最近の円安で仮想通貨に興味を持たれている方は、多いのではないでしょうか。
一方で、ビットコイン(BTC)を代表とする仮想通貨は、価格変動が激しくなかなか仮想通貨取引に踏み切れない方も多いと思います。
今回は、価格が1ドルと連動しているテザー(USDT)について解説します。
- テザー(USDT)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコイン
- 仮想通貨の中で、時価総額は2022年4月現在3位である
- スイスの都市ルガーノは、テザー(USDT)を法定通貨へ
- Kusamaネットワークでローンチ
- DeFiが成長すればするほど、テザー(USDT)の需要は高まる
- テザー(USDT)は、国内取引所での取り扱いはない
テザー(USDT)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコインです。
価格変動が大きいため仮想通貨取引を敬遠している方にも、興味を引く可能性がある仮想通貨です。
「Tether」とは「絆」と訳され、まさに米ドルと結びついていることを意味します。
テザー(USDT)に興味を持たれている方は、送金用の取引所としてDMM Bitcoinの公式サイトをご確認ください。
\もれなく2000円もらえる/

Marketαでは公式LINEで仮想通貨(暗号資産)に関する情報を随時配信しています。
最新情報やキャンペーンを発信していますので、ぜひ登録しておいて見て下さい。
テザー(USDT)とは?
ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨は、価格の変動が非常に大きいです。
ちなみに、ビットコイン(BTC)の24時間の価格は、最高値が5,025,461円で、最安値が4,867,589円です。
テザー(USDT)とは、法定通貨である米ドルと連動している仮想通貨です。
価格が安定しているため、ステーブルコインと呼ばれています。

名称 | Tether |
シンボル | USDT |
現在の価格(2022年4月30日現在) | 1ドル 129.86円 |
時価総額(2022年4月30日現在) | 10,798,239,949,365円 |
時価総額ランキング(2022年4月30日現在) | 3位 |
入手できる取引所 | 国内取引所:なし 海外取引所:BigONE,BITFINEX,BTCEXなど |
詳細 | 公式サイト |
テザー(USDT)は、Tether Operations Limited社によって発行された仮想通貨で、イーサリアムのERC-20トークンです。
テザー(USDT)の価格は、1ドルと連動しています。
よって、2022年現在、1USDT=1ドル=129.80円です。
米ドルと価格が連動しているため、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨のような大幅な価格変動は少なく、仮想通貨を敬遠している方にも最近注目を集めています。
時価総額順は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、そしてテザー(USDT)となります。
テザー(USDT)は、国内取引所での取り扱いはなく、保有するためには海外取引所での取引が必要です。
取引方法は、後述します。
価格が比較的安定しているテザー(USDT)の保有を考えている方はDMM Bitcoinの公式サイトをご確認ください。
\もれなく2000円もらえる/
テザー(USDT)の特徴
- ドルと連動したステーブルコインである
- スイスの都市ルガーノは、テザー(USDT)を法定通貨へ
- Kusamaネットワークでローンチ
ドルと連動したステーブルコインである
テザー(USDT)は、他の仮想通貨と同様にブロックチェーン上を容易に移動する仮想通貨です。
仮想通貨でありながら、現実世界の通貨と1対1でペッグされています。
法定通貨とペッグされているため価格が安定し、ステーブルコインと呼ばれています。
価格が安定しているということは、様々なものへの支払いの通貨としての利用価値が高まることが考えられます。
テザー(USDT)は、ここ数年間で人気が高まり、2022年現在770億米ドル以上となりました。
仮想通貨によくあるボラティリティや複雑さを伴うことなく、異なるブロックチェーン間で取引することが可能です。
なぜなら、AlgorandやEthereum、EOS、Liquid Network、Omni、Tron、Bitcoin CashのStandard Ledger Protocol、Solanaなど様々なブロックチェーン上に構築されたデジタルトークンとして存在しているためです。
スイスの都市ルガーノは、テザー(USDT)を法定通貨へ
エルサルバトルが、ビットコイン(BTC)を法定通貨にしたことは有名です。
スイスの都市ルガーノは、テザー(USDT)やビットコイン(BTC)、スイスフランと連動するステーブルコインLVGA Points token(LVGA)の3銘柄を事実上の法定通貨にすることを決定しました。
また、Tether Operations Limited社は、ルガーノ市と共同で、欧州におけるブロックチェーン導入のためのセンターオブエクセレンスを設立することを発表しました。
Tether Operations Limited社とルガーノ市は、市のブロックチェーン能力を拡大することで、ルガーノをヨーロッパのブロックチェーン導入の主要拠点にするという共通の目標に向けて共に取り組みます。
- ルガーノの地域コミュニティにブロックチェーン技術を実践的に適用する
- ブロックチェーン技術の実世界での利用を実証する
これまで、ほとんどのブロックチェーンプロジェクトは、地域コミュニティにほとんど注意を払わず、実用的なアプリケーションを提供する取り組みに重点が置かれていました。
Kusamaネットワークでローンチ
2022年4月13日に、テザー(USDT)が「Kusamaネットワーク」でローンチすることを発表しました。
- Kusamaネットワークとは、Polkadotと同様、異なるブロックチェーン同士を繋ぐネットワーク
- Polkadotの実験的ネットワークと言われているが、独自トークン「KSM」を発行している
Kusamaのエコシステムに、テザー(USDT)が加わることは、とても画期的なことです。
多数のネットワークで動作する安定した仮想通貨を求める分散型アプリケーションが増えています。
テザー(USDT)は、より大きな仮想通貨エコシステムの中で、最も透明な選択肢にアクセスすることができます。
誰もがどこでも構築できるマルチチェーンアクセシビリティへの献身に基づき、ユーザーにスムーズな相互運用性を確保します。
今回のKusamaネットワークの立ち上げにより、開発者はブロックチェーンや、コミュニティ、ネットワークにまたがるトラストレスなアプリケーションを構成することができるようになります。
テザー(USDT)の特徴に興味を持たれた方はDMM Bitcoinの公式サイトをご確認ください。
\もれなく2000円もらえる/
テザー(USDT)のこれまでの価格動向
テザー(USDT)のこれまでの価格はどのような動向を示しているのでしょうか。
縦軸をUSDとJPYで見ていきましょう。
TradingViewから引用します。

こちらは、縦軸をUSDに設定したグラフです。
テザー(USDT)は、1ドルと連動しているためほとんど変動はありません。
では、縦軸を日本円にするとどうでしょうか。

こちらは、縦軸を日本円(JPY)としたグラフです。
USDT=USDとの価格を見ているため、最近の円安がそのまま影響を受けます。
価格が安定しているテザー(USDT)の保有を検討されている方は、DMM Bitcoinの公式サイトをご確認ください。
\もれなく2000円もらえる/
テザー(USDT)の今後の見通し・予想
- 担保資産の公表
- Polkadotへの進出は
- ステーブルコインの爆発的な成長要因
担保資産の公表
テザー(USDT)は、なぜ1ドルと価格が連動するのでしょうか。
なぜなら、Tether Operations Limited社が、テザー(USDT)発行枚数と同量のドルを担保として保有しているからです。
しかし、2021年には米商品先物取引委員会(CFTC)は、Tether Operations Limited社に対して、テザー(USDT)が法定通貨で裏付けされていないと指摘しました。
結果、Tether Operations Limited社は、4100万ドルの罰金を支払い、和解に至っています。
今後もテザー(USDT)発行枚数と同量のドルや資産を保有しているかを、ユーザーだけでなくCFTCも常にチェックしていることが考えられます。
Tether Operations Limited社は、テザー(USDT)を発行している限り、それらのニーズに応える必要があります。
Polkadotへの進出は
では、Polkadotへの進出はあるのでしょうか。
2021年4月7日に、「Tether (USDT) to Launch on Polkadot」というタイトルでプレスリリースをおこなっています。
このプレスリリースでは、Kusamaネットワークへの進出についても触れており、上述した通りです。
そして、テザー(USDT)が、スケーラブルなマルチチェーンネットワークであるPolkadot上で稼働する最初の安定コインになると発表しているため、Kusamaネットワークでテストが完了するとPolkadotでローンチされると考えられます。
テザー(USDT)が、Polkadotでローンチされるタイミングに注目です。
ステーブルコインの爆発的な成長要因
Tether Operations Limited社は、2022年4月25日に「What Can We Attribute To The Explosive Growth of Stablecoins?」というタイトルでプレスリリースしています。
その中で、成長要因は、以下の4点です。
- 世界経済は、より多くのドルを求め続けている
- 資本の流れを阻害しようとする国が増え続ける
- 企業が業務やバランスシートの管理に安定コインを活用することのメリットに気付き続ける
- DeFiと一般的な暗号通貨の利用が放物線状に増え続けている
世界経済は、より多くのドルを求め続けている
米ドルは、世界の基軸通貨です。
世界中で、様々な理由から最も人気のある通貨です。
個人で富を蓄える人から外国政府まで、様々な外国人投資家が米ドルを好んで保有しています。
しかし、米ドルに対応した金融インフラが整っていない国では、米ドルの取得が困難な場合があります。
また、銀行口座を開設できない人は、米ドルの取得は困難でしょう。
そのような人達でも、テザー(USDT)は入手できるのです。
なぜなら、テザー(USDT)は仮想通貨であり、すなわちPCさえあれば、入手可能だからです。
資本の流れを阻害しようとする国が増え続ける
経済や政治が不安定になると、インフレが起こり、その先には資本規制が始まります。
資本規制とは、自国通貨を支えるために、お金の流れや交換を制限し始めます。
資本の自由な流れを制限したり、個人や企業の資産を差し押さえたりすること
金融インフラは政府の管理下にある国が多く、こうした抑圧的な政策から逃れる方法はないことがほとんどです。
テザー(USDT)は、企業や個人が全く別の金融インフラを利用することで、資本規制を回避することが可能となります。
企業が業務やバランスシートの管理に安定コインを活用することのメリットに気付き続ける
米国企業は比較的簡単にドルにアクセスし使用することができます。
しかし、世界中の企業は、グローバルな金融インフラをナビゲートするのに苦労しています。
グローバルな金融インフラは非常に非効率的であり、複数の国にまたがって事業を行う企業にとっては、費用がとてもかかります。
もし、ドル建て決済が可能となると、グローバル企業にとって利便性が高くなるのです。
DeFiと一般的な暗号通貨の利用が放物線状に増え続けている
世界中の優秀な人材が協力し、全く新しい金融インフラのアプローチを構築しています。
それは、決済や取引所、資産を完全にデジタルな形式で、上場や取引するためのアプリケーションです。
これらのアプリケーションは、よりアクセスしやすく公平な金融サービスを提供することを目的として、従来の中間業者を排除するものでもあります。
中間業者には、銀行などが含まれます。
これらのDeFiアプリケーションはブロックチェーンネットワーク上にのみ存在するため、銀行預金で利用することはできません。
DeFiを利用するには、仮想通貨が必要です。
テザー(USDT)は、最も人気のあるステーブルコインで、DeFiアプリケーションで1日に何度も使用されています。
つまり、DeFiが成長すればするほど、テザー(USDT)の需要は高まると考えられます。
テザー(USDT)の買い方
- 国内取引所:DMM Bitcoin
- テザー(USDT)を取り扱っている海外取引所
- 海外取引所への送金の流れ
国内取引所:DMM Bitcoin

名称 | DMMビットコイン |
暗号資産数 | 現物取引:12種類 レバレッジ取引:19種類 |
最低取引金額 | 0.0001BTC |
売買手数料 | 無料 ※BitMatch手数料を除く |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
提供サービス | 販売所 レバレッジ取引 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
公式サイト | DMMビットコイン公式サイト |
関連記事 | DMMビットコインの評判 |
DMM BitcoinはDMMグループに属する暗号資産取引所です。
DMM Bitcoinでは現物取引として12種類、レバレッジ取引として19種類の仮想通貨を取り扱っているので、レバレッジ取引向きの暗号資産取引所といえるでしょう。
しかも、売買手数料や入出金手数料が無料という点でも魅力的です。
テザーの入手をお考えの方はまず、DMM Bitcoinの公式サイトをご確認ください。
\もれなく2000円もらえる/
テザー(USDT)を取り扱っている海外取引所
テザー(USDT)を取り扱っている海外取引所は、以下の通りです。

- BigONE
- BITFINEX
- BTCEX
- BTSE
- Cobo
- coinbase
- FTX
- gate.io
- HitBTC
- Huobi Global
- Kuraken
- KUCOIN
- MEXC
- okcoin
- OKX
- POLONIEX
- Poolin
海外取引所への送金の流れ
海外取引所への送金は、以下の流れになります。
- 国内取引所でアカウントをつくる
- 国内取引所で、仮想通貨を入手する
- 海外の取引所でアカウントをつくり、入手した仮想通貨を送金する
- 海外の取引所で、仮想通貨建てで、「テザー(USDT)」を取引する
テザー(USDT)に関するQ&A
- 誰が、テザー(USDT)を利用できますか
- どこで、テザー(USDT)を利用できますか
- テザー(USDT)の透明性は高いですか
ここまでで、テザー(USDT)の特徴や価格動向、今後の見通しを解説してきました。
最後のパートでは、よくある質問を取り上げます。
Q&A方式で、テザー(USDT)について解説を加えます。
誰が、テザー(USDT)を利用できますか
個人でも企業でも利用することは可能です。
テザー(USDT)は、取引所やウォレット、金融サービス、ATMなどの企業が、ブロックチェーン上で通貨を簡単に利用できるようにするものです。
どこで、テザー(USDT)を利用できますか
世界中のオンラインや実店舗で、テザー(USDT)を有効な支払方法として受け入れられています。
さらに重要なことは、テザー(USDT)を使って、お気に入りの製品やサービスを入手する際に、取引手数料が低いことです。
これは、銀行などの第三者機関を通さず、peer to peerで送金できるためです。
テザー(USDT)の透明性は高いですか
はい、高いです。
テザー(USDT)のプラットフォームは、常に透明であるように構築されています。
テザー(USDT)の発行枚数は、資産によって100%裏付けされています。
テザー(USDT)のまとめ
ステーブルコインであるテザー(USDT)について解説してきました。
- テザー(USDT)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコインです
- 仮想通貨の中で、時価総額は2022年4月現在3位である
- スイスの都市ルガーノは、テザー(USDT)を法定通貨となる
- Kusamaネットワークでローンチされた
- DeFiが成長すればするほど、テザー(USDT)の需要は高まる
- テザー(USDT)は、国内取引所での取り扱いはない
2022年6月現在、時価総額は3位の仮想通貨です。
これほど時価総額が高い理由も理解できたのではないでしょうか。
DeFiが成長すればするほど、テザー(USDT)の需要は高まる可能性があります。
テザー(USDT)には、今後も注目です。
テザー(USDT)の保有を検討されている方は、DMM Bitcoin公式サイトをチェックしてみてください。
\もれなく2000円もらえる/