この記事では、トルコリラ円の今後の見通しや価格変動が起きた要因を詳しく解説していきます。
近年、新型コロナの影響やロシア・ウクライナ戦争の影響で、価格が急騰急落することが増えているので、トルコリラ円の価格推移に興味のある方はこの記事を参考に取引してください。
- 2023年5月時点では約6円台後半の価格帯で推移している
- トルコリラ円はここ数年価格が継続して下落している
- 新型コロナの収束で価格上昇が期待できる
- 昨年8月から金利が減少している
- トルコリラ円の取引にオススメのFX口座
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トルコリラ円の現在のレート
以下の画像は、2017年〜2023年5月時点のトルコリラ円のチャートになります。

トルコリラ円の価格は、2021年8月から2023年5月の時点では6円〜8.2円で推移しています。
6月後半までは7.8円台で推移して値動きもほとんどありませんでしたが、6月24日に外貨保有企業に対する融資規制政策が発表されたことで価格が一時急騰しました。
この規制は、保有外貨が1500万リラを超えている場合に国内銀行から新規融資が禁止されるというものだったため、外貨を保有している企業が一斉に外貨を売却し価格が上昇しました。
ただし24日に起きた急騰は、規制に対するパニック売りと投機筋の売りが重なった結果の値動きだったため、1週間後には下落に転じ、8月2日には7.2円を記録しました。
また、2022年は段階的な利下げが行われており、世界的に見たトルコリラ安も進行している状況です。
同時に円安も進行していることから、トルコリラ/円で見ると大きな下落はなく、レンジ気味に推移しています。
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トルコリラ円のレートの変動要因
トルコリラ円のレートが変動する要因にはどういったことがあるのでしょうか?
ここでは、トルコリラ円の価格に影響を与えている要因を3つ紹介していきます。
- 先進国の情勢
- 金利の低下
- 観光客の増減
先進国の情勢
トルコは、新興国なのでアメリカやイギリスといった先進国の影響を強く受けてしまいます。
特に、資源に石油やガスといった資源に関してはほとんど輸入に頼っているため、物価が上昇したり規制が強化された場合は、経済に大きな悪影響が出てしまいます。
また、原油やガスの輸入は40%以上をロシアに依存しているため、今後もウクライナとの戦争が続くようであれば、更なる悪影響が出てくるでしょう。
経済の状況が悪くなれば外資も逃げてしまうため、先進国の情報とトルコ国内の経済状況を見て価格の推移を予測する必要があります。
金利の低下
トルコリラは、政策金利の影響を強く受けるのが特徴です。

画像を見てわかる通りトルコリラは、政策金利の増減が非常に大きいことがわかります。
日本やアメリカといった先進国では、10年間で0.5%〜3%ほどの増減しかありませんでしたがトルコリラでは1年の間で金利が5%以上変化する年があります。
金利は、通貨の価格と非常に大きい関係を持っているため、トルコリラのように金利の変動が多い場合は、政策金利の推移にも注意しなければいけません。
2023年4月時点では、8.50%にまで引き下げが行われており、今後は更に下げられるとの見通しが立っています。
多くの国が物価高を止めるための利上げを行う中で、トルコだけは利下げの方針を掲げている点は大きな懸念となりそうです。
観光客の増減
トルコは、観光業が盛んな国なので観光客の増減はレートに大きな影響を与えます。2019年には344 億ドルもの観光関連収入を得ており、 GDP比率は 4.4%に達します。
観光業が好調であれば国内経済も良くなりますが、観光業が不調であれば国内経済が悪化して金利の低下が考えられます。
金利が低下すれば当然、通貨の価格も下落してしまうので、レートを予測する際は観光業収益推移にも注目しなければいけません。
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トルコリラ円のこれまでの変動とその原因
トルコリラ円のこれまでの変動とその原因について解説していきます。
- トルコショック
- 新型コロナによる観光客の激減
- 金利の引き下げ
トルコショック

近年、トルコリラが暴落した事例として「トルコショック」が挙げられます。
トルコショックとは、米国がトルコに経済制裁したことで起きた通貨危機で、米国人牧師の拘束を巡る外交問題が原因で米国から経済政策を受けることになりました。
この経済政策を受け、トルコリラは一時20%以上もの下落を記録しました。
新型コロナによる観光客の激減

2020年に新型コロナが発生した際もトルコリラの価格は大きく下落しています。価格は、年初から一時は30%ほどの下落を記録しており、記録的な暴落となりました。
この下落は、新型コロナによる観光客の減少が大きく影響していると考えられます。
以下の画像は、観光業の収入チャートです。

画像を見てわかる通り、新型コロナが発生した2020年は観光業の収入が激減しています。2021年には観光収入も多少回復していますが、それでも例年よりは少ない収入となっています。
観光業が盛んなトルコにとって観光客の減少は、非常に大きな影響があることがわかります。
金利の引き下げ

2021年11月23日には、トルコの金融政策によって1日で15%の下落を記録しています。
アメリカがテーパリングを早めることで世界中が金利を引き上げている中で、トルコは金利を下げる金融政策を行いました。
トルコの大統領は、利下げによってインフレが解消すると考えていたようですが、実際にはインフレが加速し経済状況が悪化しました。
しかし、トルコの大統領は利下げを推進する発言を続け、「我々は経済独立戦争に勝利する」と発言したため、これが失望を生み価格の暴落に繋がりました。
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トルコリラ円の今後の見通し・予想
ここからは、トルコリラ円の今後の見通し・予想を紹介していきます。
- トルコリラは今後も下落が続く
- コロナの終息で価格上昇が期待できる
トルコリラは今後も下落が続く
トルコリラは、今後長期的に下落が続くと予想できます。

チャートを見てわかる通り、トルコリラは15年近く下落が続いています。
インフレ率の高いトルコでは、金利を上げることで外貨を獲得していましたが、最近は金利の減少も続いているため短期的・長期的に見ても価格の上昇は期待できないでしょう。
また、トルコは国の位置関係や歴史的にもロシアと深い関わりのある国です。
ロシアとウクライナの情勢悪化が続くようであれば、トルコリラの買い増しが起こる可能性は低くなってしまいます。
また、2023年2月に起きたシリアとトルコ国境付近での大地震も経済へ大きな影響を与えるとされています。
価格が上昇するには、トルコ経済の回復と世界情勢の好転が必要不可欠なので、取引を検討している方は双方の状況をしっかり見たうえで取引を行なってください。
コロナの終息で価格上昇が期待できる
コロナが完全に終息して、トルコへの観光客が以前と同じくらいに増加すれば価格の上昇も期待できます。
トルコの観光業は、コロナによって大きな打撃を受けていたので、観光業が回復すればトルコ国内の経済状況も大きく上向くでしょう。
トルコ経済が回復すれば、通貨の価格が上昇する可能性も高くなるので、取引する際はコロナの終息を待つのもひとつのポイントです。
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トルコリラ円を取引する上でおすすめのFX会社
ここでは、トルコリラ円を取引するのにおすすめのFX会社を紹介していきます。
- GMOクリック証券
- LINE FX
- 外貨ex by GMO
GMOクリック証券

取引手数料 | 無料 |
スプレッド(トルコリラ/円) | 1.7銭原則固定 |
スワップポイント(トルコリラ/円) | 17円 ※2023年5月25日時点 |
通貨ペア数 | 20通貨 |
特典 | 最大300,000円キャッシュバック特典など |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | GMOクリック証券の公式サイト |
関連記事 | GMOクリック証券の評判 |
取引量が豊富なため約定率が高く、任意のタイミングで取引できるのでストレスのない取引が可能です。また、取引手数料・入出金手数料が無料なので、手数料を気にすることなく取引できます。
さらに、GMOクリック証券はスマホ・PCでの取引に加えて、アップルウォッチでの取引に対応しているので、外出先でもラクラク取引ができます。
取引方法の豊富さや手数料の低さを重視している方は、GMOクリック証券の公式サイトから詳細を確認してください。
LINE FX

取引手数料 | 無料 |
スプレッド(トルコリラ/円) | 提示休止中 |
スワップポイント(トルコリラ/円) | 17円 ※2023年5月25日時点 |
通貨ペア数 | 23通貨 |
キャンペーン | 最大305,000円キャッシュバックキャンペーン |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | LINE FXの公式サイト |
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外貨ex by GMO

取引手数料 | 無料 |
スプレッド(トルコリラ/円) | 非公開 |
スワップポイント(トルコリラ/円) | 18円 ※2023年5月25日時点 |
通貨ペア数 | 24通貨 |
キャンペーン | 最大300,000円キャッシュバックキャンペーンなど |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 50% |
公式ページ | 外貨ex byGMOの公式サイト |
関連記事 | 外貨ex by GMOの評判 |
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トルコリラ円の予想・見通しまとめ
トルコリラ円の今後の見通しや価格変動が起きた要因について解説しました。
- 2023年5月時点では約6円台後半の価格帯で推移している
- トルコリラ円はここ数年価格が継続して下落している
- 新型コロナの収束で価格上昇が期待できる
- 昨年8月から金利が減少している
トルコリラ円は、ボラティリティが高いので短期取引には向いていません。
ただし、スワップポイントの高いFX会社を使い長期的に取引することでリスクを減らせるので、トルコリラ円の取引を検討している方は、スワップポイントの高いFX会社で取引を行なってみてください。
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