仮想通貨Polygon(MATIC)の価格予想や今後の見通し/将来性を徹底解説|イーサリアムのブロックチェーンとの違いとは?

イーサリアム上のスケーラビリティ問題が表面化する中で、イーサリアムを補完したり、新しく取って代わる存在となるプラットフォームを目指す仮想通貨が登場しています。
新しく取って代わる存在となる仮想通貨はEthereum Killer(イーサリアム・キラー)と呼ばれ、時価総額で大きなSolana(ソラナ)、Avalanche(アバランチ)などが有名です。
一方、機能を補完し、イーサリアムの拡大を支援するような仮想通貨も開発されています。
その一つが、Polygon(MATIC)です。
- イーサリアムがよりスケールするためのインフラとなることを目的として、2017年に開発開始
- 2024年7月時点の時価総額ランキングは19位
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)と高速決済、安価な取引手数料が特徴
- これまでは、Polygon(MATIC)上でのDeFiプラットフォームローンチにより、価格が大きく上昇
- 新技術実装と、DeFiを中心とした更なるdApps開発増加により、2025年には6.00USD台までの高騰が予想されている。
この記事では、Polygon(MATIC)の特徴や見通しを解説していきます。
国内取引所も数多くありますが、歴史の長さと使いやすさを両方兼ね備えているのはBITPOINTなので、ぜひBITPOINTの公式サイトをご覧になってみてください。
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Polygon(MATIC)とは?
Polygon(MATIC)は、2017年に3人のエンジニア、Jaynti Kanani、Sandeep Nailwal、Anurag Arjunによって開発が始められました。

名称 | Polygon(ポリゴン) |
シンボル | MATIC |
現在の価格(2024年7月現在) | ¥79.82 |
時価総額(2024年7月現在) | ¥792,336,311,973 |
時価総額ランキング(2024年7月現在) | 19位 |
入手できる取引所 | BITPOINT bitbank など |
詳細 | 公式サイト |
開発の目的は、イーサリアムがよりスケールするための、インフラとなることです。
当初はMATICと呼ばれていましたが、2021年2月にリブランディングされ、現在の正式名称はPolygon(ポリゴン)となっています。

ただ、通貨のシンボルは現在でもMATICが使われています。
開発主体としては、当初はPolygon Technologiesというインドのソフトウェア会社でしたが、現在はMATIC財団と呼ばれる、非営利組織によって担われています。
そんなPolygon(MATIC)は、ローンチから約5年ほどで、仮想通貨の時価総額ランキング19位となるまで成長しています。
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Polygon(MATIC)の特徴
続いて、Polygon(MATIC)の特徴を見ていきましょう。
- イーサリアムの弱点解決を目指す、レイヤー2ソリューションである
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用している
- 通信速度が早く、取引手数料が安い
イーサリアムの弱点解決を目指す、レイヤー2ソリューションである
Polygon(MATIC)は、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するための、レイヤー2ソリューションです。

スケーラビリティ問題とは、利用者や取引量(トランザクション量)が増えることで、イーサリアム・ネットワークが混雑し、取引執行速度の遅れや取引手数料(ガス代)が高騰する問題の事です。
この問題は、DeFi(分散型金融)やブロックチェーン・ゲームなど、dApps(分散型アプリ)の活用が増加し始めた2020年頃より、表面化した問題です。
一方で、イーサリアムはスマートコントラクトを実装できる仮想通貨として早く登場したことから開発者、ユーザー共に多く、他のスマートコントラクト実装可能な通貨への乗り換えには、開発者視点では安全性の精査や別なプログラミング言語の習得など、労力と費用がかかります。
そういった背景から、仮想ネットワーク(EVN)やプログラミング言語など、イーサリアムのリソースを活用しながら、同時に弱みである取引速度と手数料の高さを緩和するような、Polygon(MATIC)のような、レイヤー2ソリューションが生まれました。
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用している
Polygon(MATIC)は、取引承認の方式としてPoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用しています。

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)は、取引承認を行うウォレット(ノード)を選ぶ際に、コインの保有量と保有期間に応じて決定される方式です。
ビットコインに代表されるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)方式ほど、高い処理能力を持つコンピュータへの投資を必要としないこと、コインの長期保有を促せるメリットがあります。
通信速度が早く、取引手数料が安い

Polygon(MATIC)は、通信速度が高速で、かつ取引手数料が安価であることも特徴です。
公式発表によると、Polygon(MATIC)の取引速度は1秒あたり65,000件です。
これは、イーサリアムの1秒あたり15件と比べると、圧倒的に高い数値です。
また、取引手数料もイーサリアムは通常約25USD、高騰時には約75USDにも達しますが、Polygon(MATIC)は通常0.01USD、高等時でも約15USDと、大変低く抑えられています。
速い取引と安価な手数料により、サービスローンチ前や、DeFi(分散型金融)やブロックチェーンゲーム利用時の時間、費用の面でもコスト削減につながり、開発者と利用者、どちらにとってもメリットがあります。
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Polygon(MATIC)の現在の価格動向
次に、Polygon(MATIC)の現在の価格動向を見てみましょう。
以下の図は、2022年1月から2024年7月の価格チャートです。

この期間は、仮想通貨全体の価格動向自体、激しい価格下落を見せました。
直近1年半ほどの価格動向を詳しくチェックしてみましょう。
2022年:仮想通貨市場全体での下落に連動

2022年は年始から、米金利上昇示唆による金融不安から大きく下落しました。
目立った反発を見せることなく下降トレンドを継続させています。
また、2022年5月以降は、ステーブルコインのUST価格が大きく下落したことで仮想通貨市場が全て下落しています。
Polygon(MATIC)は、その動きに相関を見せながら、1.0ドル付近を推移しました。
2022年11月はFTXの破綻騒動で仮想通貨市場全体が下落していますが、MATICはそこまで大きな影響を受けていません。
仮想通貨全体の値動きに相関を見せる理由の一つとしては、Polygon(MATIC)が、時価総額ランキング2位のイーサリアムの拡張性をサポートする存在であるからと考えられます。
2024年現在:米利上げ鈍化やBTCに連動して上昇

2023年に入ってからはすぐに上昇を見せました。
アメリカで続いていた段階的利上げが2023年に入って収束するとの見通しが市場に溢れ、MATICへの買いが集中したと見られています。
しかし、上昇の流れは長く続かず、2月に高値を付けて以来すぐに反発しました。
各国の景気後退懸念が浮き彫りになっており、リスク資産であるMATICは思うように価格が伸びず世界経済の後退が強く影響していると考えていいでしょう。
しかし、2023年10月後半からは再度上昇傾向です。
仮想通貨の代表格であるBTCの現物承認期待が高まり上昇していますが、MATICも連動した上昇を見せています。
高騰中のPolygon(MATIC)は、国内取引所BITPOINTで取引可能です。
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Polygon(MATIC)のこれまでの価格動向
ここで、Polygon(MATIC)のこれまでの価格動向を見ていきましょう。
- Polygon(MATIC)上の、DeFi利用者の拡大
- Uniswap(ユニスワップ)のローンチ
- 仮想通貨市場に合わせての下落
Polygon(MATIC)上の、DeFi利用者の拡大

2021年5月、Polygon(MATIC)は一時2.80USDに迫る、価格の急騰を見せました。
この急騰は、ローンチ以来0.60USD以下を推移していたPolygon(MATIC)にとって、初めての大きな価格上昇となりました。
また、この値動きは、2021年1月と比較すると120%の上昇率です。

この急な値動きの主な理由として、以下に代表されるPolygon(MATIC)上のDeFiの利用者増加と資金流入が原因と考えられています。
これらDeFi(分散型金融)のプラットフォーム利用者増加と資金流入により、Polygon(MATIC)全体のデイリーアクティブユーザーは、2021年1月との比較で20倍に増加したとも言われています。
仮想通貨の中でも、ブロックチェーンのネットワークを提供するプラットフォームであるPolygon(MATIC)にとって、利用者数の推移は、価値を決める上で、大変重要な要素となります。
また、この2021年初頭の上昇は、Polygon(MATIC)が、イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、有望な存在であることを印象づける事になりました。
Uniswap(ユニスワップ)のローンチ

2021年12月23日、Uniswap(ユニスワップ)が、Polygon(MATIC)上で、新たなプロトコルをローンチしたと発表しました。
Uniswap(ユニスワップ)は、DeFi(分散型金融)の中で時価総額ランキングトップ10に入る、DEX(分散型取引所)です。
それまではイーサリアム・ネットワーク上でローンチしていましたが、Uniswap(ユニスワップ)のトークン保有者による投票により、Polygon(MATIC)ネットワーク上でも新たにDEXをリリースすることが承認されました。
Polygon(MATIC)の共同創業者であるMihailo Bjelicは、その狙いについて、「イーサリアムの手数料があまりにも高くなり過ぎている状況の中で、Polygon(MATIC)の低い手数料により、Uniswap(ユニスワップ)をより多くのユーザーに利用できるアプリケーションに戻したい。」と語っています。
この発表の直後、市場は敏感に反応し、Polygon(MATIC)の価格は2.66USDまで急上昇を見せました。
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一時は2.923USDまで値をつけ、結果、本記事執筆時点までの史上最高値となっています。
この出来事により、今後もUniswap(ユニスワップ)のような、イーサリアム上に多数のユーザーを抱えるアプリケーションがPolygon(MATIC)上でもローンチされることで、価値が大きく向上する可能性を秘めている、と言えるでしょう。
仮想通貨市場に合わせての下落
2022年1月24日、Polygon(MATIC)は最安値1.306USDを付けました。

この価格は、前述した2021年12月の史上最高値2.923USDと比較し、50%以上も低い価格でした。
Polygon(MATIC)自体に不安材料は無かったものの、仮想通貨市場全体の下落に合わせて、Polygon(MATIC)も追随して下落したと考えられています。
また、この仮想通貨市場全体の下落の背景としては、FRB(アメリカの連邦準備理事会)が利上げを示唆したこと、中国が全ての仮想通貨決済を違法と決定したことなど、複数の要因が挙げられています。
時価総額が17位と、仮想通貨市場の中でも多くのユーザーを持ち、かつイーサリアムの補完的役割を持つことから、Polygon(MATIC)はビットコインやイーサリアムといった、時価総額が1,2位のコインの価格変動に大きな影響を受けます。
逆に言えば、仮想通貨市場が上昇し切っていない現在は、Polygon(MATIC)の価格も過小評価されている、と捉えることも出来ます。
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【2024年】Polygon(MATIC)の将来の価格予想
ここでは、具体的な金額を提示しながら、Polygon(MATIC)の将来性について迫っていきます。
今回は海外の大手価格予想サイト「CoinPriceForecast」と「Digitalcoin」の価格予想を参考にしていますが、いずれのサイトでもリップルの相場は上昇していく予想が立てられています。
また、各専門誌やアナリスト予想も見ていきましょう。
CoinPriceForecast
まずは、「AI」や「機械学習」といった最新技術を用いた市場分析に定評がある「CoinPriceForecast」の価格予想について。
2024年から2025年末までのPolygon(MATIC)の価格予想はこちら。
- 2024年末:1.19ドル
- 2025年末:1.35ドル
CoinPriceForecastによると、Polygon(MATIC)の価格は緩やかな上昇が見込まれています。
2025年には現在価格よりも約1.8倍の水準となる見通しです。
Digitalcoin
続いて、RSIやMACDなどの指標を使った多角的な市場分析に強い「Digitalcoin」の価格予想について紹介していきます。
具体的な金額は以下の表をご覧ください。
- 2024年末:2.22ドル
- 2025年末:3.00ドル
- 2026年末:3.86ドル
こちらは、CoinPriceForecastの価格予想と比較すると大きな上昇が予想されています。
2024年末の段階で現在価格の2.5倍以上になるとの見通しで期待値の高さが伺えるでしょう。
過去の最高値は2.8ドルほどですが、2025年には上回るとの予想となっています。
BitcoinWisdom
仮想通貨の価格を予想している、BitcoinWisdomでは、以下のような予想を立てています。
2025年:1.95ドル
2030年:8.94ドル
2025年までには2倍以上の緩やかな上昇水準となる予想です。
また、2030年までの予想が立っていますが、現在価格よりも10倍近く上昇する見通しとなっています。
coindataflow
価格予想を行うcoindataflowでは、Polygon(MATIC)の価格を以下のように予想しています。
2024年:1.74ドル
2025年:6.62ドル
2030年:5.62ドル
2024年は小幅での上昇、しかし2025年には大きく上昇し7ドル近くまで上昇するとの予想です。
2030年は2025年の高値を下回る6.14ドルで推移すると予想されています。
Polygon(MATIC)の今後の見通し・予想
ここで、Polygon(MATIC)の今後の見通しを見ていきましょう。
- 更なるスケールのための新技術実装
- 開発されるdAppsの増加
更なるスケールのための新技術実装
World Polygon Forum(世界ポリゴン会議)にて、共同創業者のSandeep Nailwalは、2022年以降のPolygon(MATIC)のアップデート予定や見通しについて発表を行いました。

その中で、Polygon(MATIC)が継続して拡大するためのステップとして、以下5点の技術的実装を挙げました。
- Avail Chainの実装
- Nightfall zk Roll-upの実装
- Optimistic Roll-upの実装
- Application Specific Side Chainsの導入
- セキュリティ向上のためのEnterprise Chains導入
これらは全て、Polygon(MATIC)がより多くのプロジェクトと取引量を確保するため、つまりスケールするための実装です。
積極的な技術への投資とアップデートをする姿勢は、長期的に成長するか否かを判断する材料として、ポジティブに評価できる要素です。
開発されるdAppsの増加

Polygon(MATIC)上で開発されるプロジェクトの数、そしてそのプロジェクトの拡大もまた、Polygon(MATIC)の価値向上に大きく影響します。
公式ブログによると、2022年1月27日、Polygon(MATIC)上で開発されているdApps(分散型アプリ)の数が7,000に到達したと発表しました。
この数は、イーサリアムの約3000、Polygon(MATIC)と同様にレイヤー2ソリューションであるPolkadot(ポルカドット)の約3500と比較すると、大きな数である事が分かります。
最新の公式サイトの表示では既に10,000を突破したとの記載もあり、今後も引き続き伸び続けていく可能性を秘めています。
加えて、開発されているdAppsを見ても、DeFi(分散型金融)、DEX(分散型取引所)、NFT、メタバースといった、現在大きく拡大している分野全てを網羅している点も見逃せません。
この拡張性の大きさにより、Polygon(MATIC)上でのdApps開発が継続して増加すれば、同時にPolygon(MATIC)の価値も上昇すると考えられます。
Polygon(MATIC)の買い方
次に、Polygon(MATIC)の買い方を解説していきます。
国内取引所に日本円を入金する
まずは国内取引所に日本円を入金します。
Polygon(MATIC)はBITPOINTで扱っているので、ぜひこの機会にBITPOINTの公式サイトをチェックしてみてください。
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BITPOINTからPolygon(MATIC)を入手
入金が完了したらPolygon(MATIC)を入手します。
販売所を選択後、Polygon(MATIC)を選択しましょう。
その後、数量を入力して必要な数量で購入します。
BITPOINT

取引所名称 | BITPOINT(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 29種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPOINTの公式サイト |
関連記事 | BITPOINTの評判 |
BITPOINTはビットポイントジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
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現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
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Polygon(MATIC)に関するQ&A
最後に、Polygon(MATIC)にまつわるQ&Aを見ていきましょう。
- 発行上限枚数は決まっていますか。
- 他のレイヤー2ソリューションと比べた時のPolygon(MATIC)の強みは何ですか。
- 同じレイヤー2ソリューションである、Polkadot(ポルカドット)との違いは何ですか。
発行上限枚数は決まっていますか。
100億枚です。
発行上限が決まっていることから、需要が増えれば価格が上昇する、という基本的な性質を持っています。
他のレイヤー2ソリューションと比べた時のPolygon(MATIC)の強みは何ですか。

取引速度の速さ、手数料の安さ、そしてdAppsの開発実績数の多さです。
前者2つを持ち合わせているレイヤー2ソリューションは複数ありますが、実際の開発実績数はPolygon(MATIC)がトップです。
同じレイヤー2ソリューションである、Polkadot(ポルカドット)との違いは何ですか。

イーサリアムのSidechain(サイドチェーン)か、Parachain(パラチェーン)かの違いです。
どちらもイーサリアムの拡張性を補完する役割ですが、Sidechain(サイドチェーン)であるPolygon(MATIC)は、Polygon(MATIC)上のノード(ブロックチェーンの取引を承認する主体)が、イーサリアムのノードとして認識されません。
ブロックチェーンにおいて、安全性を測る一つの指標として、ノードの数が挙げられます。
Polygon(MATIC)は、自身のネットワーク上のノードでのみ取引承認されることから、ノードの数はイーサリアムと比較すると少なくなり、安全性のレベルはイーサリアムと比べると下がってしまうことになります。
ただ、ノードの数が少ないことで、取引承認速度が向上するというメリットもあります。
一方、イーサリアムのParachain(パラチェーン)であるPolkadot(ポルカドット)は、イーサリアムとノードを共有するため、安全性は向上しますが、取引速度はPolygon(MATIC)と比べると遅くなります。
安全性と取引速度は対局の存在であるため、Polygon(MATIC)やPolkadot(ポルカドット)の取引を検討する場合は、双方を考慮に入れると良いでしょう。
Polygon(MATIC)のまとめ
今回は、Polygon(MATIC)の特徴や価格動向、今後の見通しなどを解説してきました。
- イーサリアムがよりスケールするためのインフラとなることを目的として、2017年に開発開始。
- 2024年7月時点の時価総額ランキングは19位
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)と高速決済、安価な取引手数料が特徴。
- 現在は0.8ドル付近を推移している。
- これまでは、Polygon(MATIC)上でのDeFiプラットフォームローンチにより、価格が大きく上昇。
- 新技術実装と、DeFiを中心とした更なるdApps開発増加により、2025年には6.00USD台までの高騰が見込まれている。
新プロダクト「Polygon Avail」のテストネットが行われているので、アップデートによる改善に期待される方は、Polygon(MATIC)の取引も検討されると良いかもしれません。
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