モナコイン(MONA)とは?今後の見通し/将来性や価格予想を徹底解説
世界で取り扱いされている仮想通貨は、約15,000銘柄といわれています。
その中で、最近注目を集めているのが、日本初の仮想通貨である「モナコイン」です。
今回は、モナコインの特徴や価格の動向、今後の見通しなどを解説します。
- モナコインは、日本初の仮想通貨である
- モナコインは、中央集権型ではなく完全分散型決済システム
- モナコインは、投機目的以外にも独特な使用方法がある
- モナコインの価格変動のタイミングは「取引所新規上場」と「半減期」
モナコインは、2014年1月1日に正式リリースされた日本発祥の仮想通貨です。
匿名掲示板「2ちゃんねる(現在5チャンネル)」が発祥になっており、コアなファンが多いことで知られています。
Mr.Watanabeと名乗るエンジニアが、2013年12月23日にβ版をリリースし、2014年1月1日に正式リリースしました。
しかし、Mr.Watanabeと名乗るエンジニアが管理している中央集権型ではなく、完全分散型決済となっています。
そんな日本発のモナコインは、DMM Bitcoinで取引可能です。
モナコインが気になっている方は、DMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてください。
【2024年】モナコインの現在の動向
モナコイン正式リリースから8年が経過しています。
2021年は、欧米を中心としてブロックチェーン技術を利用した「NFT(Non-Fungible Token)」のバブルがありました。
また、ビットコインは、2024年3月に1BTC約1000万円まで上昇し最高値の更新中です。
ではモナコインはどうでしょうか。
2024年7月現在の動向を見てみましょう。
モナコインの価格は、上記の通りで2024年7月現在、1MONAが約40円程度で推移しています。
2023年の年始からは少し下落傾向でした。
同年2月には高騰し約89円台まで上昇しますが、上昇は長続きせずにすぐ反発します。
モナコインの下落も、モナコイン単体でのネガティブニュースではなく、仮想通貨市場全体での冷え込みが影響していると言えるでしょう。
しかし、2023年6月に安値を付けてからは上昇し、その後若干の反発を見せ2024年7月現在は停滞しています。
そんなモナコインは、国内取引所DMM Bitcoinで取引可能です。
詳しくは、DMM Bitcoinの公式サイトをチェックしてみてください。
モナコインとは
日本発祥のモナコインとは、どのようなコインなのでしょうか。
取り扱い取引所や発行上限枚数、コンセンサスアルゴリズムなど技術的なことも含めて解説します。
通貨名 | モナコイン(モナーコイン) |
シンボル | MONA |
β版リリース | 2013年12月23日 |
正式リリース | 2014年1月1日 |
価格(2024年7月現在) | ¥41.06 |
時価総額(2024年7月現在) | ¥2,668,253,193 |
時価総額ランキング(2024年7月現在) | 827位 |
取り扱い取引所 | bitbank, Coincheck, BitTrade, Zaif |
発行上限枚数 | 1億512万MONA |
コンセンサスアルゴリズム | PoW(Proof of Work) |
管理 | 完全分散型 |
Algorithm | Lyra2RE(v2) |
Block time | 1.5 minutes |
モナコイン(モナーコイン)は、2013年12月に誕生し、2014年1月1日に正式リリースされた日本初の暗号通貨です。
コインは、有名なアスキーアート「モナー」をモチーフにしています。
- モナコインの発行上限枚数は、1億512万MONA
- ビットコインの発行上限枚数は、2,100万BCT
- 発行上限枚数を設定する理由は、過度のインフレを抑制するため
- モナコインは、PoW(Proof of Work)を採用している
- PoWとは、「マイニング」と呼ばれるブロックのハッシュ値を計算するプログラムを実行することでモナコインを発行すること
- ビットコインもPoWを採用している
モナコインを取引できる国内仮想通貨取引所は、DMM Bitcoinはじめ現在6取引所となります。
詳しくは、DMM Bitcoin(PR)の公式サイトを確認してみてください。
モナコインの特徴
モナコインは、日本初の仮想通貨です。
日本初の仮想通貨ということで、 ビットコインやイーサリアムなどとどのように違うのでしょうか。
- 日本初の仮想通貨
- 中央集権型ではなく、完全分散型決済システム
- 独特な使われ方をしている
モナコインプロジェクトのHPから見ていきましょう。
山上の神社や、雲海、初日の出をイメージする写真が使われており、「The first Japanese Cryptocurrency」と謳われています。
完全分散型決済システム
モナコインプロジェクトは、会社が運営しているものではなく、全世界のユーザーPCで管理されている完全分散型のシステムです。
つまり、会社のような管理者がいる中央集権型ではありません。
これはビットコインも同様です。
コインは、「マイニング」と呼ばれるブロックのハッシュ値を計算するプログラムを実行することで発行されます。
モナコインプロジェクトは、開発時点でモナコインを1枚も有しておらず、開発者もユーザーと同様の条件でしかコインは入手できません。
独特な使われ方
仮想通貨は、投機目的で取引されることが多いのではないでしょうか。
モナコインも投機目的で取引している方もいますが、他のコインではあまり見られない使われ方が定着しています。
独特な使われ方とは、以下の通りです。
- ユーザーによる様々なサービスの開発
- 神社の建立
- 語呂合わせの投げ銭
- 独自のNFT取引
1.ユーザーによる様々なサービスの開発
モナコインは、実店舗で利用したりECサイトで利用したりすることができる仮想通貨です。
実店舗では、東京 秋葉原 パソコンSHOPアーク(ark)が有名です。
パソコンSHOPアーク(ark)では、販売されているパソコン関連のパーツをモナコインで決済できます。
もちろん、クレジットカードやコンビニ、銀行振込などの決済も対応しており、仮想通貨ではビットコインでの決済も可能です。
ECサイトであれば「Monappy」というサイトが有名です。
Monappyでは、イラストや写真、ブログ、モノなどの販売サイトでモナコインが利用できます。
Monappy内での決済は、一瞬でしかも手数料無料で送金することが可能です。
2.神社の建立
モナコインで神社の建立とはどういうことでしょうか。
なぜ神社であるのかは情報はありませんが、長野県の山中にモナコインで売買された土地に「モナコイン神社」が建立されているようです。
モナコインを保有している方が、オフ会を通じて神社の維持を行なっているようです。
3.語呂合わせの投げ銭
モナコインは、SNSや掲示板などで活躍するクリエーターに対する「投げ銭」で利用することも多いです。
上記で紹介した「Monappy」でも投げ銭機能が利用できます。
少額の送金も可能で、気に入ったクリエーターへ気軽に支援でき、支援を受けた投げ銭も別のクリエーターへの投げ銭にも利用できます。
語呂合わせ投げ銭とはどういうことでしょうか。
例えば、114114mMONA(=114,114MONA)「イイヨイイヨ」や4649mMONA(=4,649MONA)「ヨロシク」など語呂合わせの金額を投げ銭するからその名称で呼ばれています。
モナコインの独特な文化と言えるでしょう。
4.独自のNFT取引
モナコインは、独自のNFT取引が可能です。
2022年11月からはモナコインでNFT取引ができるもなっこがスタートしました。
もなこっとでは、モナコインを使って「モナカード」を購入できます。
利用者はもなっこの機能を使って代金の送金や二次流通することができます。
このように他の仮想通貨と一味違う、独特の文化を有するモナコインの取引はDMM Bitcoinという取引所から可能です。
モナコインのことをもっと知りたい方は、DMM Bitcoinの公式サイトを確認してみてください。
これまでのモナコインの価格動向
モナコイン登場から7年が経過しましたが、登場から現在までどのような価格動向だったのでしょうか。
値上がりしたポイントをピックアップしながら、価格の経過を振り返っていきます。
そして、値上がりした要因の共通点を見出せると取引の参考になるのではないでしょうか。
TradingViewのチャートは、MONA-USDであることをご留意ください。
2016年〜2019年 全体像
2014年に正式リリース後、2017年初旬まで価格変動はほとんどありません。
2017年7月、2018年に急激な上昇、2019年ごろからまた価格が落ち着いていることがわかります。
では、もう少し期間を分割し細かく分析していきます。
2017年7月〜2018年3月
モナコインが正式リリース後、最初に価格上昇したのは2017年7月ごろです。
それまで0.2〜0.3USDで推移していましたが、2017年7月1日の最高値で0.90USDを記録しました。
その後、急激に上昇し2017年10月13日の最高値が6.74USD、同年12月7日の最高値が25.85USDとなり史上最高値を示しました。
この時期には、以下2つの事象が起こっています。
・モナコインの半減期*(2017年7月)
・モナコインが、ビットフライヤーに上場(2017年10月)
*半減期とは、マイニングの報酬が半分になること
上記2つの事象が重なり、モナコインの急激な価格上昇となりました。
2017年10月〜2019年8月
2017年12月の史上最高値をつけた後は、値下がりとなり2019年6月に一瞬上昇が見られ、2019年6月5日に7.06USDの価格となっています。
このタイミングに起こったことは、以下の事象です。
モナコインが、コインチェックに上場(2019年5月)
取引所に上場することで価格が大きく変動することがありますので最新情報は随時チェックしましょう。
2019年4月〜2020年10月
2019年6月以降の価格上昇は、2020年2月と9月ごろに値上がりをみせています。
その時の価格は、2020年2月20日に2.04USD、9月24日に1.25USDとなっています。
このタイミングで起こっていることは、以下の事象です。
モナコインが、DMM ビットコインへ上場(2020年2月)
2021年3月〜6月
2020年10月以降は大きな価格変動はありませんでしたが、2021年4月18日に3.92USDとなり、このタイミングで起こった以下の事象です。
モナコイン2回目の半減期(2020年9月)
2024年現在まで
2021年11月には一時的に価格上昇し、200円台にまで突入をしました。
しかし2022年に入ると目立った上昇もなく、長期的な下落トレンドを形成中でした。
仮想通貨全体での下落が続いており、モナコインも連動したと言えるでしょう。
ロシア・ウクライナ情勢の悪化や、米金利の上昇に伴う金融市場の混乱、USTのディペッグ騒動などが影響をしています。
また、直近の下落は仮想通貨取引所FTXの破綻が大きく影響しています。
モナコイン単体での下落ではないので、今後モナコインに関するポジティブなニュースがあれば、大きく価格が伸びる可能性も充分考えられるでしょう。
現に2024年7月現在は41円付近まで価格を戻しています。
このような価格動向を示したモナコインに興味がある方は、DMM Bitcoinの公式サイトを確認してみてください。
モナコインの価格に影響を与える要因
モナコインの価格に影響を与える要因は何なのでしょうか。
この要因がわかると、モナコインの取引するタイミングの参考になるのではないでしょうか。
モナコインの価格動向でも示した通り、価格の上昇のタイミングには、「仮想通貨取引所への上場」と「半減期」との関係がありそうです。
- 取引所への新規上場
- 半減期
改めて、「仮想通貨取引所への上場」と「半減期」とその後のピーク値を示した日付と価格を紹介します。
取引所への新規上場
取引所(上場年月) | 日付 | 価格(MONAUSD) |
---|---|---|
bitFlyer(2017年10月) | 2017年10月13日 | 6.74 |
Coincheck(2019年5月) | 2019年6月5日 | 7.06 |
DMM Bitcoin(2020年2月) | 2020年2月20日 | 2.04 |
3つの仮想通貨取引所へ上場する年月と、その時期でモナコイン価格のピーク値がおおよそリンクしていることがわかります。
モナコインの価格は、約1USD以下で推移していますので、取引所上場のタイミングに価格上昇が起こっている傾向にあります。
半減期
半減期 | 日付 | 価格(MONAUSD) |
---|---|---|
2017年7月 | 2017年7月1日 | 0.90 |
2020年9月 | 2020年9月24日 | 3.92 |
続いて半減期の年月とその時期でモナコイン価格のピーク値もリンクしていることが推測できます。
2017年前まで、モナコインは約0.5USDという価格でしたので、1回目の半減期のタイミングに上昇していることがわかります。
そして、2017年12月7日に史上最高である25.85USDを記録しました。
ビットフライヤーへの上場と半減期のタイミングが重なったのが影響と考えられます。
このような価格変動の傾向が読み取れるモナコインをもっと知りたい場合は、DMM Bitcoinの公式サイトを確認してみてください。
【2024年】モナコインの今後の見通し・予想
日本発祥のモナコインが、これからどのように変動してするのか気になる方は多いのではないでしょか。
これまでの動向で価格変動は、「取引所への新規上場」と「半減期」のタイミングと重なる可能性があります。
これらをふまえて、今後の見通しはどのようになるのでしょうか。
- 取引所への新規上場
- 半減期
- モナコインへの注目度
取引所への新規上場
新規取引所への上場のタイミングで価格変動してきた可能性にふれてきました。
モナコインは、現在6取引所で取引が可能です。
これまで取引所への上場のタイミングで価格上昇となっているので、取引するタイミングのひとつかもしれません。
そして国内の取引所だけではなく、海外の取引所へ上場するタイミングも逃さないようにしましょう。
半減期
半減期のタイミングで価格変動してきた可能性にふれてきました。
3回目の半減期は2023年9月ごろと言われていましたが、2023年11月3日(金)~11月5日(日)頃に迎えるとされていました。
しかし、明確な価格変動には繋がっておらず、微増で終わっています。半減期後は徐々に価格を上げる傾向にあるので、今後の動向に注目していきましょう。
モナコインへの注目度
これから国内だけではなく世界からの注目度が高まる事も期待できるでしょう。
国内においても「投げ銭」やECサイトでの買い物、実店舗での使用などがさらに普及し、注目度が上がる可能性もあります。
その際に、取引量が多くなり、モナコインの価値向上による注目度の上昇も期待が持てるポイントです。
モナコインが気になる方は、DMM Bitcoinの公式サイトを確認してみてください。
モナコインを購入できる仮想通貨取引所
いざモナコインを入手するためには、どの仮想通貨取引所が良いのでしょうか。
現在モナコインを取引できる仮想通貨取引所はDMM BitcoinやZaifなどの6取引所となります。
今回は、その中で代表して2つの取引所を紹介します。
- DMM ビットコイン
- コインチェック
DMM Bitcoin
取引所 | DMM Bitcoin |
取り扱い暗号資産数 | 現物取引:28種類 レバレッジ取引:34種類 |
最低取引金額 | 取引所:− 販売所:約1,000円 |
出金制限 | 2,000円/回 |
詳細 | DMM Bitcoinの公式サイト |
関連記事 | DMM Bitcoinの評判 |
DMM Bitcoinは、レバレッジ取引で34種類の暗号資産を取り扱っており、レバレッジの取り扱いではNo.1です。
他の取引所と違い、最低取引金額や出金制限が高く設定されています。
取引手数料な点や、サポート体制が充実しているといった特徴があります。
レバレッジをかけて利益を大きくしたい方にぴったりですので、気になる方はDMM Bitcoin公式サイトを確認してみて下さい。
コインチェック
取引所 | Coincheck |
取り扱い銘柄数 | 30種類 |
最低取引金額 | 取引所:500円 販売所:500円 |
出金制限 | 下限なし |
詳細 | Coincheckの公式サイト |
関連記事 | Coincheckの評判 |
コインチェックは、取り扱い銘柄数が30種類と国内トップクラスの銘柄数を誇る取引所になります。
最低取引金額は500円からで、出金制限は下限なしで少額でも出金可能です。
また、アプリのダウンロード数は国内NO.1であり、高い人気を誇る取引所ですので、まずはコインチェック公式サイトを確認してみて下さい。
また、これ以外の仮想通貨取引所も気になる方はぜひ仮想通貨取引所おすすめランキングの記事を確認して見て下さい。
モナコインに関するよくある質問
ここではモナコインに関してよくある質問を解説します。
- 過去にモナコインが急騰した理由は?
- モナコインの次の半減期はいつ?
- 過去にモナコインが急騰した理由は?
-
過去にモナコインの価格が急騰したときは、モナコインの半減期とビットフライヤーへの上場が重なったときと、コインチェックに上場したときになります。
ここからもわかるように、モナコインを取引する上で取引所への上場と半減期は抑えておきましょう。
- モナコインの半減期はいつ?
-
第1回半減期が2017年7月、第2回半減期は2020年9月であったことから3年スパンなのではないかと考えられます。
次回は2023年11月3日(金)~11月5日(日)頃に迎えたとされています。
最新情報に注意してモナコインの動向をしっかりキャッチしましょう。
【2022年】モナコインの今後の見通し・予想まとめ
日本初の仮想通貨である「モナコイン」を解説しました。
日本発祥の仮想通貨ということで、モナコイン保有者による独特な文化が築かれています。
今後は日本国内での取引量増加だけではなく、海外での取引量がどの程度増えるのかが価格の変化にも繋がるのではないでしょうか。
- モナコインは、日本初の仮想通貨である
- モナコインは、実店舗やECサイト、投げ銭などで利用されている
- モナコインの価格変動のタイミングは、仮想通貨取引所の新規上場や半減期の時の可能性がある
- モナコインはDMM Bitcoinから取引可能
日本発祥の仮想通貨という事で、多くの取引所がモナコインを扱っています。
その中でもDMM Bitcoinは安全性の高さや取引コストの安さに定評がある仮想通貨取引所です。
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