【仮想通貨】ポートフォリオとは?メリットや組み方・作る際のポイントを徹底解説
ポートフォリオという言葉をご存知でしょうか。
ポートフォリオとは金融商品の組み合わせのことで、自分の資産の内訳といってもよいでしょう。
ポートフォリオの一部に仮想通貨を組み入れるとき、どの仮想通貨を入手するかといったことも重要です。
入手する仮想通貨の割合を「仮想通貨ポートフォリオ」といいます。
今回はポートフォリオとは何か、仮想通貨をポートフォリオに入れるメリット・デメリット、仮想通貨ポートフォリオ作成のポイントやおすすめの仮想通貨ポートフォリオの組み方、よくある質問などについてまとめます。
- ポートフォリオとは保有している金融資産の組み合わせのこと
- 仮想通貨をポートフォリオに加えるメリットはインフレヘッジになることや将来性があること、ハイリターンを得られる可能性があること
- デメリットは市場価値が不安定で、ハッキングされる可能性があり、場合によっては無価値になる可能性があること。
- ポートフォリオを決める際のポイントは予算を決め、それに従って保有銘柄を決めや各銘柄のバランスをとること
- BITPointのような多くの銘柄を扱っている仮想通貨取引所でアカウントを作成すると、ポートフォリオを作成しやすい
仮想通貨ポートフォリオを組むとき、できるだけ多くの銘柄に分散投資することも重要です。
BITPointは現物で22種類の仮想通貨を扱っていますのでポートフォリオの幅を広げられます。
取り扱っている仮想通貨の種類について詳しく知りたい方は、BITPointの公式サイトをご覧ください。
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ポートフォリオとは
ポートフォリオとは金融資産の組み合わせのことです。
上の表は年金積立管理運用独立法人(GPIF)のポートフォリオで、4つの資産クラスを均等に保有しているのがわかります。
保有する資産の種類を決めた後、それぞれの割合を決定しそれに従って金融商品を取得します。
ポートフォリオを組む際は、自分の目標や自分が許容できるリスクを考えることが重要で、状況によってはポートフォリオを変更することも想定しておくべきでしょう。
仮想通貨をポートフォリオに加えるメリット
仮想通貨をポートフォリオに加えるメリットは何でしょうか。
メリットを3点解説します。
- インフレヘッジになる
- 将来性がある
- ハイリターンが得られる可能性がある
インフレヘッジになる
1つ目のメリットはインフレヘッジになることです。
インフレヘッジとは、インフレにより貨幣の価値が下がることに備え資産が目減りしないようにする行動のことです。
一般的には、現金を金や不動産、株式などに替える動きをさしますが、最近は仮想通貨をインフレヘッジとして保有する動きがみられます。
インフレの時、現金の価値はどんどん下落してしまいますので、現金のまま持っているよりも他のものに替えたほうが資産を守れるのです。
法定通貨が理論上無制限に発行できるのに対し、仮想通貨、中でもビットコインは発行上限が2,100万枚と決まっているため価値が希薄化(発行しすぎで価値が下落すること)しないと考えられているからです。
将来性がある
2つ目のメリットは将来性があることです。
上のチャートは仮想通貨の時価総額の推移です。
2019年はおおむね2,000億ドル~4,000億ドルで推移していた仮想通貨の時価総額は、2021年以降急騰し、一時は2.8兆ドルまで膨れ上がりました。
仮想通貨価格が下落した2022年11月の段階でも10兆ドルを維持していることから考えても、まだまだ将来性があると考えられます。
さらに、イーサリアムをベースとしたブロックチェーン技術の発展によりNFTやDeFiといった新しい分野の発展がみられることもプラス材料です。
ハイリターンが得られる可能性がある
3つ目のメリットはハイリターンを得られる可能性があることです。
上はイーサリアムの2019年10月から2023年2月までのチャートです。
2020年の初め、イーサリアムは1ETH=40,000円に満たないものでしたが、2021年に急騰、同年11月には1ETH=520,000円となりました。
2020年に1ETH=40,000円で取得していたら、2021年11月には13倍まで価値が膨れ上がったことになります。
1年で1,300%上昇する資産は仮想通貨ならではといえるでしょう。
ビットコインやイーサリアムはほとんどの暗号資産取引所で取引可能ですが、BITPointでは各種手数料が無料であるため低コストで取引できます。
少しでもコストを抑えて取引を行いたいという方は、BITPointの公式サイトをご覧ください。
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仮想通貨をポートフォリオに加えるデメリット
仮想通貨をポートフォリオに加えるデメリットは何でしょうか。
デメリットを3点解説します。
- 市場価値が不安定である
- ハッキングされる可能性がある
- 仮想通貨が無価値になる可能性がある
市場価値が不安定である
1つ目のデメリットは仮想通貨の市場価値が不安定であることです。
上のチャートは2020年11月から2023年2月までのビットコインのチャートです。
2020年末から2021年1月にかけて、ビットコイン価格は1BTC=1,000,000円から1BTC=4,000,000円近くまで急上昇しました。
価格上昇はその後も止まらず、2021年3月には1BTC=6,000,000円を突破しました。
しかし、仮想通貨全体の相場が下落した2021年5月には1BTC=3,800,000円に急落します。
その後、再び上昇局面を迎え、2021年11月には最高値の1BTC=約7,300,000円に達しましたが、2022年5月には1BTC=3,800,000円に戻ってしまいました。
わずか一年の間に1BTCの価格は380万円から730万円まで上昇し、200万円台に下落してしまったことになり、仮想通貨の不安定さがあらわになりました。
ハッキングされる可能性がある
2つ目のデメリットはハッキングされる可能性があることです。
2014年のマウントゴックス事件ではおよそ470億円相当の仮想通貨が何者かによって奪われました。
さらに2018年にはCoincheckがハッキングされ、580億円相当の仮想通貨が奪われる事件も起きています。
各取引業者はセキュリティ能力の向上を図っていますが、ハッキングリスクをゼロにできたわけではありませんので、リスクの一つとして頭の片隅に入れておきましょう。
仮想通貨が無価値になる可能性がある
3つ目のデメリットは仮想通貨が無価値になる可能性があることです。
2022年5月、4兆円もの時価総額があった「LUNA」が一夜にしてほぼ無価値になる大事件が起きました。
きっかけはLUNAと連動するステーブルコインのテザー(USDT)の価値が1ドルを下回ったことでした。
1USDT=1ドルの関係が崩れたことで、連動するLUNAが暴落しました。
仮想通貨市場、最も急速な価値崩壊となったLUNAの一件は仮想通貨の危うさを世間に印象付ける結果となりました。
2023年2月現在もその懸念は収まっておらず、各国で規制が強化される可能性も出てきています。
仮想通貨ポートフォリオを作る際のポイント
仮想通貨のポートフォリオをつくるにはどのようにしたらよいのでしょうか。
作り方について説明します。
- 予算を決定する
- 保有する銘柄を決める
- 各銘柄のバランスを考慮する
予算を決定する
1つ目のポイントは予算を決定することです。
自分が所有しているすべての資産(現金を含む)のうち、どのくらいを仮想通貨に割り振れるのかを見極め、予算を決定します。
仮想通貨は他の資産クラスに比べボラティリティが大きいという特徴を持っているため、あまり大きなポジションを持つとリスクが高くなりすぎます。
はじめは、1%をめどに仮想通貨を取得し、その後は状況を見て割合を増やすかどうか考えてもよいでしょう。
ただし、仮想通貨に投資するのは余剰資金でなければなりません。
生活資金をボラティリティの高い資産に投じてしまうと、相場に翻弄されるようになり冷静な判断ができなくなる恐れがあるからです。
保有する銘柄を決める
2つ目のポイントは保有する銘柄の決定です。
一口に仮想通貨といっても、ビットコインやイーサリアムのように知名度が高く価値が比較的安定しているものもあれば、全く無名の草コインもあり、玉石混交の状態だからです。
仮想通貨取引に参加して間もないときは、ビットコインやイーサリアムのような取引量が多い仮想通貨を中心に保有したほうが良いでしょう。
各銘柄のバランスを考慮する
3つ目のポイントは各銘柄のバランスを考慮することです。
投資リスクを減らす方法の一つが分散投資です。
仮想通貨においても考え方は同じで、一つの銘柄ではなく複数の銘柄を取りそろえることでリスクを低減できます。
のちほど、攻めのポートフォリオと守りのポートフォリオを紹介します。
仮想通貨ポートフォリオのおすすめの組み方
仮想通貨ポートフォリオを組むとき、どのように組めばよいのでしょうか。
高いリターンを狙う攻めの組み方と、リスクを取りすぎない守りの組み方について紹介します。
- 高いリターンを狙う攻めの組み方
- リスクを取りすぎない守りの組み方
高いリターンを狙う攻めの組み方
1つ目は高いリターンを狙う組み方です。
高いリターンを狙うということは、高いリスクをとる、すなわち「ハイリスク・ハイリターン」のポートフォリオとなります。
ビットコインやイーサリアムは価値が比較的安定していますが、その分、大きな上昇が見込みにくいです。
そのため、保有比率はそれぞれ15%までとしました。
リップルは時価総額が6位で送金性能に優れているため、20%程度保有していてもよいでしょう。
その他は各自の考え方によって入手する銘柄が異なります。
NFTの作成や取引、メタバースに興味があるのならエンジンコイン、動画やゲームなどのコンテンツ産業に興味があるならトロンというように、自分の興味がある銘柄に「その他」の50%を振り分けてもよいでしょう。
リスクはかなり大きいですが、レートが急上昇した時に大きな利益を得られる可能性があります。
リスクを取りすぎない守りの組み方
2つ目はリスクを取りすぎない守りの組み方です。
- ビットコイン 40%
- イーサリアム 40%
- リップル 20%
ビットコインとイーサリアムの保有比率を全体の80%とし、残り20%を送金性能に優れるリップルで保有するポートフォリオです。
それ以外の仮想通貨は時価総額という観点からしてもリスクが高いため保有しません。
攻めのポートフォリオに比べると地味に感じますが、ビットコインやイーサリアムでも十分高いボラティリティがありますので、守りでも一定のリターンが得られます。
ただし、攻めにせよ守りにせよ、どちらのポートフォリオでも他の資産クラスに比べるとボラティリティが高いため注意が必要です。
紹介した仮想通貨のうちビットコインやイーサリアム、リップルはBITPointでも取り扱っています。
レバレッジ取引に興味がある方は、ぜひBITPointの公式サイトをご覧ください。
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仮想通貨取引におすすめの取引所
仮想通貨取引におすすめの取引所を紹介します。
- BITPoint
- DMM Bitcoin
- LINE BITMAX
- bitFlyer
BITPoint
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担あり |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BITPointの評判 |
ビットポイントは、仮想通貨取引の初心者から上級者まで幅広く利用されている国内取引所です。
取引手数料などの各種手数料が無料ですので、取引回数が多い人も安心して利用できます。
スマートフォンアプリ「BITPOINT」を使うことで、初心者でも簡単に取引ができます。
また、ビットコインやイーサリアムなどの人気の銘柄だけでなく、信頼性の高い様々なアルトコインを取り扱っています。
運用方法も多彩で、現物取引のほかに、貸して増やす「レンディング」や、保有するだけの「ステーキング」などが利用できます。
詳しくは、ビットポイントの公式サイトをチェックしてみてください。
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DMM Bitcoin
名称 | DMM Bitcoin |
暗号資産数 | 現物取引:28種類 レバレッジ取引:34種類 |
最低取引金額 | 0.0001BTC |
売買手数料 | 無料 ※BitMatch手数料を除く |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
提供サービス | 販売所 レバレッジ取引 |
レバレッジ倍率 | 2倍 |
公式サイト | DMM Bitcoin公式サイト |
関連記事 | DMMビットコインの評判 |
DMM BitcoinはDMMグループに所属する暗号資産取引所です。
仮想通貨を始めたての人にとって、仮想通貨取引は常に不安と隣り合わせですが、DMM Bitcoinでは、土日祝を含めた365日サポートするサービスを提供しています。
また、初心者でもわかりやすいスマホアプリで取引をサポートしています。
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LINE BITMAX
名称 | LINE BITMAX |
暗号資産数 | 7種類 |
最低取引金額 | 0.00000001 BTC |
売買手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | LINE Pay:110円(税込) 銀行口座:400円(税込) |
提供サービス | 販売所 暗号資産貸出サービス NFTマーケットβ |
レンディング | 最大利率8%(業界最高水準) |
独自仮想通貨 | リンク(LN) |
レバレッジ取引 | 最大2倍(売りのみ) |
公式サイト | LINE BITMAX公式サイト |
関連記事 | LINE BITMAXの評判 |
LINE BITMAXはLINEグループの関連企業が運営する暗号資産取引所です。
LINE BITMAXの魅力の一つは、NFT取引に積極的なところで2022年4月から「LINE NFT」のサービスをスタートさせています。
NFTというと高額なイメージがあるかもしれませんが、LINE NFTには1,000から取得できるNFTもあります。
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また、これ以外の仮想通貨取引所も気になる方はぜひ仮想通貨取引所おすすめランキングの記事を確認して見て下さい。
仮想通貨ポートフォリオに関するQ&A
仮想通貨ポートフォリオに関するよくある質問についてまとめました。
- 一度決めたポートフォリオは変えないほうがいいですか?
- 日本で手に入らない仮想通貨をポートフォリオに入れるにはどうすればいいですか?
- 草コインをポートフォリオに入れても大丈夫ですか?
一度決めたポートフォリオは変えないほうがいいですか?
一度決めたポートフォリオでも、偏りが生じたり状況が変化したりしたときは変更したほうが良いでしょう。
たとえば、ビットコインの比率を15%、イーサリアムの比率が15%、リップルが20%、その他が50%という攻めのポートフォリオを作成し運用していたとします。
運用の結果、その他の仮想通貨の一部が急騰し、ビットコインとイーサリアムが10%、リップルが10%、その他が70%というポートフォリオになってしまったとします。
これでは、価値が不安定なその他の仮想通貨の割合が高すぎ、非常に不安定ですので、その他の仮想通貨の一部を売却し、ポートフォリオを修正したほうが良いでしょう。
このような軌道修正をリバランスといいますが、元に戻すだけではなく状況によって比率そのものを見直すリバランスも必要となるでしょう。
日本で手に入らない仮想通貨をポートフォリオに入れるにはどうすればいいですか?
日本で買えない仮想通貨をポートフォリオに入れるには、国内暗号資産取引所に加え海外の仮想通貨取引所のアカウントも取得しなければなりません。
国内暗号資産取引所で仮想通貨を入手して海外の仮想通貨取引所に送り、それを使って日本で手に入らない仮想通貨を入手します。
草コインをポートフォリオに入れても大丈夫ですか?
草コインをポートフォリオに入れても大丈夫ですが、草コイン比率が高すぎるとリスクが大きくなり、ポートフォリオを維持できなくなる恐れがあります。
草コインの大半は市場価値が極めて低く、取引高も少ない仮想通貨です。
価格が急落して大きな損失を出すこともありますので、一つの草コインを集中的に保有するようなポートフォリオは回避しましょう。
仮想通貨の取引で利益を上げるには、取引コストを下げるのが重要です。
BITPointは売買手数料や振込手数料、出金手数料などがすべて無料ですのでコスト削減に大いに役立つ取引所だといえます。
取引手数料などについて詳しく知りたい方は、BITPointの公式サイトでご確認ください。
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仮想通貨ポートフォリオのまとめ
今回は仮想通貨ポートフォリオの組み方を中心にまとめました。
- ポートフォリオとは保有している金融資産の組み合わせのこと
- 仮想通貨をポートフォリオに加えるメリットはインフレヘッジになることや将来性があること、ハイリターンを得られる可能性があること
- デメリットは市場価値が不安定で、ハッキングされる可能性があり、場合によっては無価値になる可能性があること。
- ポートフォリオを決める際のポイントは予算を決め、それに従って保有銘柄を決めや各銘柄のバランスをとること
- BITPointのような多くの銘柄を扱っている仮想通貨取引所でアカウントを作成すると、ポートフォリオを作成しやすい
ポートフォリオの中に仮想通貨を入れる動きが加速しつつあります。
その理由はインフレヘッジになることや仮想通貨に将来性があること、ハイリターンを得られる可能性があることなどです。
しかし、仮想通貨には価値の不安定さやハッキングリスク、無価値になるリスクがあるので資産の全てを仮想通貨にするのはお勧めできません。
余剰資金で、全体に影響を与えない範囲でポートフォリオを作成し、リターンを高める努力をしたほうが良いでしょう。
その上で、セキュリティ能力が高く、コールドウォレットでの運用や不正ログイン防止に努めているBITPointのような暗号資産取引所で取引し、大事な資産を守りながらポートフォリオに従った運用をしてみてはいかがでしょうか。
興味を抱いた方は、BITPointの公式サイトを確認してみてください。
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