コインチェックNFTとは|取り扱い商品や購入方法を徹底解説
2021年より大きな盛り上がりを見せている「NFT市場」。
NFTとはブロックチェーン上でデジタルデータを発行する技術のことですが、その「非代替性」という特徴からデジタルアートが高額で取引されるきっかけになりました。
現在NFTが取引されている市場は海外がメインですが、安全で日本語サービスに対応している国産のNFTプラットフォームを利用したいという方も多いのではないでしょうか。
今回は、日本初の仮想通貨取引所が運営するNFTプラットフォーム「コインチェックNFT」について紹介していきます。
- コインチェックNFTとは、国内取引所コインチェックが運営しているNFTプラットフォーム
- CryptoSpellsをはじめさまざまなNFTゲームを取り扱っている
- オフチェーン取引に対応していて、ガス代を気にすることなくNFTを売買することができる
- コインチェックで扱っている28種類の仮想通貨でNFTを購入可能
コインチェックNFTは、大手国内取引所「Coincheck(コインチェック)」が運営しているNFTプラットフォームです。
オフチェーン取引に対応していることからガス代を気にせずNFTを売買できる点が魅力ですが、取引を始める場合は事前にコインチェックでアカウント登録を済ませておく必要があります。
コインチェックはアプリダウンロード数国内No.1(※)の仮想通貨取引所で、貸仮想通貨サービスや仮想通貨の積立サービスなど関連サービスの豊富さに定評がある取引所です。※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
NFTに興味がある方は、コインチェック公式HPをチェックしてみてください。
コインチェックNFTの概要
まずはじめに、コインチェックNFTの概要について紹介します。
コインチェックNFTは、仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)が運営するNFTプラットフォームとして2021年3月にローンチしました。
トークン規格はNFTの発行によく用いられるイーサリアムで、CryptoSpells(クリプトスペルズ)やThe Sandbox(サンドボックス)など数種類のブロックチェーンゲームのアイテムをNFTとして取引することができます。
オフチェーン取引に対応している点が当プラットフォームの大きな特徴で、コインチェック内で購入できる多くの仮想通貨でNFTを売買可能です。
コインチェックNFTに興味がある方は、まずは運営元のCoincheck(コインチェック)公式サイトを確認して見て下さい。
コインチェックはユーザーへのサポートが手厚いため、仮想通貨投資初心者にも優しいシステムになっています。
コインチェックNFTの特徴
この項では、コインチェックNFTの特徴について紹介していきます。
他のNFTプラットフォームにはない独特なシステムとなっているので、気になる方は一度目を通しておくことをおすすめします。
- オフチェーン取引でガス代が不要
- コインチェック内で購入できる多くの通貨でNFTを取引できる
- 専用ウォレットで顧客資産を厳重に管理
オフチェーン取引でガス代が不要
現在流通しているほとんどのNFTは、イーサリアムという仮想通貨のブロックチェーン上で発行されています。
イーサリアムブロックチェーン上で発行されたNFTは、イーサリアムブロックチェーン内でそのまま取引することになり、その際に「ガス代」と呼ばれる手数料を支払わなければいけません。
イーサリアムのガス代はユーザー数に応じて高額になってしまうため、NFT市場が拡大中の今、ガス代の高騰が大きな問題となってしまっています。
コインチェックNFTの場合、NFTのやり取りをブロックチェーンに記録しない「オフチェーン」でおこなっているため、ガス代を支払うことなくNFTを売買することが可能です。
コインチェック内で購入できる多くの通貨でNFTを取引できる
NFTプラットフォーム内でNFTを購入する場合、仮想通貨が決済手段として採用されていますが、利用できる銘柄はイーサリアムを含むほんの数銘柄です。
コインチェックNFTの場合、運営元であるCoincheck(コインチェック)が取り扱っている10種類以上の仮想通貨を使って好みのNFTを購入することができます。
すでに仮想通貨取引を始めている方からしたら、投資用の資産をそのままNFT取引に転用できるため、柔軟に投資方法を変更できて最適なのではないでしょうか。
専用ウォレットで顧客資産を厳重に管理
コインチェックNFTは、NFT専用のウォレット内で顧客が預け入れた資産を厳重に保管します。
さらに、定期的にメンテナンスを実施することで、より頑丈なセキュリティ体制のもと、安心してNFT取引を利用可能です。
コインチェックNFTで取引を始める場合、運営元のCoincheck(コインチェック)でアカウント登録をおこなう必要があります。
コインチェックは取引所形式の手数料が無料のため、コストを抑えて仮想通貨を購入可能です。
取り扱っている仮想通貨の銘柄数も29種類と、仮想通貨投資をメインに考えている方も満足できるでしょう。
コインチェックNFTの取扱商品
ここでは、コインチェックNFTの取扱商品について紹介していきます。
2024年現在、コインチェックNFTが取り扱っているNFTゲームは全部で「24種類」です。
- CryptoSpells(クリプトスペルズ)
- The Sandbox(サンドボックス)
- NFTトレカ
- Sorare(ソラーレ)
- Meebits(ミービッツ)
- Decentraland
- Art Blocks
- Generativemasks
- Otherside
- Moonbirds
- 3D Generativemasks
- ENS(Ethereum Name Service)
- MAYC(Mutant Ape Yacht Club)
- NOT A HOTEL」
- GENSOKISHI ONLINE
- SEKAINOOWARIKARA(世界の終わりから)
- キャプテン翼
- ANREALAGE(アンリアレイジ)
- OASIS COMMUNITY PASS(OCP)
- Adventurer Genesis Collection(AGC)
- CEREZO OSAKA SUPPORTERS NFT
- LIFULL STAY MEMBERSHIP
- De:Lithe Last Memories(ディライズ ラストメモリーズ)
- Nine Chronicles M(ナインクロニクルズ エム)
CryptoSpells(クリプトスペルズ)
CryptoSpells(クリプトスペルズ)とは、東京都に本社を構えるCryptoGames株式会社によって2019年にリリースされたブロックチェーンゲームです。
遊び方は基本的なカードゲームと同じで、1対1で交互にカードを出し合いながら相手のライフを減らしていきます。
発行されているカードには「GOLD」「LEGEND」などのランクがあり、上位のランクになるにつれて発行枚数は少なくなっていきます。
コインチェックNFTでは、CryptoSpells(クリプトスペルズ)内で入手したカードを自由に売却可能です。
The Sandbox(サンドボックス)
The Sandbox(サンドボックス)とは、イーサリアムブロックチェーンをベースに開発されたブロックチェーンゲームです。
ゲームの舞台は「メタバース」と呼ばれる仮想空間で、ユーザーはメタバース内にいるキャラクターを操作することで自由にゲームを楽しむことができます。
ゲーム内で利用可能なトークン「SAND」は大手海外取引所Bainanceなどにすでに上場しており、その期待の高さが伺えます。
コインチェックNFTでは、メタバース内の土地となる「LAND」や作成したキャラクター及びアイテムを売買可能です。
NFTトレカ
NFTトレカとは、日本発のブロックチェーン企業である株式会社coinbookが提供しているブロックチェーンゲームです。
当ゲームで入手できるトレーディングカードはすべてブロックチェーン上で発行されているため、1枚1枚に固有の価値があります。
基本的には所有しているカードを鑑賞することで楽しむものですが、2021年4月にはNFTトレカで入手したカードをCryptoSpells(クリプトスペルズ)で利用できるコラボが実施されるなど、他ゲームでの利用シーンも広がりつつあります。
運営元の株式会社coinbookは愛知県を拠点に活動しているアイドルグループSKE48とのコラボを定期的に実施していて、それが話題になりました。
Sorare(ソラーレ)
Sorare(ソラーレ)は、2019年にリリースされたブロックチェーンゲームです。
基本的なルールは通常のトレーディングカードゲームと同じですが、現実のサッカーの戦績がゲームのスコアに影響を与えるという特徴があります。
海外サッカーが好きな方は、リアルタイムの試合を観戦しながらゲームをプレイすることで、よりゲームを楽しめるはずです。
コインチェックNFTでは、Sorareで入手したトレーディングカードをプラットフォーム内で売買することができます。
Meebits(ミービッツ)
Meebits(ミービッツ)は、CryptoPunks(クリプトパンク)のクリエイターチームとして有名なLarva Labsによって2021年にリリースされたNFTプロジェクトです。
プレイヤーはさまざまな個性を持つ3Dキャラクター「Meebits」のオーナーとして、自身の所有するキャラクターを仮想空間内で操作することができます。
その種類は大きく7つに分かれており、それぞれ発行数とレアリティが異なります。
コインチェックNFTでは、2021年11月からMeebitsの取り扱いを開始しました。
Decentraland
Decentralandは、カリフォルニアを拠点とする非営利団体「Decentraland Foundation」の開発するメタバースプラットフォームです。
すでに日本の企業もDecentraland上にNFTを活用したメタバースの文化都市「メタトーキョー」を作る構想も発表しています。
コインチェックNFTでNFTを売買する場合、事前に運営元のCoincheck(コインチェック)でアカウント登録をおこなう必要があります。
コインチェックはアプリダウンロード数が国内No.1の仮想通貨取引所で、サポートが充実しているため初心者でも比較的簡単に仮想通貨取引に参加可能ですのでまずはコインチェック公式サイトを確認してみて下さい。
コインチェックNFTに関するQ&A
続いて、コインチェックNFTに関するQ&Aを3つ紹介します。
これからNFTの取引に挑戦するという方は、ぜひ事前に目を通しておきましょう。
- コインチェックNFTで利用可能な通貨は?
- 出品されているアイテムはどの通貨でも購入できるの?
- スマートフォンアプリでNFT取引は利用できるの?
コインチェックNFTで利用可能な通貨は?
2024年2月現在、コインチェックNFTで利用可能な通貨は全部で28銘柄です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- パレットトークン(PLT)
- サンド(SAND)
- ポルカドット(DOT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- チリーズ(CHZ)
- チェーンリンク(LINK)
- ダイ(DAI)
- メイカー(MKR)
- ポリゴン(MATIC)
- イミューダブル(IMX)
- エイプコイン(APE)
- アクシーインフィニティ(AXS)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- アバランチ(AVAX)
- シバイヌ(SHIB)
なお、運営元のコインチェックで購入可能な全29銘柄の内、イーサリアムクラシック(ETC)はNFT取引には利用できないため、間違って取引しないよう注意してください。
出品されているアイテムはどの通貨でも購入できるの?
コインチェックNFTにて販売されているNFTは、出品時に指定された仮想通貨でしか取引することができません。
もし、購入したいアイテムが決まっているのであれば、事前に指定されている仮想通貨を確認したうえで、必要な金額を購入しましょう。
スマートフォンアプリでNFT取引は利用できるの?
Android版のコインチェックアプリであれば、NFT取引を利用可能です。
メタマスクへの連携機能がないため入庫のみ利用不可となっていますが、基本的な操作はウェブビューを経由して動かすことができます。
なお、iOS版のコインチェックアプリはNFT取引に未対応となっています。
公式サイトによるとiOS版でも対応予定とのことなので、当面の間はPCでNFT取引をするのが便利です。
コインチェックNFTの使い方・買い方
ここまでの解説を読んで、NFTの取引に興味を持った方は実際にコインチェックNFTでNFT投資に挑戦してみましょう。
最後に、コインチェックNFTの利用方法を紹介していきます。
事前準備
まずは、コインチェックNFTを利用する前にやっておくべき事前準備について紹介します。
コインチェックでアカウント作成
コインチェックNFTを利用する場合、運営元のCoincheck(コインチェック)でアカウント作成をする必要があります。
Coincheck(コインチェック)は国内No.1のダウンロード(※)数を誇る仮想通貨取引所で、国内最大級となる29種類の仮想通貨を購入することができます。※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
取引所形式の手数料が無料となっており、仮想通貨を売買する際のコストを抑えて投資にチャレンジすることが可能です。
メタマスクをインストール
コインチェックでアカウント作成が完了したら、NFTの管理や入庫・出庫に利用するウェブウォレットとして「メタマスク」をインストールしましょう。
メタマスクは世界最大手のウェブウォレットで、日本語サービスにも対応しているため、初心者でも簡単にサービスを利用可能です。
ちなみに、メタマスクはGoogle chromeの拡張機能やコインチェックNFTの公式サイト内から手軽にインストールすることができます。
メタマスクをコインチェックNFTに連携
メタマスクのインストールが完了したら、コインチェックNFTに連携しましょう。
コインチェックNFTへの連携は、公式サイト内で「Metamaskに接続」ボタンを押すだけ。
メタマスクのアドレスが公式サイト内に表示されれば、コインチェックNFTとの接続は完了です。
売却時の手続き
コインチェックNFTを利用する事前準備が終了したら、さっそく売却時の手続きを進めていきましょう。
コインチェックNFTにアイテムを入庫
まずは、メタマスクに保存していたNFTをコインチェックNFTに入庫します。
入庫の際に「入庫するNFTのゲームタイトル」と「Token ID」を入力する必要があるので、事前に確認しておきましょう。
NFTのToken IDは、「miime」または「Etherscan」というウェブサイトより確認することができます。
ちなみに、NFTをコインチェックNFTに入庫する際には、ガス代が発生するので注意してください。
条件を設定し出品登録
コインチェックNFTに入庫が完了したら、受け取る通貨と出品金額を設定したうえで出品登録をおこなえば手続きは完了です。
コインチェックNFTの場合、売却時に販売価格の10%が手数料として差し引かれるのでその金額を考慮して出品金額を設定すると良いでしょう。
購入時の手続き
購入時の手続きは比較的簡単です。
プラットフォーム内に出品されているNFTの中から、好みのアイテムを選択して購入するだけ。
この際、出品者が「受け取る通貨」に設定した通貨でしか購入することができないため、購入するアイテムを先に決めてから購入資金を用意するか、持っている仮想通貨で購入できるアイテムを探すようにすると良いでしょう。
冒頭で説明しましたが、コインチェックNFTで取引をする場合、始めに運営元であるCoincheck(コインチェック)でアカウント作成が必要です。
コインチェックは仮想通貨を使った関連サービスも豊富で、貸仮想通貨サービスや仮想通貨のステーキングなどさまざまな手段で仮想通貨を増やすことができますので、まずは公式サイトを確認して見て下さい。
コインチェックNFTとは?まとめ
今回は、日本初の仮想通貨取引所が運営するNFTプラットフォーム「コインチェックNFT」について紹介しました。
- コインチェックNFTとは、国内取引所コインチェックが運営しているNFTプラットフォーム
- CryptoSpellsをはじめさまざまなNFTゲームを取り扱っている
- オフチェーン取引に対応していて、ガス代を気にすることなくNFTを売買することができる
- コインチェックで購入可能な28種類の仮想通貨でNFTを購入可能
コインチェックNFTで取引を始めたい方は、まずは運営元の仮想通貨取引所Coincheck(コインチェック)でアカウント作成をする必要があります。
コインチェックは国内ダウンロード数No.1の仮想通貨取引所で、29種類の仮想通貨で投資にチャレンジすることができます。※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、データ協力:AppTweak
500円からビットコインを購入することができるため、投資資金をあまり用意できない方にも最適な取引所です。