仮想通貨Fantom(FTM/ファントム)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
今回は、イーサリアムキラーといわれる通貨のひとつ、FTM(ファントム)を紹介します。
ファントムは、海外でも非常に評価が高い通貨のひとつで、多くのプラットフォームの基盤となっている、イーサリアムのキラーコインとして注目も集めています。
この記事では、そんなFantom(FTM)の特徴や今後の価格動向を詳しく解説しているので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
- Fantom(FTM)は、イーサリアムのキラーコインである
- 独自の取引承認システム「Lachesis」を導入している
- 少額の手数料で高速な取引を行える
- 2021年4月にGo-Operasアップデートが開始された
- 数多くの通貨やサービスと提携している
Fantom(FTM)は開発者アントン・ネル氏によって開発された通貨で2018年にローンチされた通貨です。
独自のコンセンサスメカニズムを使用した新しいプロジェクトとして、当時から将来を期待されてきました。
また、Fantom(FTM)は2018年にローンチされた通貨ですが、現在も開発が活発に行われており、他のサービスと次々に提携しており、ますます評価の高い通貨へと進化していっています。
そんなファントムは現在、国内取引所での取り扱いがないため海外取引所を使用して取引をしなければいけません。
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Fantom(FTM)とは?
Fantom(FTM)とはどういったプロジェクトなのでしょうか?
概要と合わせて詳しく解説していきます。
名称 | Fantom |
シンボル | FTM |
現在の価格(2023年10月現在) | ¥34.06 |
時価総額(2023年10月現在) | ¥95,407,378,263 |
時価総額ランキング(2023年10月現在) | 60位 |
できる取引所 | Binance、Kukoin、FTX 、Byit、Gate.io |
詳細 | 公式サイト |
Fantom(FTM)は、FantomOperaをメインネットとしたスマートコントラクトプラットフォームです。
高度で分散化されたサービスを提供することで人々の生活を快適にし、世界的規模のネットワークを構築することを目標としています。
メインネットであるFantomOperaは、Fantom独自のコンセンサスメカニズムである「Lachesis」を元に開発されており、これがFantom最大の特徴といえる点です。
この、独自のコンセンサスメカニズムによって開発を行うことで、取引を高速化し手数料を抑えた運用を実現しています。
Fantomのこういった点が、多くのプラットフォームの基盤とされているイーサリアムの牙城を崩すと期待されています。
現在も、活発に開発が行われているFantomは、プロジェクトの開発次第でイーサリアムのように多くのシェアを獲得する可能性があるので、今後に期待できる通貨といえるでしょう。
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Fantom(FTM)の特徴
ここからは、Fantom(FTM)の特徴を紹介していきます。
Fantom(FTM)の特徴は以下の通りです。
- ブロックチェーンの代替手段DAGを使用している
- 取引承認にLachesi(ラチェシス)を使用している
- イーサリアムと互換性がある
ブロックチェーンの代替手段DAGを使用している
Fantom(FTM)では、ブロックチェーン技術の代わりに、DAG(有向非巡回グラフ)という技術を使用して取引処理を行います。
DAG(有向非巡回グラフ)とは、拡張に優れた技術で、ブロックチェーンの代替手段とされているのです。
このDAGは、ブロックチェーンのように取引データを格納する必要がなく、複数の取引データを同時に処理できることから、送金にかかる処理時間を大幅に短縮することができます。
ブロックチェーンの主要通貨とも言えるBTCやETHは、取引量が増えるのに比例してトランザクションの処理速度が落ちますが、Fantom(FTM)は利用者が増えても高速で取引を承認してくれます。
Fantom(FTM)のこういった特徴が、イーサリアムの代替手段になると期待される理由です。
実際に、イーサリアムよりも遥かに早い承認速度で取引を行えるため、DeFi(分散型金融)などでも非常に快適な取引を提供しています。
取引承認にLachesi(ラチェシス)を使用している
Fantom(FTM)2つ目の特徴は、取引承認に独自の承認方法であるLachesi(ラチェシス)を使用している点です。
コンセンサスアルゴリズムとは、取引の承認に必要な合意形成(コンセンサス)方法(アルゴリズム)のことです。
BTCの場合は、Powがこのコンセンサスアルゴリズムにあたる合意形成方法です。
Lachesi(ラチェシス)は、従来のPos(プルーフオブステーク)による承認よりも遥かに高速な取引処理を行うことができ、それと同時に膨大なトランザクションを処理できるといった特徴があります。
さらにLachesi(ラチェシス)は、Chainlink(チェーンリンク)やRavitonといったプロジェクトと連携しているので、非常に安全で拡張性に優れたネットワーク基盤を構築しています。
また、Fantom(FTM)の承認方法にはPow(プルーフオブワーク)を採用しているため、大量の取引処理を行ってもBTCなどのように環境に悪影響を与える心配もありません。
イーサリアムと互換性がある
Fantom(FTM)は、EVM(イーサリアム仮想マシン)と互換性があるプラットフォームです。
EVMとは、イーサリアム上のスマートコントラクトを翻訳(コントラクトコードを変換)できるシステム。
コードを変換することで、異なるチェーン上でもスマートコントラクトを実行することができる。
EVMに対応しているため、イーサリアム上に作られた Dapps(分散型アプリケーション)などを、容易に Fantomネットワーク上で実装することが可能です。
これにより、いままではイーサリアム上で開発を行なっていた人もFantomネットワークに簡単に移行することができます。
Fantomネットワークに開発者が移行してくることで、Fantom上にさまざまなDappsが展開されますし、Fantom上でサービスを提供することで、低価格で高速な取引ができるようになります。
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Fantom(FTM)の現在の価格動向
Fantom(FTM)は、現在どのような値動きをしているのでしょうか。チャートをもとにみていきましょう。
以下の画像は、2022年1月1日〜2023年10月時点のFTM /USDTの日足チャートです。
Fantom(FTM)は、2022年の1月の17日に年初来高値である$3.38を記録していますが、その後は継続して価格を落としていき、同年6月6日時点では半値以下である$0.28まで価格を落としています。
この価格推移は、2021年後半から下落トレンドの影響と海外情勢によるリスクオフの動きが影響していると言えるでしょう。
継続して下落していた価格は、直近の2023年前半に一度反発を見せていますが、特に明るいニュースなどがあったわけではないので、一時的な反発となりました。
その後は、仮想通貨市場全体での下落に連動した形です。
また、Fantom(FTM)は最高値から大幅に価格を落としているので、海外情勢や仮想通貨界隈のトレンドが上向けば、再び人気が回復していく可能性も考えられます。
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Fantom(FTM)のこれまでの価格動向
ここでは、2022年以前のFantom(FTM)の価格動向を見ていきます。
以下の画像は、2020年10月〜2023年10月時点のFTM /USDTの日足チャートです。
チャートを見て分かる通りFantom(FTM)は、2021年に入るまでほとんど価格が上下することなく推移してきました。
しかし、同年の1月末になると突如価格の上昇が始まり、翌月の2月には年初価格から30倍以上の急騰を見せました。
この価格上昇の要因は、新型コロナウイルスに関するポジティブなニュースと、米国債金利の安定が影響していると考えられます。
その後は、特に大きな変動もなく一定の価格帯をずっと保っていましたが、2021年の8月に入ると仮想通貨ブームの影響もあり再び価格の上昇をはじめ、10月28日には過去最高値である$3.48を記録しました。
現在は、仮想通貨界隈は下落トレンドの中にあるので、価格は減少傾向にありますが、2021年の9月と12月につけた底値を意識した値動きをしており、$0.22付近で値動きを続けています。
Fantom(FTM)の今後の見通し・予想ポイント
Fantom(FTM)の今後の見通し・予想をまとめました。
以下の3つがFantom(FTM)の今後の見通し・予想ポイントです。
- Fantomの開発者がDeFiプロジェクトから撤退表明
- アップデートGo-Operaを実装している
- アメリカの大手格付け機関「Weiss Ratings」から非常に高い評価を受けている
Fantomの開発者がDeFiプロジェクトから撤退表明
2022年3月6日ファントムの開発者が、DeFiプロジェクトから撤退表明したことは大きな話題となりました。
Fantomの開発者であるアントン・ネル氏とアンドレ・クロンジェ氏は、DeFiプロジェクトから身を引くと同時に仮想通貨の世界から引退すると表明したため、この引退がFantomの開発に影響を与える可能性があります。
Fantomの開発を行なっているFantom財団は、アントン・ネル氏の撤退がFantomの開発に影響することはないと発言していますが、DeFiプロジェクトから撤退表明した日には一時15%ほどの下落を記録しています。
また、DeFi(分散型金融)や仮想通貨に関するアプリケーション25がサービスを停止するとも表明しており、この動きがどう影響するか注目です。
停止するサービスに関しては、以下のサービスが含まれています。
- http://yearn.fi (use http://yearn.finance)
- http://keep3r.network (use http://thekeep3r.network)
- http://multichain.xyz (use http://multichain.org)
- http://chainlist.org (lots of people replacing it)
- http://solidly.exchange http://bribe.crv.finance
これらのサービスは、プロジェクトには影響を与えないWEBサービスやアプリケーションとされているので、すぐに影響が出ることは考えにくいですが、価格変動の要因として頭に入れておくといいでしょう。
アップデートGo-Operaを実装している
Fantomが2021年4月から行なっているアップデート「Go-Opera」も今後の動向を予測する上で重要なポイントです。
このアップデートでは、取引承認の速度やセキュリティー面が大幅に改善されました。
アップデートの内容としては、取引の承認確定にかかる時間を1秒以内に改善されたり、P2P(ピア・トゥ・ピア)の同期スピードが約3倍に改善されたりました。
このアップデートによって、今までよりも高速な取引が行えるようになったので、さらに強固なネットワークへと進化します。
さらに、取引が高速化することでFantom(FTM)が提供しているDeFiサービスなどの利用者が増えることが考えられるので、この点も注目したいポイントです。
アメリカの大手格付け機関「Weiss Ratings」から非常に高い評価を受けている
Fantom(FTM)は、アメリカの大手格付け機関「Weiss Ratings」から非常に高い評価を受けています。
Weiss Ratingsは、1971年に創業した金融格付け機関で、これまで53000件以上の金融機関の格付けを行なってきた信頼のおける格付け機関です。
格付けをする際は、独立性、客観性、高い倫理観、安全性の項目から評価を行い、格付けを行なっており、格付けの評価に関しても非常に高い信頼を得ています。
Fantom(FTM)は、そんな歴史のある格付け機関からA判定の評価を受けたのです。
- A:Excellent(ファントム)
- B:Good(イーサリアム)
- C:Fair(ビットコイン)
- D:weak
- E:very weak
仮想通貨の時価総額ランキングで1位のBTCは「C判定」、ランキング2位のイーサリアムに関しても「B判定」であることを考えると、いかに優れた評価を受けているかがわかります。
Fantom(FTM)の取引手順
Fantom(FTM)の取り扱いは日本で行なっていないので、海外取引所を使用して取引をします。
海外取引所を利用するときは、以下の手順で取引を行なっていきます。
- 国内取引所でアカウント作成
- 海外取引所でアカウント作成
- 海外取引所に送金して取引
国内取引所で取引アカウント作成
海外取引所で取引をするには、まず国内取引所で取引アカウントの作成が必要になるので、まだアカウントを持っていない方は、アカウントの作成から行います。
国内取引所でアカウント作成するときは、最短10分でアカウント作成が行えるBITPointを利用するとすぐに取引を開始することができます。
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BItPointの評判 |
BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。
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現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
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海外取引所で取引アカウント作成
国内取引所でアカウント作成が完了したら次に海外取引所のアカウントを作成してください。
以下の取引所がFantom(FTM)を取引できる取引所です。
- BINANCE(バイナンス)
- Kukoin(クーコイン)
- FTX (エフティーエックス)
- BYBIT(バイビット)
- Gate.io(ゲートアイオー)
上記の取引所は、世界でもトップレベルのシェアを誇る仮想通貨取引所なので、Fantom(FTM)を取引するときは、こちらの取引所を使用すると快適に取引を行えます。
しかし、海外取引所を使用する際は、規制のリスクやハッキングのリスクも大きいので、取引をする際はリスクを理解したうえで取引をしてください。
海外取引所に送金して取引
海外取引所のアカウント作成が完了したら、取引用の通貨を国内取引所から送金します。
送金する際にアドレスを間違うと資金を失ってしまうので、くれぐれも送金先のアドレスを間違わないようにしてください。
また、一度送金したアドレスは、アプリに登録しておくことができるので、送金先のアドレスを登録して送金ミスを防ぐようにしてください。
海外取引所に無事送金が完了すれば、FTM/BTCやFTM\ETHといった通貨ペアで取引が可能になります。
Fantom(FTM)に関するQ&A
Fantom(FTM)に関するQ&Aをまとめましたので、興味のある方はチェックしてください。
Q&Aは以下の3つになります。
- Fantomとイーサリアムはどちらが優れているのか?
- Fantom(FTM)の価格はいくらまで上昇する?
- Fantomの開発者がいなくなっても開発は続くのか?
Fantomとイーサリアムはどちらが優れているのか?
Fantomとイーサリアムを比較した場合、性能面ではFantomの方が優れている部分がいくつかあります。
しかし、イーサリアムはすでに多くのプラットフォームの基盤として使用されており、利用者も多いことから信頼度の面ではイーサリアムの方が高いと言えるでしょう。
また、イーサリアムもアップデートを行っており、承認方法をPosに変更している段階なので、変更が完了すれば今までよりも性能が向上するため、今後の開発状況によって優劣も変化すると考えられます。
Fantom(FTM)の価格はいくらまで上昇する?
Fantom(FTM)の価格予想は、海外の仮想通貨予想サイト「CryptoNewsZ」が行ってくれています。
CryptoNewsZは、2018年の創業から継続して情報発信をしているニュースメディアネットワークで、公正で透明性の高い記事が多く掲載されているメディアです。
多くの情報筋からリサーチを行い、十分に分析を行なったうえで偏りのない情報提供を行なってきたため、多くの投資家から信頼を集めています。
そして、CryptoNewsZが実際に出した予想はこちらです。
- Wallet Investor…13.345ドル(約1531円)
- Digital Coin Price…5.47ドル(約627円)
- GOV Capital…2027年末までに14.51ドル(約1665円)
この予想は、2026年時点での価格を予想したものなので、これから取引を行う方は参考にしてみるのもいいでしょう。
Fantomの開発者がいなくなっても開発は続くのか?
Fantomの開発者がいなくなった場合でも開発は続いていくと考えられます。
その証拠となるのは、ファントム財団がツイッター上で発言した言葉です。
アンドレが暗号通貨全体に対して行ったすべてのことに非常に感謝しています。ただし、Fantomは1人のチームではなく、決して1人のチームではありませんでした。Fantomには40人以上の人が働いています。
引用元:Twitter
このように、開発は複数人で行なっているという情報もありますし、このツイートの流れで「Fantomの開発は、Andreの決定による影響を受けません。」とはっきり明言しています。
また、yearn.fiの開発者であるbanteg氏は、アンドレ氏が1年以上も開発に携わっていないことや、開発にはさらに多くの人が関わっていると証言しています。
YFIを埋めている人は、アンドレが1年以上YFIに取り組んでいないことに気づいていますか?そして、たとえ彼がそうしたとしても、50人のフルタイムの人々と140人のパートタイムの貢献者が物事をバックアップしています。
引用元:Twitter
こういったことから、Fantomのプロジェクトは開発が続いていくと考えられます。
Fantom(FTM)のまとめ
Fantom(FTM)の特徴や今後の価格動向を詳しく解説しました。
- Fantom(FTM)は、イーサリアムのキラーコインである
- 独自の取引承認システム「Lachesis」を導入している
- 少額の手数料で高速な取引を行える
- 2021年4月にGo-Operasアップデートが開始された
- 数多くの通貨やサービスと提携している
現在、仮想通貨取引ではトランザクションの処理速度や手数料が問題となっているので、Fantom(FTM)の開発が進んでいけば、より快適な取引を行えるようになっていくでしょう。
また、Fantom(FTM)は、将来性の高い独自のシステムを使用して開発を行なっているのに加えて、アメリカの格付け機関からA判定をもらっているため、今後の動向に非常に期待ができます。
開発状況によっては、イーサリアムを超えるプロジェクトとなる可能性もあるので、Fantom(FTM)の動向はチェックしておきましょう。
また、Fantom(FTM)を取引するには国内取引所のアカウントが必要なので、Fantom(FTM)に興味が湧いた方はBITPointの公式サイトを確認してみてください。
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