仮想通貨USDD(Decentralized USD)とは?特徴や今後の見通し・将来性を徹底解説
ステーブルコインで有名な銘柄は、テザー(USDT)とUSDC(USD Coin)です。
2022年5月5日に、新たなステーブルコインである「USDD(Decentralized USD)」がローンチされました。
今回はの記事では、「USDD」の特徴や今後の予測について解説してきます。
- USDD(Decentralized USD)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコイン
- 非中央集権的にコントロールされているステーブルコイン
- 2022年5月5日ローンチされた
- トロン(TRON/TRX)を基盤とする分散型アルゴリズムを採用
- 最低担保比率は130%に設定されている
- 短期的な価格変動の調整方法
- 2022年10月から毎月アップデートを実施した
- USDDは、国内取引所での取り扱いはない
USDD(Decentralized USD)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコインです。
2022年5月5日にローンチされました。
USDDは、トロン(TRON/TRX)を基盤とする分散型アルゴリズムによって、価格が安定するように設計されています。
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USDDとは?
ステーブルコインで有名な銘柄は、テザー(USDT)とUSDC(USD Coin)です。
USDDの価格は、1ドルと連動しています。
USDDは、Decentralized USDであり、非中央集権的にコントロールされているステーブルコインです。
名称 | USDD(Decentralized USD) |
シンボル | USDD |
現在の価格(2023年11月現在) | (¥150.06=1ドル) |
時価総額(2023年11月現在) | ¥108,918,618,533 |
時価総額ランキング(2023年11月現在) | 68位 |
入手できる取引所 | 国内取引所:なし 海外取引所:ByBit,Bitget,KuCoin,Houbi Global |
詳細 | 公式サイト |
USDD(Decentralized USD)は、2022年5月にローンチされた、1ドルと連動したステーブルコインです。
USDDプロトコルは、非中央集権的に運営される永久的なシステムを提供することを目的としています。
USDDは、トロン(TRON/TRX)やビットコイン(BTC)、テザー(USDT)などの過剰担保によって担保されています。
担保資産の総額は流通するUSDDを大幅に上回り、担保率はDAIに求められる120%を大きく上回る130%に設定されています。
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USDDの特徴
次に、USDDの主な特徴を見ていきましょう。
- 最低担保比率は130%に設定されている
- 短期的な価格変動の調整
- 報酬について
最低担保比率は130%に設定されている
ステーブルコインのプロトコルの安全性は、その背景に十分な資産価値があるかどうかにかかっています。
USDDプロトコルで実装されたトロン(TRON/TRX)バーニングメカニズムをベースに、TRON DAO Reserveはビットコイン(BTC)やテザー(USDT)、トロン(TRON/TRX)といった流動性の高いデジタルアセットもプロトコルに導入し、オーバー担保を実現しています。
担保資産の総額は一貫して流通するUSDDの総額を大きく上回り、現在の最低担保比率は130%に設定されているのです。
応答性の高い金融政策メカニズムにより、比率は変動する準備資産の価値や市場の状況に基づいて、安定性を維持するために動的に調整されることになります。
さらに、すべての担保資産は公開されたオンチェーンアカウントに保管され、TRON DAO Reserveのウェブサイトに掲載することで完全な透明性が確保されています。
短期的な価格変動の調整
USDDプロトコルはTRONネットワーク上で動作します。
その中で、トロン(TRON/TRX)はネイティブトークンであり、USDDの価格変動に対する最も自然な防御策です。
USDDプロトコルでは、トロン(TRON/TRX)をUSDDの価格決定の基準通貨として使用しています。
USDDプロトコルは、以下の方法により市場の状況に関わらず、USDDの市場価格を目標価格付近に維持します。
ユーザーは、プロトコル内で1ドルを1ドル相当のTRXに交換することができる
ユーザーは、プロトコル上で1USD分のTRXを1USDに交換することができる
報酬について
TRONのSR(Super Representatives)は、USDDプロトコルのセキュリティと安定性を保証する極めて重要な役割を担っています。
具体的には、SRはDelegated Proof of Stake (DPoS) コンセンサスメカニズムに参加することでトロンネットワークを保護し、短期的な価格変動を吸収することでUSDDに安定性をもたらしています。
SRの長期的なインセンティブとして、USDDプロトコルでは、Stablecoin SwapやTRX-Stablecoin Swapで発生する手数料収入をSRに還元しています。
エコシステムの中で安定コインのスワップを行う際の固定手数料。
手数料率はスワッ プに関わる安定コインに依存する。
USDDはUSDDプロトコルで唯一のステーブルコインであるため、現段階ではトービン税は適用されず、より多くのステーブルコインが導入された後に適用されることになる。
USDDとTRX間の各スワップには、スプレッド手数料(最低でも0.5%)が発生する。
USDDプロトコルは、手数料率を自動的に調整することで、極端な市場の変動下でも安定性を維持。
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USDDの現在の価格動向
USDDの価格動向を確認はどのようになっているのでしょうか。
約1年半の価格推移を確認します。
TradingViewから引用します。
USDTを縦軸にすると、上記の通り1USDD=1USDTとなっています。
これは、1ドルとペッグしているステーブルコインのため、当然の結果です。
縦軸をJPYにすると、日本円の円安の通りの推移となります。
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USDDの今後の見通し・予想
USDDの今後の見通し・予想について解説します。
こちらは、USDDホワイトペーパーから引用します。
- USDD 2.0:ISS
- USDD 3.0:Moon
- USDD 4.0:Mars
USDD 2.0: ISS
2022年10月10日に、以下のようなUSDD分散型ネットワークのテストネットが稼動しました。
- USDDをサポートするTRON v5.0がプレリリース
- TRON v5.0をTRON Testnet(ShastaとNile)に展開
- TRON Testnet SRの価格フィードシステムのテストにOracleを導入
- TRONテストネットSRがUSDDの提案を決定、USDDテストネット正式スタート
USDD 3.0: Moon
2022年11月30日に、USDD分散型ネットワークが正式にリリースされており、その内容は以下の通りです。
- USDDをサポートするTRON v5.0がリリース
- USDDは、包括的な分散型造幣やスワップ、バーニングを実装
- 造幣・焼却の権利鋳造・焼却の権利は、TRONメインネットに委譲
USDD 4.0: Mars
2022年12月30日に、USDDメインネットが稼動しました。
その内容は以下の通りです。
- TRON SRがv5.0にアップデート
- TRON SRは、オラクルを配備して価格フィードを開始し、システムの安定性を確保する
- TRON SRは、VM提案、マーケット提案を含む提案を開始
- USDDメインネットが正式に稼働し、TRON DAO ReserveがUSDDの鋳造・燃焼の権利をTRONメインネットに委譲
USDDの買い方
ここでは、USDDの買い方について解説します。
- 国内取引所:BITPoint
- USDDを取り扱っている海外取引所
- 海外取引所への送金の流れ
国内取引所:BITPoint
取引所名称 | BITPoint(ビットポイント) |
取り扱い通貨数 | 22種類 |
取引手数料 | 取引所の手数料:無料 ※販売所で売買するとスプレッドの負担 |
入金手数料 | 即時入金:無料 銀行振込:無料 ※振込手数料は顧客負担 |
出金手数料 | 振込手数料を顧客が負担 |
提供サービス | 現物取引 つみたて レンディング ステーキング |
公式サイト | BITPointの公式サイト |
関連記事 | BItPointの評判 |
BITPointはBITPointジャパンが運営する仮想通貨(暗号資産)取引所で、SBIホールディングスの子会社です。
取引手数料や入金手数料が無料であるため、低コストで取引できます。
マイナー通貨の取り扱いが多いこともBITPointの特色の一つで、豊富なNFT関連の通貨も取り扱っています。
現物取引以外にもつみたてや仮想通貨の貸し付けサービスであるレンディング、仮想通貨ADAのステーキングなど幅広いサービスを提供しています。
興味がある人はBITPointの公式サイトにてご確認ください。
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USDD取り扱っている海外取引所
USDD取り扱っている海外取引所は、以下の通りです。
- ByBit
- Bitget
- KuCoin
- Houbi Global
海外取引所への送金の流れ
海外取引所への送金は、以下の流れになります。
- 国内取引所にアカウントをつくる
- 国内取引所で、仮想通貨を入手する
- 海外の取引所にアカウントをつくり、アドレスに入手した仮想通貨を送金する
- 海外の取引所で、仮想通貨建てで、「USDD」を取引する
USDDに関するQ&A
ここまでで、USDDの特徴や価格動向、今後の見通しについて解説してきました。
最後のパートでは、よくある質問をQ&A形式で紹介します。
取り上げる質問は、以下の3つです。
- USDDの安全性は大丈夫でしょうか
- USDD/USDチャートはどのような推移でしょうか
- USDDはDEXでの取引は可能でしょうか
USDDの安全性は大丈夫でしょうか
USDDの安全性については、特徴のパートで触れております。
しかし、仮想通貨全てに当てはまりますが、100%安全と言い切れるものではありません。
USDDと同様に、アルゴリズム型のステーブルコインTerraUSD(UST)があります。
TerraUSD(UST)は、Terra(LUNA)とペッグさせたステーブルコインです。
2022年5月にTerraUSD(UST)とドルのペッグ外れ、仮想通貨全体の大暴落に繋がりました。
このような可能性は、USDDに対しても否定する根拠は乏しいため、あくまでも自己責任での判断が必要です。
USDD/USDチャートはどのような推移でしょうか
TradingViewから引用します。
USDD/USDチャートは以下の通りです。
おおよそ1USDD=1USDで推移していますが、2022年5月12日に少し下落しています。
これは、TerraUSD(UST)の下落に伴う影響と推測されています。
USDDはDEXでの取引は可能でしょうか
はい、可能です。
DEX(分散型取引所)である、PancakeSwapやUniswapで取引が可能です。
USDDのまとめ
USDDの特徴や価格動向、今後の見通し、Q&Aについて解説してきました。
USDDは、2022年5月5日にローンチされた、価格が1ドルと連動しているステーブルコインです。
価格維持は、トロン(TRON/TRX)を基盤とする分散型アルゴリズムを採用されています。
- USDD(Decentralized USD)は、価格が1ドルと連動しているステーブルコインである
- 非中央集権的にコントロールされているステーブルコインである
- 2022年5月5日ローンチされた
- トロン(TRON/TRX)を基盤とする分散型アルゴリズムを採用している
- 最低担保比率は130%に設定されている
- 短期的な価格変動の調整方法
- 2022年10月から毎月アップデートが予定されている
- USDDは、国内取引所での取り扱いはないため、海外取引所で取引する必要がある
USDD(Decentralized USD)の仕組みに興味があり、決済通貨として保有を検討されている方は、BITPointの公式サイトチェックしてみてください。
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