トロン(TRON/TRX)とは、動画やゲーム、音楽などのデジタル作品をクリエイターが自由に発表できるプラットフォームを目指しているプロジェクトです。
2021年3月には大手国内取引所であるBitPointに上場したことでも知られており、当時は非常に大きな注目を集めました。
この記事では、そんなトロン(TRON/TRX)の特徴や価格動向、また今後の見通しまで詳しく解説していきます。
- トロン(TRON/TRX)とは、デジタルコンテンツを配信する非中央集権型のプラットフォームを構築するプロジェクト
- トロン(TRON/TRX)では個人でもICOができるので、クリエイターにとって活動しやすい環境を提供している
- 2023年1月現在、トロン(TRON/TRX)は下落相場に直面しており約8円あたりの価格帯で推移している
- トロン(TRON/TRX)を保有するなら、大手国内取引所のBitPointが利用しやすい
トロン(TRON/TRX)はデジタルコンテンツを公開するためのプラットフォームを目指しており、今後NFTがより一般層にも広まることでトロンに注目が集まることも十分に考えられます。
トロン(TRON/TRX)を手軽に取引してみたい方には、日本円での取引ができるBitPointが利用しやすい仮想通貨取引所となります。
まだ国内取引所のアカウントをお持ちでない方は、ぜひ一度BitPointの公式サイトにアクセスしてみてください。

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トロン(TRON/TRX)とは?

名称 | TRON(TRX) |
シンボル | TRX |
現在の価格(2023年1月現在) | ¥8.24 |
時価総額(2023年1月現在) | ¥757,071,337,081 |
時価総額ランキング(2023年1月現在) | 16位 |
調達できる取引所 | BitPoint、 DMM Bitcoin Huobi Japan OK CoinJapan |
詳細 | TRON公式サイト |
トロン(TRON/TRX)とは、クリエイターが動画や音楽などのコンテンツを公開できるプラットフォームを目指しているプロジェクトとなります。
簡単に言うとアーティストやクリエイターを支援し、エンタメ業界を盛り上げるためのプロジェクトとも言えるかもしれません。
仮想通貨の中でも特に有名なビットコインでは、中央の管理者に影響されない非中央集権型の取引システムを作ることを目的としています。
しかし、トロン(TRON/TRX)はブロックチェーンのテクノロジーを活用してコンテンツ配信のプラットフォームを作ろうとしているので、そういった特徴は従来の仮想通貨とは大きな違いと言えるのではないでしょうか。
これからトロン(TRON/TRX)を少額でも保有してみたいという方は、この機会にBitPointの公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか。
トロン(TRON/TRX)の特徴
ここでは、トロン(TRON/TRX)の特徴についてより詳しく解説していきます。
今後トロン(TRON/TRX)の保有を検討していたり、プロジェクトに関心を持っていたりする方はぜひ参考にしてみてください。
- デジタルコンテンツの配信をメインとした非中央集権型のプラットフォーム
- 個人でもICOをすることができる
- トランザクションの処理速度が非常に速い
デジタルコンテンツの配信をメインとした非中央集権型のプラットフォーム
先ほども少し解説したように、トロン(TRON/TRX)は動画や音楽などのデジタルコンテンツの配信を目的としたプラットフォームです。
動画や音楽などを配信するプラットフォームでは、すでにYouTubeなどの大きなシェアを獲得しているものがありますが、YouTubeをはじめとした従来のプラットフォームは一企業が所有している中央集権的な運営がなされています。
しかし、トロン(TRON/TRX)のプロジェクトでは中央の管理者がいない「非中央集権型」のプラットフォームを構築することを目的としています。
デジタルコンテンツ配信のプラットフォームを非中央集権にすることで、以下のようなメリットを享受することが可能です。
- クリエイターとユーザーが直接繋がることができるので、運営者による手数料の徴収がない
- 運営者のサーバーダウンなど、プラットフォームが利用できなくなる問題点を解決できる
- 再生回数などによる報酬体系ではなくなるので、質の悪いコンテンツは淘汰されていく
また、トロン(TRON/TRX)のように分散型の非中央集権型運営とすることで、理由も分からず突然アカウントがBANされてしまうといった、クリエイター側にとっては死活問題となるリスクを回避できる点もメリットと言えるでしょう。
個人でもICOをすることができる
トロン(TRON/TRX)のプラットフォーム上では、個人でもICO(Initial Coin Offering)をすることができます。
ICOとは、独自のトークンを新規発行して資金の調達を行うことを指しており、様々なDEXやDeFiプロトコルでもICOが行われています。
つまり、個人でICOを行えるということはコンテンツ作成に必要な資金調達が可能であるため、トロン(TRON/TRX)はクリエイターの方にとって非常に活動が行いやすいプラットフォームと言えるでしょう。
また、ICOを行ったクリエイターの作品に人気が出ることで独自トークンの価値が高まることも予想されるので、投資家にとっても好きなクリエイターを直接応援できる環境が整っているとも言うことができます。
トランザクションの処理速度が非常に速い
トロン(TRON/TRX)の最後の特徴として、トランザクションの処理速度が早いことが挙げられます。
特に近年では様々なDappsが開発されているイーサリアムのスケーラビリティ問題が大きな課題となっており、送金詰まりやガス代の高騰などが問題視されています。
以下にトロン(TRON/TRX)やその他の仮想通貨のトランザクション処理速度をまとめたので、ご覧ください。
仮想通貨銘柄 | トランザクション処理速度 |
---|---|
トロン(TRX) | 2,000件 |
リップル(XRP) | 1,500件 |
ビットコイン(BTC) | 16件 |
イーサリアム(ETH) | 16件 |
上記のように、トロン(TRON/TRX)は処理速度が速いと言われているリップル(XRP)よりも速いことは大きな特徴と言えるでしょう。
これからトロン(TRON/TRX)の保有を検討している方は、トロンをはじめとした14銘柄をラインナップするBitPointの公式サイトを確認してみてはいかがでしょうか。
トロン(TRON/TRX)の現在の価格動向

上記の画像はトロン(TRON/TRX)の直近約1年の価格動向を表したものですが、画像の通り現在は下落相場に直面している状況から抜け出し、約7円近辺を推移しています。
特に2月24日には、ロシアがウクライナ領土への侵攻を始めたことで仮想通貨全体の価格が大きく下落し、トロン(TRON/TRX)もその影響を受け価格を落としています。
まだまだロシアとウクライナの情勢がはっきりして来ないので、今後もトロン(TRON/TRX)をはじめとした仮想通貨全体で非常にボラティリティの高い期間が継続するかもしれません。
また、2022年5月にはステーブルコインUSTのディペッグ問題で、仮想通貨市場が大きく冷え込みましたが、TRONは底固い動きを見せました。
しかし、2022年11月のFTX破綻騒動により、また大きく下落しました。
2022年は仮想通貨市場全体にネガティブニュースが多く、トロンも連動して下落していると言えるでしょう。
2023年に入ると米ドル高が落ち着きリスクオン相場に変化した事から徐々に反発を見せています。
現在、なかなか直近の動向が見えにくいトロン(TRON/TRX)ですが、今後取引を検討している方はこの機会にBitPointの公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
トロン(TRON/TRX)のこれまでの価格動向

次に、トロン(TRON/TRX)のこれまでの価格動向をチェックしていきましょう。
トロン(TRON/TRX)のこれまでの価格動向で押さえておきたい部分としては、2021年3月〜5月にかけての急騰でしょう。
ここでは、国内の仮想通貨取引所であるBitPointに上場したタイミングとなっており、そこで大きな注目を浴びたことで価格を上昇させた歴史があります。
その後は一度価格も大きく下落してしまいますが、2021年9月にはHuobi Japan(フォビ ジャパン)での取り扱いが発表され、再度価格が上昇しています。
最高値は0.16ドルほどまで付けましたが、現在は約0.06196ドルまで価格を下落させました。
先ほどご紹介したように、現在はロシアとウクライナの情勢や仮想通貨市場全体の冷え込みによって価格を落としているトロン(TRON/TRX)ですが、新しい仮想通貨取引所に上場するタイミングで価格変動が起こりやすいと言えるでしょう。
これからトロン(TRON/TRX)を少しでも保有しておきたいという方は、この機会に日本円で気軽に取引ができるBitPointの公式サイトを確認してみてください。
トロン(TRON/TRX)の今後の見通し・予想
ここでは、トロン(TRON/TRX)の今後の見通しや予想をご紹介していきます。
トロン(TRON/TRX)のポジティブな面・ネガティブな面の両方の見通しを解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- 新しい大手企業との提携が考えられる
- 新しい仮想通貨取引所に上場した際は価格が変動することも考えられる
- 長期的に期待できるプロジェクトであるもののいくつかの課題も残っている
- ドミニカ共和国での国家通貨として成功するか
新しい大手企業との提携が考えられる
2023年1月現在、トロン(TRON/TRX)は以下のような大手企業との提携を発表しています。
- Samsung:韓国に拠点を置く世界的な電子製品・家電メーカー
- Obike:シンガポールに拠点を置く自転車のシェア事業を展開する大手企業
- Opera:ノルウェーにてソフトウェア開発事業を展開する中国の傘下企業
- BitTorrent:アメリカのサンフランシスコを拠点としているソフトウェアの開発を行う大手企業
- Swisscom:スイスのイッティンゲンを拠点としたスイスで最も有名で大きい電気通信事業企業
上記のように、トロン(TRON/TRX)は様々な企業と提携を行っており、中でもObikeといった企業ではトロンをもとに発行された「Ocoin」と言う仮想通貨での支払いも受け付けています。
トロン(TRON/TRX)は様々な企業との提携に積極的なので、今後の見通しとして新しい大手企業との提携も十分に考えられるでしょう。
新しい仮想通貨取引所に上場した際は価格が変動することも考えられる
今後の見通しとして、新しい仮想通貨取引所にトロン(TRON/TRX)が上場することも考えられます。
2023年1月現在、国内の取引所でトロン(TRON/TRX)を取り扱いしているのはBitPointとHuobi Japan(フォビ ジャパン)、OK CoinJapan、DMM Bitcoinのみとなっているので、今後新しい取引所に上場されてもおかしくないでしょう。
また、先ほどトロン(TRON/TRX)の価格動向でも解説したように、トロンは新しい取引所への上場をきっかけに上昇相場に転じてきた歴史を持っています。
今後、新規取引所への上場が発表されることで、トロン(TRON/TRX)の価格が変動することも考えられるのではないでしょうか。
長期的に期待できるプロジェクトであるもののいくつかの課題も残っている
ここまでご紹介したように、トロン(TRON/TRX)は非常に今後が期待できるプロジェクトですが、いくつか課題も残っています。
中でもトロンの競合となるYouTubeはGAFAの一つであるGoogleが運営しているサービスとなっており、非常に競合他社が強いことが挙げられます。
また、トロン(TRON/TRX)は中央の管理者がいない非中央集権のプラットフォームなので、投稿された動画を規制する管理者がおらず著作権などの問題に直面する可能性も否定できません。
長期的には非常に期待できるプロジェクトではあるものの、メリットだけでなくネガティブな側面も把握しておく必要があるでしょう。
しかし、2022年5月31日には、トロンのDeFi預け入れ総額が3位に急浮上したことが大きな話題となりました。(参考:仮想通貨トロンのネットワークが急成長、DeFi預け入れ総額3位に)
Defiプロジェクトの中で3番目に食い込んだことは高い将来性に期待を持たせる要因となっています。
ドミニカ共和国での国家通貨として成功するか
TRONプロトコルは、2022年10月にドミニカ共和国のブロックチェーン・インフラとして認定されました。
トロンの創設者であるジャスティン・サン氏もトロン関連の7銘柄がドミニカ共和国で正式なデジタル通貨に公認されたと発表しています。
ビットコイン以外が国家のプロトコルとして採用されるのは初の事例であるため、2023年以降は今回の事例が価格動向に関わってくると考えていいでしょう。
世界的にドミニカの歴史と観光業を宣伝することが目的とされていますが、成功事例となればトロンの価格も上昇すると考えられます。
トロン(TRON/TRX)の買い方
次に、トロン(TRON/TRX)の買い方をBitPointを例にしてご紹介していきます。
実際の取引画面とあわせて解説していくので、これからトロン(TRON/TRX)の取引をしたいと思っている方はぜひチェックしてみてください。
BitPointでトロン(TRON/TRX)を取引する方法
BitPointでトロン(TRON/TRX)を保有するためには、まずBitPointのアカウントを作成する必要があります。

BitPointの公式サイトにアクセスし、個人情報の入力を済ませてアカウントを作成してください。
BitPointのアカウント作成が完了したら、早速日本円の入金を行いましょう。

日本円の入金が完了したら「コインを買う」のページに移動して、必要な分の数量を入力してトロンの取引を行ってください。
以上で、BitPointでのトロンの取引手続きは完了です。
このように、BitPointでは簡単にトロンを取引できるので、興味のある方はBitPointの公式サイトを確認してみてください。
トロン(TRON/TRX)に関するQ&A
最後に、トロン(TRON/TRX)に関するよくある質問をご紹介していきます。
まだトロン(TRON/TRX)の特徴やサービスの内容について疑問がある方は、ぜひ最後までチェックしてみましょう。
- トロン(TRON/TRX)のサービスが今後普及していくことは考えられますか?
- トロン(TRON/TRX)の開発者であるJustin Sunとはどんな人物ですか?
- トロン(TRON/TRX)を保有するなら海外よりも国内取引所を利用した方がよいですか?
トロン(TRON/TRX)のサービスが今後普及していくことは考えられますか?
確実なことはわかりませんが、トロン(TRON/TRX)のプラットフォームが今後広まっていく可能性は十分に予想されます。
というのも、2021年からNFTブームが本格的に始まっており、音楽やアート、動画などアーティストやクリエイターが活躍できる環境が整いつつあるからです。
また、既存のYouTubeといったプラットフォームとは異なり、トロン(TRON/TRX)のプラットフォームではICOによってクリエイター個人で活動資金を集めることができる環境も提供しています。
トロン(TRON/TRX)の今後のマーケティングやブロックチェーンの普及にもよりますが、トロンがデジタルコンテンツの配信の場として一般化する可能性も否定できないでしょう。
トロン(TRON/TRX)の開発者であるJustin Sunとはどんな人物ですか?
トロン(TRON/TRX)は、Justin Sunという人物がプロジェクトの責任者であり、かつ開発者として知られています。
Justin Sunは、日本でも非常に人気の高い仮想通貨であるリップル(XRP)の開発にも携わっていた人物として有名であり、仮想通貨やブロックチェーンに精通している人物となっています。
Twitterでも活発に情報発信をしているので、今後トロン(TRON/TRX)の保有を検討している方はJustin Sun氏の公式Twitterをフォローしてみてはいかがでしょうか。
トロン(TRON/TRX)を保有するなら海外よりも国内取引所を利用した方がよいですか?
トロン(TRON/TRX)は国内だけでなく海外取引所でも取り扱いしていますが、特にこだわりがなければ日本国内の仮想通貨取引所を利用した方が良いでしょう。
というのも、海外取引所は金融庁の認可を正式に受けた取引所ではないため、中には安全性やセキュリティ面が担保されていない取引所もあるからです。
また、海外取引所を利用するためには一度ビットコインなどを保有してから送金を行い、USDTなどのステーブルコインに交換してからトロン(TRON/TRX)を取引する必要があります。
通貨の交換が必要となるので、その分手数料も多くなってしまうのです。
それに引き換え国内取引所であれば、そのまま日本円でトロン(TRON/TRX)を取引することができるので、利便性という面でも国内取引所の方が利用しやすいでしょう。
トロン(TRON/TRX)は大手国内取引所であるBitPointで取り扱っているので、気になる方はBitPoint公式サイトを確認してみてください。
トロン(TRON/TRX)のまとめ
今回の記事では、トロン(TRON/TRX)のプロジェクトとしての特徴や今後の見通し、またトロン(TRON/TRX)を取引する方法をご紹介してきました。
記事のまとめとして、ここまでの内容をもう一度確認していきましょう。
- トロン(TRON/TRX)とは、動画や音楽などのエンタメコンテンツの配信を目的とした非中央集権型のプラットフォームのこと
- トロン(TRON/TRX)ではクリエイター個人が独自トークンを発行し、資金調達を行うことができるICOができる
- 2023年1月現在、トロン(TRON/TRX)約8円あたりの価格帯を推移する下落相場に直面している
- これからトロン(TRON/TRX)の取引をしたい方は、日本円での取引ができるBitPointが利用しやすい取引所
ご紹介したように、トロン(TRON/TRX)はクリエイターが作ったデジタルコンテンツを自由に公開できるプラットフォームを目指しており、今後も大きく期待されているプロジェクトとなっています。
現在NFTが大きな盛り上がりを見せているように、今後はアートや動画などのデジタルコンテンツがより普及していくとも言われているので、それに伴いトロン(TRON/TRX)も大きく注目を浴びるタイミングが訪れるかもしれません。
今後、トロン(TRON/TRX)の取引をしてみたい方は、トロン以外にもビットコインをはじめとした13銘柄を取り扱っているBitPointの公式サイトを一度詳しく確認してみてはいかがでしょうか。