国内FXと海外FXはどっちがおすすめ?メリットやデメリット・税金などを徹底比較
FXを扱っている業者には国内FX業者と海外FX業者が存在しています。
国内FX業者と海外FX業者は何が違うのでしょうか。
今回は国内FXと海外FXの違い、おすすめの国内FX会社、国内FXと海外FXのメリット・デメリットの比較、税金・確定申告の比較などについてまとめます。
- 国内FXのメリットは安全性に優れ、スプレッドが狭く、税制面で有利であること
- 国内FXのデメリットはレバレッジ制限があることと海外FXより取扱銘柄が少ないこと、追証が高額になる可能性があること
- 海外FXのメリットはハイレバレッジで取引できることやMT4・MT5が利用できること、追証がないこと
- 海外FXのデメリットは金融庁に登録していないことや破綻・出金拒否の可能性があること、税金が高くなりがちなこと
国内FX会社の一つにGMOクリック証券があります。
GMOクリック証券ではGMOクリック証券FXネオという名前でFXのサービスを提供しています。
FXネオはスプレッドが狭く、取引ツールが使いやすいと評判のFXサービスです。
取り扱っている通貨は米ドル円をはじめとする20ペアでメジャー通貨はもちろん、トルコリラや南アフリカランド、メキシコペソといった新興国の通貨も取り扱っています。
詳しくは、GMOクリック証券の公式サイトをご覧ください。
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国内FXと海外FXの違い
国内FXと海外FXは何が違うのでしょうか。
それぞれの違いについて表にまとめます。
項目 | 国内FX | 海外FX |
安全性 | 高め | 業者による |
レバレッジ | 最大25倍 | 上限なし |
スプレッド | 狭い | 広い |
取引ツール | 概ね使いやすい | MT4・MT5が使える |
入出金 | しやすい | しにくい |
追加証拠金(追証) | あり | なし |
税制 | 申告分離課税(20.135%) | 累進課税(15%~55%) ※住民税10%、所得税5~45% |
国内FXとは、金融庁に登録して日本国内に居住する人を対象とするFXサービス事業者のことです。
海外FXとは、金融庁に登録せず日本国内でFXサービスを提供している事業者のことです。
両者を比較すると安全性やスプレッドの狭さ、税金といった面では国内FX業者のほうが有利であり、レバレッジの大きさやMT4・MT5の使用といった面では海外FX業者の方が有利といえます。
おすすめの国内FX会社
おすすめの国内FX会社を3社紹介します。
- GMOクリック証券
- 外貨ex byGMO
- 松井証券FX
GMOクリック証券
取引手数料 | 無料 |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2銭原則固定 |
スワップポイント(米ドル/円) | 221円 ※2023年9月時点 |
通貨ペア数 | 20通貨 |
特典 | 最大550,000円キャッシュバック特典など |
最小取引単位 | 1,000通貨(※南アフリカランド/円とメキシコペソ/円は10,000通貨単位) |
強制ロスカット基準 | 100% |
公式ページ | GMOクリック証券の公式サイト |
関連記事 | GMOクリック証券の評判 |
GMOクリック証券は株式・投資信託・先物オプション取引・CFD取引など多数の金商品を取り扱っているネット証券です。
GMOクリック証券が提供するFXサービス(FXネオ)は、スプレッドの狭さやスワップポイントの高さ、高機能な取引ツールなどを特徴としています。
無料でデモ取引も行えるので、アカウント作成前に取引ツールの使い心地を確認できます。
取扱金融商品の詳細やデモ口座については、GMOクリック証券の公式サイトをご覧ください。
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外貨ex byGMO
取引手数料 | 無料 |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2銭原則固定 |
スワップポイント(米ドル/円) | 216円 ※2023年9月時点 |
通貨ペア数 | 24通貨 |
キャンペーン | 最大550,000円キャッシュバックキャンペーンなど |
最小取引単位 | 1,000通貨 |
強制ロスカット基準 | 50% |
公式ページ | 外貨ex byGMOの公式サイト |
関連記事 | 外貨ex byGMOの評判 |
外貨ex byGMOはGMOフィナンシャルホールディングスの子会社で、FXサービスを提供しています。
スプレッドの狭さとスワップポイントの高さに定評があります。
通貨ペア数は24と多いため、マイナー通貨で取引したい人にとっても使いやすいFX会社だといえます。
さらに、1,000通貨から取引できるので少額からFXを始めてみたい人にとっても敷居が低いFX会社ではないでしょうか。
取引ルールや通貨ペアの詳細について知りたい方は、外貨ex byGMOの公式サイトをご覧ください。
松井証券FX
取引手数料 | 無料 |
スプレッド(米ドル/円) | 0.2~0.9銭 |
スワップポイント(米ドル/円) | 218円 ※2023年9月時点 |
通貨ペア数 | 20通貨 |
キャンペーン | 最大1000,000円キャッシュバックキャンペーンなど |
最小取引単位 | 1通貨 |
強制ロスカット基準 | 50~90% |
公式ページ | 松井証券FXの公式サイト |
関連記事 | 松井証券FXの評判 |
松井証券は大正時代に創業した老舗の証券会社で、近年はネット専業の証券会社として事業を展開しています。
松井証券の一番のメリットは最小取引単位が1通貨であることで、少額からFX取引に参加できます。
しかも、取引量に応じて最大1000,000円に及ぶキャッシュバックキャンペーンも実施しています。
取扱通貨ペアやキャンペーンの内容について知りたい方は、松井証券FXの公式サイトをご覧ください。
国内FXと海外FXのメリット比較
国内FXと海外FXはそれぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。
両者のメリットを比較します。
- 国内FXのメリット
- 海外FXのメリット
国内FXのメリット
国内FXのメリットは以下の3点です。
- 安全性に優れている
- スプレッドが狭い
- 申告分離課税が適用される
国内FX事業者は総じて、安全性に優れています。
これは、金融庁による厳しい規制をクリアしているからであり、顧客資産の信託保全義務があるからです。
信託保全とは、顧客の資産とFX会社の資金を完全に分離して管理することです。
信託保全を行っていると、万が一、FX会社が倒産したとしても顧客の資産は信託先に指定されている金融機関から顧客に返還されます。
スプレッドが狭いことも国内FX会社のメリットです。
スプレッドとは売値と買値の価格差のことで、差額は顧客が負担します。
事実上の手数料ともいえるスプレッドが狭ければ狭いほど、低コストで取引できます。
申告分離課税が適用されることも国内FXのメリットです。
税に関することはのちほど、改めて解説します。
海外FXのメリット
海外FXのメリットは以下の3点です。
- ハイレバレッジでの取引が可能
- MT4・MT5が使用できる
- 追加証拠金がない
1つ目のメリットはハイレバレッジでの取引が可能である点です。
国内FXは金融庁の規制により、最大レバレッジが25倍と決められています。
これに対し、海外FXではレバレッジ制限がありません。
実際、1,000倍という超ハイレバレッジでの取引も実行されていますので、ハイレバレッジ取引をしたい人は海外FXの方がよいでしょう。
2つ目のメリットはMT4・MT5が使用できることです。
MT4・MT5はロシアのMetaQuotes Software社が開発したトレードツールで、世界的にも非常に人気があります。
国内FXではMT4・MT5の利用は一部の業者にとどまっていますが、海外FXでは多くの業者がMT4やMT5を採用しています。
MT4・MT5を使って取引したいのであれば海外FXの方がよいでしょう。
3つ目のメリットは追証がないことです。
追証とは、保証金が一定水準以下になったときにFX事業者から求められる追加の保証金のことです。
海外FX会社で採用されているのは「ゼロカット」と呼ばれる仕組みで、口座残高がなくなった時点で強制的にロスカットされます。
そのため、追加保証金の支払い義務がありません。
※口座残高がマイナスの状態でロスカットされると追加入金が必要となることがあります。
国内FXと海外FXのデメリット比較
国内FXと海外FXはそれぞれどのようなデメリットがあるのでしょうか。
両者のデメリットを比較します。
- 国内FXのデメリット
- 海外FXのデメリット
国内FXのデメリット
国内FXのデメリットは以下の3点です。
- レバレッジ制限がある
- 取引商品が限られる
- 追加証拠金が高額になる恐れがある
1つ目のデメリットはレバレッジ制限がある点です。
国内FXの場合、金融庁によりレバレッジは25倍に制限されているため、それ以上のハイレバレッジの取引は不可能です。
2つ目のデメリットは取引商品が限られる点です。
国内FX業者は20種類前後の通貨ペア取り扱いが中心です、50~100の通貨ペアを扱うFX会社もありますが、全体で見れば少数派です。
海外FXの場合、国内FXよりも多くの銘柄を扱うケースが多くみられます。
3つ目のデメリットは追加証拠金が高額になる恐れがある点です。
ロスカットされたときに証拠金が不足していると、追加証拠金が必要となります。
また、不足分が大きくて証拠金以上に膨れ上がってしまった場合も追加証拠金が必要となり、入金額が高額になる恐れがあります。
海外FXのデメリット
海外FXのデメリットは以下の3点です。
- 金融庁に登録していない
- 破綻や出金拒否の可能性がある
- 税金が高くなりがち
1つ目のデメリットは金融庁に登録していない点です。
金融庁は日本国内で日本に住んでいる人を対象としてFXサービスを提供する際、厳しい規制を設けています。
それと同時に、金融庁は無登録の業者を利用しないように呼び掛けていますので、そういった意味でも国内FXよりも信用度が劣ってしまうのです。
2つ目のデメリットは破綻や出金拒否の可能性がある点です。
海外FXは日本の金融当局の規制が及びにくいため、破綻や出金拒否といった事態に対応するのが困難です。
3つ目のデメリットは税金が高くなりがちだということです。
税金については次の項目で詳しく述べます。
国内FXと海外FXの税金・確定申告を比較
国内FXと海外FXの税金や確定申告時の扱いについてまとめました。
- 国内FXの税金
- 海外FXの税金
- 確定申告の扱い
国内FXの税金・確定申告
国内FXの場合、FXの利益は「申告分離課税」の対象となります。
「申告分離課税」は他の収入と別に計算され、税率は利益の金額にかかわらず20.135%です。
さらに、申告分離課税は損失を最長で3年間繰り越しできるため、ある年に大きな損失をしても翌年・翌々年の利益と相殺できるというメリットもあります。
海外FXの税金・確定申告
海外FXの場合、他の所得と合算で計算される総合課税の対象となります。
税率は住民税の10%に加えて所得税が5%~45%です。
つまり、収入が大きくなるにしたがって課税対象所得が大きくなり、所得に応じて決められる社会保険料などの金額も増えてしまいます。
確定申告の扱い
国内FXが適用される申告分離課税も、海外FXが適用される総合課税も確定申告の必要があります。
具体的には、FXでの利益が20万円を超えたら確定申告が必要だと考えてください。
経費の扱いなど確定申告や税金の詳細については最寄りの税務署、税理士、国税局などにお問い合わせください。
国内FXと海外FXの比較まとめ
今回は国内FXと海外FXの比較についてまとめました。
- 国内FXのメリットは安全性に優れ、スプレッドが狭く、税制面で有利であること
- 国内FXのデメリットはレバレッジ制限があることと海外FXより取扱銘柄が少ないこと、追証が高額になる可能性があること
- 海外FXのメリットはハイレバレッジで取引できることやMT4・MT5が利用できること、追証がないこと
- 海外FXのデメリットは金融庁に登録していないことや破綻・出金拒否の可能性があること、税金が高くなりがちなこと
国内FXは金融庁の規制を守っているため安全性が高く、税制面でも非常に有利です。
しかし、レバレッジが25倍に制限されていることやMT4・MT5といったツールが使えないなどのデメリットがあります。
海外FXは金融庁に登録していないので安全性の面でリスクがあり、破綻や出金拒否といったことがおきると大きな痛手を負う可能性があります。
どちらも一長一短ありますが、金融庁の規制を考えるとはじめのうちは国内FXでアカウント登録したほうが無難といえるでしょう。
国内FX事業者の一つであるGMOクリック証券はFX以外にも数多くの金融商品を取り扱っています。
CFD取引を利用すると、FX以外でもレバレッジ取引ができるためそちらを活用するという手もあります。
また、”はっちゅうくん”をはじめとした便利なツールがたくさんあり、デモトレードもできます。
詳しくは、GMOクリック証券の公式サイトをご参照ください。
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