仮想通貨フレア(FLR)とは?価格動向や今後の見通し・将来性を徹底解説

FLR
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FLRトークンは、「Flare Network(フレアネットワーク)」のネイティブトークンです。

XRP(リップル)ネットワークに、スマートコントラクト実装を可能にすることを目標に設立されました。

XRP(リップル)を運営する米国Ripple社の一部門が出資していることから、2020年頃より話題となっています。

今回は、そんなFLRトークンについて、解説していきます。

この記事からわかること
  • FLRトークンは、Flare Networkのネイティブトークン
  • ユニークなコンセンサス・アルゴリズム「FBA」を採用
  • Flare Networkは、あらゆるブロックチェーンにスマートコントラクトを実装できる可能性を持つ
  • FLRトークンは、Flare Networkの決済通貨
  • 総発行枚数1,000億枚の内、450億枚がエアドロップ(無料配布)
  • 2024年1月にグーグルクラウドとの提携発表から上昇中

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目次

FLRトークンとは?

FLRトークンとは、ブロックチェーン「Flare network」のネイティブトークンです。

FLR
引用:Flare network公式サイト
名称FLRトークン(Flare Token)
機能ガバナンス、ステーキング
総発行枚数1,000億枚
現在価格(2024年3月時点)¥5.73
時価総額(2024年3月時点)¥211,575,498,998
取り扱いのある取引所bitbank
BitPoint
など
詳細Flare network

分散型アプリ(dApps)構築に不可欠な「スマートコントラクト実装機能」を、XRP(リップル)ネットワーク上で可能にすることをミッションに、開発がスタートしました。

現在では、XRP(リップル)のみならず、LTC、XLMなど他のスマートコントラクト非対応ネットワーク、並びに複数のスマートコントラクト対応ネットワークを繋ぐ技術を開発しています。

今回は、FLRトークンに関する理解を深めて頂くため、FLRトークンとFlare Network、両方について解説していきます。

なおFLRトークン(Flare Token)は現在国内取引所のBITPointで取り扱っています。

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FLRトークンの特徴

次に、FLRトークンの特徴を解説します。

FLRトークンの特徴
  • ユニークなコンセンサス・アルゴリズム「FBA」を採用
  • Flare network上の分散型アプリ(dApps)の決済通貨
  • 総発行枚数1,000億枚

ユニークなコンセンサス・アルゴリズム「FBA」を採用

FLRトークンは、ユニークなコンセンサス・アルゴリズム「FBA」を採用しています。

FBA(Federated Byzantine Agreement)の特徴は、決済承認に経済的インセンティブを用いない点です。

PoWやPoSは、ネットワークの参加者に報酬を与えるという「経済的インセンティブ」を与えます。

これにより、ネットワークのマイナーやノードとして参加し、対価として報酬を受け取ります。

よって、PoWにとってのマイナーや、PoSにおけるノードとなるための「ステーキング」への参加者は、トークンの価値向上を望みます。

ただ、「トークンの価値向上」は、投資家にとってはメリットであるものの、「スマートコントラクト実装」によりビジネスを行いたい人にとっては、コスト上昇に繋がります。

加えて、もしトークンの価値減少や、より魅力的な報酬を得られるネットワークがが見つかれば、投資家も別なネットワークへ投資するでしょう。

すると、ネットワークから資金が流出し、安全性が損なわれるリスクがあります。

この様な「経済的インセンティブを用いる事で安全性が損なわれるリスク」に対して、FLRトークンは、FBA(Federated Byzantine Agreement)を採用しました。

FBAは、経済的インセンティブに頼らないコンセンサス・アルゴリズムであると同時に、高い安全性とスループット(処理能力)も両立しています。

従来のコンセンサス・アルゴリズムの問題点克服を目指したコンセンサス・アルゴリズムが、FLRトークンの採用するFBAなのです。

Flare network上の分散型アプリ(dApps)の決済通貨

FLRトークンは、Flare network上の分散型アプリ(dApps)の決済通貨となります。

ここでは、FLRトークンの理解のため「Flare networkに用いられている3つの技術」について解説します。

まず、Flare networkは、スマートコントラクト実装を可能にするネットワークです。

一見、他のスマートコントラクト・プラットフォームと変わらない印象を受けます。

しかし、Flare networkは「他のあらゆるブロックチェーンへのスマートコントラクト実装を可能にする」事を目標としているのです。

この目標実現を支える技術は、以下の3つです。

Flare networkを支える3つの技術
  • State connector
    • FAsset
    • Layer cake
  • FTSO(Flare Time Series Oracle)

State connecterとは、Flare networkと他のブロックチェーンを繋ぐ役割を持つ技術です。

FLR
引用:Flare Network公式サイト

State connecterにはFAssetとLayer cakeという、2種類のプロダクトがあります。

FAsset

FLR
引用:Flare Network公式サイト

1つ目の「FAsset」は、スマートコントラクトに対応していないチェーンにおける、スマートコントラクト実装を行うための技術です。

つまり、XRP(リップル)DOGE Coinビットコイン(BTC)XLM(ステラルーメン)上での、分散型アプリ(dApps)構築ができるということです。

Layer cake

2つ目の「Layer cake」は、スマートコントラクト対応チェーン同士を繋ぐ技術です。

以前から、2つのブロックチェーンを繋ぐ「クロスチェーンブリッジ」手法として、マルチシグブリッジやライトクライアントリレーなどの技術が登場しています。

しかし、どちらのネットワークも「安全性が低さ」や「取引速度の遅さ」などの課題がありました。

一方、Layer cakeは、Flare networkを活用することで、2つ以上の複数ネットワーク間を繋ぎながら、高い安全性と速い取引速度も実現することで、より高いスケーラビリティを可能にしています。

これにより、例えば、イーサリアムとSOLANA(ソラナ)上で動作する、分散型アプリ(dApps)の構築も出来るようになるのです。

FTSO(Flare Time Series Oracle)

FLR
引用:Flare Network公式サイト

FTSO(Flare Time Series Oracle)は、時間とともに変化する「時系列データ」を取得し、Flare network上のアプリケーションに反映させる技術です。

上述した「FAsset」「Layer cake」により、Flare networkは他のあらゆるブロックチェーン・ネットワークを統合する可能性を秘めています。

一方で、統合するネットワークが増えれば、それだけ処理するデータ量も膨大になるでしょう。

従来は、そのような膨大なデータ収集と処理は、中央集権的な機関が担っていました。

ただ、Flare networkでは「分散化」したネットワーク上でも、データ収集と反映をさせる「FTSO(Flare Time Series Oracle)」という技術を開発しました。

具体的には、仮想通貨の価格、その他数値データをオフチェーンで取得し、3分ごとにオンチェーンに反映させます。

リリース直後は、仮想通貨の価格やその他数値データのみを取り扱う予定ですが、将来的には、株式や住宅、気象領域のデータにも対応する見込みです。

以上「FAsset」「Layer cake」「FTSO(Flare Time Series Oracle)」という3つの技術に裏付けられたFlare networkは、あらゆるブロックチェーン・ネットワークに対応した分散型アプリ(dApps)構築を支えるインフラとなることが期待できます。

つまり、Flare networkのネイティブトークンである「FLRトークン」は、Flare network上に構築される、数多くのブロックチェーン・ネットワーク用決済通貨として機能する可能性を秘めているのです。

総発行枚数1,000億枚

FLRトークンは、総発行枚数が1,000億枚に設定されたトークンです。

また、後述するエアドロップ(無料配布)分を含め、FLRトークンの配分量内訳は以下の通りです。

FLRトークンの配分量内訳
  • 450億枚(45%):XRP(リップル)保有者へのエアドロップ
  • 300億枚(30%):Flare foundationへの寄付
  • 250億枚(25%):Flare Network Limitedに寄付

このように、総発行枚数の半分近くが、市場に出回ることになる点も、大きな特徴です。

尚、FLRトークンのエアドロップは、2023年1月に行われ、現在では複数の国内取引所でも上場しました。

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FLRトークンの現在の価格動向

FLRトークンの現在の価格動向
引用:Tradingview

FLRトークンが上場した2023年1月から2024年3月までのチャートです。

上場直後は大きな上昇幅を見せ、一時は10円ほどの価格を付けましたが、その後はすぐに下落しています。

3月の上旬には約5円ほどで推移していましたが、そこから徐々に下落傾向にあります。

3月17日には最安値となる3.7円台まで価格を落としており、一時的な反発を見せたもののその後は下降トレンドを形成しました

2023年現在まで大きく下落していましたが、2023年後半より再度上昇傾向にあります。

2024年3月直近の価格動向

FLR直近価格動向
引用:Tradingview

2023年10月~2024年3月の価格動向です。

直近相場を見ると大きく上昇していることが分かります。

2023年10月~2024年1月までは、仮想通貨ビットコインの現物ETFの承認期待が高まったことで、フレアも連動し仮想通貨市場全体で上昇しました。

2024年1月にビットコインの現物ETFは承認されますが、1月下旬まではビットコイン含む仮想通貨市場全体が下落しました。

しかし、フレアは単独で上昇傾向です。

2024年1月15日に、グーグルクラウドがフレアネットワークとの提携が発表されており、2023年10月から約150%もの上昇率となっています。

現在は高値更新後の調整相場となっていますが、上昇トレンドがどこまで継続するのかどうか注目されている話題の通貨です。

なおFLRトークン(Flare Token)は現在国内取引所のBITPointで取り扱っています。

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FLRトークンの今後の見通し・予想

続いて、FLRトークンの今後の見通し・予想について解説します。

FLRトークンの今後の見通し・予想
  • グーグルクラウドがフレアのバリデータに
  • エアドロップ後のFLRトークンの段階的流通
  • テストネット「Songbird」とFlareのブリッジ
  • Layer Cake Bridges Batch 1のローンチ

グーグルクラウドがフレアのバリデータに

2024年現在の価格上昇は、グーグルクラウドとの提携が大きく影響しています。

2024年1月15日にフレアとグーグルクラウドとの提携が発表されました。

大手グーグルがフレアのネットワークに貢献するプロジェクトであることから、市場全体での期待値が高まっています。

グーグルはフレアのネットワークに参加することで、ブロックチェーンの実用性を高めていく方針です。

本提携により、分散型アプリの開発に必要なデータを迅速に取得できるようなっていますが、仮想通貨市場での地位を向上できるかが重要になってくるでしょう。

エアドロップ後のFLRトークンの段階的流通

2023年1月に、FLRトークンのエアドロップが行われました

対象者は、2020年12月12日時点でのXRP(リップル)保有者です。

このエアドロップにより、FLRトークンやFlare Networkの認知度、注目度の向上が期待されています。

なお、今回のエアドロップはFLR権利保有数量のうち15%が対象となっており、残りの85%は今後段階的に流通を行っていく方針となっています。

エアドロップはFLRトークンの価値を大きく下げる結果にはなりましたが、40億以上のFLRトークンを数百万ものアドレスや中央集権取引所に送信したことで、過去最大級のエアドロップとして話題を集めました。

今後の段階的な流通が行われれば、FLRトークンの知名度や人気の上昇に期待が持てるでしょう。

テストネット「Songbird」とFlareのブリッジ

FLR
引用:Flare Network公式サイト

今後、Flare Networkは「Songbird」とのブリッジをブリッジを予定しています。

「Songbird」とは、Flare Networkのテストネットワークの名称です。

既に、独自のトークンSGB(Songbird)もリリースされており、Flare Networkと類似の環境で開発が可能です。

ロードマップにおいて、時期は明言されていませんが、上述した「FAsset」「Layer cake」のローンチに並ぶ、Flare Networkの正式リリースまでのステップとして記述されています。

一般的に、テストネットワークとメインネットワークのブリッジは、今後のネットワークの評価を左右する重要なイベントと認識されます。

Flare NetworkやFLRトークンに関心のある方は、この「Songbird」とのブリッジ時期や成果に注目されると良いでしょう。

Layer Cake Bridges Batch 1のローンチ

同様に、Layer cakeの第一回ローンチの動向にも注視されると良いでしょう。

Flare Networkを利用し、複数のスマートコントラクト・プラットフォームとの連結を可能にする「Layer cake」ローンチの第一弾として、以下のいずれかのネットワーク利用が予定されています。

Layer Cake Bridges Batch 1でのネットワーク候補
  • Terra
  • Ethereum
  • Solana

このローンチ前後では、各ネットワークのユーザーもFlare Networkを認識することになり、より一層の知名度向上が見込まれまれるでしょう。

仮想通貨フレアに興味がある方は、まずBITPointの公式サイトをチェックしてみてください。

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FLRトークンの買い方

続いて、FLRトークンの買い方について解説します。

FLRトークンを入手したいと考えている方は、ぜひ下記の手順で入手を検討してみてください。

国内取引所のアカウント作成

まず、FLRトークンを扱っている取引所でアカウント作成をしましょう。

bitbank
BitPoint
 など

中には2023年1月のエアドロップのみ対応され、上場はしていないという会社も多いので注意してください。

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BITPointへ入金する

アカウントの作成が完了したら、FRLトークン用の資金をBITPointへ入金を行いましょう。

公式サイトへアクセス後、メールアドレスやパスワードを入力してログインをします。

その後、入金の項目を選択して、以下の方法から入金をしてください。

FLRトークンの取引をする

入金が完了したら、アカウントからFLRトークンを選択して取引をします。

購入数量などの必要数量を入力して購入しましょう。

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FLRトークンの取引ならBITPoint

BITPOINT公式サイト
取引所名称BITPoint(ビットポイント)
取り扱い通貨数22種類
取引手数料取引所の手数料:無料
※販売所で売買するとスプレッドの負担
入金手数料即時入金:無料
銀行振込:無料
※振込手数料は顧客負担
出金手数料振込手数料を顧客が負担
提供サービス現物取引
つみたて
レンディング
ステーキング
公式サイトBITPointの公式サイト
関連記事BItPointの評判

BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。

取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。

マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。

現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング仮想通貨ADAステーキングなど幅広いサービスを提供しています。

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FLRトークンのまとめ

今回は、FLRトークンの特徴から今後の動向、買い方などを解説してきました。

内容のまとめは、以下の通りです。

この記事のまとめ
  • FLRトークンは、Flare Networkのネイティブトークン
  • ユニークなコンセンサス・アルゴリズム「FBA」を採用
  • Flare Networkは、あらゆるブロックチェーンにスマートコントラクトを実装できる可能性を持つ
  • FLRトークンは、Flare Networkの決済通貨
  • 総発行枚数1,000億枚の内、450億枚がエアドロップ(無料配布)
  • 2024年1月にグーグルクラウドと提携し価格上昇中

全てのブロックチェーン・ネットワークにスマートコントラクト実装を可能にするFlare Networkは、仮想通貨関連のプロジェクト開発や利便性に、大きく貢献する可能性を秘めています。

そんなFlare Networkのトークンとして、FLRトークンの今後の動向に注目が集まります。

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監修者

Market α 編集部です。仮想通貨・為替・株式投資などの多岐に渡る金融情報を、初心者の方々から上級者の方々まで参考にすることができるように配信しています。

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