仮想通貨CAKE(ケーキ)とは？特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説

2020年からDeFiのブームが起こり、数多くのプロトコルが誕生しました。

その多くがイーサリアム上で構築されており、2023年になった今でも、預け入れ資産額のトップ10のほとんどはイーサリアム上のDeFiプロトコルです。

その中に、BNBチェーン(世界最大の取引所バイナンスが運営するスマートコントラクト・プラットフォーム)上に設計され、一時預け入れ資産額2位にまでなったDeFiがあります。

それがPancakeSwap(パンケーキスワップ)で、そのプラットフォームで利用される仮想通貨がCAKE(ケーキ)です。

尚、CAKEを入手するには、まず海外取引所やPancakeSwap(パンケーキスワップ)に仮想通貨の送金が必要となります。

送金には国内取引所を利用すると便利なので、BITPointの公式サイト などから、アカウント作成方法を確認してみて下さい。

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CAKE(ケーキ)とは？

CAKEは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)というDeFiプロトコル内のネイティブトークンです。

名称	ケーキ
シンボル	CAKE
現在の価格（2023年現在）	¥387.16
時価総額（2023年現在）	¥88,904,677,040
時価総額ランキング（2023年現在）	108位
入手できる取引所	Binance（バイナンス） Kucoin（クーコイン）
詳細	公式サイト

PancakeSwap(パンケーキスワップ)は2020年9月にローンチされ、現在TVL(Total Value Locked、 預かり資産)の金額は、BNBチェーン上のDeFiの中でトップを誇ります。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)上では、様々な仮想通貨を預けることでCAKEを稼ぐことができますが、海外取引所で直接入手することもできます。

また、CAKEは、後ほど解説する機能として「ガバナンスへの参加」もありますので、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の期待の高まりによってCAKEの価値も上昇する可能性があります。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)への預け入れ、もしくはCAKEの直接入手をご検討の方は、まずBITPointの公式サイトをご確認下さい。

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CAKE(ケーキ)の特徴

次に、CAKEの特徴について見ていきましょう。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)のネイティブトークン

CAKEは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)上で入手、発行できるトークンです。

PancakeSwapとは、BNBチェーン(旧名はBSCチェーン)を利用したDefiプロトコルです。

Defiの中でも、AMM(Automated Market Maker)と呼ばれる、アルゴリズムによる通貨の交換や流動性供給(預け入れ)の自動化が、機能の中心です。

また、BNBチェーン(旧名はBSCチェーン)は、イーサリアムとは異なるブロックチェーン・プラットフォームで、そのチェーン上で使用されるトークンは、包括してBEP20トークンと呼ばれます。

つまりCAKEは、BEP20トークンの1種で、PancakeSwap(パンケーキスワップ)上で以下6つの役割を持ちます。

ステーキングやイールドファーミング、ガバナンスへの参加は、多くのDeFiプロトコルが持つ機能ですが、上記の通り、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、幅広いユースケースを持つことが特徴です。

発行上限が無制限

CAKEは、発行上限数に制限が設けられていません。

ビットコインの2100万枚、リップルの1000億枚とは大きく異なる特徴ですが、その目的について、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の運営は、「流動性の供給を促進するため」と述べています。

“CAKE’s primary function is to incentivize providing liquidity to the exchange. Without block rewards, there would be much less incentive to provide liquidity (LP fees etc. would remain).”

“CAKEの第一の機能は、取引所に流動性を供給することを促すことです。ブロック生成報酬なしでは、流動性の供給を行うインセンティブが遥かに少なくなってしまいます。(流動性プール・フィーは)維持されます。)”

引用：PancakeSwap公式ホワイトペーパー

ブロック生成報酬とは、CAKEトークンをステーキングすることで得られる、追加のCAKEトークンのことで、1ブロック当たり14.5枚と設定されています。

つまり、ブロック生成報酬が継続して得られるようにする、つまりステーキングから得られる枚数を明確に設定することで、CAKEの預け入れと発行量を増やしたい、と読み取れます。

一般的に上限が決まっていない通貨の価値は下がりやすいという考えがありますが、上述のように明確な目的を持って発行数無限としていることは、CAKEの価値を検討する上で好材料と言えるでしょう。

インフレとデフレの両方の機能を持つ

CAKEは、インフレーションとデフレーション、2つの機能を兼ね備えていることも特徴です。

インフレーションとは、量が増えることで1枚あたりの価値が下がること、反対にデフレーションとは、量が減ることで1枚あたりの希少性、つまり価値が上がることを意味します。

よって、CAKEに限らず、インフレーションとデフレーション、どちらのシステムを導入しているかを知ることは、仮想通貨の価値を検討する上で大変重要な要素です。

では具体的に、どのような仕組みで、インフレーションやデフレーションが引き起こされるのでしょうか。

インフレーションについては、上述の「発行上限無制限」という性質によって、またデフレーションは「ブロックからのCAKE排出量の削減」と、「トークンのバーン(焼却)」によって引き起こされます。

前者は、当初1ブロック当たり40枚だった報酬を14.5枚に減らしたこと、後者はPancakeSwap(パンケーキスワップ)内の各プロダクトに設定された、10個の条件を満たすことで行われます。

一方、ホワイトペーパーによると、運営側は長期的にデフレーションを狙っていると述べているため、運営による施策が上手く行けば、CAKEの価格は向上していくと考えられます。

そんなCAKEを、価値が向上する前に手に入れたい、という方は、海外取引所、もしくはDEX(分散型取引所)でスムーズに交換できるよう、合わせて国内取引所のアカウント作成もしておくと良いでしょう。

CAKEに興味がある方は、2014年以来多くのユーザーから人気を集めてきた、BITPointの公式サイト をご覧になってみて下さい。

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CAKE(ケーキ)の現在の価格動向

次に、現在のCAKEの価格動向を見ていきましょう。

以下が、2022年1月に入ってからの、CAKEの価格チャートです。

2022年から仮想通貨全体の弱気相場の影響もあって、CAKEの価格も下落基調となっています。

逆に言えば、CAKEの将来的な価値向上を見込んでいる方にとっては割安となり、入手をする良いタイミングとも言えます。

もしCAKEを入手したい、もしくは今後の取引に備えて今から準備をしておきたいという方は、その第一歩として国内取引所のアカウントを作成すると良いでしょう。

国内取引所のアカウント作成の方法は、BITPointの公式サイト に詳しく解説されていますので、ご覧ください。

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CAKE(ケーキ)のこれまでの価格動向

続いて、CAKEのこれまでの価格動向を見ていきましょう。

預入資産10億USDの達成

2021年2月18日、暗号資産に特化した最新ニュースを配信するCointelegraphは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のTVL(Total Value Locked, 預かり資産の総額)が、10億USDを達成したと報道しました。

当時、DeFiのプロジェクトとして、イーサリアム以外のチェーンで10億USDを達成したのは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)が初めてのことでした。

しかも、この資産の増加がたったの1ヶ月で達成されたことも見逃せません。

2021年1月23日には約1億5000万USDだったPancakeSwap(パンケーキスワップ)のTVLが、同年2月17日には約24億USDに達したのです。

この影響からCAKEのトークン価格も急上昇し、2021年2月3日時点の1.89USDから、14日後の2月17日には、11.12USDと、当時の史上最高価格をつけました。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)の成長と今後への成長期待が、CAKEの価格に直結した出来事となりました。

900,000件の取引数とGoogleでの検索数がUniswapを超える

2021年4月9日、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の公式ツイッターは、一日あたりの取引件数が900,000件を越えたとツイートしました。

同日、イーサリアムのブロックチェーン全体での取引件数が130万件であった事にも触れており、DEX(分散型取引所)単体で達成されたこの件数が記録的な数字であることを物語っています。

また、4月25日にはGoogleでの検索数で、PancakeSwap(パンケーキスワップ)が、最大のDEXであるUniswap(ユニスワップ)の3倍を記録しました。

このように、2021年4月中は多くのユーザーの認知と関心を集め、その影響からかCAKEの価格も急騰しました。

結果、4月30日には、現在までの史上最高価格となる、43.96USDを記録しました。

バイナンスとの提携発表

2022年3月17日、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は公式ミディアム上で、バイナンスとの提携を発表しました。

本提携は「PancakeSwap Mini-Program(パンケーキスワップ・ミニプログラム)」と呼ばれ、バイナンス・モバイルアプリ内のBinance DeFiウォレットから、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に、直接アクセス出来るようになる、というものです。

この提携により、バイナンスや他のプラットフォームから、より多くのユーザーを集められることが期待され、CAKEの価格も一時7.34USDと、前日比で27%アップを達成しました。

このように、CAKEの価格はこれまで、資金や新たなユーザー、他のプラットフォームとの提携の話題を通して、上昇を見せてきました。

今後も同様のニュースがあれば、更にCAKEの価値上昇が期待できるでしょう。

CAKEのニュースを注視しながら、取引をする準備をしておきたいという方は、まずお手元の日本円を仮想通貨に変えるプラットフォームとして、国内取引所のアカウントを保有すると良いかもしれません。

BITPointは、他取引所と比べて国内での歴史も長く、安心のプラットフォームですので、ぜひBITPointの公式サイトをご覧になってみて下さい。

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CAKE(ケーキ)の今後の見通し・予想

ここで、CAKEの今後の見通しと予想を見ていきましょう。

ロードマップのタスクが実行されるか

PancakeSwap(パンケーキスワップ)の運営は公式ホワイトペーパー上で、ロードマップの内容を更新しました。

それによると、現在進行中のタスクとして、以下の5つが述べられています。

これらの情報から読み取れることは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の既存プロダクト改善、新しいプロダクトのリリースや、他アプリとの連携など、多面的な施策が実行予定である、ということです。

明確にタスクが設定、発表されていることは、前向きに評価できる点でしょう。

継続してユーザーを確保できるか

DeFiにまつわる、あらゆるデータを集めたDefi Llamaによると、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のTVL(Total Value Locked, 預かり資産の総額)は本記事執筆時点で41.2億USDと、BNBチェーン上ではトップに位置します。

他のネットワークを合わせたランキングでもトップ10内であり、PancakeSwap(パンケーキスワップ)がいかに多くのユーザーから評価を集めているかが分かります。

一方、2020年からのDeFiブームの一服や、仮想通貨全体の下げ相場の影響から、他のDeFiプロトコルと同様、TVL金額は減少傾向です。

加えて、日々、他の競合となるDeFiプロトコルの数も増えているため、今後もユーザーの人気を集め続けるためには、明確な差別化戦略が必須となります。

1つ目で述べたロードマップの内容だけではなく、ツイッター、ディスコードなどをフォローし、運営の動向を追うことが、PancakeSwap(パンケーキスワップ)やCAKEの価値を判断する材料となるでしょう。

2025年までの価格予想

ここで、2025年までのCAKEの価格予想を見ていきましょう。

尚、現在の価格は2.59USDです。

Trandingbeastsは、仮想通貨やFXなどにおける、より高度な投資手法や最新ニュース配信に特化した、2016年設立の会社です。

また、CoinPriceForecastは、ディープラーニングを用いて、短期から10年先という長期まで、幅広い予測を提供するメディアです。

これら2つの海外メディアによると、CAKEの価格は総じてポジティブな予測がされています。

数年掛けて緩やかに上昇していく、という予想であるため、短期的に爆発的な上昇を見込むというよりは、将来の値上がりを期待して保有すると良いかもしれません。

CAKE(ケーキ)の買い方

次に、CAKEの買い方を解説していきます。

残念ながら、国内取引所での取り扱いはありませんが、複数の海外取引所に上場しています。

CAKEを取引できる主要な海外取引所は下記の3つです。

次に、海外取引所への送金方法を見ていきましょう。

国内取引所のアカウントに日本円を入金

まず最初に、国内取引所へ日本円を入金します。

お持ちの銀行口座から、BITPoint の日本円口座へ、日本円送金を行ってください。

日本円を、仮想通貨に交換する

日本円が着金した後に、仮想通貨に交換します。

仮想通貨の銘柄は問いませんので、送金先の海外取引所で取り扱われており、かつ送金手数料が安いコインを選ぶと良いでしょう。

海外取引所の入金画面より、入金アドレスをコピーする

仮想通貨への交換が完了したら、次に海外取引所の画面へ移行して下さい。

手に入れた通貨銘柄を、海外取引所のウォレットにて選択して下さい。

入金(Deposit)をクリックしたら、表示される入金アドレス(Deposit address)をコピーしましょう。

国内取引所の送金画面上で、海外取引所の入金アドレスを貼り付ける

次に、コピーした入金アドレスを、国内取引所の送金画面に貼り付けましょう。

国内取引所の画面上で、海外取引所のアカウントに送金されたい通貨を選び、送金先アドレスに先程の入金アドレスを貼り付けましょう。

その際、国内取引所の画面では「送金」、海外取引所の画面では「入金(Deposit)」となりますので、ご注意下さい。

数量、ネットワークを指定し、送金を実行

貼り付けが完了したら、同画面上で送金されたい通貨の数量、送金に使用するネットワークを選び、送金を実行しましょう。

送金完了を確認し、海外取引所への着金を待つ

その後、送金完了の表示を確認しましょう。

確認後、海外取引所への着金を待ちます。

送金に掛かる時間は、選択した通貨と時間帯によって異なります。

ビットコインの場合は約10分、イーサリアムの場合はネットワークの混雑がなければ、2,3分程です。

BITPoint

取引所名称	BITPoint(ビットポイント)
取り扱い通貨数	22種類
取引手数料	取引所の手数料：無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担
入金手数料	即時入金：無料 銀行振込：無料 ※振込手数料は顧客負担
出金手数料	振込手数料を顧客が負担
提供サービス	現物取引 つみたて レンディング ステーキング
公式サイト	BITPointの公式サイト
関連記事	BItPointの評判

BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨（暗号資産）取引所で、SBIホールディングスの子会社です。

取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。

マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。

現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。

興味がある人はBITPointの公式サイトにてご確認ください。

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CAKE(ケーキ)に関するQ＆A

ここで、CAKEに関するQ&Aを見ていきましょう。

無制限の発行上限は今後も続きますか。

制限が付く可能性があります。

ライトペーパーで、CAKEの発行上限枚数を7億5000万枚に設定することをコミュニティに提案中だと発表しました。

よって、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のコミュニティ内の決議により承認された場合は、発行上限が設けられるでしょう。

運営者は公開されていますか。

運営者は公表されていますが、本名は非公開になっています。

コミュニティ内ではChef(シェフ)と呼ばれており、全員がニックネームで活動しています。

PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するにはどうしたら良いですか。

BNBチェーンに対応したWeb3.0ウォレットを、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に接続することで利用できます。

代表的なウォレットは、メタマスクです。

CAKE(ケーキ)のまとめ

本記事では、CAKEの特徴や価格動向、将来性などを解説してきました。

運営が匿名ながらも、上述のように積極的な改善や提携などが見られることから、将来的にもPancakeSwap(パンケーキスワップ)の更なるユーザー獲得や、CAKEの価値向上が期待できるかもしれません。

そんなCAKEの取引を検討されている方は、BITPoint などの国内取引所から、海外取引所やDEX(分散型取引所)に送金することで入手ができます。

6つの役割を持つCAKEを保有して、様々なことを行ってみたいという方は、BITPointの公式サイトを確認してみてください。

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