仮想通貨アルゴランド(Algorand/ALGO)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
2021年、ビットコインを含めて仮想通貨は史上最高値を更新した年になり、非常に盛り上がりを見せました。
しかし価格変動も大きいため、値動きの小さいステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)にも注目が集まりました。
USDTやUSDCなどの代表的なステーブルコインは アルゴランド(ALGO)のブロックチェーンで生成されております。
アルゴランド(ALGO)は、「PPoS」を採用しており完全に分散されたブロックチェーンです。
この記事では、 アルゴランド(ALGO)の特徴や今後の見通し、価格動向などを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- アルゴランド(ALGO)は「Pure Proof of Stake(PPoS)」を採用し完全に分散されたブロックチェーン
- ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)に採用されている
- BITPointなどの国内取引所アカウントから海外取引所を経由するとスムーズ
アルゴランド(ALGO)のブロックチェーンはステーブルコインにも採用されており、今後中央銀行デジタル通貨(CBDC)などさらに利用用途が増えてくると注目されております。
アルゴランド(ALGO)のようなアルトコインを取引するには、国内の取引所でビットコインを取引し、海外取引所へ送金するとスムーズです。
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アルゴランド(ALGO)とは?
まずはアルゴランド(ALGO)について理解していきましょう。
名称 | アルゴランド |
シンボル | ALGO |
現在の価格(2023年現在) | ¥14.29 |
時価総額(2023年現在) | ¥112,987,775,663 |
時価総額ランキング(2023年現在) | 48位 |
入手できる取引所 | Binance, Coinbase, Bybit |
詳細 | 公式サイト |
アルゴランド(ALGO)はMITのシルビオ・ミカリ氏が開発したブロックチェーンです。
「誰もが効率よく、透明性をもって、安全に価値を創造し、交換することができる世界」を目的としております。
シルビオ・ミカリ氏は仮想通貨を研究しており、現代仮想通貨の基礎となる多くのプロトコルの共同発明者です。
PoSの問題点を解決する「PPoS」を採用しており、中央集権型と分散型を統一する「Future of Finance(FutureFi):未来の金融」を実現する技術を構築しております。
すでに数カ国の国家インフラとして採用されていたり、16以上の政府・中央銀行との間でCBDC発行について話を進めたりしております。
各国でCBDCの発行が進んでくれば、ますます採用が増えてくると考えられます。
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アルゴランド(ALGO)の特徴
アルゴランド(ALGO)がステーブルコインやCBDCに採用されやすいことは理解できたのではないでしょうか?
ここではアルゴランド(ALGO)の特徴について深堀りしていきます。
- ブロックチェーン・トリレンマの解決
- 最先端の独自コンセンサス・プロトコル「Pure Proof of Stake(PPoS)」
- 高速、低価格の取引が可能
ブロックチェーン・トリレンマの解決
ブロックチェーンで欠かすことのできない3つの要素があります。
- スケーラビリティ
→ブロックチェーンにおいて、1つのブロックに書き留められるデータの数が引き起こす障害などの問題 - セキュリティ
→ハッキングがデータ流出などの不正を防ぐ技術 - 分散化
→個々の取引記録に加えてデータを分散して改ざんできないデータとして記録する技術
しかし、今までのブロックチェーンではすべてを共存することはできませんでした。(ブロックチェーン・トリレンマ)
ブロックチェーン・トリレンマ
「スケーラビリティ」「分散化」「セキュリティ」を同時に実現することはできないという理論。
イーサリアム開発者のVitalik Buterinによって提唱された。
アルゴランド(ALGO)は「PPoS」を採用することで、上記3つを同時に実現することが可能になったブロックチェーンです。
最先端の独自コンセンサス・プロトコル「Pure Proof of Stake(PPoS)」
ブロックチェーンには “PoW(Proof of Work)” と “PoS(Proof of Stake)” の2種類があります。
“PoW” とはコンピュータで複雑な計算を行い、ブロックチェーンに新たなブロックを追加します。
“PoS” とはトークンをステーキング(預け入れ)することでブロックの生成に参加することができます。
チェーンの検証はトークンを多く保有するバリデータが行います。
アルゴランド(ALGO)が採用している「Pure Proof of Stake(PPoS)」は”PoS”をベースに下記3つの特徴を追加しました。
・保有しているトークン数に関係なくネットワークに参加可能
・チェーンのバリデータをランダムに選出
・チェーンがフォーク(分岐)しない
チェーンの検証はトークン保有数の多いバリデータが行っておりましたが、 “PPoS” ではトークンを保有している全員に権利がありランダムに選出されます。
さらにチェーンがフォーク(分岐)しないため、無駄な検証が発生せず環境にも優しいです。
高速、低価格の取引が可能
アルゴランド(ALGO)の取引速度は1秒間に1000トランザクションに達しており、5秒以下で取引可能です。
また、1回の取引にかかる手数料は0.001ALGOです。
クレジットカードの場合、3〜7%の手数料がかかるのでアルゴランド(ALGO)がいかに手数料が少ないかがわかりますね。
高速、低価格の取引を実現したことでステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)へも採用が広がっております。
今後、ステーブルコインや中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行が増えるほどアルゴランド(ALGO)の採用が広がると考えられます。
素早く割安で行える取引に興味を抱いた方は、BITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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アルゴランド(ALGO)の現在の価格動向
ここでアルゴランド(ALGO)のチャートを見ていきましょう。
ゴールドマン・サックスで初めてビットコインのオプション取引が行われたり、ステーブルコインUSTのTerra創設者が30億ドル相当のビットコインを入手する計画が明らかになり仮想通貨市場全体が値上がりしていました。
しかし、ロシア・ウクライナ情勢の悪化やステーブルコインの暴落が震源となり、巻き込まれる形でALGO価格も下落しています。
FRBによる利上げ動向や、他の仮想通貨でのネガティブな話題があれば、再度大きく下落する可能性もあると考えられています。
アルゴランド(ALGO)のこれまでの価格動向
次に上場してからこれまでの価格動向について見ていきます。
ここでは2つの時期に分けて解説していきます。
2019年7月〜2021年6月
上場直後に3.4ドルをつけましたが、その後しばらく大きな値上がりはありませんでした。
2021年に入ると仮想通貨市場全体が盛り上がり、価格が大きく上昇してきました。
しかし、2021年の5月に中国で仮想通貨が全面禁止になったことで仮想通貨市場全体が下落し、アルゴランド(ALGO)も同様の動きとなりました。
2021年7月〜2022年3月
5月の下落後、9月に入り再び大きな上昇相場となりました。
要因としてはアメリカでビットコイン先物ETFの承認やエルサルバドルでのビットコイン法定通貨化などがありました。
2022年に入ってからはアメリカの金融引き締めによる利上げの影響で下落し始め、2月末からロシアのウクライナ侵攻でさらに下落しました。
3月後半からはゴールドマン・サックスで初めてビットコインのオプション取引が行われたり、ステーブルコインUSTのTerra創設者が30億ドル相当のビットコインを入手する計画が明らかになり仮想通貨市場全体が値上がりしてきました。
2022年4月〜2023年10月
2022年4月は、特に目立ったトレンドも出ずにレンジ相場を形成していました。
しかし、2022年5月に入ってからは、仮想通貨全体での下落に連動してALGOも大きく下落しています。
2021年11月には2.8ドルの高値をを付けましたが、2023年10月現在は0.1095ドル付近を推移している状況です。
ここが底値と考える投資家も多くいるほか、過去に3ドル近くまで上昇したポテンシャルを考えると、今後も期待できる通貨とされています。
今後の値動きが気になる方は、BITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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アルゴランド(ALGO)の今後の見通し・予想
それではアルゴランド(ALGO)の今後の見通しや予想をご紹介していきましょう。
これからアルゴランド(ALGO)の取引を考えている人は参考にしてみてください。
・ステーブルコインやCBDCでの採用
・仮想通貨市場の盛り上がり
・新しい仮想通貨取引所への上場
ステーブルコインやCBDCでの採用
アルゴランド(ALGO)はPPoSを採用しており、ステーブルコインやCBDCに活用することができるブロックチェーンです。
ということは、今後ステーブルコインやCBDCの発行が増えるほど利用頻度が上がることになります。
2022年5月には、米ドルとペッグした通貨の暴落によって、ステーブルコイン全体に不信感が広がっている現状です。
しかし、他の仮想通貨とは異なり価格の安定した通貨であることから、決済利用や法定通貨の代替として期待されています。
ステーブルコインの信頼が回復すれば、今後ALGOの価値も上昇すると考えていいでしょう。
利用頻度の高い仮想通貨は価格も上がりやすい傾向です。
仮想通貨市場の盛り上がり
仮想通貨の主要な銘柄はビットコインの価格と連動します。
2023年10月現在は、仮想通貨全体での下落によりALGOも下落していますが、市場がポジティブに推移すれば、ALGOにも買いが集中する可能性も高いです。
一般的にアルトコインのほうがビットコインよりも上昇率が大きいので、アルゴランド(ALGO)も同様に成長が見込めると思います。
新しい仮想通貨取引所への上場
仮想通貨取引所への上場も大きなチャンスです。
2023年8月現在ではバイナンスジャパンでの取り扱いが公表されていますが、他の取引所でも続々と上場する可能性があります。
上場されている仮想通貨取引所が増えれば、取引者も増えて値段が上がる傾向です。
アルゴランド(ALGO)の買い方
アルゴランド(ALGO)は2023年10月現在、バイナンスジャパンでの取り扱いです。
またALGOのようなアルトコインは、海外取引所で多く扱っているので、海外取引所を経由するとスムーズです。
ここではアルゴランド(ALGO)を海外取引所経由で取引するまでの流れについて解説していきます。
国内取引所:BITPoint
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BItPointの評判 |
BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。
マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。
現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
興味がある人はBITPointの公式サイトにてご確認ください。
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国内取引所に日本円を入金
アカウントを作成したら、日本円を入金していきましょう。
ビットコインを取引
日本円を入金したらビットコインを取引していきましょう。
取引所と販売所がありますが、「取引所」で入手するほうが安く取引できます。
海外取引所のアカウント作成
ビットコインを入手したら次は海外の仮想通貨取引所のアカウントを作成する必要があります。
2023年8月現在、アルゴランド(ALGO)が入手できる主要な海外取引所は以下のとおりです。
- Binance
- FTX
- Coinbase
- Bybit
海外取引所は法律的に未整備であり安全性が確保されていない上、金融庁も利用を進めていないので取引は自己責任で行ってください
海外取引所へビットコインを送金
海外取引所のアカウントができたらBITPointで入手したビットコインを海外取引所へ送金しましょう。
- BITPointで「入出金」を選択し、「ビットコイン」を選択し「送金」を選択
- 「アドレスを登録する」を選択すると、メールが届く
- リンクをクリックして先ほどアカウントを作成した海外取引所のビットコインアドレスを入力して送付先を登録
- 登録した送付先にビットコインを送付
※ここで送付先のアドレスを間違えるとお金が無くなる可能性があるので注意が必要です。
海外取引所でアルゴランド(ALGO)を取引
海外取引所に送金したビットコインを元手に、アルゴランド(ALGO)を取引できれば完了です。
アルゴランド(ALGO)に関するQ&A
ここでアルゴランド(ALGO)によくある質問をまとめます。
まだ理解できていない人は参考にしてみてください。
- PPoSの優位性は何ですか?
- アルゴランド(ALGO)に将来性はありますか?
- アルゴランド(ALGO)を国内で取引できますか?
PPoSの優位性は何ですか?
PPoSでは高速、低価格での取引が可能になります。
また、チェーンがフォーク(分岐)しないため、無駄な検証が発生せず環境にも優しいです。
PoWによるマイニングの環境問題は世界的にも課題となっているので、環境に優しいことも今後の普及に優位となると考えられます。
アルゴランド(ALGO)に将来性はありますか?
今後、ステーブルコインやCBDCの開発、普及が増えて来ると予想されております。
ステーブルコインやCBDC発行に伴い、アルゴランド(ALGO)の需要も高まると考えられます。
アルゴランド(ALGO)を国内で取引できますか?
2023年8月現在では国内でバイナンスジャパンでの取り扱いが公表されています。
今後は、バイナンスジャパン以外の取引所で上場される可能性も充分あり得るでしょう。
アルゴランド(ALGO)のまとめ
この記事では、アルゴランド(ALGO)の特徴やこれまでの価格動向、取引方法などをご紹介してきました。
最後にこれまでの記事の内容をまとめます。
- ブロックチェーントリレンマを解決したブロックチェーン
- 最先端の独自コンセンサス・プロトコル「Pure Proof of Stake(PPoS)」を採用している
- 高速、低価格の取引が可能でステーブルコインに採用されている
- ステーブルコインやCBDCの普及に伴い利用が増えると予想
仮想通貨を禁止にする国はCBDCの開発、発行を行う傾向にあります。
中国のデジタル人民元が北京オリンピックにて先行で公開されましたが、今後他の国も追従していくと考えられます。
アルゴランド(ALGO)の利用も増えてくると予想されておりますので、気になる方はまずBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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