSeaやLooksRareなどの従来型のNFTマーケットプレイスとは異なり、特定の企業が中央に存在しないサービスです。

非中央集権的という点で、一歩先を行ったマーケットプレイスと言えるでしょう。

この記事からわかること
  • sudoswapは、分散型マーケットプレイス
  • sudoswapは、OpenSeaやLooksRareなどと違い、企業が仲介しないサービス
  • sudoswapは、イーサリアムもしくはERC-20トークンでNFTの売買ができる
  • NFT価格はAMMボンディングカーブにより、流動性提供者が決めた価格範囲で決まる
  • 手数料が0.5%と安く、ロイヤリティ手数料もかからない

sudoswapは、手数料が安く、ロイヤリティ設定もないため、NFTを安く購入できるサービスです。

同じレアリティのNFTをたくさん保有している場合は、流動性プールの中に入れて、まとめ売りもできます。

もしsudoswapでNFTを購入したい場合は、仮想通貨はイーサリアムが必要となります。

BITPointでは、イーサリアムの売買が可能です。

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目次

sudoswapとは?

sudoswapとは?
出典:sudoswap

sudoswapは、AMM(自動マーケットメイカー)の仕組みを採用した分散型のマーケットプレイスです。

AMMとは、UniswapやPancake Swap(パンケーキスワップ)などのDEXで採用されている、取引自動化の仕組みのことです。

sudoswapは、2022年7月に、「0xmons」という名の匿名開発者グループによって立ち上げられました。

OpenSeaなどの中央集権的なNFTマーケットプレイスと異なり、sudoswapは完全に分散型です。

企業が仲介していないので、NFTの価格はAMMボンディングカーブにより、流動性提供者が決めた価格範囲で決まります。

よって、sudoswapでは、手数料が限りなく安いため、NFTを安く取引できるのが魅力です。

名称sudoswap
開発・運営0xmons
ブロックチェーンイーサリアムブロックチェーン
ガバナンストークンsudo
サービス内容分散型NFTマーケットプレイス
ローンチ年月2022年7月
公式サイト公式サイト

なお、sudoswapは、イーサリアムチェーン上のマーケットプレイスです。

sudoswapでNFTを取引してみたい人は、イーサリアムを購入する必要があります。

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sudoswapの特徴

ここからは、sudoswapの特徴について3点解説します。

sudoswapの特徴
  • AMMボンディングカーブによりNFT価格が決まる
  • NFT取引手数料は0.5%
  • NFTのまとめ買い・まとめ売りができる

AMMボンディングカーブによりNFT価格が決まる

sudoswapでは、AMMボンディングカーブによりNFT価格が決まります。

AMMとは、Automated Market Makerの略で、自動マーケットメーカーのことです。

ボンディングカーブとは、価格と供給量に関する曲線のことです。

sudoswap

トークンの供給量が増加すると価格が上昇し、供給量が減少すると価格が低下します。

つまり、AMMによって、在庫に応じて自動的に価格が算出される仕組みです。

ボンディングカーブは、グラフで表すと、右肩上がりの直線となります。

NFTの購入者は、ボンディングカーブ上の価格で、ETHとNFTをスワップ(交換)する方法となります。

ボンディングカーブとは?
  • 価格とトークンの供給量が関係する曲線
  • トークンの供給量が増加すると価格が上昇し、供給量が減少すると価格が低下する

NFT取引手数料は0.5%

sudoswapは、取引手数料が他のマーケットプレイスに比べて安いのが特徴です。

マーケットプレイス取引手数料
sudoswap0.5%
OpenSea2.5%
MagicEden2%
LooksRare2%

上記の表からも、sudoswapは、他のマーケットプレイスと比較して、かなり手数料が安いことがわかります。

OpenSea、MagicEden、LooksRareなどのマーケットプレイスは、中央集権の取引所であるため、手数料は運営者に支払われます。

一方、sudoswapは、手数料がプロトコルにプールされます。

sudoswapは、プロジェクトをコミュニティに移管し、コミュニティの手によって運営されています。

よって、現在は手数料はコミュニティの収入となります。

さらに、sudoswapではロイヤリティ手数料がありません。

つまり、sudoswapは、他のマーケットプレイスに比べると、かなり安くNFTを取引できるのです。

NFTのまとめ買い・まとめ売りができる

sudoswapの特徴は、NFTをまとめ買い、まとめ売りができる点です。

sudoswapでは、流動性プールを元に、NFTが売買されるからです。

流動性プールとは、sudoswapを使う人同士の流動性を高めるために、NFTが預けられる場所となります。

たとえば、1つのプールの中に10個のNFTが預けて、NFTを売買することができます。

その場合、売り手は、その10個のNFTのうち、どれでも買い手と交換して良いということになります。

一つのプールと取引すればよいだけなので、ガス代が安く済むのが利点です。

ただし、もし、その10個のうち、1つだけレアリティが違うものがあり、価格を高くしたい場合は、別のプールに預けるとよいでしょう。(別途ガス代はかかります)

OpenSeaやLooksRareなどのマーケットプレイスでは、NFTのまとめ買いが出来ず、1個ずつその都度ガス代がかかります。

たくさんのNFTがほしい、でもガス代を節約したいという場合に、sudoswapは便利と言えるでしょう。

sudoswapでNFTを取引してみたい人は、イーサリアムを購入する必要があります。

BITPointでイーサリアムを購入し、MetaMaskなどのウォレットに送金してから、sudoswapの公式サイトにアクセスするのが1番シンプルな手順です。

興味のある人は、ぜひBITPointの公式サイトをチェックして、イーサリアムを取引してみてください。

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sudoswapの今後の見通し・予想

ここからは、sudoswapの今後の見通しについて説明します。

OpenSeaのシェアを奪う可能性

sudoswapは、その手数料の安さゆえに、OpenSeaのシェアを奪う可能性が十分あります。

sudoswapの手数料が0.5%であるのに対し、OpenSeaは2.5%です。

さらに、OpenSeaでは二次流通のためのロイヤリティ手数料が設定されますが、sudoswapではそれがありません。

よって、sudoswapは、NFTを安く購入したい場合に選ばれるマーケットプレイスとなる可能性が高いでしょう。

その他、NFTを購入するときの仮想通貨も種類も、OpenSeaでは決まったトークンのみですが、sudoswapではERC-20のトークンからユーザー間の合意で自由に決められます。

sudoswapでは、まとめ買いにも対応しているので、その分ガス代も節約できます。

利便性という点で、今後、sudoswapを選択していくユーザーは増えると考えられるでしょう。

sudoswapOpenSea
手数料0.5%2.5%
ロイヤリティ手数料なしNFT作成者が0から10%の間で設定可能
まとめ売り・買い不可
即時購入・売却流動性があれば可能即時購入は可能だが、即時売却はオファーを受けた場合のみ可能

流動性を確保する難しさも

現在、仮想通貨市場は、マクロ経済や、FTX破綻などの影響を受けて、冬の時代と言われています。

NFTにおいても、その影響を多分に受けて、販売ボリュームがかなり大きく低下しています。

すると、おのずとマーケットプレイスの流動性が低くなります。

sudoswapのデイリーユーザーも、2022年8月9月に比べて、減少している状況です。

ユーザーが購入したいNFTを探すためにも、売却したいNFTを保有するユーザーが必要です。

流動性提供者が増やしていけるかどうかがsudoswapの今後に重要となるでしょう。

sudoswap
出典:dune

ゲーム内アイテムのNFTは購入しやすくなる

前述したように、sudoswapではロイヤリティ設定がありません。

NFTが転売される際に、転売価格に一定割合で含まれていた二次流通での手数料がないため、購入側はNFTを安く買うことがでるのが魅力です。

ゲーム内アイテムを購入する人にとっては、ロイヤリティなどを気にせず、迅速に購入できるsudoswapのようなAMM型のマーケットプレイスは魅力的に映るでしょう。

一方、NFTアートやプロフィールを作成するNFTクリエイターからは、反論の声があります。

ロイヤリティ手数料設定がないため、その分を一次販売価格に上乗せせざる得なくなり、NFTの価格高騰につながるというものです。

それぞれの意見や利害関係があるため、今後、sudoswapをめぐって、ロイヤリティが必要か否かの議論が活発化する可能性があります。

sudoswapの使い方

ここからは、国内仮想通貨取引所のBITPointを例に、sudoswapでNFTを購入もしくは販売するための手順を説明します。

BITPointで仮想通貨を購入

sudoswapでNFTを購入する場合は、仮想通貨イーサリアムを用意する必要があります。

BITPointでは、イーサリアムの取り扱いがありますので、ぜひチェックしておきましょう。

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画面でログインし、取引画面にすすみます。

現物ETH/JPYを選択し、数量を入力して、イーサリアムを購入します。

購入した仮想通貨をウォレットへ送金する

イーサリアムを購入したら、画面左側の「日本円・暗号資産出金」をクリックし、展開された中からETH出金を選びます。

MetaMaskのアドレスをコピーして、出金アドレスを追加してください。

その後、出金数を入力、出金目的を選択し、チェックボックス2つにチェックを入れて、二段階認証へ進みます。

画面の指示に従い、出金が完了しましょう。

しばらくしたら、MetaMaskにイーサリアムが入金したかどうかをチェックしてください。

sudoswapにアクセスする

MetaMaskにイーサリアムが入金したら、いよいよsudoswapにアクセスしてみましょう。

公式:sudoswap

画面右上に「Connect」ボタンがあるので、クリックしてMetaMaskとsudoswapを連携させてください。

sudoswap

NFTの購入方法

sudoswapの画面左側に、購入したいNFTの名称を入力し、検索します。

sudoswap

検索結果が表示されたら、購入したいNFTをクリックしてください。

クリックするだけで、右側の買い物かごに入ります。

その後、右下の「sudo swap」ボタンをクリックすれば、購入処理に入ります。

トランザクションに署名すれば、購入完了となります。

sudoswap

NFTの売却方法

NFTを売却するときは、sudoswapのTOPページ右上の「Your Pools」をクリックします。

公式:sudoswap

sudoswap

次のページで、「Create New Pool」をクリックします。

sudoswap

次に、中央の「Sell NFTs for Tokens」をクリックしてください。

sudoswap

以下のような画面が表示されるので、売却するNFTを選び、引き換えに受け取るトークンを選んでください。

  1. Select NFT…売却するNFT
  2. Select Token…引き換えに受け取るトークン
sudoswap

次に、流動性のパラメータを設定します。

  1. Start Price:販売の初期価格を入力
  2. Bonding Curve:Linear Curve(直線)もしくはExponential Curve(指数曲線)もしくはConcentrated Curve(集中曲線)を選ぶ
  3. Delta:売却されるごとの上昇価格を入力
  4. Asset Amounts売却するNFT数量を入力

1では、Start Priceはフロア価格(最低価格)を入力します。

NFTが購入されるごとの値上がりの仕方は、2の曲線から選択できます。

3では、NFTが購入されるごとにいくら価格を上昇させるかを選択できます。

4では、プールで売却するNFTの数を入力できます。

sudoswap

すべて入力すると、ボンディングカーブが表示されます。

右下の「Next Step」をクリックしてください。

sudoswap

下にある「Approve」ボタンをクリックすれば、売却完了です。

sudoswap

sudoswapに関するQ&A

ここからは、sudoswapに関するQ&Aを紹介します。

レアリティが異なるNFTを他と区別して販売するにはどうしたらよいですか?

sudoswapでは、レア度が異なる場合は、プールを別にしたほうが良いと言えます。

同一のプールに存在するNFTは、すべて同じように扱われるからです。

たとえば、同一のプールにコモン多数とレア1つを入れてしまうと、レアはコモン同等の価格で扱われて、売り手は損をしてしまいます。

よって、流動性プールに入れるアイテムの価格帯などは類似したものにそろえる必要があります。

sudoswapを開発した0xmonsとは、どういう人達ですか?

0xmonsは、匿名の開発グループであり、同時にNFTプロジェクトの名前です。

主に、@0xmons氏, @boredGenius氏, @0xhamachi氏の3名によって開発が行われています。

同時に、0xmonsは、ポケモンのモチーフが取り入れたピクセルモンスターデザインのNFTプロジェクトでもあります。

NFT1つ1つの価格を細かく設定して売却したいときはどうすればよいですか?

NFTの売る価格を細かく設定して売却したい場合、sudoswapは向きません。

プールをNFTごとに分ければ、売却価格の設定は可能となりますが、プール作成ごとにガス代がかかります。

フロア価格の複数のNFTをまとめて販売したい場合などに、sudoswapは向いています。

sudoswapのまとめ

本記事では、sudoswapとは何か、その特徴や魅力、sudoswapの使い方などについてわかりやすく解説しました。

NFTを安く購入したい人は、一度利用してみることをおすすめします。

購入は簡単で、プールの中からほしいNFTをクリックし、購入画面に進むだけです。

この記事のまとめ
  • sudoswapは分散型マーケットプレイス
  • sudoswapの手数料は、0.5%と低く抑えられている(OpenSeaは2.5%)
  • sudoswapでは、ロイヤリティ設定がないため、安くNFTを購入できる
  • sudoswapは、その利便性からOpenSeaのシェアを奪う可能性がある

BITPointでは、sudoswapでNFTを購入するのに必要なイーサリアムを取引できます。

MetaMaskへ資金を送金するときも、出金手数料がかからないのが魅力です。

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監修者

Market α 編集部です。仮想通貨・為替・株式投資などの多岐に渡る金融情報を、初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができるように配信しています。

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