カイカコイン(CICC)とは?今後の見通しや将来性・価格動向を徹底解説

2021年は、仮想通貨市場が大きく拡大した飛躍の1年となりました。
その中でも特に輝きを放っていたのが、イーサリアムという仮想通貨です。
デジタルアートに価値を与える「NFT(非代替性トークン)」や、ユーザー同士で仮想通貨を取引できる「DEX(分散型取引所)」は、いずれもイーサリアムの強みを活かして開発されたサービスとなっています。
今回は、そんなイーサリアムをベースに開発されたトークン「カイカコイン」について紹介します。
- カイカコインは、株式会社CAICA DIGITALが発行する「ERC-20規格」のトークン
- カイカコインを基軸にサービスを展開する「カイカコインプロジェクト」の実現を目指している
- 過去には、希望者に対してカイカコインを無償で配布するイベントを実施
- カイカコインは、イーサリアムの規格を利用していることからDeFi分野での活用が期待されている
2023年10月現在、カイカコインを取引できる大手仮想通貨取引所はZaifのみです。
Zaifでは、カイカコイン以外にも珍しいトークンを豊富に取り扱っています。
新規利用者に向けたキャンペーンも定期的に実施しているので、興味のある方はZaifの公式サイトを覗いてみましょう。

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カイカコイン(CICC)とは?
まずは、カイカコインの概要について紹介していきます。

カイカコインは、株式会社CAICA DIGITALが2016年に発行したイーサリアムをベースにしたトークンです。
トークンの公開日に、株式会社カイカの株主に対してカイカコインの無償配布をおこなったことで話題になりました。
過去には100円台を記録するなど、今後の価格変動にも期待できる材料が揃っています。
カイカコインは、日本の大手仮想通貨取引所Zaifで取引可能です。
Zaifは、株式会社カイカエクスチェンジが運営している仮想通貨取引所で、カイカコイン以外にも珍しいトークンを豊富に取り扱っています。
SNSの投げ銭のように仮想通貨を自由に送金できる「ソーシャルチップ機能」や「Zaifコイン積立」など、魅力的な独自サービスも多く展開しているので、気になる方はZaifの公式サイトをチェックしてみてください。
カイカコイン(CICC)の特徴
ここでは、カイカコインの特徴について紹介していきます。
カイカコインの主な特徴は以下の3種類です。
- イーサリアムの「ERC-20」規格で発行されたトークン
- カイカコインプロジェクトの拡充を目指す
- トークンの無料配布を実施
それでは、さっそく解説していきます。
イーサリアムの「ERC-20」規格で発行されたトークン
カイカコインは、イーサリアムブロックチェーンの「ERC-20規格」をベースに開発されたトークンです。
イーサリアムブロックチェーンのトークン規格のひとつ。
イーサリアムのブロックチェーン上に発行されていて、同じ規格で発行された異なるトークンとかんたんにスワップ(交換)をすることができます。
ERC-20規格を利用して発行されている主な仮想通貨には、オーエムジー(OMG)やベーシックアテンショントークン(BAT)などがあります。
イーサリアムは、NFT(非代替性トークン)やDEX(分散型取引所)といったDeFi(分散型金融)分野で大きく利用されており、カイカコインも今後のサービス拡充が期待されています。
カイカコインプロジェクトの拡充を目指す
カイカコインを発行した株式会社CAICA DIGITALは、カイカコインを軸にした暗号資産プロジェクト「カイカコインプロジェクト」の実現を目指しています。
プロジェクトはまだ開発段階ですが、将来的には仮想通貨取引所Zaifの各種サービス内でのユーティリティトークンとして利用できるようになるとのことです。
カイカコインはイーサリアムをベースに開発されていることもあり、DeFi分野でのサービス拡充が大いに期待されています。
トークンの無料配布を実施

カイカコインは、トークンの無料配布を複数回実施しています。
はじめてカイカコインの配布がおこなわれたのは発行年の2016年10月で、発行会社である株式会社カイカデジタルの株主に対してトークンがプレゼントされました。
ここ最近は無料配布を実施していませんが、カイカコインの開発ロードマップによると2022年から2023年にかけて、保有者拡大を目的にエアドロップを実施する予定とのことです。
これから仮想通貨取引に興味がある方はぜひZaifの公式サイトで最新情報を確認してみましょう。
カイカコイン(CICC)の現在の価格動向
取引をするうえでの一番のポイントは取引の「タイミング」でしょう。
仮想通貨は他の金融商品と比較するとボラティリティ(価格変動の激しさ)が大きいため、取引のタイミングを少し誤ってしまうだけで損失が大きくなってしまうこともあります。
そこで、まずはカイカコインの直近11ヶ月間のチャート図を確認して、当銘柄の値動きのきっかけを確認していきましょう。

チャート図を確認すると、年初には10円を超えていたカイカコインの価格は徐々に下落し、2023年11月現在は約半分となる5円前後で推移しています。
これは、カイカコインの「親通貨」でもあるイーサリアムの価格変動が関係している可能性があります。
カイカコインの価格について分析する際は、イーサリアムのチャート図もあわせて確認するとより細かく市場を分析できるかもしれません。
カイカコイン(CICC)のこれまでの価格動向
続いて、カイカコインの上場から現在までの価格動向について見ていきましょう。

チャート図を確認すると、2017年末に大きく価格が高騰していることがわかります。
これは、2018年初頭まで続いた仮想通貨ブームの影響でしょう。

こちらは、2017年末付近のイーサリアムのチャート図です。
カイカコインと同様に、年末にかけて価格が急激に上昇していることがわかるでしょう。
カイカコインの場合、もともとの価格が低かったこともあって大きく高騰しましたが、その後はブームの終息に伴って再び元の金額まで下落することになりました。
現状、カイカコインにはめぼしい使途がないため、他通貨の影響を受けながら価格を変動させることが多い印象です。
今後の価値上昇に期待を抱く方は、ぜひZaifの公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
カイカコイン(CICC)の今後の見通し・予想
この記事を読んでカイカコインが気になった方は、まずはインターネット上の情報を収集して自分なりの価格予想を立ててみましょう。
ここでは、カイカコインに関する今後の見通し・予想について紹介していきます。
- 大手取引所への新規上場
- DeFi分野への参入
- イーサリアムの「スケーラビリティ問題」
大手取引所への新規上場

一般的に、知名度の低い仮想通貨は、大手の仮想通貨取引所に上場したタイミングで価格が変動することが多いです。
カイカコインを取り扱っている大手取引所は2023年10月現在Zaifのみとなっているので、もし新規上場が発表されれば価格変動の大きなきっかけとなるでしょう。
仮想通貨の上場に関する情報はインターネットやSNSからも入手が可能となっているので、投機を逃したくない方は定期的にリサーチを行うようにしてください。
DeFi分野への参入
発行元の株式会社CAICA DIGITALの公式サイトによると、カイカコインは2023年を目処にDeFi分野への参入を検討しているとのことです。

従来の金融機関のような管理者を必要としない金融アプリケーションのこと。
ユーザー同士が直接取引をおこなうため、取引コストを抑えつつ素早く取引を実行することができます。
2022年現在、多くのDeFiアプリケーションはイーサリアムブロックチェーンを活用して開発が進められています。
異なる種類の仮想通貨をスワップ(交換)する際に利用するDEX(分散型取引所)や、デジタルアートに唯一性を付加するNFT(非代替性トークン)などはいずれもDeFiのひとつです。
カイカコインは、イーサリアムブロックチェーンのトークン規格「ERC-20」を利用して発行されているため、DeFi分野との親和性は非常に高いといえるでしょう。
2021年頃からDeFi分野の市場も大きく拡大しているので、今後のプロジェクトの進展次第ではカイカコインの価格に影響を与えることもあるかもしれません。

イーサリアムの「スケーラビリティ問題」
ここ数年、市場価値が拡大し続けているイーサリアムですが、実はユーザー数の増加によって引き起こされる「スケーラビリティ問題」に悩まされています。

ユーザー数や取引量の増加が原因でネットワークに負荷がかかり、取引スピードの遅延やガス代(取引手数料)高騰などの悪状況が慢性化してしまう問題。
時価総額の大きいビットコインやイーサリアムなどでは、数年前より対策が施されています。
イーサリアムは、大型アップデートによって「イーサリアム2.0」を実装されています。
今後の注目度次第では、イーサリアムおよびカイカコインの価格に影響を与えることもあるかもしれません。
カイカコイン(CICC)に関するQ&A
最後に、カイカコインに関するQ&Aについてまとめました。
カイカコインの取引に挑戦する方はぜひ参考にしてください。
- 未成年でもカイカコインを取引できるの?
- 海外取引所でカイカコインを取引しても大丈夫?
- カイカコインを売却した際の税金は?
未成年でもカイカコインを取引できるの?
国内の仮想通貨取引所では、未成年の方が口座開設をすることはできません。
ちなみに、国内取引所の口座開設の年齢制限には「上限」も設けられていることが多いです。
70代以降の方で仮想通貨取引に挑戦したいという方は、あらかじめ利用予定の仮想通貨取引所の規約を確認しておくことをおすすめします。
海外取引所でカイカコインを取引しても大丈夫?
仮想通貨取引にチャレンジする方の中には、海外の取引所を利用予定の方も多いでしょう。
まずは、海外取引所を利用するメリットについて紹介します。
- 取引コストが安い
- 取扱銘柄数が豊富
- 高いレバレッジで取引にチャレンジできる
- 「ゼロカットシステム」を採用している
海外取引所の大きなメリットは、なんといっても「取引コストの安さ」と「豊富な取扱銘柄」でしょう。
特に、中国を拠点にサービスを提供している大手海外取引所Binanceでは300種類を超える仮想通貨の取り扱いがあるなど、国内取引所の10倍以上の仮想通貨を自由に取引することができます。
さらに、少額の資金を担保に何倍もの金額を取引することができる「レバレッジ取引」も、海外取引所の魅力のひとつです。
シンガポールを拠点にサービスを提供する大手海外取引所Bybitでは自己資産の「100倍」までレバレッジをかけて仮想通貨を取引することができます。
こうしてみると、海外取引所はメリットが豊富で魅力的に感じますが、その反面デメリットも多く存在していることに注意しなければいけません。
- 詐欺やハッキングといった被害に遭う危険性がある
- レバレッジ取引に失敗して大金を失ってしまうリスクがある
- 日本の金融庁が利用を控えるよう警告している
- 日本語サービスに対応していない
まず、海外の仮想通貨取引所では詐欺やハッキングの被害に遭ってしまう危険性があります。
最近でも、2021年12月に大手海外取引所BitMart(ビットマート)が外部からのハッキングを受け1億5000ドル(日本円で約170億円)相当の仮想通貨を流出したと発表するなど、海外取引所のセキュリティ体制には特に注意が必要です。
国内取引所でも同様の被害は報告されていますが、被害後のアフターフォローや法整備の観点から考えると、国内取引所のほうが安全に取引することができるでしょう。
また、先ほどメリットとして紹介したレバレッジ取引も、取引のタイミングを少し誤っただけで大金を失ってしまうリスクがあります。
少なくとも、仮想通貨取引の経験が無い方は、最初のうちはレバレッジをかけずに取引に挑戦すると良いでしょう。
以上の理由より、当サイトでは海外取引所の利用をおすすめしていません。
金融庁も海外取引所の利用を控えるように警告を発しており、いざというときにサポートが受けられない可能性もあります。
どうしても海外取引所を利用したい方は、あくまで「自己責任」で取引に臨むようにしてください。
カイカコインを売却した際の税金は?
カイカコインに限らず仮想通貨を売却した際は、利益にあたる金額が「雑所得」として課税対象になります。
雑所得は合計で20万円を超えると税務署で確定申告を実施しなくてはいけないケースがあるため、高額取引をおこなう際は注意してください。
また、仮想通貨の雑所得は他の金融商品と損益通算をすることができないので、こちらも注意が必要です。
カイカコイン(CICC)のまとめ
今回は、イーサリアムをベースに開発されたトークン「カイカコイン」について紹介しました。
- カイカコインは、株式会社CAICA DIGITALが発行する「ERC-20規格」のトークン
- カイカコインを基軸にサービスを展開する「カイカコインプロジェクト」の実現を目指している
- 過去には、希望者に対してカイカコインを無償で配布するイベントを実施
- カイカコインは、イーサリアムの規格を利用していることからDeFi分野での活用が期待されている
カイカコインは、日本の大手仮想通貨取引所Zaifで取引可能です。
Zaifは株式会社カイカエクスチェンジが運営している仮想通貨取引所で、7種類ものトークンを取り扱っています。
豊富な仮想通貨取引を行いたい方はぜひZaifの公式サイトを確認してみましょう。