【仮想通貨】Compound(コンパウンド)の仕組みやガバナンストークン/DeFiとの関連性を徹底解説
仮想通貨のレンディングプラットフォームとして人気のCompound(コンパウンド)。
2021年のDeFiブーム時に利用者が急増し、人気のDeFiアプリケーションとして現在たくさんの人が利用しています。
この記事では、そんなCompound(コンパウンド)の特徴や利用方法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- Compoundは、イーサリアム上に作られたレンディングプラットフォームである
- Compoundは管理者のいないDEX(分散型取引所)
- 仮想通貨を貸し出すことで高い利息収入を得ることができる
- 貸出を行なった際に受け取る「cToken」を利用して取引を行える
- Compoundを利用するとガバナンストークンであるコンパウンドが配布される
Compound(コンパウンド)は、イーサリアム上に作られたDEX(分散型取引所)なので、銀行などを通さずにお金の貸し借りを行うことができます。
2021年のDeFiブームの影響もあり現在では、世界中の投資家が利用するDeFiアプリケーションとなっています。
そんなCompoundは、新たな金融システムとして今後ますます利用者が増えていくことが予想されるサービスです。
Compoundの利用には、イーサリアムが必要になります。
国内取引所のBITPointでは手数料を抑えてイーサリアムの取引ができるので、ぜひBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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Compound(コンパウンド)とは?
Compound(コンパウンド)とは、一体どのようなサービスなのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
Compound(コンパウンド)は、2018年にイーサリアムのブロックチェーン上に作られた、暗号資産のレンディングプラットフォームです。
DEX(分散型取引所)であるCompoundは、既存の金融システムとは違い、高い金利やスピーディーな取引を行えるため新たな金融システムとして高い人気を集めています。
現在、Compoundでは17種類の通貨を取り扱っており、24時間いつでも貸し借りを行うことが可能です。
また、24時間の取引量は約100億円を超えており高い流動性を確保しています。
Compoundでは流動性を提供する(通貨を貸し出す)ことで利息収入を得ることができ、銀行に預金しておく場合と比較して何倍も高い金利で運用することができます。
そんなCompoundを利用するには、メタマスクに送金後、Compoundと接続をして取引をする必要があります。
メタマスクへの送金は、スマホアプリから送金をすることができる国内取引所BITPointを利用すると簡単に送金できます。
Compoundを利用してみたい方は、仮想通貨を準備するためにまずBITPointの公式サイトをご覧ください。
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Compound(コンパウンド)の特徴
ここからは、Compound(コンパウンド)の特徴を詳しく解説していきます。
Compoundの特徴は以下の3つです。
- CompoundはDEX(分散型取引所)である
- Compoundで取引をするとCOMPが配布される
- 貸し出しにより利息収入を得ることができる
CompoundはDEX(分散型取引所)である
Compound(コンパウンド)は、DeFiアプリケーションでありDEX(分散型取引所)でもあります。
DeFiとは?
DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン上に構築された金融サービスのことです。
金融サービスにブロックチェーンを用いることで、新たな金融システムを構築します。
- 取引履歴の改ざんや不正ができなくなる
- 高い透明性を維持できる
- 取引がスマートコントラクトに行われるので、スピーディーかつ確実に実行される
- 資金の管理を自分で行うので、企業が倒産した場合のリスクがなくなる
既存の金融サービスは、銀行や仮想通貨取引所などが管理するデータベースに取引記録が保存される仕組みとなっていますが、DeFiでは、全ての取引がブロックチェーン上に記録されます。
ブロックチェーンに記録された取引は、ネット上に公開されるため取引の透明性が高まり不正もできなくなります。
また、これらの記録は全てスマートコントラクトによって行われるので、スピーディーかつ確実に実行されます。
取引の承認や実行を自動で実行するためのプログラム
DeFiでは、このように取引から記録まで全てがシステムで動くため、管理する企業を必要としません。
そのため、企業に資金を預けて運用する必要もなくなるため、企業が倒産した場合のリスクもなくすことができます。
DEXとは?
DEX(分散型取引所)とは、管理する企業や組織が存在しない仮想通貨取引所です。
DEXはDeFiサービスの一部で、全てがシステムによって動いているため、取引所を管理する組織や人物は必要ありません。
また、DEXは金融システムとしての信頼を得るために、取引を行うためのシステム(ソースコード)を公開しており、これによって信頼を確保しています。
銀行などの既存金融サービスがシステムを公開することはありませんが、DEXでは全てを公開しているため、非常に透明性が高いといえます。
このように、管理者がおらずシステムによって信頼を確保しているのがDEX(分散型取引所)の特徴です。
Compoundで取引をするとCOMPが配布される
Compoundで取引をすると、COMPというガバナンストークンが無料で配布されます。
分散型組織の運営について投票するためのトークン
分散型組織は、管理する者(決定権を持つ者)がいないため利用者の投票によって組織を運営しています。そのため、ガバナンストークンという投票券が必要なのです。
組織内での決定権は、COMPの保有量に比例して大きくなるので、COMPを大量に保有することでCompoundの運営に関わることができるようになります。
また、COMPは仮想通貨取引所に上場しているため、普通の通貨と同じく売買することもできます。
無料で配布されたCOMPを売却することで、売却益を出すことができるのもCompoundの特徴です。
貸し出しにより利息収入を得ることができる
Compoundは、レンディングプラットフォームなので、仮想通貨を貸し出すことで通常より高い金利を得ることができます。
一般的に、法定通貨を預けたとしても年利0.01%ほどしかありませんが、Compoundであればその何倍もの利息収入を得ることができます。
以下は、Compoundで取り扱われている一部の通貨を、運用したときの年利です。
現在は、DeFiブームだった時と比較して金利は低くなっていますが、それでも法定通貨を預けた場合と比べて大きな差があります。
特にステーブルコインは年利が高く設定されており、価格変動のリスクも少ないため、リスクを抑えて運用をすることが可能です。
また、無料で配布されたCOMPも貸し出すことによって利息収入を得られるので、Compoundを頻繁に利用する人は、無料で配布されたトークンを貸し出して利息収入を得ることができます。
Compoundの利用に必要なイーサリアムの調達は国内取引所のBITPointで行えるので、ぜひこの機会にBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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COMPのこれまでの価格動向
CompoundのガバナンストークンであるCOMPのこれまでの価格動向を見ていきましょう。
以下の画像は、2020年6月22日から2023年11月までのCOMP/USDTの日足チャートになります。
Compoundは、計測が開始された2020年12月29日には、¥4,276.01を記録しています。
チャートに表示される以前は約9,000円前後の価格でしたが、2020年6月22日に仮想通貨の大手取引所Coinbaseに上場したことをきっかけに約4倍近い上昇をしています。
また、2021年に入るとDeFiブームの影響もあり価格は急騰し、2021年5月17日に最高値である10万4,718円を記録しました。
2023年現在:短期間で50%以上の急騰も直後に大幅下落
2023年からの価格動向を見ると、2023年6月より高騰していることが分かります。
4日間で約450%以上もの上昇を見せて大きな話題となっています。
明確なポジティブニュースが出たわけではないですが、市場ではクジラと呼ばれる機関投資家の買いが集中したと考えられています。
急騰後は大きな下落となりましたが、現在は仮想通貨市場全体での上昇に連動して徐々に上昇中です。
2023年6月中旬には3000円台で推移していましたが、2023年10月現在は¥7,772.08で推移しています。
Compoundの利用には、イーサリアムが必要になります。
国内取引所のBITPointでは手数料を抑えてイーサリアムの取引ができるので、ぜひBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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Compound(コンパウンド)の今後の見通し・予想
人気のDeFiアプリケーションであるCompoundは今後どのような価格の推移をしていくのでしょうか?
今後価格に影響を与えるポイントとともに予想していきます。
- DeFiが一般的な金融サービスとして普及
- 仮想通貨の普及
- イーサリアムのアップデート
DeFiが一般的な金融サービスとして普及
Compoundの価格上昇には、DeFiが既存の金融サービスに代わって普及していくことが必要です。
DeFiは、現時点ではボラティリティの高さや、ハッキングのリスクなどがあるため一般的に普及することは考えにくいといえます。
しかし、分散型金融という概念自体は、非常に期待されている金融システムの在り方なので、今後も開発は進められていくでしょう。
開発が進めば、セキュリティーも向上しますし、一般の方でも簡単にDeFiを利用できるようになります。
既存の金融システムからDeFiのようなシステムに移行することで、Compoundの利用者も増え価値が向上することが考えられます。
仮想通貨の普及
次に考えられるのは仮想通貨のさらなる普及です。
2021年の仮想通貨バブルから仮想通貨取引に参入した人は非常に多く、現在も右肩上がりに投資家人口は増えています。
また、近年のコロナの影響もあり、資産運用の一環として仮想通貨を始める人も増えています。
以下の画像は、仮想通貨預託金残高と口座数の推移です。
画像を見てわかるように、2020年の年末から現在まででおよそ3倍近く預託金が増加しています。
また、それに比例して新規で取引する人も増えており、今後はさらに仮想通貨人口が増えることが予想できます。
さらに、2021年9月7日にはエルサルバドルがBTCを法定通貨としたことでも話題になりました。
このように仮想通貨が普及していけば、DeFiを利用する人が増えCompoundの価値が向上すると考えられます。
イーサリアムのアップデート
直近で一番価格の上昇に関わってくるのがイーサリアムのアップデートでしょう。
イーサリアムをベースに開発されているDeFiサービスの多くは、手数料の高さが非常に問題視されていました。
高額な手数料とトランザクションの増加による遅延は、DeFiの利用者が増える妨げになっているので、この問題が解決すればDeFiがさらに普及することは間違いありません。
2020年に開始された大型アップデート「イーサリアム2.0」は現在も続いていますが、アップデートが完了して、POS(プルーフオブステーク)に移行すればさまざまな問題が解決されます。
手数料が安くなり、取引が高速に行われるようになれば、DeFiに参入する投資家はバブル期以上に増えることが予想されます。
DeFiの利用者が増えることで、Compoundも恩恵を受け価値が向上すると考えられます。
Compoundの利用に必要なイーサリアムは、国内取引所のBITPointら調達できるので、詳しくはBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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Compound(コンパウンド)の利用方法
Compoundは、以下の手順通りに進めていけば利用することができます。
- 国内取引所で送金用の通貨を調達する
- 仮想通貨のウォレットを作成して、国内取引所から送金する
- Compoundにウォレットを接続する
国内取引所で送金用の通貨を調達する
Compoundを利用するにあたって通貨を調達する必要があるので、始めに国内の仮想通貨取引所のアカウントを作成しましょう。
取引所は、高いセキュリティーを誇るBITPointを利用すると安心して取引を行うことができます。
BITPoint
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BItPointの評判 |
BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。
マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。
現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
興味がある人はBITPointの公式サイトにてご確認ください。
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仮想通貨のウォレットを作成して、国内取引所から送金する
国内取引所のアカウントを作成して通貨を保有したら、次はウォレット作成をしましょう。
ウォレットは、世界的に使用されており日本語にも対応しているMetaMask(メタマスク)が最適です
メタマスクは、PCであればGoogle Chromeの拡張機能に追加して、スマホであれば専用アプリをダウンロードすると使用できます。
アプリをインストールしたら、国内取引所で調達した通貨をメタマスクに送金します。※送金アドレスを間違えると資金を無くしてしまうので注意してください。
メタマスクはほとんどの取引所と接続可能なので、今後海外取引所を使用する方はウォレットを作成しておくと便利かもしれません。
Compoundにウォレットを接続する
ウォレット作成が完了したらCompoundにウォレットを接続しましょう。
Compoundの公式サイトを検索してウォレットの接続をしてください。
公式サイトを開くと画面右上に「connect Wallet」と表示があるのでそこから接続を行います。
ウォレットは、自分が作成したものを選択すれば接続され、Compoundで取引ができるようになります。
Compound(コンパウンド)に関するQ&A
Compound(コンパウンド)に関するQ&Aをまとめたので、これから取引を行う方は参考にしてください。
- 利息収入に税金はかかる?
- Compoundの使用でリスクはある?
- 貸し出した通貨はすぐに引き出せる?
利息収入に税金はかかる?
Compoundで、通貨を貸し出して利益が出た場合は、雑所得として課税対象となります。
雑所得による収入がある場合は、20万円以上の収入が発生すると確定申告の必要があるので、収入が出た場合は収支の確認をしっかりして、必要であれば確定申告をするようにしましょう。
Compoundの使用でリスクはある?
Compoundは分散型取引所なので、送金ミスや取引内容を間違えても補償などがありません。
国内取引所のように中央管理者がいれば、サポートや補償を行ってもらえますが、DEXには管理する人や補償する組織などは存在しないので保証されることはありません。
ですので、取引や送金をするときは全て自己責任になることを理解したうえで取引をしてください。
また、DeFiはハッキングの対象となるケースが多いので、ハッキングによる資金流出も頭に入れてリスク管理をしっかりしてください。
ハッキングされれば、貸し出している資金を全て失う可能性もあるので、分散的に資金を使うことでリスクを最低限に減らすことができます。
貸し出した通貨はすぐに引き出せる?
Compoundで貸し出した通貨は、基本的にはすぐに引き出すことは可能です。
DEXの中でも流動性が高い取引所なので、よほどのことがなければすぐに引き出すことができます。
しかし、通貨の価格が急落した場合などは、他の利用者が一斉に引き出すことによって流動性が減り、引き出すことが難しくなる場合もあります。
ですので、このリスクに関しても頭に入れて取引を行うようにしてください。
Compound(コンパウンド)のまとめ
Compound(コンパウンド)の特徴や利用方法を紹介しました。
- Compoundは、イーサリアム上に作られたレンディングプラットフォームである
- Compoundは管理者のいないDEX(分散型取引所)
- 暗号資産を貸し出すことで高い利息収入を得ることができる
- 貸出を行なった際に受け取る「cToken」を利用して取引を行える
- Compoundを利用するとガバナンストークンであるコンパウンドが配布される
Compoundは、うまく活用すれば高い利息収入を得ることができる魅力的なプラットフォームです。
しかし、場合によっては資金を失う可能性があるのでリスク管理は非常に重要になります。
今後、開発が進んでいけばそういったリスクも減っていくことが考えられるので、今はしっかりリスク管理を行って取引をしましょう。
また、国内取引所を使用するときも、BITPointを利用することで、安心して仮想通貨取引ができます。
気になる方はBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。
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